JPH0646924A - 家具類の組立構造 - Google Patents

家具類の組立構造

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JPH0646924A
JPH0646924A JP20724092A JP20724092A JPH0646924A JP H0646924 A JPH0646924 A JP H0646924A JP 20724092 A JP20724092 A JP 20724092A JP 20724092 A JP20724092 A JP 20724092A JP H0646924 A JPH0646924 A JP H0646924A
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Mitsuyoshi Yamaguchi
光美 山口
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YUUAISHIYA KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲面を簡単に作り得て、組立工数を低減で
き、周囲壁部材と水平中間板材の組付部位の強度及び剛
性が大である家具類の組立構造を提供する。 【構成】 水平中間板材2を巻き込み可能な周囲壁部材
1の内面3に第1嵌込凹溝4を形成し、第1嵌込凹溝4
に水平中間板材2の外周縁を嵌込んで係止させる。水平
端板材13の一端面19に第2嵌込凹溝14を形成し、周囲壁
部材1の端縁部を第2嵌込凹溝14に嵌込んで係止させ
る。水平中間板材2の外周縁の一部に嵌込凹部12を形成
し、嵌込凹部12に周囲壁部材1の引掛爪部11を係止させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は家具類の組立構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、飾り棚等の家具類の組立構造は、
(棚板等である)水平中間板材の外周面に適数個の小突
出子を付設して、その小突出子を挿嵌する孔部を平板状
の竪板に穿設し、該小突出子を該孔部に挿入・係止させ
て、水平中間板材と竪板を組立て、複数枚の竪板を組合
わせて周囲壁を形成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の組立構
造では、小突出子のみで水平中間板材を支持しているた
め、例えば、水平中間板材に外力が作用すると、小突出
子に上記外力が集中して破損しやすい、つまり、水平中
間板材と竪板の組付部位の強度及び剛性が劣る問題があ
った。
【0004】また、例えば、デザイン上、上記周囲壁を
曲面に形成する必要がある場合においても、上記組立構
造上、容易に対応できず、非常に面倒な加工及び組立と
なる問題があった。
【0005】そこで、本発明は、周囲壁に曲面を簡単に
作り得て、組立工数を低減でき、かつ、周囲壁と水平中
間板材の組付部位の強度及び剛性が大である家具類の組
立構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、水平中間板材を巻き込み可能な周囲壁部
材の内周面に第1嵌込凹溝を形成し、該第1嵌込凹溝に
該水平中間板材の外周縁を嵌込んで係止させたものであ
る。
【0007】また、水平端板材の一端面に第2嵌込凹溝
を形成し、弯曲自在な周囲壁部材の端縁部を該第2嵌込
凹溝に嵌込んで係止させるものである。
【0008】あるいは、水平中間板材の外周縁の一部に
嵌込凹部を形成し、該嵌込凹部に、該水平中間板材を巻
き込み可能な周囲壁部材の引掛爪部を係止させたもので
ある。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、第1嵌込凹溝に水平
中間板材の外周縁を嵌込んで係止させるだけで、簡単か
つ迅速に、水平中間板材を巻き込んだ状態にて周囲壁部
材を組立ることができる。また、水平中間板材の外周縁
を第1嵌込凹溝全体で受けて支えているので、周囲壁部
材と水平中間板材の組付部位の強度及び剛性が大とな
る。
【0010】請求項2の発明によれば、周囲壁部材の端
縁部を第2嵌込凹溝に嵌込んで係止させるだけで、簡単
かつ迅速に、周囲壁部材と水平端板材を組立ることがで
きる。
【0011】請求項3の発明によれば、嵌込凹部に周囲
壁部材の引掛爪部を係止させるだけで、簡単かつ迅速
に、水平中間板材と周囲壁部材を組立てて、固定するこ
とができる。
【0012】そして、請求項1,2,3の発明によれ
ば、周囲壁部材を、簡単に、各種曲面を有する外面形状
にすることができ、水平中間板材,周囲壁部材及び水平
端板材の組立工数を低減できる。
【0013】
【実施例】以下実施例を示す図面に基づいて本発明を詳
説する。
【0014】図1は本発明に係る家具類───本発明に
於て家具類とは、電話台,ワゴン,サイドボード,テー
ブル,本棚,食器棚及び飾り棚等を包含するものとする
───の組立構造の一実施例を示し、その分解斜視図を
図2に示す。
【0015】この図1と図2に於て、1は水平中間板材
2を巻き込み可能な周囲壁部材であって、周囲壁部材1
の内面3には、水平中間板材2の外周縁を嵌込み可能な
第1嵌込凹溝4が形成される。
【0016】図3は周囲壁部材1の展開状態を示し、図
示の如く周囲壁部材1は一枚ものとされ、第1嵌込凹溝
4は、周囲壁部材1の長辺と平行(左右方向)に所定深
さで形成される。
【0017】図4は周囲壁部材1の要部断面図で、図3
と図4に示すように、周囲壁部材1の内面3の所定部位
(水平中間板材2のアール状の各角部5…に対応する部
位)には、周囲壁部材1を弯曲可能なように、上下方向
に複数のスリット6…が形成される。
【0018】さらに、周囲壁部材1の内面3の左右端部
には、上下方向にV字状折曲溝7,7が形成され、図4
