JPH064848Y2 - ぶどうの皮剥き器 - Google Patents
ぶどうの皮剥き器Info
- Publication number
- JPH064848Y2 JPH064848Y2 JP1991000549U JP54991U JPH064848Y2 JP H064848 Y2 JPH064848 Y2 JP H064848Y2 JP 1991000549 U JP1991000549 U JP 1991000549U JP 54991 U JP54991 U JP 54991U JP H064848 Y2 JPH064848 Y2 JP H064848Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- grape
- handle portion
- handle
- skin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Food-Manufacturing Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ぶどうの表皮を肉質部
から取り除くための皮剥き器に関する。
から取り除くための皮剥き器に関する。
【0002】
【考案が解決しようとする課題】例えば巨峰やマスカッ
トなどの比較的粒の大きなぶどうを食べる際、従来では
手で一粒ごと表皮を剥いて、中の肉質部を取り出してい
るが、以上の方法では表皮を剥くのに手間と時間がかか
るし、手にぶどうの汁が付いて、手がベタつくく等の不
具合があるし、特に幼児にあっては、皮を美しく剥ぎ取
るのが難しいものである。
トなどの比較的粒の大きなぶどうを食べる際、従来では
手で一粒ごと表皮を剥いて、中の肉質部を取り出してい
るが、以上の方法では表皮を剥くのに手間と時間がかか
るし、手にぶどうの汁が付いて、手がベタつくく等の不
具合があるし、特に幼児にあっては、皮を美しく剥ぎ取
るのが難しいものである。
【0003】本考案は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、手を汚すことなくぶど
うの表皮を簡単且つ美しく剥くことの出来る皮剥き器を
提供するにある。
であって、目的とするところは、手を汚すことなくぶど
うの表皮を簡単且つ美しく剥くことの出来る皮剥き器を
提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本考案は、柄部
1と該柄部1の長さ方向一端側に設ける刃部2とから成
り、該刃部2を、前記柄部1に対し外方に所定の曲率半
径で膨出する円弧状とし、且つ前記刃部2の先端部にぶ
どうの表皮と肉質部との境界部に突入可能とした突入部
5を設けていることを特徴とするものである。
1と該柄部1の長さ方向一端側に設ける刃部2とから成
り、該刃部2を、前記柄部1に対し外方に所定の曲率半
径で膨出する円弧状とし、且つ前記刃部2の先端部にぶ
どうの表皮と肉質部との境界部に突入可能とした突入部
5を設けていることを特徴とするものである。
【0005】柄部1と刃部2との連結部には、前記柄部
1の操作側表面に対し裏面側に凹入する段差部7を設け
てもよい。
1の操作側表面に対し裏面側に凹入する段差部7を設け
てもよい。
【0006】
【作用】本考案によれば、軸からもぎ取った一粒の実の
表皮に形成される前記軸との連結部の開口部から前記刃
部2先端の突入部5を挿入して、該刃部2を前記表皮S
の内面に沿って刺し込んだ後、ぶどうの実を回転させる
だけで、前記刃部2を介して前記表皮Sを肉質部Tから
確実に剥離させることが出来るのである。
表皮に形成される前記軸との連結部の開口部から前記刃
部2先端の突入部5を挿入して、該刃部2を前記表皮S
の内面に沿って刺し込んだ後、ぶどうの実を回転させる
だけで、前記刃部2を介して前記表皮Sを肉質部Tから
確実に剥離させることが出来るのである。
【0007】また前記柄部1と刃部2との連結部に前記
段差部7を設けることにより、前記刃部2を伝って流れ
てくるぶどうの汁を前記段差部7で切って、前記柄部1
側に流れるのを防止することが出来る。
段差部7を設けることにより、前記刃部2を伝って流れ
てくるぶどうの汁を前記段差部7で切って、前記柄部1
側に流れるのを防止することが出来る。
【0008】
以下、本考案にかかるぶどうの皮剥き器を図面に示す実
施例に従って説明する。
施例に従って説明する。
【0009】図に示す皮剥き器はステンレス板から形成
したもので、基本的には手で握って操作する柄部1と、
該柄部1の長さ方向一端に一体形成する刃部2とから成
り、前記柄部1は、手の親指と人差し指で挾持可能な程
度の幅を持つ細幅のプレート状に形成すると共に、該柄
部1の長さ方向他端側には、フォーク部3を形成してい
る。
したもので、基本的には手で握って操作する柄部1と、
該柄部1の長さ方向一端に一体形成する刃部2とから成
り、前記柄部1は、手の親指と人差し指で挾持可能な程
度の幅を持つ細幅のプレート状に形成すると共に、該柄
部1の長さ方向他端側には、フォーク部3を形成してい
る。
【0010】前記刃部2は、前記柄部1の長手方向に延
び、且つ該柄部1における手の親指の載置面となる操作
側表面P1方向に向かって所定の曲率半径で膨出する円
弧状に形成すると共に、平面から見ても該刃部2の長さ
方向中間部を、その長さ方向両端部よりも前方に膨出す
る円弧状に形成して、該刃部2の前方側側縁に主刃4を
