JPH0647600U - スタンド迅速調整装置 - Google Patents

スタンド迅速調整装置

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JPH0647600U
JPH0647600U JP11424991U JP11424991U JPH0647600U JP H0647600 U JPH0647600 U JP H0647600U JP 11424991 U JP11424991 U JP 11424991U JP 11424991 U JP11424991 U JP 11424991U JP H0647600 U JPH0647600 U JP H0647600U
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stand
block
lock cap
column
transmission shaft
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JP11424991U
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清水 盧
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清水 盧
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワンタッチ操作で迅速にスタンドの高さを調
整し固定できるスタンド調整装置を提供する。 【構成】 2つの挟持ブロック半体30と、ロックキャ
ップ20と、ベースソケット21と、支柱51と、制御
機構とから成り、ベースソケットとロックキャップとに
は通孔が設けられ、挟持ブロック半体は、内周面に噛合
面を、外周面にテーパ面を形成してある。2つのブロッ
ク半体は、テーパ面に対するロックキャップの略逆U字
状凹室の押圧により、互に接合してその噛合面で支柱の
歯合面に噛合し、挟持ブロックは支柱の所望の高さ位置
に固定される。制御機構は作動カムと伝動軸とを具備
し、作動カムは挟持ブロックとベースソケットの間に設
けられ、伝動軸は作動カムに連結され、伝動軸を介して
作動カムと2つの挟持ブロック半体との位置関係を制御
し、作動カムと挟持ブロック間の空間を変化させること
より、挟持ブロックをロックキャップの略逆U字状凹室
の押圧力により、支柱に噛合する状態とその押圧から解
除される非噛合状態とに設定できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、梯子、脚立、机、椅子、機械、装置等、スタンドを有する設備のス タンドの高さを調整する迅速調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スタンドは、多種多様の分野で使用されており、これらスタンドを調整するた めに、従来は、ボルト、ねじ、又は回転ノブ等によりその高さを調整し固定して いる。しかしながら、このような従来の調整方式では、多くの時間と労力とを必 要とし、特に時間を争う必要のある固定物或は多数の脚を有する設備にあっては 、極めて不便であり、場合によっては調整のための工具を使用しなければならず 、また、その工具を保管するための手段も必要となり、一層面倒である。又、回 転ノブによりスタンドを調整するものにあっては、確実に固定されたかどうか、 或いは固定力の大小に対する判断が難しく、さらに使用者によりそれぞれ締め付 ける力が異なり、従つて調整状態の固定力も一定ではないことになる。又、締め 付ける力が弱く、或は回転ノブの使用が頻繁な場合、固定状態がゆるみ易く、ス タンド上に支持される物品又は人体にとって危険な事故につながる恐れがある。
【0003】
【考案の目的】
本考案の目的は、上記従来の問題点を解消し、ワンタッチ操作で迅速にスタン ドの高さを調整し固定でき、時間と労力とを節約できるスタンド迅速調整装置を 提供することにある。
【0004】 本考案の他の目的は、使用者の力の強弱に拘わらず、また、各種の異なる地形 に適用することができ、しかも調整後の固定が確実で安全性の高いスタンド迅速 調整装置を提供することにある。
【0005】 本考案の別の目的は、何ら工具を必要とせず、簡単な手指操作だけでスタンド の高さを調整し及び固定できるスタンド迅速調整装置を提供することにある。
【0006】
【目的を達成するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案においては、2つの挟持ブロック半体 (30)と、ロックキャップ(20)と、ベースソケット(21)と、接合面を 有する支柱(51)と制御機構(40,42,43,44)とから成り、固定用 の中空スタンドとベースソケット或いはロックキャップとは結合されており、ベ ースソケットとロックキャップとには、いずれも支柱を上下動自在に挿通させる ための通孔が設けられており、またベースソケットとロックキャップとは一体的 に結合されている。挟持ブロック半体は、ベースソケットとロックキャップとの 間に配置されると共にその内周面に噛合面を、また外周面にテーパ面を形成して ある。2つのブロック半体は、そのテーパ面に対するロックキャップの略逆U字 状凹室の押圧により、互に接合してその噛合面で支柱の歯合面に噛合し、従って 挟持ブロックは支柱の所望の高さ位置に固定される。制御機構は作動カムと伝動 軸とを具備し、作動カムは挟持ブロックとベースソケットの間に設けられ、伝動 軸は作動カムに連結され、伝動軸を介して作動カムと2つの挟持ブロック半体と の位置関係を制御し、作動カムと挟持ブロック間の空間を変化させることより、 挟持ブロックをロックキャップの略逆U字状凹室の押圧力により、支柱に噛合す る状態とその押圧から解除される非噛合状態とに設定できる。この場合、スタン ドとベースソケット或はロックキャップとは一体に結合されているため、スタン ドの高さを調整することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面に基づいて本考案に係るスタンド迅速調整装置を脚立に適用した実 施例を説明する。 図2及び図3において、51は、外周面にねじ溝等の凹凸を有する係合面53 を形成してある支柱、21は、底面壁中央に支柱51を上下動自在に挿通するた めの通孔を穿設し、上端を開放させた断面U字状のベースソケット、20は、中 央上部に支柱51を上下動自在に挿通するための通孔を穿設し、下部に下方へ開 放する略逆U字状の凹室24が形成されているロックキャップ、30は、ベース ソケット21の内部とロックキャップ20の凹室24とによって形成された空間 内に配置される2つの挟持ブロック半体、40は作動カム、43は、作動カムを 回動するための操作ハンドル、44は、作動カム40と操作ハンドル43とを連 結する伝動軸、42は、操作ハンドル43を1つの回動方向へ付勢するねじりば ね、41は、操作ハンドル43と伝動軸44とをベースソケット21の下部側壁 に取付けるためのボルト、31は、挟持ブロック半体30の上部に形成された外 周溝に嵌入され、挟持ブロック30の上端部を締め付ける方向に付勢するしぼり 部材としての環状コイルばねである。なお、52は、ロックキャップ20をスタ ンドに接続する継手部である。
【0008】 前記ロックキャップ20の下部は、接合部となっており、ベースソケット21 の上部内周に形成された接合部に嵌合され、ビス23によりベースソケット21 と一体的に結合されている。また、ロックキャップ20の前記略逆U字状凹室2 4の下部内周は、下方は拡開するテーパ面になっている。
【0009】 前記2つの挟持ブロック半体30は、図3と図4に示すように、その外周面が 前記外周溝から下方へ拡大し、前記ロックキャップ20の内周のテーパ面と圧接 可能なテーパ面を形成している。挟持ブロック30の中央には上下に貫通する縦 孔が穿設され、この縦孔は、図2と図3とに示すように、その略下半部に、例え ばねじ溝等凹凸を有する係合面34が形成されると共に、下半部は、支柱51の 係合面部53よりも大径の通孔となっている。また、挟持ブロック30の割れ面 の略中央部には、支点となる一対の枢軸ピン32が嵌挿される水平な枢軸孔35 が形成され、この枢軸孔35から上方の割れ面は、上方に拡開する平坦なテーパ 面になっている。従って、挟持ブロック30は、図4と図5とに示すように、支 柱51に嵌着された状態で、その2つのブロック半体は、枢軸ピン32を支点と して、互に相反する方向へ回動することができ、図4に示すように下半部の割れ 面が接触するように回動された状態では、下部の係合面34を支柱51の係合面 53に噛合させ、図5に示すように上半部の割れ面が接触するように回動された 状態では、係合面34、53の噛合が解除され、支柱51に沿って上下動自在な 状態となる。
【0010】 前記伝動軸44は、その内端に作動カム40が固定されえおり、その外端には 操作ハンドル43が固定されているため、操作ハンドル43をベースソケット2 1に対して回動させると、作動カム40も一体となって回動し、カム面の高低部 の位置が変えられる。
【0011】 ねじりばね42は、作動カム40のカム面の山部が常時図2に示すように、作 動カム40の山部が上方位置を保持し不慮に回動されることのないように操作ハ ンドル43を付勢する。
【0012】 操作ハンドル43は、図2及び4に示すように作動カムの山部が上側に位置す るロック位置と、図5に示すように低部が上側位置となるロック解除位置との二 位置で切換え操作できるように設定されている。
【0013】 なお、図中22は、ベースソケット21の底部壁から内部へ挿入固定されて挟 持ブロック30の下降を制限するストッパーである。
【0014】
【作用】
本考案のスタンド迅速調整装置を例えば図1のように脚立に取付け、操作ハン ドル43をねじりばね42の付勢力に抗して図5の2点鎖線で示すロック解除位 置まで回動操作すると、作動カム40の山部は下降し、挟持ブロック30の底面 と当接していた状態から離間した状態となる。従って、挟持ブロック30のロッ クキャップ20に対する圧接が解除され、挟持ブロック30はフリー状態となる ため、その上部に設けられた環状コイルばね31の収束力が作用し、2つの挟持 ブロック半体30は枢軸32を支点として、上半部の割れ面が接触する方向へ回 動する。従って、下半部割れ面に設けられた係合面34は拡開し、支柱51の係 合面53に対する噛合が解除され、下方へ落下し、作動カム40の低部及びスト ッパー22によって受け止められる。
【0015】 このようなロック解除の状態で、ロックキャップ20と一体に結合しているベ ースソケット21を支柱51に沿って、所望の高さ位置まで移動させ、操作ハン ドル43を前とは逆の方向へ図4の2点鎖線の位置まで回動操作すると、作動カ ム40は、その山部が上方位置となるように回動しながら挟持ブロック30を押 し上げる。そのため、挟持ブロック30は、その外周テーパ面がロックキャップ 20の凹室24のテーパ面で圧接されるから、環状コイルばれ31の収束力に抗 して揺動し、その係合面34を支柱51の係合面53に噛合させる。そのため、 挟持ブロック30のロックキャップ20に対する圧接を維持している限り、挟持 ブロック30は支柱51を確実に挟持し、ゆるんだり、ずれたりすることはない 。また、挟持ブロック30の対する圧接力、即ちスタンドの荷重が大きい程、挟 持ブロック30の支柱51に対する挟持力が大となるから、大きな荷重を受けて も確実にロックされ、極めて安全である。
【0016】
【考案の効果】
上述したように、本考案のスタンド迅速調整装置によれば、ベースソケット又 はスタンドを把持し、操作ハンドル43を切換える簡単な操作をするだけで、従 来のねじ回し方式のような労力と時間をかけず、ワンタッチで極めて迅速にスタ ンドの床面に対する高さを調整し固定することができる。
【0017】 また、所望の高さに調整した位置の固定は、2つの挟持ブロック半体と支柱と の係合力に加え、スタンドの荷重による挟持が増強されるため、確実に調整位置 にロックされ、頻繁に使用してもゆるんだり、ずれたりすることがなく、極めて 安全である。
【0018】 また、調整位置のロックとロック解除とは、操作ハンドルの切換え操作だけで 達成できるから、工具を使用する必要がなく、しかも、使用者の力の強弱の影響 なしに手軽に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスタンド迅速調整装置を適用した脚立
の斜視図。
【図2】本考案のスタンド迅速調整装置を示す図1の要
部縦断面図。
【図3】図2のスタンド迅速調整装置の分解斜視図。
【図4】図2の係合状態を示す一部断面側面図。
【図5】図2の係合解除状態を示す一部断面正面図。
【符合の説明】
20 ロックキャップ 21 ベースソケット 24 逆U字状凹室 30 ブロック半体 34 ブロック半体の係合面 40 作動カム 42 付勢部材 43 操作ハンドル 44 伝動軸 51 支柱 53 支柱の係合面

