JPH0648048U - 多段式メモリーカード用コネクタ - Google Patents
多段式メモリーカード用コネクタInfo
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- JPH0648048U JPH0648048U JP085493U JP8549392U JPH0648048U JP H0648048 U JPH0648048 U JP H0648048U JP 085493 U JP085493 U JP 085493U JP 8549392 U JP8549392 U JP 8549392U JP H0648048 U JPH0648048 U JP H0648048U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段式メモリーカード用コネクタにおいて、
各段のイジェクト機構を共通化し、かつ一段のイジェク
トボタンのみ確実に操作できるようにする。 【構成】 本多段式メモリーカード用コネクタ10は、
前面にメモリーカードMCの挿抜口13bが上下複数段
に形成された挿入フレーム13と、挿抜口13bの側方
に上下複数段に配置されて、前部21b,22bが挿入
フレーム13から前方に突出する複数つのイジェクトボ
タン21,22と、いずれかのイジェクトボタンの前部
が挿入フレーム13に対して押込み操作されたときに、
その操作されたボタンに対応する段のメモリーカードを
外部に突出させる複数のイジェクト機構30,35とか
ら構成される。そして、各イジェクトボタン21,22
の前部21b,22bは、互いに上下に重ならず斜めに
ずれて配置されている。
各段のイジェクト機構を共通化し、かつ一段のイジェク
トボタンのみ確実に操作できるようにする。 【構成】 本多段式メモリーカード用コネクタ10は、
前面にメモリーカードMCの挿抜口13bが上下複数段
に形成された挿入フレーム13と、挿抜口13bの側方
に上下複数段に配置されて、前部21b,22bが挿入
フレーム13から前方に突出する複数つのイジェクトボ
タン21,22と、いずれかのイジェクトボタンの前部
が挿入フレーム13に対して押込み操作されたときに、
その操作されたボタンに対応する段のメモリーカードを
外部に突出させる複数のイジェクト機構30,35とか
ら構成される。そして、各イジェクトボタン21,22
の前部21b,22bは、互いに上下に重ならず斜めに
ずれて配置されている。
Description
【0001】
本考案は、プリント基板等に取り付けられ、メモリーカード(ICカード等と も称される。)を挿抜自在に受容し、そのメモリーカードを基板上の回路に電気 接続させるために用いられるメモリーカード用コネクタに関し、さらには、その ようなメモリーカードを上下複数段に受容できるようにした多段式メモリーカー ド用コネクタに関する。
【0002】
最近においては小型のコンピュータ(例えば,ノート型,ラップトップ型のコ ンピータや電子手帳等)用の記憶媒体として、ICを内蔵してほぼ名刺大とした メモリーカードが用いられている。このため、このメモリーカードは、コンピュ ータを構成するプリント基板にコネクタを介して着脱自在に取り付けられるもの であり、メモリーカードの装着側先端面には、上記コネクタのピンが挿入される 複数のピン受容孔が形成されている。
【0003】 このようなメモリーカードを挿抜自在に受容するコネクタとしては、例えば、 実開平3−38772号公報に開示されたものがある。このものでは、フレーム に形成した挿入ガイド部にメモリーカードが挿入されると、その先端面のピン受 容孔に、挿入ガイド部の後端部(奥部)に設けられたコネクタピンが圧入され、 両者が接続保持される。また、フレームにはイジェクト機構が取り付けられてい る。このイジェクト機構は、フレームの前面におけるカードの挿抜口の側方に、 前部が前方に向かって突出するイジェクト操作手段を有して構成されており、こ のイジェクト操作手段の前部が押込み操作されると、上記のように挿入されたメ モリーカードを挿抜口を通じて前方に突出させるように作動する。
【0004】 さらに、メモリーカードを上下複数段に受容する多段式コネクタも用いられて おり、このものでは、フレームに上下複数段に挿入ガイド部が形成されるととも に、複数のイジェクト機構が上下複数段に取り付けられ、各挿入ガイド部の側方 には、各イジェクト機構を作動させるイジェクト操作手段が上下複数段に配置さ れる。なお、これら複数のイジェクト操作手段を上下に重なった状態で配置する ことにより、複数のイジェクト機構の構成を共通にすることができる等、設計上 有利である。
【0005】
しかしながら、そのように両イジェクト操作手段を上下に重ねて配置した場合 、両イジェクト操作手段間の上下間隔はこれを操作する指の幅よりも狭いことが 多い。このため、一つの段のイジェクト操作手段のみを押込み操作したつもりで も、その段の直上・直下の段の操作手段を一緒に押込み操作してしまうという問 題がある。
【0006】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、イジェクト機構を上 下複数段で共通化することができ、かつ、押込み操作すべきイジェクト操作手段 のみを確実に操作できるようにした多段式メモリーカード用コネクタを提供する ことを目的としている。
【0007】
上記の目的を達成するために、本考案の多段式メモリーカード用コネクタは、 メモリーカードを上下複数段に挿抜自在に受容するため、前面に複数段のメモリ ーカードの挿抜口が形成されてなる挿入フレームと、この挿入フレームにおける 各挿抜口の側方に上下複数段に配置され、その前部が挿入フレームの前面から前 方に突出する複数のイジェクト操作手段とを有する。また、挿入フレーム内に上 下複数段に配置され、いずれかのイジェクト操作手段の前部が挿入フレームに対 して押込み操作されたときに、その操作されたイジェクト操作手段に対応する段 のメモリーカードを挿抜口を通じて外部に突出させる複数のイジェクト機構をも 有する。そして、本多段式メモリーカード用コネクタでは、各段のイジェクト操 作手段の前部が、それぞれの段の直上・直下の段に位置するイジェクト操作手段 の前部とは、互いに上下に重ならずに斜めにずれて配置されるよう形成されてい る。
【0008】
このような多段式メモリーカード用コネクタでは、各イジェクト操作手段の前 部、即ち、操作する指が接触する部分の上方および下方に十分な空間を確保する ことができるので、一つの段のイジェクト操作手段が操作されたときに、その操 作を行った指が、直上・直下段のイジェクト操作手段に干渉しにくくなる。この ため、一つの段のイジェクト操作手段のみを確実に操作することができる。また 、各イジェクト操作手段の前部のみを上下に重ならないようにして、イジェクト 操作手段における他の部分を上下複数段に重ねて配置することにより、複数のイ ジェクト機構を共通化することができる。
【0009】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 図1および図2には、本考案に係る二段式メモリーカード用コネクタ(多段式 メモリーカード用コネクタ)10を示す。このコネクタ10は、上下二段にコン タクト部10a,10bが形成された保持フレーム12を有してなる。各コンタ クト部10a,10bには、複数のコンタクトピン11,11,…がインサート モールド等により固定保持されている。これらコンタクトピン11の後方下端部 は、図示しないプリント基板の配線パターン上に半田付け等される。 また、このコネクタ10は、上下二段にメモリーカードMCの挿入ガイド部1 3a,13aが形成されてなる挿入フレーム13を有して構成されている。この 挿入フレーム13は、保持フレーム12の前面(図中F側の面)に結合される。 なお、挿入フレーム13の前面の上下には、挿入ガイド部13a,13aに対す るメモリーカードMCの挿抜口13b,13bが開口形成されている。
【0010】 また、挿入フレーム13の前部における各挿抜口13bの右方(図においてR で示す側)には、イジェクトボタン(イジェクト操作手段:上段イジェクトボタ ン21および下段イジェクトボタン22)が、それらの前部21b,22bが挿 入フレーム13の前面に対して前方に突出したり後方に引っ込んだりするように スライド移動自在に挿入配置される。なお、上段イジェクトボタン21は、下段 イジェクトボタン22に対して「直上段」のイジェクトボタンであり、また、下 段イジェクトボタン22は、上段イジェクトボタン21に対して「直下段」のイ ジェクトボタンである。
【0011】 さらに、挿入フレーム13内には、上下二段にイジェクト機構(上段イジェク ト機構30および下段イジェクト機構35)が設けられている。両イジェクト機 構30,35は、凸型に形成された抜出プレート31,36と、各イジェクトボ タン21,22と各抜出プレート31,36間を連結する抜出レバー32,37 とから構成されている。 各抜出プレート31,36は、挿入フレーム13における各挿入ガイド部13 a,13aの下側に、前後方向にスライド移動自在に挿入配置される。各抜出プ レート31,36の後端部左右には、板状に立ち上がった後端突起31a,36 aが形成されている(ただし、図1には、左側のもののみ表れており、図2には 、上側の抜出プレート31に形成されたもののみ表れている。)。また、各抜出 プレート31,36の前部中央には、円柱状に立ち上がった前部突起31b,3 6bが形成されている。
【0012】 各抜出レバー32,37の長手方向左側および右側には、各抜出レバー32, 37の長手方向に延びる左スリット穴32a,37aおよび右スリット穴32b ,37bが形成されており、各抜出レバー32,37の長手方向中央部から左よ りの部分には、丸穴32c,37cが形成されている。 これら抜出レバー32,37は、図2に詳しく示すように、各丸穴32c,3 7cに、挿入フレーム13における各段の底面13c,13cの右側所定位置に 設けられた枢支突起13dを受容させることにより、挿入フレーム13に、前後 方向に回動自在に枢着される。これとともに、抜出レバー32,37の左スリッ ト穴32a,37aに、抜出プレート31,36の前部突起31b,36bを受 容させ、右スリット穴32b,37bに、各イジェクトボタン21,22の後部 における下面中央に形成された抜出駆動突起21a,22aを受容させる。
【0013】 これにより、抜出プレート31,36が挿入フレーム13の後側に移動すると 、各抜出レバー32,37は時計回りの方向に回動し、各イジェクトボタン21 ,22は挿入フレーム13の前側に移動される。一方、各イジェクトボタン21 ,22が、挿入フレーム13に対して後方に移動したときは、各抜出レバー32 ,37は反時計回りの方向に回動し、抜出プレート31,36を挿入フレーム1 3の前側に移動させる。
【0014】 このように構成された二段式メモリーカード用コネクタ10へのメモリーカー ドMCの着脱について、上段のコンタクト部10aへの着脱を例に説明する。 メモリーカードMCを装着するときは、上側の挿抜口13bから挿入フレーム 13内にメモリーカードMCを差し込めば良い。差し込まれたメモリーカードM Cは、挿入ガイド部13aにより案内されて保持フレーム12内に移動し、メモ リーカードMCの挿入側先端部に形成された複数のピン受容孔(図示せず)に、 コンタクトピン11,11,…が圧入される。こうして、メモリーカードMCは 上段のコンタクト部10aに対して電気接続された状態に保持される。 なお、このとき、当初挿入フレーム13の前側に位置していた抜出プレート3 1は、後端突起31aがメモリーカードMCの挿入側先端面の左右に引っ掛かる ことによりメモリーカードMCとともに挿入フレーム13の後側に移動する。こ れにより、抜出レバー32は反時計回りの方向に回動して、上段イジェクトボタ ン21の前部21bは、挿入フレーム13の前面から前方に突出する。
【0015】 一方、メモリーカードMCを取り外すときは、前方に突出した前部21bを押 し込み操作して上段イジェクトボタン21を後方に移動させる。これにより、抜 出レバー32は時計回りの方向に回動して抜出プレート31を前方に移動させる 。この際、後端突起31aがメモリーカードMCの挿入側先端面の左右を押し、 上記圧入を解除させながらこれを前方に移動させる。メモリーカードMCの取出 側先端部は、挿抜口13bを通ってある程度前方外部に突出する。この後は、上 記取出側先端部を手で持って引き出せば、メモリーカードMCを簡単にコネクタ から取り外すことができる。
【0016】 ただし、このように一方のコネクタからのメモリーカードMCの取り外しを行 うため一方のイジェクトボタンを押込み操作した際に、そのイジェクトボタンの 上または下に重なるように他方のイジェクトボタンが設けられていたのでは、他 方のイジェクトボタンも一緒に押込み操作してしまうおそれがある。このため、 本メモリーカード用コネクタ10では、図1,図2に示すように、メモリーカー ドMCの装着時に、両イジェクトボタン21,22の前部21b,22bを、各 イジェクトボタンの全幅のほぼ半分の幅に形成するとともに、両前部21b,2 2bが、上下に重ならないで斜めにずれるように配置している。
【0017】 具体的には、例えば、本メモリーカード用コネクタ10が、図3に示すように 、フロッピー駆動装置FDを内蔵するラップトップ型のコンピュータCの側面に 取り付けられる場合には、上段イジェクトボタン21の前部21bを奥側(図に おいては右側)に配置し、下段イジェクトボタン22の前部22bを手前側に配 置するのが好ましい。このように配置することにより、いずれかのイジェクトボ タンの前部のみを操作しようとする指Yが、コンピュータCの前側上方から延び る場合に、他方のイジェクトボタンの前部に干渉しにくくなり、上記のような誤 った同時操作を防止することができる。
【0018】 ここで、前部21b,22bだけでなく、両イジェクトボタン全体を上下に重 ならないように配置しても同様に上記のような誤操作を防止できる。しかし、こ の場合には、上下のイジェクト機構を全く共通のものとすることかできない。そ の一方、前部21b,22bのみをずらすようにすれば、イジェクトボタン21 ,22を挿入フレーム13に挿入する向きを上下逆さまにするだけ(ただし、抜 出駆動突起21a,22aを各イジェクトボタン21,22の上下両面に設ける 等の工夫が必要である。)で、上段イジェクト機構30と下段イジェクト機構3 5とを全くの共通のものとすることができ、設計・組立上有利である。
