JPH064682A - 電波伝搬特性推定装置および表示装置 - Google Patents

電波伝搬特性推定装置および表示装置

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JPH064682A
JPH064682A JP5831292A JP5831292A JPH064682A JP H064682 A JPH064682 A JP H064682A JP 5831292 A JP5831292 A JP 5831292A JP 5831292 A JP5831292 A JP 5831292A JP H064682 A JPH064682 A JP H064682A
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building
projection
grid
projected
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正弘 木村
Shinichi Ichitsubo
信一 市坪
Toyoji Iwamura
豊次 岩村
Masaharu Hata
正治 秦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンピュータグラフィックスの隠面消去処理
におけるメモリ量を低減させる。 【構成】 コンピュータ上の投影面を垂線で等間隔に分
割した格子を設定し、その線分に対する投影された建物
面の最大高および最小高および奥行きをメモリに記憶さ
せる。また、投影面を円筒上の曲面に構成することもで
きる。 【効果】 ピクセルという点毎に奥行き(Z値)を記憶
させていたものを格子という面積毎に奥行き(Z値)を
記憶させるのでメモリ量が低減できる。また、投影面を
円筒上の曲面とすることにより、投影された像を圧縮さ
せ、さらにメモリ量を低減させることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基地局と移動局間の電波
伝搬シミュレーションに利用する。特に、コンピュータ
グラフィックスを用いた建物面の抽出および表示技術に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図17〜図20を参照して説明
する。図17は移動局に対する基地局からの電波伝搬状
態を説明する図である。図18は建物データベースの構
成図である。図19は従来例装置の構成図である。図2
0は従来例装置の動作を示すフローチャートである。
【0003】基地局から電波を送信した場合の受信特性
は、例えば文献「奥村久善、進士昌明監修、“移動通信
の基礎”電子情報通信学会発行、昭和61年10月」の
第61ページ第1行から第64ページ第2行に示される
ように、基地局から直接に受信局へ到達する直接波と基
地局から見通しとなる建物面で反射、散乱して受信局へ
到達する反射波を合成したものとなる(図17参照)。
【0004】建物で反射する反射波の受信電力Pr は散
乱断面積σn を計算して、送信電力Pt 、送信アンテナ
の絶対利得Gt 、受信アンテナの実効面積Ae 、送信局
と建物面間の距離d1 、建物面と受信局間の距離d2
すると、例えば「竹内 勉、羽野 剛、吉田 進、池上
文夫監修、“市街地多重波遅延プロフィールの理論的
予測法の基礎検討” 電子情報通信学会論文誌 B−I
I、1990年11月発行」に示されるように、 Pr =Pt t σn e /(4π)2 (d1 2 ) で計算される。
【0005】この中の散乱断面積σn は見通しとなる建
物面の形状、その建物面に対する電波の入射角および反
射角から計算することができる。
【0006】ここで問題となるのは、見通しとなる建物
面の割り出しである。見通し建物面の割り出しは、例え
ば文献「山口富士夫監修、“実践コンピュータグラフィ
ックス(基礎手続きと応用)”、日刊工業新聞社発行、
1987年2月28日発行」の第328ページ第1行か
ら第335ページ第22行に示すようなZバッファアル
ゴリズムを利用して行う。
【0007】建物面データベースは図18に示すように
建物面71〜73に対して、建物面を識別するための建
物面に固有の建物面番号74、建物面の位置を示す2点
の座標値75、建物面の高さ76、および標高77を有
する。
【0008】次に、図19において、視点8から観測方
向に建物面9を投影する横X、縦Yの大きさの平面(投
影面)10を設定して、その平面上に見通しとなる建物
面を判断する時の精度を考慮して間隔Δpを適当に設定
したピクセル11、そしてそのピクセル11に対応した
Zバッファ12を考える。このZバッファ12はピクセ
ル11に対する建物面の奥行き(Z値)とその建物面番
号74を格納するバッファである。
【0009】図20に従来例の動作をフローチャートで
示す。まず、Zバッファを初期化(S1)して、次に、
データベースにある建物面を任意の順に平面投影面に投
影していく(S2、3)。このとき、投影された建物面
の各ピクセルに対する奥行き(Z値)が、各ピクセルに
対するZバッファの値と比較される(S4)。もし、新
しく投影される建物面の各ピクセルに対する奥行きが、
Zバッファに格納されている奥行きと比較して手前であ
るならば(S4)、その新しい投影面の奥行きと建物面
番号がZバッファに書き込まれ、ZバッファのZ値と建
物面番号が更新される(S5)。全ての建物面が投影さ