形成している。
び、且つ該柄部1における手の親指の載置面となる操作
側表面P1方向に向かって所定の曲率半径で膨出する円
弧状に形成すると共に、平面から見ても該刃部2の長さ
方向中間部を、その長さ方向両端部よりも前方に膨出す
る円弧状に形成して、該刃部2の前方側側縁に主刃4を
形成している。
【0011】また前記刃部2の先端部周縁を円弧状に形
成して、該刃部2の先端部に、ぶどうの表皮と該表皮に
包まれた肉質部との境界部に突入可能とした突入部5を
設けると共に、該突入部5の周縁に補助刃6を形成して
いる。
成して、該刃部2の先端部に、ぶどうの表皮と該表皮に
包まれた肉質部との境界部に突入可能とした突入部5を
設けると共に、該突入部5の周縁に補助刃6を形成して
いる。
【0012】また図に示す実施例では、図4に概略的に
示すごとく、前記刃部2における前記主刃4とは反対側
側縁から前記主刃4の形成側側縁に向かって前記操作側
表面P1の上方に所定角度θ傾斜させている。
示すごとく、前記刃部2における前記主刃4とは反対側
側縁から前記主刃4の形成側側縁に向かって前記操作側
表面P1の上方に所定角度θ傾斜させている。
【0013】また図に示す実施例では、前記柄部1と刃
部2との連結部には、前記柄部1の操作側表面P1に対
し裏面P2側に向かって断面略U字状に凹入する段差部
7を設けている。
部2との連結部には、前記柄部1の操作側表面P1に対
し裏面P2側に向かって断面略U字状に凹入する段差部
7を設けている。
【0014】次に以上の構成からなる皮剥き器の使用方
法を説明する。
法を説明する。
【0015】先ず軸からもぎ取った一粒の実の表皮Sに
は、前記軸との連結部が一部剥離して開口部Wが形成さ
れるので、図3に示すように、かかる開口部Wから前記
刃部2先端の突入部5を挿入して、該刃部2を前記表皮
Sの内面に沿って刺し込むのである。そしてぶどうの実
を回転させて、前記主刃4で前記表皮Sを肉質部Tから
剥離させた後、前記刃部2をぶどうの実から引き抜き、
続いて前記表皮Sの前記開口部Wとは反対側を手で摘め
ば、袋状となっている前記表皮S内から前記肉質部Tが
前記開口部Wを介して押し出されるのである。
は、前記軸との連結部が一部剥離して開口部Wが形成さ
れるので、図3に示すように、かかる開口部Wから前記
刃部2先端の突入部5を挿入して、該刃部2を前記表皮
Sの内面に沿って刺し込むのである。そしてぶどうの実
を回転させて、前記主刃4で前記表皮Sを肉質部Tから
剥離させた後、前記刃部2をぶどうの実から引き抜き、
続いて前記表皮Sの前記開口部Wとは反対側を手で摘め
ば、袋状となっている前記表皮S内から前記肉質部Tが
前記開口部Wを介して押し出されるのである。
【0016】しかして前記刃部2が平面から見てその長
さ方向中間部が、長さ方向両端部よりも前方に膨出する
円弧状に形成されているので、前記のごとく刃部2によ
り前記表皮Sを肉質部Tから剥離させる際、前記刃部2
に形成した主刃4が、ぶどうの表皮S及び肉質部Tに対
して傾斜した状態で押し進められるので、該主刃4によ
る前記肉質部Tからの前記表皮Sの剥離が円滑に行われ
るのである。
さ方向中間部が、長さ方向両端部よりも前方に膨出する
円弧状に形成されているので、前記のごとく刃部2によ
り前記表皮Sを肉質部Tから剥離させる際、前記刃部2
に形成した主刃4が、ぶどうの表皮S及び肉質部Tに対
して傾斜した状態で押し進められるので、該主刃4によ
る前記肉質部Tからの前記表皮Sの剥離が円滑に行われ
るのである。
【0017】また前記刃部2における前記主刃4とは反
対側側縁から前記主刃4の形成側側縁に向かって前記操
作側表面P1の上方に所定角度θ傾斜させているので、
前記のごとく刃部2により前記表皮Sを肉質部Tから剥
離させる際、前記刃部2に形成した主刃4が、前記表皮
Sの内面に常に摺接する形となるので、前記肉質部Tが
前記表皮Sから確実に剥離され、該表皮Sの内面に肉質
部Tが一部残るようなことはない。
対側側縁から前記主刃4の形成側側縁に向かって前記操
作側表面P1の上方に所定角度θ傾斜させているので、
前記のごとく刃部2により前記表皮Sを肉質部Tから剥
離させる際、前記刃部2に形成した主刃4が、前記表皮
Sの内面に常に摺接する形となるので、前記肉質部Tが
前記表皮Sから確実に剥離され、該表皮Sの内面に肉質
部Tが一部残るようなことはない。
【0018】一方、以上のごとく表皮Sを肉質部Tから
剥ぎ取る際に出るぶどうの汁は、図3において矢印Xで
示すように前記刃部2から前記段差部7に伝ってくる
が、該段差部7が前記柄部1の操作側表面P1に対し裏
面P2側に向かって断面略U字状に凹入しているので、
皮剥き作業時においては前記柄部1側に伝わることな
く、図3に示すように前記段差部7から下方に流れ落ち
るのであって、従って前記柄部1を握っている手を汚す
虞がない。
剥ぎ取る際に出るぶどうの汁は、図3において矢印Xで
示すように前記刃部2から前記段差部7に伝ってくる
が、該段差部7が前記柄部1の操作側表面P1に対し裏
面P2側に向かって断面略U字状に凹入しているので、
皮剥き作業時においては前記柄部1側に伝わることな
く、図3に示すように前記段差部7から下方に流れ落ち
るのであって、従って前記柄部1を握っている手を汚す
虞がない。
【0019】
【考案の効果】以上のごとく、本考案は、柄部1と該柄
部1の長さ方向一端側に設ける刃部2とから成り、該刃