【0019】 なお、本考案に係る二段式メモリーカード用コネクタにおけるイジェクト機構 は、上記例におけるレバータイプのイジェクト機構30,35に限られるもので はなく、例えば、図4および図5に示すイジェクト機構60,65でも良い。以 下、これらイジェクト機構60,65を備えた二段式メモリーカード用コネクタ について説明する。 この二段式メモリーカード用コネクタ40は、上述のコネクタ10と同様に、 上下二段にコンタクト部40a,40bが形成された保持フレーム42を有して なる。各コンタクト部40a,40bには、複数のコンタクト41,41,…が 固定保持されている。この、保持フレーム42の前面(図中Fで示す方向の面) には、上下二段にメモリーカードMCの挿入ガイド部43a,43aが形成され てなる挿入フレーム43が結合される。
【0020】 挿入フレーム43の前部における各挿抜口43bの右方(図中Rで示す方向) には、イジェクトボタン(イジェクト操作手段:上段イジェクトボタン51およ び下段イジェクトボタン52)が、それらの前部51b,52bが挿入フレーム 43の前面に対して前方に突出したり後方に引っ込んだりするようにスライド移 動自在に挿入配置される。各イジェクトボタン51,52の後端右側には、後方 に延びる延長部51c,52cが形成されており、それら延長部51c,52c の内側(左側)の側面には、ラック歯が形成されている。なお、各イジェクトボ タン51,52の前部51b,52bは、先に説明したコネクタ10と同様に互 いに上下に重ならず斜めにずれるように配置されている。
【0021】 挿入フレーム43内には、上下二段にイジェクト機構(上段イジェクト機構6 0および下段イジェクト機構65)が設けられている。両イジェクト機構60, 65は、挿入フレーム43における各挿入ガイド部43a,43aの下側に、前 後方向にスライド移動自在に挿入配置された抜出プレート61,66と、各イジ ェクトボタン51,52のラック歯に噛合するピニオン62,67と、これらピ ニオン62,67を挟んで各イジェクトボタン51,52のラック歯に平行に配 置された連結部材63,68とから構成されている。なお、両イジェクトボタン 51,52は、前部51b,52bを除いて同じに形成されているので、両イジ ェクト機構60,65を全く共通なものとすることができる。
【0022】 上段のピニオン62は、挿入フレーム43の上面右側に形成された保持穴43 dおよび底面43cにその保持穴43dに位置を合わせて形成された保持穴(図 示せず)内に回転軸62aを挿入することにより、回転自在に保持される。なお 、下段のピニオン67も、上段のピニオン62と同じようにして挿入フレーム4 3に保持される。また、各連結部材63,68における外側(右側)の側面には 、各イジェクトボタン51,52のラック歯に対向するようラック歯が形成され ており、これらラック歯はピニオン62,67に噛合している。 そして、各連結部材63,68の下部には、抜出プレート61,62の前部右 側に形成されたツメ61b,66bがそれぞれ係止されている。
【0023】 このため、メモリーカードMCを、例えば、上段の挿抜口43bから挿入ガイ ド部43aに差し込むと、メモリーカードMCの挿入側先端部に形成された複数 のピン受容孔(図示せず)に、コンタクトピン41,41,…が圧入されるので あるが、この際、抜出プレート61は、後端突起61aがメモリーカードMCの 挿入側先端面の左右に引っ掛かることによりメモリーカードMCとともに挿入フ レーム13の後側に移動する。これにより、ピニオン62は時計回りの方向に回 動して、上段イジェクトボタン51を前側に移動させる。そして上段イジェクト ボタン51の前部51bは、挿入フレーム43の前面から前方に突出する。
【0024】 その後、前部51bを押し込み操作して上段イジェクトボタン51を後側に移 動させると、ピニオン62は反時計回りの方向に回動して、連結部材63を抜出 プレート61とともに前側に移動させる。この際、抜出プレート61の後端突起 61aがメモリーカードMCの挿入側先端面の左右を押し、上記圧入を解除させ ながらこれを前側に移動させる。こうしてメモリーカードMCの取出側先端部を 、ある程度前方外部に突出させることができ、その後のメモリーカードMCの抜 取りを容易にすることができる。なお、上段イジェクトボタン51の前部51b が下段イジェクトボタン52の前部52bと上下に重なっていないため、上段イ ジェクトボタン51の前部51bを押し込み操作する際に、下段イジェクトボタ ン52の前部52bを同時に操作してしまうこともない。
【0025】 なお、上記いずれの実施例も、二段式のメモリーカード用コネクタについての ものであるが、本考案に係る多段式メモリーカード用コネクタは、三段式以上の ものとすることも可能である。
【0026】