れた後、Zバッファに残っている建物面番号により見通
しとなる建物面が判断できる(S6)。また、そのピク
セル数と奥行きから見通しとなる建物面の大きさも計算
できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この方法の最大の欠点
は、大容量のメモリを要することである。例えば、視点
から1mの位置に投影面を設定したとき、5km先の建
物を10mの精度で識別するためには、投影面上のピク
セル間隔が 10×1m/5km=0.02m=20mm 必要となる。視点から左右上下45度の範囲の建物面を
投影するためには、投影面の大きさは上下左右各々 2×(1m×tan45°)=2m 必要になる。従って、ピクセルの総数は、 (2/0.002)2 =1×106 (個) となる。360度の範囲の建物面を投影するためには4
つの投影面が必要となり、この4倍の 4×106 (個) のピクセル数が必要となる。また、1つのピクセルに対
してZバッファは奥行き(Z値)と建物識別番号の2項
目を格納し、各々の項目が4バイト必要であるとする
と、 2(項目)×4(バイト/項目)×4×106 (個)=
3.2×107 (バイト) のメモリを要することになる。
【0011】本発明は、このような背景におこなわれた
ものであり、電波伝搬特性推定処理での見通し建物面判
断のための隠面消去処理において、建物面を特定のスク
リーン座標系に投影して隠面の関係を判断するという像
空間アルゴリズムで、大容量のメモリが必要となる問題
を解決する電波伝搬特性推定装置および表示装置の提供
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は電
波伝搬特性推定装置であり、コンピュータグラフィック
スを用いて基地局を視点とした建物面をコンピュータ上
に再現する演算回路と、この演算回路に接続され建物面
データの授受を行うメモリとを備えた電波伝搬特性推定
装置において、前記演算回路は、前記視点に対して垂直
な平面上に垂線が等間隔に設定された投影面を設定する
手段を含み、前記メモリは、投影された建物面をこの垂
線の線分毎に投影最大高および最小高および奥行きにつ
いて保存するメモリ手段を備えたことを特徴とする。
【0013】なお、前記投影面が円筒上の曲面である構
成とすることもできる。
【0014】本発明の第二の観点は表示装置であり、コ
ンピュータグラフィックスを用いて基地局を視点とした
建物面をコンピュータ上に再現する演算回路と、この演
算回路に接続され建物面データの授受を行うメモリと、
前記隠面消去処理された建物面イメージを表示するディ
スプレイとを備えた表示装置において、前記演算回路
は、前記視点に対して垂直な平面上に垂線が等間隔に設
定された投影面を設定する手段を含み、前記メモリは、
投影された建物面をこの垂線の線分毎に投影最大高およ
び最小高および奥行きについて保存するメモリ手段を備
えたことを特徴とする。
【0015】なお、前記投影面が円筒上の曲面である構
成とすることもできる。
【0016】
【作用】移動局に対する基地局からの電波伝搬特性を推
定するためには、基地局から移動局を見通したときの電
波伝搬に大きく係わる建物面を考えずには推定できな
い。
【0017】この場合、電波伝搬に影響する建物面は視
点側から見通すことができる面だけである。大きな建物
の裏に隠れている建物は、そこに存在していたとしても
基地局からの電波伝搬特性には直接影響を与えない。
【0018】これをコンピュータグラフィックスを用い
てシミュレーションするために、建物データベースには
基地局周辺の建物データが全て蓄積されている。その内
容は、建物面を識別するための建物面に固有の建物面番
号、建物面の位置を示す2点の座標値、建物面の高さ、
および標高である。
【0019】これらの建物データをコンピュータ上の投
影面に投影して、より手前の建物面のみを抽出する。こ
のフローを繰り返すことにより、基地局から見通しとな
る建物面群がコンピュータ上に現れる。
【0020】ここで本発明の特徴として、投影面を格子
状に細分する。建物面データでは建物面の下に必ず地面
が存在することから、任意の建物面は垂直に設定された
格子状では連続した区間のみで見通しとなり、2つ以上
の別々の区間で見通しとなることはない。そこで、建物
面は建物面の最大高と最小高との差による線分の長さ
と、その格子に対する建物面番号の奥行き(Z値)と、
線分の本数の3つの要素で表現できる。これらの情報を
格納するバッファを「格子バッファ」と呼ぶことにす
る。
【0021】また、この投影面を円筒状とし、その局面
に投影して像を圧縮することにより、さらに投影面を小
さくしてメモリ量を減らしている。
【0022】なお、この建物面群をディスプレイ上に描
画させる場合は、建物面が投影されている格子の内側に
位置するピクセルを塗り潰すことにより描画できる。こ
の場合もメモリは各格子対応であり、各ピクセル対応と
する必要はない。
【0023】
【実施例】図1を参照して本発明第一実施例装置の構成
を説明する。図1は本発明第一実施例装置の構成図であ
る。
【0024】本発明は、コンピュータグラフィックスを
用いて基地局を視点とした建物面をコンピュータ上に再
現する演算回路としてのCPU2と、このCPU2に接
続され建物面データの授受を行うメモリ1と、前記隠面
消去処理された建物面イメージを表示するディスプレイ
3とを備えた電波伝搬特性推定装置および表示装置にお