部2を、前記柄部1に対し外方に所定の曲率半径で膨出
する円弧状とし、且つ前記刃部2の先端部にぶどうの表
皮と肉質部との境界部に突入可能とした突入部5を設け
たことにより、軸からもぎ取ったぶどうの一粒の実の表
皮に形成される前記軸との連結部の開口部から前記刃部
2先端の突入部5を挿入して、該刃部2を前記表皮Sの
内面に沿って刺し込んだ後、ぶどうの実を回転させるだ
けで、前記表皮Sを肉質部Tから確実に剥離させること
が出来、従って前記表皮を前記開口部とは反対側を手で
摘むだけで、袋状となっている前記表皮内から前記肉質
部を簡単に押し出して食することが出来るのである。
部1の長さ方向一端側に設ける刃部2とから成り、該刃
部2を、前記柄部1に対し外方に所定の曲率半径で膨出
する円弧状とし、且つ前記刃部2の先端部にぶどうの表
皮と肉質部との境界部に突入可能とした突入部5を設け
たことにより、軸からもぎ取ったぶどうの一粒の実の表
皮に形成される前記軸との連結部の開口部から前記刃部
2先端の突入部5を挿入して、該刃部2を前記表皮Sの
内面に沿って刺し込んだ後、ぶどうの実を回転させるだ
けで、前記表皮Sを肉質部Tから確実に剥離させること
が出来、従って前記表皮を前記開口部とは反対側を手で
摘むだけで、袋状となっている前記表皮内から前記肉質
部を簡単に押し出して食することが出来るのである。
【0020】また柄部1と刃部2との連結部に、前記柄
部1の操作側表面に対し裏面側に凹入する段差部7を設
けることにより、皮剥き作業時、前記刃部2を伝ってく
るぶどうの汁を前記段差部7で断ち切って、前記柄部1
側に伝わるのを防止することが出来るので、該柄部1を
握る手が汚れる虞がない。
部1の操作側表面に対し裏面側に凹入する段差部7を設
けることにより、皮剥き作業時、前記刃部2を伝ってく
るぶどうの汁を前記段差部7で断ち切って、前記柄部1
側に伝わるのを防止することが出来るので、該柄部1を
握る手が汚れる虞がない。
【図1】本考案にかかるぶどうの皮剥き器の一実施例を
示す平面図
示す平面図
【図2】前記皮剥き器の背面図
【図3】前記皮剥き器の一部を省略して示す正面図
【図4】図1のY−Y線断面図
1 柄部 2 刃部 5 突入部 7 段差部
Claims (2)
- 【請求項1】 柄部1と該柄部1の長さ方向一端側に設
ける刃部2とから成り、該刃部2を、前記柄部1に対し
外方に所定の曲率半径で膨出する円弧状とし、且つ前記
刃部2の先端部にぶどうの表皮と肉質部との境界部に突
入可能とした突入部5を設けていることを特徴とするぶ
どうの皮剥き器。 - 【請求項2】 柄部1と刃部2との連結部に、前記柄部
1の操作側表面に対し裏面側に凹入する段差部7を設け
ている請求項1記載のぶどうの皮剥き器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991000549U JPH064848Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | ぶどうの皮剥き器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991000549U JPH064848Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | ぶどうの皮剥き器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103821U JPH04103821U (ja) | 1992-09-08 |
JPH064848Y2 true JPH064848Y2 (ja) | 1994-02-09 |
Family
ID=31727307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991000549U Expired - Lifetime JPH064848Y2 (ja) | 1991-01-11 | 1991-01-11 | ぶどうの皮剥き器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064848Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509744U (ja) * | 1973-05-23 | 1975-01-31 | ||
JPS5648599B2 (ja) * | 1977-01-12 | 1981-11-17 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5648599U (ja) * | 1979-09-18 | 1981-04-30 |
-
1991
- 1991-01-11 JP JP1991000549U patent/JPH064848Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS509744U (ja) * | 1973-05-23 | 1975-01-31 | ||
JPS5648599B2 (ja) * | 1977-01-12 | 1981-11-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103821U (ja) | 1992-09-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |