JPH0648313B2 - 核燃料棒の充填装置 - Google Patents

核燃料棒の充填装置

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JPH0648313B2
JPH0648313B2 JP1147479A JP14747989A JPH0648313B2 JP H0648313 B2 JPH0648313 B2 JP H0648313B2 JP 1147479 A JP1147479 A JP 1147479A JP 14747989 A JP14747989 A JP 14747989A JP H0648313 B2 JPH0648313 B2 JP H0648313B2
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照夫 柴田
明 後藤
光 石川
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動力炉・核燃料開発事業団
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、核燃料棒の核燃料ペレットの充填装置に係
り、特に、軸方向に富化度分布のある核燃料棒を製造す
るための自動充填装置に関する。
なお、この明細書中で「富化度」とは、235 Uあるいは
239 Pu、241 Puまたはこれらの合計がペレット中の
U、Puに占める割合を言う。
〔従来の技術〕
一般に、原子炉においては燃料の経済性向上及び炉内出
力の核燃料棒の軸方向分布の平坦化等のため、各領域ご
とに核燃料ペレットに含まれる核分裂性物質の割合の異
なる核燃料ペレットを充填した軸方向に富化度分布のあ
る核燃料棒が使用されている。
第11図は軸方向に富化度分布のある核燃料棒の一例と
して2富化度3領域核燃料棒の断面を示す図で、50は
被覆管、51は下部高富化度ペレット、52は低富化度
ペレット、53は上部高富化度ペレット、54は下部ス
プリング、55は上部スプリング、56は上部端栓、5
7は下部端栓である。
図において、核燃料棒は下部を下部端栓57で溶接した
被覆管50内に下部スプリング54、下部高富化度ペレ
ット51、低富化度ペレット52、上部高富化度ペレッ
ト53及び上部スプリング55をそれぞれ所定数充填
し、上部端栓56を被覆管50上部に溶接している。
プルトニウムを使用する核燃料棒はプルトニウムの飛散
を防止するために、グローブボックスという包蔵性を持
つ容器内で被覆管に核燃料ペレットを充填する。
第12図は従来の核燃料棒充填装置を示す説明図、第1
3図は管口マスク付被覆管を示す図で、60は管口マス
ク付被覆管、61はグローブボックス、62は高富化度
ペレット、63はビニール袋、64は移載用V溝皿、6
5は測長部、66は重量測定部、67は管口マスクであ
る。
従来、軸方向に富化度分布のある核燃料棒の製造は第1
2図に示す充填装置で行っている。核燃料ペレットを充
填する被覆管は長さが約4mあり、第13図に示すよう
に一端に下部端栓を溶接し、他端には充填中に管口部の
汚染を防止するための管口マスク67が取り付けられて
いる。従来の充填装置はこの管口マスク付被覆管60は
自動搬送できる構造ではなく、グローブボックス61に
取り付けたプルトニウムの飛散を防止するためのビニー
ル袋63を介して管口マスク付被覆管61を手作業でグ
ローブボックス61に挿入する。一つのグローブボック
ス61内には高富化度ペレット62と低富化度ペレット
52の2種類が準備され、それぞれのペレットは管口マ
スク付被覆管60に充填されるためにペレットを移載用
V溝皿64に載せて移動させ、測長部65及び重量測定
部66で長さの調整及び重量の測定を手作業で行い、こ
れらの富化度の異なるペレットを充填順序に配列して、
管マスク付被覆管60に手作業で充填している。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、一つのグローブボックス内で同じ形状の2
種類の核燃料ペレットを取り扱うため、長さの調整や重
量測定の過程で異なる富化度の核燃料ペレットが混入す
る恐れがあり、また混入するとその核燃料ペレットは目
視で確認ができないため、充填及び上部端栓溶接が完了
したあとの非破壊検査で発見されると全てが回収品とな
ってしまう。
また、管口マスク付被覆管をグローブボックスに取り付
けるために時間を要し、連続的な充填ができないととも
に管口マスクを破損する恐れがある。
このように、軸方向に富化度分布のある核燃料棒の製造
はほとんどが手作業であるため、その製造に時間を要し
て非能率であるとともに、作業者の被爆が問題となって
おり自動化が望まれている。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、異富化度
のペレットをグローブボックス内の別々のラインで長さ
を調整し相互の領域に混入することを防止して確実性を
図り、核燃料長さの調整から充填までを自動化し、省力
化および能率の向上を図るとともに作業員の被爆を防止
することのできる核燃料棒の充填装置を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、被覆管内を複数の領域に分割し、少なくとも
一領域内では同一富化度の核燃料ペレットを被覆管へ充
填する装置において、富化度ごとに対応して所定間隔毎
に設けられ、所定長さ、所定重量のペレット列を形成し
て一度に被覆管複数本分のペレット列を供給する複数の
ペレット供給手段と、駆動源により間欠送りされ、各ペ
レット供給手段間の間隔と同一間隔で設けられて各ペレ
ット供給手段と対向した位置において異なる富化度のペ
レット列が整列して供給される複数の整列ペレット受け
手段と、整列ペレット受け手段からペレット列が供給さ
れる充填用ペレット受け手段と、充填用ペレット受け手
段に収納されているペレット列を複数の被覆管へ同時に
充填する充填手段とを備えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、被覆管内を複数の領域に分割して異富化度の
核燃料ペレットを被覆管へ充填するに際し、異富化度の
核燃料ペレット専用のペレット供給機構をそれぞれグロ
ーブボックス内に設置し、そのグローブボックスを並列
に配置し、各ペレット供給機構内で各領域ごとのペレッ
ト列の長さの調整と重量測定を行い、順次ペレット供給
機構からペレット充填位置へ移動する整列V溝皿に異富
化度のペレット列の誤挿入防止ストッパを介して異富化
度のペレット列を被覆管への挿入順序にしたがって移載
し、充填位置において整列V溝皿から充填用V溝皿を介
して管口マスク付被覆管にペレット列を順次自動的に押
し出して充填することができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明による充填装置の一実施例を示す説明
図、第2図はペレット供給ボックス内部の鳥瞰図、第3
図は充填装置の鳥瞰図、第4図はペレット列測長機構を
示す側面図、第5図は分割機構を示す図で、同図(イ)
は側面図、同図(ロ)は正面図、第6図はペレット分割
機構の拡大図、第7図はペレット列移載方法を示す図
で、同図(イ)は平面図、同図(ロ)は正面図、第8図
は整列V溝皿移載機構を示す説明図、第9図は管口マス
ク付被覆管搬送ローラを示す図で、同図(イ)は側面
図、同図(ロ)は正面図、第10図はペレット列の充填
方法を示す説明図である。図中、第11図乃至第13図
と同一番号は同一内容を示し、1は第1ペレット供給ボ
ックス、2は第2ペレット供給ボックス、3は第3ペレ
ット供給ボックス、4はペレット容器、5は搬送V溝
皿、6は整列V溝皿、7は測長・分割機構部、8は重量
測定機構部、10はペレット、11はペレット皿、12
は押出プッシャ、13は移載用V溝皿、14は測長用V
溝、15は測長器、16は分割機構、17は移載プッシ
ャI、18は移載用V溝、19は重量測定用V溝、20
は重量測定器、21は押戻プッシャ、22は移載プッシ
ャII、23は1列押出プッシャ、30は移載ピッシャII
I、31は充填用搬送V溝皿、32は充填用V溝皿、3
3は充填ブッシャ、34は被覆管搬送ローラ、35は回
転機構、36は固定ストッパ、37は誤挿入防止ストッ
パ、38はエンドレス・チェーンである。
第1図は、2種類の富化度の核燃料ペレットを使用する
核燃料棒の充填装置である。
なお、3種類の富化度の核燃料ペレットを使用する核燃
料棒は、第1図に示す点線部の第3ペレット供給ボック
ス3を第1及び第2のペレット供給ボックス1及び2と
等間隔に増設することにより製造でき、そして多富化度
の異なる核燃料ペレットが増加する毎にペレット供給ボ
ックスを増設することにより、さらに富化度の核燃料棒
の製造ができるため、以下では第1図の2富化度3領域
の核燃料棒の製造を例として説明する。
2富化度3領域の核燃料棒には、高富化度の核燃料ペレ
ットと低富化度の核燃料ペレットとが充填される。本装
置では第1図の第1ペレット供給ボックス1で高富化度
