JPH0648547U - めん棒 - Google Patents
めん棒Info
- Publication number
- JPH0648547U JPH0648547U JP9121792U JP9121792U JPH0648547U JP H0648547 U JPH0648547 U JP H0648547U JP 9121792 U JP9121792 U JP 9121792U JP 9121792 U JP9121792 U JP 9121792U JP H0648547 U JPH0648547 U JP H0648547U
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- JP
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- Prior art keywords
- spreading roller
- eccentric body
- rolling
- dough
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 支持軸に展延ローラを回動自在に配設し、該
支持軸の両端部に握柄体を固着し、該支持軸の展延ロー
ラと各握柄体との間に偏心体を固着し、該偏心体に転動
リングを回動自在に配設してなる。 【効果】 転動リングを台等の上で転動させながら生地
をのばすことにより、生地を一定の厚さにのばすことが
できる。
支持軸の両端部に握柄体を固着し、該支持軸の展延ロー
ラと各握柄体との間に偏心体を固着し、該偏心体に転動
リングを回動自在に配設してなる。 【効果】 転動リングを台等の上で転動させながら生地
をのばすことにより、生地を一定の厚さにのばすことが
できる。
Description
【0001】
本考案は例えばクッキーやパイ等の生地を延ばす際に用いられるめん棒に関す るものである。
【0002】
クッキーの作り方としては、例えば先ずボール内に室温でもどしたバターを入 れ、バターを白くなるまで充分に練り、練った後に砂糖を二回位に分けて加え、 混ぜ合わせ、とき卵を少しずつ入れて練り、バニラエッセンスを少々加え、ふる った小麦粉を三回程度に分けて入れ、混ぜ合わせ、このようにしてできた生地を まとめて容器に入れ、冷蔵庫で三〇分程休ませ、その後に冷蔵庫から生地を取り 出して台の上に載せ、この生地をめん棒を用いて例えば3mmの厚さにのばし、 抜き型を用いて所望形状に型抜きし、サラダ油を塗った天板に並べて、ガスオー ブン等により約170度で八分程度焼き、出来上がりとなる。
【0003】
しかしながら上記生地をのばす際に用いる従来のめん棒は、単なるローラ棒で あるため、生地の厚さは人の力の入れ加減に大きく左右され、このため所望の一 定厚さに生地をのばすことが極めて困難であるとともに生地の厚さが不揃いにな り易く、この生地の厚さの不揃いにより奇麗な形に出来なかったり、型抜きの際 に生地が抜けにくかったり、焼きむらが生じ、所望の高品質のクッキーを作るこ とが非常に困難なものとなり、家庭において簡単にクッキーやパイを作ることが できない原因になっているという不都合を有している。
【0004】
本考案はこのような課題を解決することを目的とするもので、その要旨は、支 持軸に展延ローラを回動自在に配設し、該支持軸の両端部に握柄体を固着し、該 支持軸の展延ローラと各握柄体との間に偏心体を固着し、該偏心体に転動リング を回動自在に配設して構成したことを特徴とするめん棒にある。
【0005】 この際転動リングの周面と上記展延ローラの外周面との距離を表示可能な表示 手段を配設することが望ましい。
【0006】
台等にクッキー等の生地を載せ、両手で握柄体を握り、展延ローラを生地の上 に当てがい、転動リングを台等上で動させると、展延ローラの軸線と偏心体の軸 線とが偏心しているため、偏心体の回動位置に応じて展延ローラの外周面と台等 との距離が設定され、転動リングを台等の上で転動しても偏心体の回動位置を変 えない限り、展延ローラの外周面と台等との距離は一定に保持されるため、転動 リングを台等の上で転動させながら生地を所定の一定の厚さにのばすことができ る。
【0007】
図1乃至図8は本考案の実施例を示し、図1乃至図5は第一実施例、図6乃至 図8は第二実施例である。
【0008】 図1乃至図5の第一実施例において、1は支持軸であって、ステンレス丸棒等 により製作される。
【0009】 2は展延ローラであって、この場合アルミパイプの表面に生地Wの付着を防ぐ 特殊フッソ樹脂表面コーティングを施した筒体2aと、筒体2aの両端部に嵌着 固定された樹脂製の支持側板2bからなり、支持側板2bに上記支持軸1に遊挿 通される挿通穴2cが形成され、支持軸1に対して展延ローラ2を回動自在に取 り付けている。
【0010】 3は握柄体であって、この場合樹脂により製作され、支持軸1の両端部に嵌着 固定されている。
【0011】 4は偏心体であって、この場合合成樹脂により製作され、この偏心体4の中心 Oに対して所定偏心量e、この場合4mmだけ偏心した偏心穴4aが形成されて おり、支持軸1の展延ローラ2と各握柄体3との間に位置し、偏心穴4aに支持 軸1を圧入固着してなり、よって支持軸1及び握柄体3並びに偏心体4の三部材 は一体的に連結されている。
【0012】 5は転動リングであって、この場合合成樹脂により製作され、上記偏心体4に 上記偏心体4の中心Oを軸線とする軸受部4bを形成し、この軸受部4bに転動 リング5を回動自在に取り付けて構成している。
【0013】 6は表示手段であって、この場合偏心体4の外側面に表示面6aを形成し、こ の表示面6aに、転動リング5の周面と上記展延ローラ2の外周面との距離Lを 表示する0から8の厚さ目盛7を付設してなる。
【0014】 この第一実施例は上記構成であるから、台M等にクッキー等の生地Wを載せ、 両手で握柄体3を握り、展延ローラ2を生地Wの上に当てがい、転動リング5を 台等M上で転動させることにより生地Wを展延ローラ2によってのばすことがで き、この際に展延ローラ2の軸線Pと偏心体4の軸線Oとが偏心しているため、 偏心体4の回動位置に応じて展延ローラ2の外周面と台M等との距離Lが設定さ れ、転動リング5を台M等の上で転動しても偏心体4の回動位置を変えない限り 、展延ローラ2の外周面と台M等との距離Lは一定に保持されるため、転動リン グ5を台等Mの上で転動させながら生地Wをのばすことにより、生地Wを一定の 厚さにのばすことができ、又、握柄体3を回動して偏心体4の回動位置を変える ことにより展延ローラ2の外周面と台M等との距離Lを可変設定でき、従って、 生地Wを所定の厚さにして一定の均一な厚さに簡単かつ能率良くのばすことがで き、極めて実用効果の優れたものとなる。