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体を支持するスタンドに設けられ、ス
    タンドの床面に対する高さを調整するためのスタンド調
    整装置において、 外周面に係合面(53)を形成してある支柱(51)
    と;支柱が上下動自在に挿通される通孔を有し、上部に
    接合部を設けてあるベースソケット(21)と;上部中
    央に前記支柱が上下動自在に挿通される通孔を形成し、
    下部にベースソケットの接合部と一体に結合する接合部
    を有すると共に、下方に開放する略逆U字状の凹室(2
    4)が設けてあるロックキャップ(20)と;前記ベー
    スソケットとロックキャップの間に配設される2つのブ
    ロック半体(30)から成り、これらブロック半体の割
    れ面の内周面に係合面(34)を形成すると共に、外周
    面に下方へ拡大するテーパ面を形成し、このテーパ面を
    前記ロックキャップの凹室(24)の内面と圧接させる
    ことにより、2つのブロック半体の係合面を前記支柱の
    係合面(53)と噛合させ、これにより支柱に固定され
    る挟持ブロックと;作動カム(40)と伝動軸(44)
    とを有する制御機構とを具備し、 作動カムは前記挟持ブロックとベースソケットとの間に
    位置して伝動軸に連結され、伝動軸を介して作動カムと
    挟持ブロックとの関係位置を変化させる操作により、挟
    持ブロックをロックキャップの略逆U字状凹室に圧接さ
    せることにより、支柱に対する噛合状態及び噛合解除状
    態が切換えられることを特徴とするスタンド迅速調整装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御機構は、作動カム(40)と、
    伝動軸(44)と、付勢部材(42)と、操作ハンドル
    (43)とを有し、付勢部材は、操作ハンドルが伝動軸
    と作動カムとを介して挟持ブロック(30)を押し上
    げ、略逆U字状の凹室(24)の圧接によってしぼられ
    て支柱(51)に噛合する方向へ付勢するように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のスタンド迅
    速調整装置。
  3. 【請求項3】 前記ロックキャップ(20)の略逆U字
    状凹室(24)と挟持ブロック(30)との間に弾性部
    材を設け、挟持ブロックと作動カムとの当接が離間した
    時に挟持ブロックを前記凹室から下方へはじき出すよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載のスタンド迅速
    調整装置。
  4. 【請求項4】 前記挟持ブロック(30)の上端に付勢
    部材(31)を設けると共に、略中央部位に枢支軸(3
    2)を設置し、挟持ブロックがロックキャップに対する
    圧接状態から解除された時に、付勢部材の収束力によ
    り、上記枢支軸を支点として挟持ブロックを回動し、そ
    の上縁を接触させ、下縁を離間させるようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載のスタンド迅速調整装置。
  5. 【請求項5】 前記支柱が、ねじ棒から成ることを特徴
    とする請求項1に記載のスタンド迅速調整装置。
JP11424991U 1991-12-19 1991-12-19 スタンド迅速調整装置 Pending JPH0647600U (ja)

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JP11424991U JPH0647600U (ja) 1991-12-19 1991-12-19 スタンド迅速調整装置

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JPH0647600U true JPH0647600U (ja) 1994-06-28

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ID=14633039

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717196U (ja) * 1980-07-02 1982-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717196U (ja) * 1980-07-02 1982-01-28

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