の核燃料ペレットを、第2ペレット供給ボックス2で低
富化度の核燃料ペレットを取り扱っており、充填位置A
で管口マスク付被覆管60に充填しているので、異なる
富化度の核燃料ペレットが混入することがないよう2系
列となっている。
各ペレット供給ボックスは、第2図に示す構成で、第1
図の第1、第2及び第3のペレット供給ボックス1、
2、及び3は同じ構造となっている。以下第2図のペレ
ット供給ボックスの動作について説明する。なお、以下
の説明において、各部の動作の図示は省略するが、全て
マイクロコンピュータによりコントロールされ、自動化
されている。
(1)ペレット容器4を準備する。第1ペレット供給ボッ
クスでは高富化度のペレット容器、第2ペレット供給ボ
ックスでは低富化度のペレット容器となる。
ペレット容器4には、例えば溝が18列ついたペレット
皿11に核燃料ペレットが積載され、例えば16枚のペ
レット皿が段積みして収納されている。
(2)ペレット押し出しプッシャ12の高さ位置までペレ
ット皿11を上昇させ、皿上の核燃料ペレットを移載用
V溝皿13に押し出しプッシャ12で移載する。
(3)移載用V溝18は図示しない駆動源によりペレット
の軸と直交する方向に動かされてペレット列の測長位置
に移動し、移載用V溝皿13に移載された核燃料ペレッ
トを、ペレット1列押出プッシャ23でペレット列長さ
測長用V溝14を経て移載用V溝18に必要ペレット数
移載する。
2富化度3領域の核燃料棒の場合、第1ペレット供給ボ
ックス1で長さを調整する下部高富化度の核燃料ペレッ
ト列はペレット皿11の3溝分、上部高富化度の核燃料
ペレット列も3溝分、第2ペレット供給ボックス2で長
さを調整する低富化度の核燃料ペレット列は9溝分とな
る。
なお、重量測定器20では、ペレット皿11の3溝分し
か核燃料ペレット列の重量測定ができないため、低富化
度の核燃料ペレットの場合は3回に分けて長さ、重量を
測定し、最後の測定で全体の長さの調整を行うようにす
る。
(4)移載用V溝18に移載された核燃料ペレット列の長
さを測長器15で測定する。ペレット列の長さ測定は、
第4図に示すように押し戻しプッシャ21で先頭の核燃
料ペレットを基準点Bまで押し戻し、最後部の核燃料ペ
レットを測長器15の測定位置に合わせて行う。
ペレット列の長さ測定の結果により、下記の動作が行わ
れる。
(a)ペレット列の長さL′が所定の長さLより長い場合 移載用V溝18上の核燃料ペレット列を、押し戻しプッ
シャ21で第5図に示すように所定の長さLより長い分
lを測長用V溝14まで戻す。
第6図に示すように移載用V溝18と測長用V溝14の
間で動作する分割機構16がC方向に上昇してD方向に
前進することにより、所定の長さLの核燃料ペレット列
を移載用V溝18側に押し、再度、ペレット列の長さを
測定して、所定の長さLに調整する。
分割して長かった分の核燃料ペレット列は、測長用V溝
14に戻されてストックされ、次の調整に使用される。
(b)ペレット列の長さが所定の長さLより短い場合 ペレット皿1溝分の核燃料ペレット列を、移載用V溝皿
13より、測長用V溝14を経て移載用V溝18に追加
移載する。以下(a)の手順で行う。
(a)、(b)の動作を行うことにより、核燃料ペレットを1
個でも無駄なく使用することができるシステムとなって
いる。
(5)所定の長さLに調整された核燃料ペレット列を、移
載用V溝18が重量測定ラインの位置まで移動し、移載
プッシャ(I)17で重量測定用V溝19に移載する。
(6)重量測定用V溝19に移載された核燃料ペレット列
の重量を、重量測定器20で測定する。
(7)重量の測定が完了した核燃料ペレット列は、移載用
プッシャ(I)17で、搬送用V溝皿5に移載される。
搬送用V溝皿5は、第7図に示す整列V溝皿6(10列
の溝で構成されている)と同じ形状となっている。
本装置は、被覆管2本分同時に充填できるシステムとな
っており、第1ペレット供給ボックスで調整した下部高
富化度ペレット、上部高富化度ペレットを、2本分順次
調整して第7図のように移載する。
なお、第2ペレット供給ボックスで調整した低富化度の
核燃料ペレットは、3列に分けて2本分を搬送用V溝皿
5へ移載する。
(8)搬送用V溝皿5上の核燃料ペレット列は、移載プッ
シャII22で整列V溝皿6に一括移載される。
次に、整列V溝皿6への移載からあとの動作について、
第3図で説明する。
(9)整列V溝皿6は、第1ペレット供給ボックス1の位
置に移動し、整列V溝皿固定ストッパ36で所定位置に