【0015】 またこの場合偏心体4に転動リング5の周面と展延ローラ2の外周面との距離 Lを表示可能な表示手段6が設けられているから、例えば図3の如く、希望する 生地の厚さが8mmの場合、厚さ目盛7の8の数字が偏心体4の真上に位置する ように握柄体3を回して偏心体4を回動位置させると、図4の如く展延ローラ2 の外周面と台M等との距離Lは8mmとなり、よってその希望する8mmの厚さ で均一な厚さに簡単に生地Wをのばすことができ、また生地Wののばし始めは厚 く設定してのばし、徐々に所定の厚さにのばして行くような場合にも、次第に握 柄体3を回して偏心体4を回動位置させるだけで可能となり、それだけ能率良く かつ良好に生地Wをのばすことができる。
【0016】 またこの場合展延ローラ2の筒体2aの表面に特殊フッソ樹脂表面コーティン グを施してあるから生地Wの付着を防ぐことができ、このためとり粉、打ち粉等 の不純物の使用を抑制でき、おいしいクッキー等を作ることができる。
【0017】 図6乃至図8の第二実施例は上記表示手段6の別例構造を示し、この場合上記 偏心体4の外側面に気泡Dを存して液体Kを封入した気泡リング8を取付け、気 泡リング8の周面に転動リング5の周面と上記展延ローラ2の外周面との距離L を表示する0から8の厚さ目盛7を付設し、気泡Dが位置する箇所に希望する厚 さ目盛7を回動位置することにより展延ローラ2の外周面と台M等との距離Lを 設定できるように構成したものである。
【0018】 この第二実施例にあっても、上記第一実施例と同様な作用効果を得ることがで きる。
【0019】 尚、本考案は上記実施例に限られるものではなく、展延ローラ2や偏心体4の 構造等は適宜変更して設計されるものである。
【0020】
本考案は上述の如く、展延ローラの軸線と偏心体の軸線とが偏心しているため 、偏心体の回動位置に応じて展延ローラの外周面と台等との距離が設定され、転 動リングを台等の上で転動しても偏心体の回動位置を変えない限り、展延ローラ の外周面と台等との距離は一定に保持されるため、転動リングを台等の上で転動 させながら生地をのばすことにより、生地を一定の厚さにのばすことができ、か つ握柄体を回動して偏心体の回動位置を変えることにより展延ローラの外周面と 台等との距離を可変設定でき、従って、生地を所定の厚さにして一定の均一な厚 さに簡単かつ能率良くのばすことができ、極めて実用効果の優れたものとなる。
【0021】 また転動リングの周面と展延ローラの外周面との距離を表示可能な表示手段が 設けられているから、希望する厚さで均一な厚さに簡単に生地をのばすことがで き、それだけ能率良くかつ良好に生地をのばすことができる。
【0022】 以上、所期の目的を充分達成することができる。
【図1】本考案の第一実施例の使用状態図である。
【図2】図1で示す本考案の第一実施例の分解斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1で示す本考案の第一実施例の横面図であ
る。
る。
【図4】図1で示す本考案の第一実施例の横断面図であ
る。
る。
【図5】図1で示す本考案の第一実施例の部分縦断面図
である。
である。
【図6】本考案の第二実施例の部分斜視図である。
【図7】図6で示す本考案の第二実施例の部分分解斜視
図である。
図である。
【図8】図6で示す本考案の第二実施例の部分縦断面図
である。
である。
W 生地 1 支持軸 2 展延ローラ 3 握柄体 4 偏心体 5 転動リング 6 表示手段
Claims (2)
- 【請求項1】 支持軸に展延ローラを回動自在に配設
し、該支持軸の両端部に握柄体を固着し、該支持軸の展
延ローラと各握柄体との間に偏心体を固着し、該偏心体
に転動リングを回動自在に配設して構成したことを特徴
とするめん棒。 - 【請求項2】上記転動リングの周面と上記展延ローラの
外周面との距離を表示可能な表示手段を配設してなる請
求項1記載のめん棒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121792U JPH0729958Y2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | めん棒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121792U JPH0729958Y2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | めん棒 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648547U true JPH0648547U (ja) | 1994-07-05 |
JPH0729958Y2 JPH0729958Y2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=14020261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9121792U Expired - Lifetime JPH0729958Y2 (ja) | 1992-12-14 | 1992-12-14 | めん棒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0729958Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-14 JP JP9121792U patent/JPH0729958Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0729958Y2 (ja) | 1995-07-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |