JPH0647106A - 消火用配水管 - Google Patents
消火用配水管Info
- Publication number
- JPH0647106A JPH0647106A JP4243974A JP24397492A JPH0647106A JP H0647106 A JPH0647106 A JP H0647106A JP 4243974 A JP4243974 A JP 4243974A JP 24397492 A JP24397492 A JP 24397492A JP H0647106 A JPH0647106 A JP H0647106A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- water
- fire
- holes
- steel pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】本発明は、消化作用を兼備した配水管を目的と
する。 【構成】多数の透孔３を設けた配水用の鋼管１の周囲を
可燃性の物質あるいは低溶融性の物質２で被覆してなる
消火用配水管であって、万一の火災に際して被覆物２が
焼失あるいは溶失して水道管から散水されて消化をする
もので初期消火に期待できる。
する。 【構成】多数の透孔３を設けた配水用の鋼管１の周囲を
可燃性の物質あるいは低溶融性の物質２で被覆してなる
消火用配水管であって、万一の火災に際して被覆物２が
焼失あるいは溶失して水道管から散水されて消化をする
もので初期消火に期待できる。
Description
【産業上の利用分野】本発明は消火作用を兼備した水道
用の配水管に関する。
用の配水管に関する。
【従来の技術】従来建物の内部に配置されている配水用
の水道管は通常の水道用の鋼管が配置されているのみで
あって、防火・消火用としては熱感知式の自動スプリン
クラーが天井などに設けられているが、人の集まる特定
の場所や特殊な建築物等に限られていて、またその散水
作用も限られた範囲内の散水しかできなかった。
の水道管は通常の水道用の鋼管が配置されているのみで
あって、防火・消火用としては熱感知式の自動スプリン
クラーが天井などに設けられているが、人の集まる特定
の場所や特殊な建築物等に限られていて、またその散水
作用も限られた範囲内の散水しかできなかった。
【発明が解決しようとする課題】このため万一の火災の
際に消火力が弱く初期消火を目的としながらも延焼が免
がれえなかった。またこれとは別に火災に際して建物内
の電話線ケーブル等も焼ただれるという欠点があった。
際に消火力が弱く初期消火を目的としながらも延焼が免
がれえなかった。またこれとは別に火災に際して建物内
の電話線ケーブル等も焼ただれるという欠点があった。
【課題を解決するための手段】本発明は、このような従
来のスプリンクラーに代えて、水道の配水管全体を消火
用の散水管とするものであり、またこの水道管の内部に
電話回線等を内蔵させた電纜管を配することによって電
話線ケーブル等をも保護しようとするものである。
来のスプリンクラーに代えて、水道の配水管全体を消火
用の散水管とするものであり、またこの水道管の内部に
電話回線等を内蔵させた電纜管を配することによって電
話線ケーブル等をも保護しようとするものである。
【作用】本発明の消火用配水管は、配水用の水道管とし
て多数の透孔を設けた鋼管を使用し、この鋼管の周囲を
可燃性の物質あるいは低溶融性の物質で被覆するもので
あり、火災に際してこの被覆している物質が燃焼するか
溶失して水道管の透孔から散水され消火が行われるもの
で配管全体から散水されるため広域にわたって散水がで
き、またこの水道管の内部に電話回線等の入った小径の
電纜管を挿入しておくことによって火災によって建物が
焼損した場合であっても水道管内の電話線が焼失するこ
とがない。
て多数の透孔を設けた鋼管を使用し、この鋼管の周囲を
可燃性の物質あるいは低溶融性の物質で被覆するもので
あり、火災に際してこの被覆している物質が燃焼するか
溶失して水道管の透孔から散水され消火が行われるもの
で配管全体から散水されるため広域にわたって散水がで
き、またこの水道管の内部に電話回線等の入った小径の
電纜管を挿入しておくことによって火災によって建物が
焼損した場合であっても水道管内の電話線が焼失するこ
とがない。
【実施例】添付図面により本発明の消火用配水管を説明
すると、図１は本発明の請求項１に示す消火用配水管の
断面図を示し、図２は請求項２に示す消火用配水管の断
面図を示すものである。また図３は図１の配水管の詳細
を示す説明図であり、図４は図２の配水管の詳細を示す
説明図を示すものである。図１において、（１）は水道
用の鋼管であり、この側面には多数の透孔（３）が設け
られている。また、（２）は可燃性あるいは低溶融性の
物質による被覆材を示している。ここで示される可燃性
物質又は低溶融性物質とはビニールチューブやゴム等の
被覆材が適している。図２において、（１）の水道用鋼
管の内部には電纜管（４）が挿通してあり、この電纜管
（４）の中には電話回線（５）が挿入されている。また
図中の符号（６）は電纜管（４）と水道管との間隔を保
持する足であって翼状に数条突出している。したがって
この管の場合は足（６）と足（６）の間が水路となる。
すると、図１は本発明の請求項１に示す消火用配水管の
断面図を示し、図２は請求項２に示す消火用配水管の断
面図を示すものである。また図３は図１の配水管の詳細
を示す説明図であり、図４は図２の配水管の詳細を示す
説明図を示すものである。図１において、（１）は水道
用の鋼管であり、この側面には多数の透孔（３）が設け
られている。また、（２）は可燃性あるいは低溶融性の
物質による被覆材を示している。ここで示される可燃性
物質又は低溶融性物質とはビニールチューブやゴム等の
被覆材が適している。図２において、（１）の水道用鋼
管の内部には電纜管（４）が挿通してあり、この電纜管
（４）の中には電話回線（５）が挿入されている。また
図中の符号（６）は電纜管（４）と水道管との間隔を保
持する足であって翼状に数条突出している。したがって
この管の場合は足（６）と足（６）の間が水路となる。
【発明の効果】本発明の消火用の配水管は、前述のよう
に配水用の水道管として多数の透孔を設けた鋼管を使用
し、この鋼管の周囲を可燃性の物質あるいは低溶融性の
物質で被覆するものであり、火災に際してこの被覆して