保持され、2本分の下部、上部高富化度ペレット51及
び53が第7図に示すように一括移載される。
なお、整列V溝皿6は、整列V溝皿固定ストッパ36で
保持されており、かつ、誤挿入防止ストッパ37が設置
してあるため、第7図に示すように整列V溝皿6の所定
の溝に該当する核燃料ペレット列が移載され、異なる富
化度の核燃料ペレットが混載しないようになっている。
(10)高富化度ペレットの移載が完了すると、整列V溝皿
固定ストッパ36が解除され、第1ペレット供給ボック
ス1の位置から第2ペレット供給ボックス2の位置に移
動し、再度、整列V溝皿固定ストッパ36で所定位置に
保持される。
(11)第2ペレット供給ボックス2の位置で、整列V溝皿
6に2本分の低富化度ペレットが一括移載される。この
場合も、誤挿入防止ストッパ37で所定の溝に入るよう
にしている。こうして充填する2本分の核燃料ペレット
列の準備が完了する。
整列V溝皿6は、第8図に示すように等間隔の各ペレッ
ト供給ボックスと等間隔で回転機構35で回転するエン
ドレスチェーン38上に8個固定され、その停止位置は
ペレット供給ボックス位置および充填位置となってい
る。したがって、各ペレット供給ボックスで核燃料ペレ
ット列の調整中でも充填位置Aで連続的に充填が行える
構造となっており、充填時間を短縮することができる。
(12)2本分の核燃料ペレットが積載された整列V溝皿6
は、整列V溝皿の固定ストッパ36が各ペレット供給ボ
ックスと等間隔の位置にある充填位置Aに移動し、再
度、整列V溝皿の固定ストップ36で保持される。
2富化度3領域の核燃料棒の場合、点線部の第3ペレッ
ト供給ボックス3の位置では、充填待ちで停止するが、
富化度の種類が増えた場合、核燃料ペレット列を移載で
きる構造となっている。
(13)充填位置Aに移動した整列V溝皿6上の核燃料ペレ
ット列は、ペレット列の移載のプッシャIII30で充填
用搬送V溝皿31を経て充填用V溝皿32に、一括移載
される。
(14)充填用溝皿32は、充填プッシャ33の位置に移動
し、被覆管搬送ローラ34で搬送されてきた管口マスク
付被覆管60に、第10図に示すように充填プッシャ3
3で2本同時に充填する。すなわち、2本の充填プッシ
ャ33で、第1列目と第6列目の下部高富化度ペレット
列がそれぞれ2本の管口マスク付被覆管60に同時に充
填されると、充填V溝皿32はペレット列に直交する方
向に1ピッチづつ移動して、第2〜4列目と第7〜9列
目の低富化度ペレット列をそれぞれ順次に充填する。次
いで、さらに、1ピッチ移動して第5列目と第10列目
の上部高富化度ペレット列をそれぞれ充填する。
なお管口マスク付被覆管60は、第9図に示すように搬
送ローラ34で軸方向に移動させるため、管口マスクの
破損や脱落がなく、また、横方向に移動しないためグロ
ーブボックスの小型化が図れる。
なお、本装置は3種類の富化度分布のある核燃料棒のみ
ならず、軸方向に富化度分布のない核燃料棒の核燃料ペ
レットの充填にも適用できることは言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の充填装置によれば、多種類の富
化度の核燃料ペレットを、グローブボックス内に設けた
個々のペレット供給ボックスで取り扱うことにより、異
なった富化度の核燃料ペレットの混入が防止でき、ま
た、充填する領域長さの調整を、個々のペレット供給ボ
ックスで同時に行えるため時間の短縮となる。
分割機構を設けたことにより、充填する領域毎の長さが
自動調整でき、残った核燃料ペレットをストックする機
構を設けたことで、次に充填する領域の先頭に使用する
ことが可能となり、核燃料ペレットの無駄がなくなる。
整列V溝皿及び回転機構を設けたことにより、核燃料ペ
レットの領域長さ調整と、充填が同時に行え、能率の向
上となる。
整列V溝皿の固定ストッパと誤挿入防止ストッパを設け
たことにより、充填する長さに調整された核燃料ペレッ
トの移載が、所定の溝に混載のないよう確実に行える。
なお、整列V溝皿には、2本分の核燃料ペレットが積載
でき、充填が2本同時に行えるため時間の短縮となる。
また、ピッチ送りできる充填用V溝皿を設けたことによ
り、管口マスク付被覆管を固定した位置で充填ができ
る。したがって、管口マスク付被覆管の横送りが不要と
なり、グローブボックスの小型化が図れる。
さらに、核燃料ペレットの長さ調整から充填までを自動
化したことにより、作業員の被爆防止に寄与できるなど