以上説明したように、本考案の多段式メモリーカード用コネクタでは、各段の イジェクト操作手段における前部、即ち、直接操作を受ける部分が、それぞれの 段の直上・直下の段に位置するイジェクト操作手段における前部とは、互いに上 下に重ならず斜めにずれるように形成配置されている。このため、本多段式メモ リーカード用コネクタを用いれば、一つの段のイジェクト操作手段のみを操作し ようとした際に、直上・直下段のイジェクト操作手段まで一緒に操作してしまう ような誤操作を防止することができる。さらに、各イジェクト操作手段の前部の みをずらし、他の部分を上下複数段に重なるように配置しているので、複数のイ ジェクト機構を全く共通のものとすることができ、設計・組立に際して有利であ る。
【図1】本考案に係る多段式メモリーカード用コネクタ
の分解斜視図である。
の分解斜視図である。
【図2】図1において矢印II−IIに沿って上記コネ
クタを示す断面図である。
クタを示す断面図である。
【図3】上記コネクタの取付例を示すコンピュータの側
面図である。
面図である。
【図4】本考案に係る多段式メモリーカード用コネクタ
の第2実施例の分解斜視図である。
の第2実施例の分解斜視図である。
【図5】図4において矢印V−Vに沿って上記コネクタ
を示す断面図である。
を示す断面図である。
10,40 二段式メモリーカード用コネクタ 11,41 コンタクトピン 13,43 挿入フレーム 21,22,51,52 イジェクトボタン 21b,22b,51b,52b (イジェクトボタン
の)前部 30,35,60,65 イジェクト機構 MC メモリーカード C コンピュータ
の)前部 30,35,60,65 イジェクト機構 MC メモリーカード C コンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 メモリーカードを上下複数段に挿抜自在
に受容するために、前面に上下複数段に前記メモリーカ
ードの挿抜口が形成されてなる挿入フレームと、 この挿入フレームにおける前記各挿抜口の側方に上下複
数段に配置され、前部が前記挿入フレームの前面から前
方に突出する複数のイジェクト操作手段と、 前記挿入フレーム内に上下複数段に配置され、いずれか
の前記イジェクト操作手段の前部が前記挿入フレームに
対して押込み操作されることにより、この操作がされた
前記イジェクト操作手段に対応する段の前記メモリーカ
ードを、前記挿入フレーム内から前記挿抜口を通じて外
部に突出させる複数のイジェクト機構とからなり、 各段の前記イジェクト操作手段の前部が、それぞれの段
の直上・直下の段に位置する前記イジェクト操作手段の
前部とは、互いに上下に重ならずに斜めにずれて配置さ
れるよう形成されていることを特徴とする多段式メモリ
ーカード用コネクタ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992085493U JP2562766Y2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 多段式メモリーカード用コネクタ |
US08/150,473 US5490792A (en) | 1992-11-18 | 1993-11-12 | Multi-level memory card connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992085493U JP2562766Y2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 多段式メモリーカード用コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648048U true JPH0648048U (ja) | 1994-06-28 |
JP2562766Y2 JP2562766Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=13860468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992085493U Expired - Lifetime JP2562766Y2 (ja) | 1992-11-18 | 1992-11-18 | 多段式メモリーカード用コネクタ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5490792A (ja) |
JP (1) | JP2562766Y2 (ja) |
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JP3631838B2 (ja) * | 1996-02-21 | 2005-03-23 | チノン株式会社 | 外部記憶装置およびカメラシステム |
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