いる物質が燃焼するか溶失して水道管の透孔から散水さ
れて消火が行われるものであるから建物の部屋の天井側
からも、また床下からも散水があって消火力が有効に発
揮され、しかも水道管内に電話線回線等が入った電纜管
を挿通しておくことによって建物が焼損した場合であっ
ても電話線等が焼失することがないという、従来の防火
・消火設備にはみられない卓越した効果を奏する。
に配水用の水道管として多数の透孔を設けた鋼管を使用
し、この鋼管の周囲を可燃性の物質あるいは低溶融性の
物質で被覆するものであり、火災に際してこの被覆して
いる物質が燃焼するか溶失して水道管の透孔から散水さ
れて消火が行われるものであるから建物の部屋の天井側
からも、また床下からも散水があって消火力が有効に発
揮され、しかも水道管内に電話線回線等が入った電纜管
を挿通しておくことによって建物が焼損した場合であっ
ても電話線等が焼失することがないという、従来の防火
・消火設備にはみられない卓越した効果を奏する。
【図１】 請求項１に示す消火用配水管の断面図。
【図２】 請求項２に示す消火用配水管の断面図。
【図３】 図１の詳細を示す説明図。
【図４】 図２の詳細を示す説明図。
（１）…水道用鋼管 （２）…被覆材 （３）…水道用鋼管に設けた透孔 （４）…電纜管 （５）…電話線等のケーブル （６）…間隔保持材
Claims (2)
- 【請求項１】多数の透孔（３）を設けた配水用鋼管
（１）の周囲を可燃性の物質あるいは低溶融性の物質
（２）で被覆してなることを特徴とした消火用配水管。 - 【請求項２】多数の透孔（３）を設けた配水用鋼管
（１）の内部に小径の電纜管（４）を配し、該鋼管
（１）の周囲を可燃性の物質あるいは低溶融性の物質
（２）で被覆してなることを特徴とした消火用配水管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243974A JPH0647106A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 消火用配水管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243974A JPH0647106A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 消火用配水管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0647106A true JPH0647106A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=17111823
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4243974A Pending JPH0647106A (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | 消火用配水管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0647106A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005094945A1 (en) * | 2004-04-02 | 2005-10-13 | Marioff Corporation Oy | Fire-extinguishing method, apparatus and means |
| JP2011231890A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Sakura Rubber Co Ltd | 消防用ホース |
| CN104707275A (zh) * | 2015-01-19 | 2015-06-17 | 天津凯恩德软件开发有限公司 | 一种高空灭火的方法 |
| KR20170129443A (ko) * | 2016-05-17 | 2017-11-27 | 김영미 | 소방용 배관 및 그 제조방법 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5997689A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-05 | 松下電工株式会社 | 電気かみそり刃 |
| JPS6015754A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-26 | Hitachi Ltd | データ管理装置 |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4243974A patent/JPH0647106A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5997689A (ja) * | 1982-11-25 | 1984-06-05 | 松下電工株式会社 | 電気かみそり刃 |
| JPS6015754A (ja) * | 1983-07-08 | 1985-01-26 | Hitachi Ltd | データ管理装置 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005094945A1 (en) * | 2004-04-02 | 2005-10-13 | Marioff Corporation Oy | Fire-extinguishing method, apparatus and means |
| JP2011231890A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Sakura Rubber Co Ltd | 消防用ホース |
| CN104707275A (zh) * | 2015-01-19 | 2015-06-17 | 天津凯恩德软件开发有限公司 | 一种高空灭火的方法 |
| KR20170129443A (ko) * | 2016-05-17 | 2017-11-27 | 김영미 | 소방용 배관 및 그 제조방법 |
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