多大の効果を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による充填装置の一実施例を示す説明
図、第2図はペレット供給ボックス内部の鳥瞰図、第3
図は充填装置の鳥瞰図、第4図はペレット列測長機構を
示す側面図、第5図は分割機構を示す図で、同図(イ)
は側面図、同図(ロ)は正面図、第6図はペレット分割
機構の拡大図、第7図はペレット列移載方法を示す図
で、同図(イ)は平面図、同図(ロ)は正面図、第8図
は整列V溝皿移載機構を示す説明図、第9図は管口マス
ク付被覆管搬送ローラを示す図で、同図(イ)は側面
図、同図(ロ)は正面図、第10図はペレット列の充填
方法を示す図、第11図は2富化度3領域の核燃料棒の
断面を示す図、第12図は従来の核燃料棒の充填装置を
示す説明図、第13図は管口マスク付被覆管を示す図で
ある。 1……第1ペレット供給ボックス、2……第2ペレット
供給ボックス、3……第3ペレット供給ボックス、4…
…ペレット容器、5……搬送V溝皿、6……整列V溝
皿、10……ペレット、11……ペレット皿、12……
押出プッシャ、13……移載用V溝皿、14……測長用
V溝、15……測長器、16……分割機構、17……移
載プッシャI、18……移載用V溝、19……重量測定
用V溝、20……重量測定器、21……押戻プッシャ、
22……移載プッシャII、23……ペレット1列押出プ
ッシャ、30……移載プッシャIII、31……充填用搬
送V溝皿、32……充填用V溝皿、33……充填プッシ
ャ、34……被覆管搬送ローラ、35……回転機構、3
6……整列V溝皿固定ストッパ、37……誤挿入防止ス
トッパ、38……エンドレスチェーン、50……被覆
管、51……下部高富化度ペレット、52……低富化度
ペレット、53……上部高富化度ペレット、54……下
部スプリング、55……上部端栓、56……下部端栓、
60……管口マスク付被覆管、61……グローブボック
ス、62……高富化度ペレット、63……ビニール袋、
64……移載用V溝皿、65……測長部、66……重量
測定部、67……管口マスク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−259196(JP,A) 特開 昭61−259195(JP,A) 特開 昭62−3895(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被覆管内を複数の領域に分割し、少なくと
    も一領域内では同一富化度の核燃料ペレットを被覆管へ
    充填する装置において、富化度ごとに対応して所定間隔
    毎に設けられ、所定長さ、所定重量のペレット列を形成
    して一度に被覆管複数本分のペレット列を供給する複数
    のペレット供給手段と、駆動源により間欠送りされ、各
    ペレット供給手段間の間隔と同一間隔で設けられて各ペ
    レット供給手段と対向した位置において異なる富化度の
    ペレット列が整列して供給される複数の整列ペレット受
    け手段と、整列ペレット受け手段からペレット列が供給
    される充填用ペレット受け手段と、充填用ペレット受け
    手段に収納されているペレット列を複数の被覆管へ同時
    に充填する充填手段とを備えたことを特徴とする核燃料
    棒の充填装置。
  2. 【請求項2】ペレット供給手段は、複数のペレット皿が
    収納されたペレット容器からペレット列が供給される請
    求項1記載の核燃料棒の充填装置。
  3. 【請求項3】整列ペレット受け手段は、被覆管への挿入
    順序に対応して各富化度のペレット列が所定位置に移載
    されることを特徴とする請求項1記載の核燃料棒の充填
    装置。
  4. 【請求項4】整列ペレット受け手段は、被覆管への挿入
    順序に対応して各富化度のペレット列を所定位置に移載
    するための誤挿入防止ストッパを有していることを特徴
    とする請求項1記載の核燃料棒の充填装置。
  5. 【請求項5】ペレット列の被覆管への充填は、充填用ペ
    レット受け手段を1ピッチずつ移動させながら充填プッ
    シャでペレット列を押し出すことにより行うことを特徴
    とする請求項1記載の核燃料棒の充填装置。
  6. 【請求項6】整列ペレット受け手段は、エンドレスチェ
    ーンに取り付けられていることを特徴とする請求項1記
    載の核燃料棒の充填装置。
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