JPH0647614Y2 - 金切鋸の予備刃ケース

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【考案の詳細な説明】イ）産業上の利用部分この考案は金切鋸の予備刃ケースに関するものである。

ロ）従来の技術この種のケースは従来見掛けられず、予備刃は金切鋸と
別に作業場に携帯するか常置されているのが普通であ
る。

ハ）考案が解決する課題工作室、機械室等で金切鋸を使用中に鋸刃が切損した場
合、予備刃を常備している所では速やかに取り替えられ
るが、室外や高所における作業で折損した時は予備刃の
調達に手間取り、労働時間のロスや稼働率の低下、労務
費の損失が発生する。

ニ）課題を解決する手段本案は上記欠点を解決しようとするもので、今、本案を
図面に基づいて説明すれば、弾力性を有する硬質合成樹
脂等を材料とし、断面Ｓ字状のケース本体（１）の１つ
の凹部を予備刃収納部（２）とし、他の凹部を金切鋸の
胴部に取り付けるための取り付け部（３）となるように
構成する。

さらに、予備刃収納部（２）の外側端部に鋸刃が簡単に
滑り抜けない為に、折り返し部（４）を設ける。次に、
金切鋸の胴部に接合する凹部（３）の外側部の適宜な場
所に凹み（５）を設け、ケース本体が金切鋸の胴部に完
全に密着するように構成する。

ホ）作用及び考案の考課本案は以上のように構成されることによって、これを使
用する時は、予備刃収納部を上方に向け取り付け部
（３）をもって金切鋸の胴部に固定する。

このように構成された金切鋸の予備刃ケースは、常に予
備刃を手近に置くことを可能にし、労働時間のロス、稼
働率の低下、労務費の損失を削減することが出来る。

【図面の簡単な説明】図面の説明第１図は本案予備ケースの側面図第２図は同じ第１図Ａ−Ａの断面図第３図は使用例の側面図第４図は同じく第３図Ｂ−Ｂの断面図である。 1.……Ｓ字状ケース 2.……予備刃ケース断面図 3.……使用例側面 4.……同じく断面 5.……ケース固定部

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】予備刃ケースの断面形状をＳ字状にし、そ
の１つの凹部の端部に内側に向く折り返しを設け予備の
刃を収納するようにし、他の凹部にて金切鋸の胴部に取
り付けるように構成した、金切鋸の予備刃ケース。
【請求項２】金切鋸の胴部に接合する部分の外側部に２
ヵ所の凹みを設けた請求項（１）記載の金切鋸の予備刃
ケース。