JPH0647659U - 内燃機関用エアクリーナ - Google Patents

内燃機関用エアクリーナ

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JPH0647659U
JPH0647659U JP8812692U JP8812692U JPH0647659U JP H0647659 U JPH0647659 U JP H0647659U JP 8812692 U JP8812692 U JP 8812692U JP 8812692 U JP8812692 U JP 8812692U JP H0647659 U JPH0647659 U JP H0647659U
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JP
Japan
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air
internal combustion
combustion engine
filter element
intake
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Pending
Application number
JP8812692U
Other languages
English (en)
Inventor
裕之 川俣
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フィルタエレメント全体を有効に使用し、吸
入空気中のダストを捕捉するものである。 【構成】 ボデー2の側面下端寄り略中央に空気入口8
と底面左端寄り略中央に空気入口9を設け、空気入口
8、9に吸気ダクト4,5を接続し吸入口12側で合流
させ、カバー3の側面の略中央に空気出口10を設け、
ボデー2とカバー3の間に水平軸に対して傾斜させたフ
ィルタエレメント7を収容し、ボデー2とカバー3をク
リップ11で係合させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、内燃機関に装着されるエアクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
内燃機関では、吸入する空気中のダストを除去するために吸気通路の途中にエ アクリーナが設けられている。
【0003】 例えば、図5に示すようにエアクリーナ30は、空気入口31を有するボデー 32と空気出口33を有するカバー34からなり、空気入口31と空気出口32 の間には、フィルタエレメント35が収容されている。
【0004】 空気入口31には、吸入口36に連通するエアダクト37が取付られ、空気出 口33には、内燃機関へ連通するダクト38が接続されている。
【0005】 フィルタエレメント35は、ひだ折りされた濾紙で形成され、水平軸に対して 空気出口33側に傾斜している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら従来のエアクリーナ30は、空気入口31がボデー32の略中央 1ケ所に取付けられた構造であるので吸入空気の流れが決められてしまうため、 吸入空気中に含まれるダスト等がフィルタエレメント35の限られた部分にしか 当らず、その限られた部分に集中して堆積することになるので、フィルタエレメ ント35全体を有効に使用することができないばかりか、フィルタエレメント3 5の寿命を短くする恐れがある。
【0007】 本考案は、フィルタエレメント35全体を有効に使用し、ダスト等を捕捉する ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
空気入口を有するボデーと空気出口を有するカバーの間にフィルタエレメント を水平軸に対して傾斜させて収容した内燃機関用エアクリーナにおいて、空気入 口を複数設け、空気入口のそれぞれに吸気ダクトを接続し吸入口に連通した構成 のものである
【0009】
【作用】
空気入口は、異った位置に取付けられいるので、ダスト等を含む吸入空気は、 複数の空気入口からボデー内に流入し、相互に交差しながら衝突ならびに拡散し て旋回流となってフィルタエレメント全体に当たる。そして、フィルタエレメン ト全体でダスト等を捕捉後、浄化された吸入空気は、カバーの空気出口から内燃 機関に導かれる。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示す内燃機関のエアクリーナ1であり、熱可塑性 樹脂で成るボデー2、カバー3、吸気ダクト4、5およびダクト6とフィルタエ レメント7から成る。
【0011】 ボデー2は、側面の下端寄り略中央に空気入口8と底面の左端寄り略中央に空 気入口9を設けている。空気入口8、9には吸気ダクト4、5が接続され、吸入 口12に近い位置で合流して接続されて吸入口12に連通している。
【0012】 カバー3は、側面の略中央に空気出口10を設けている。空気出口10には、 内燃機関(図示せず)に連通するダクト6が接続されている。
【0013】 ボデー2とカバー3の間には、フィルタエレメント7が水平軸に対して空気入 口8側に傾斜して収容されている。ボデー2とカバー3は、クリップ11で係合 している。
【0014】 フィルタエレメント7は、矩形の濾紙をひだ折りし、側面の周囲に枠板を固着 シールした角形のものである。
【0015】 図2〜図4は他の実施例を示し、特に部番をあげ説明しないものは前記図1で 説明したものと同じである。図2は、ボデー2の空気入口8、9それぞれに吸気 ダクト15、16が接続され、吸入口17、18に連通するものである。
【0016】 図3は、ボデー2の底部に設けた空気入口9にスプリング19を介して弁体2 0を設けたものである。このような弁体20は、空気入口8、9のどちらに設け ても良く、吸入空気流量が小さい時に閉じられ、逆に大きくなるに従って、弁開 度もだんだん大きくなり吸入空気流量を調節するようにしたものである。
【0017】 図4は、ボデー2の底部に設けた空気入口9の近傍に設けた弁体21を内燃機 関のエンジン回転数検出器24からの信号により比例制御弁等からなる制御器2 3を介してバキュームモータ22で開閉するものである。このような構造とする ことにより、ボデー2内に流入する一方側の吸入空気流量が内燃機関の負荷状態 に依り無段階に制御でき、空気入口8、9双方から流入した吸入空気の衝突なら びに拡散の度合いを調節する。
【0018】 以上説明したものは、ボデー2に空気入口8、9を2ケ所設けたものであるが 、3ケ所あるいはそれ以上設け、それぞれの空気入口に吸気ダクトを接続し吸入 口12側で合流させたものでも良い。また、吸入口をそれぞれ設けたものでも良 い。
【0019】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、内燃機関のエアクリーナは、フィルタエレメン ト全体でダストが捕捉されるので、部分的に集中してダストを堆積することがな くなり、フィルタエレメント全体を有効に使用することができ、フィルタエレメ ントの交換時期を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の内燃機関のエアクリーナの第1実施例
を示す構成図
【図2】本考案の内燃機関のエアクリーナの第2実施例
を示す構成図
【図3】本考案の内燃機関のエアクリーナの第3実施例
を示す構成図
【図4】本考案の内燃機関のエアクリーナの第4実施例
を示す構成図
【図5】従来の内燃機関のエアクリーナを示す構成図
【符号の説明】
2 ボデー 3 カバー 4、5 吸気ダクト 7 フィルタエレメント 8、9 空気入口 10 空気出口 12 吸入口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気入口を有するボデーと空気出口を有
    するカバーの間にフィルタエレメントを水平軸に対して
    傾斜させて収容した内燃機関のエアクリーナにおいて、
    空気入口を複数設け、空気入口のそれぞれに吸気ダクト
    を接続し吸入口に連通したことを特徴とする内燃機関用
    エアクリーナ。
JP8812692U 1992-11-30 1992-11-30 内燃機関用エアクリーナ Pending JPH0647659U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007198345A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Yanmar Co Ltd エアクリーナ
JP2015045320A (ja) * 2013-07-31 2015-03-12 本田技研工業株式会社 車両のエアクリーナ装置

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