に示すごとく、周囲壁部材1の左右端部を略直角に折曲
げ可能に構成される。これにより、周囲壁部材1に引掛
爪部11が形成される。
【0019】周囲壁部材1は、合板やパーチクルボード
製等の基材8の表裏面に、薄肉のプラスチック製シート
体9を貼着してなる。
【0020】このシート体9は、スリット6…及び折曲
溝7,7の底部側の薄肉部を補強して、周囲壁部材1の
弯曲・展開の繰返しによる破損を防止する役目と、周囲
壁部材1の外面10の化粧カバーの役目を兼ねている。
【0021】また、パーチクルボード等からなる水平中
間板材2の外周縁の一部(図例では前面側)には、周囲
壁部材1の引掛爪部11を挿入可能な前後方向細長状の嵌
込凹部12が二箇所形成される。
【0022】次に、図2と図5に於て、13はパーチクル
ボード等からなる水平端板材で、水平端板材13の一端面
19には、周囲壁部材1の(上下)端縁部を嵌込み可能な
第2嵌込凹溝14が形成される。
【0023】この第2嵌込凹溝14は、引掛爪対応部15,
アール状角部17…及び直線部18…からなり、図例では、
上側の水平端板材13の裏面、及び、下側の水平端板材13
の表面に、夫々、第2嵌込凹溝14が所定深さで形成され
る。
【0024】しかして、図1と図4に示すように、水平
中間板材2の外周縁を周囲壁部材1で巻き込みつつ、第
1嵌込凹溝4に水平中間板材2の外周縁を嵌込んで係止
させ、さらに、周囲壁部材1の各引掛爪部11を嵌込凹部
12,12に挿入して係止させれば、周囲壁部材1と水平中
間板材2の組立が完了する。
【0025】また、図1と図5に示すように、周囲壁部
材1の上下端縁部を、夫々、(上下の)各水平端板材13
の第2嵌込凹溝14に嵌込んで係止させれば、周囲壁部材
1及び水平端板材13,13の組立が完了する。
【0026】このように、ビス等の固定具を用いずに、
周囲壁部材1,水平中間板材2及び水平端板材13を、容
易かつ迅速に、組立(固定)でき、しかも、周囲壁部材
1,水平中間板材2及び水平端板材13は、簡単な形状・
構造となっているので、製作が極めて容易となる。
【0027】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。例えば、周囲壁部材1の曲面形状(平面視形状)
を、図例以外に、平面視略楕円形状や略円形状等とする
も自由で、その形状に対応させて、スリット6…,水平
中間板材2の外周縁及び第2嵌込凹溝14を形成すればよ
い。
【0028】さらに、水平中間板材2及び第1嵌込凹溝
4を複数設けるも自由であり、また、所望により、接着
剤等を用いることによって、周囲壁部材1,水平中間板
材2及び水平端板材13,13の組付けを、一層強固なもの
とするも望ましい。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0030】請求項1の発明によれば、第1嵌込凹溝4
に水平中間板材2の外周縁を嵌込んで係止させるだけ
で、簡単かつ迅速に、水平中間板材2を巻き込んだ状態
にて周囲壁部材1を組立てることができる。また、水平
中間板材2の外周縁を第1嵌込凹溝4で受けて支えてい
るので、周囲壁部材1と水平中間板材2の組付部位の強
度及び剛性が大となる。
【0031】請求項2の発明によれば、周囲壁部材1の
端縁部を第2嵌込凹溝14に嵌込んで係止させるだけで、
簡単かつ迅速に、周囲壁部材1と水平端板材13を組立る
ことができる。
【0032】請求項3の発明によれば、嵌込凹部12に周
囲壁部材1の引掛爪部11を係止させるだけで、簡単かつ
迅速に、水平中間板材2と周囲壁部材1を組立てて、固
定することができる。
【0033】そして、請求項1,2,3の発明によれ
ば、周囲壁部材1を、簡単に、各種曲面を有する外面形
状にすることができ、意匠的に変化に富んだ家具類を安
価に多量生産可能となる。そして、周囲壁部材1,水平
中間板材2及び水平端板材13の組立工数を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同分解斜視図である。
【図3】周囲壁部材の展開状態を示す斜視図である。
【図4】周囲壁部材と水平中間板材の係止状態を示す要
部断面平面図である。
【図5】周囲壁部材と水平端板材の係止状態を示す要部
断面平面図である。
【符号の説明】
1 周囲壁部材 2 水平中間板材 3 内面 4 第1嵌込凹溝 11 引掛爪部 12 嵌込凹部 13 水平端板材 14 第2嵌込凹溝 19 一端面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平中間板材2を巻き込み可能な周囲壁
    部材1の内面3に第1嵌込凹溝4を形成し、該第1嵌込
    凹溝4に該水平中間板材2の外周縁を嵌込んで係止させ
    ることを特徴とする家具類の組立構造。
  2. 【請求項2】 水平端板材13の一端面19に第2嵌込凹溝
    14を形成し、弯曲自在な周囲壁部材1の端縁部を該第2
    嵌込凹溝14に嵌込んで係止させることを特徴とする家具
    類の組立構造。
  3. 【請求項3】 水平中間板材2の外周縁の一部に嵌込凹
    部12を形成し、該嵌込凹部12に、該水平中間板材2を巻
    き込み可能な周囲壁部材1の引掛爪部11を係止させたこ
    とを特徴とする家具類の組立構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002326631A (ja) * 2001-03-07 2002-11-12 Bel Art Prod Inc モジュール式キャビネット

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587208A (ja) * 1981-07-06 1983-01-17 永大産業株式会社 家具

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