いて、CPU2は、前記視点に対して垂直な平面上に垂
線が等間隔に設定された投影面を設定する手段を含み、
メモリ1は、投影された建物面をこの垂線の線分毎に投
影最大高および最小高および奥行きについて保存するメ
モリ手段としての格子バッファ6を備えたことを特徴と
する。
【0025】本発明第一実施例は、電波伝搬特性推定処
理での見通し建物面判断のための隠面消去処理におい
て、建物面を特定のスクリーン座標系に投影して隠面の
関係を判断するという像空間アルゴリズムで、建物面を
投影する投影面の単位を点(ピクセル)ではなく格子
(ラティス)にして見通しとなる建物面の判断に必要な
メモリ量を小さくしようとするものである。
【0026】本発明第一実施例では、図18に示したよ
うな建物面を識別するための建物面に固有の建物面番号
74、建物面の位置を示す2点の座標値75、建物面高
さ76、および標高77を有する建物データベースを用
いる。
【0027】次に、CPU2内の投影面と格子バッファ
の状態を図2〜図11を参照して説明する。図2〜図1
1は投影面と格子バッファの状態を示す図である。
【0028】図2において、視点13から観測方向に建
物面14を投影するための横X、縦Yの大きさを持つ平
面である投影面15を設定し、その平面上に見通しとな
る建物を判断する時の精度を考慮して間隔Δkを適当に
設定した格子16と、その格子16に対応した格子バッ
ファ17を備える。この格子バッファ17は各格子に対
する建物面14の建物面番号18、その建物面の奥行き
(Z値)19、そして投影された建物面の最大高20と
最小高21を格納するバッファである。いわば最大高2
0は建物の頂点に当たる標高であり、最小高21は建物
と地面の堺目に当たる標高である。格子バッファはk
(=X/Δk)本の格子に対し、それぞれ最大N個の見
通しとなる建物面の情報が格納できる。
【0029】図3および図4を参照して2つの建物面が
投影される場合を説明する。
【0030】まず、図3のように建物面22は建物面2
3に比べて手前にあり、建物面23が大きい場合を説明
する。この場合、次の2通りの場合がある。
【0031】まず、一つは建物面22が先に投影面25
に投影される場合である。
【0032】建物面22が視点24に対して設定された
投影面25上の格子27〜29に投影され、格子バッフ
ァ上の奥行き、最大高、最小高には図4に示すように、
Z22−27、MAX22−27、MIN22−27〜
Z22−29、MAX22−29、MIN22−29が
格納される。次に、建物面23が投影面25上の格子2
6〜28に投影される。このとき、それぞれの格子上で
建物面23の奥行き、最大高、最小高はZ23−26、
MAX23−26、MIN23−26〜Z23−29、
MAX23−29、MIN23−29である。また、格
子26には建物面22が投影されていないので、対応す
る格子バッファには、Z23−26、MAX23−2
6、MIN23−26が格納される。格子27では、建
物面23の奥行きZ23−27を既に格納されている格
子バッファ上の建物面22の奥行きZ22−27と比較
し、建物面23が建物面22よりも奥にあることが判断
できるので、MAX23−27、MIN23−27とM
AX22−27、MIN22−27の大きさの関係か
ら、建物面23はMAX23−27からMAX22−2
7が見通しとなることが分かる。そして、MAX22−
27より下で建物面23が再び見通しになることはな
い。このように、建物面データでは、建物面の下に必ず
地面が存在することから、任意の建物面は垂直に設定さ
れた格子上では連続した区間でのみ見通しとなり、2つ
以上の区間で見通しとなることはあり得ないので、見通
しとなる区間の情報としては格子上で見通しとなる部分
の最大高と最小高のみがあればよい。そこで、格子27
に対応する格子バッファの奥行き、最大高、最小高には
Z23−27、MAX23−27、MAX22−27が
追加格納される。同様に格子28に対応する格子バッフ
ァには、Z23−28、MAX23−28、MAX22
−28が格納される。このときの格子バッファを図5に
示す。
【0033】次に、建物面23が先に投影面25に投影
される場合を説明する。
【0034】建物面23が投影面25上の格子26〜2
8に投影され、格子バッファ上の奥行き、最大高、最小
高には図6に示すように、Z23−26、MAX23−
26、MIN23−26〜Z23−28、MAX23−
28、MIN23−28が格納される。次に、建物面2
2が投影面25上の格子27〜29に投影される。この
とき、それぞれの格子上で建物面22の奥行き、最大
高、最小高はZ22−27、MAX22−27、MIN
22−27〜Z22−29、MAX22−29、MIN
22−29である。格子27では、建物面22の奥行き
Z22−27を既に格納されている格子バッファ上の見
通しとなる建物面23の奥行きZ23−27と比較し、
建物面22が建物面23よりも手前にあることが判断で
きるので、MAX22−27、MIN22−27とMA
X23−27、MIN23−27の大きさの関係から、
建物面22は全体すなわちMAX22−27からMIN
22−27が見通しとなることが分かる。そこで、格子
27に対応する格子バッファの奥行き、最大高、最小高
にはZ22−27、MAX22−27、MIN22−2
7が追加格納される。しかし、既にMAX23−27か
らMIN23−27が見通しと判断されている建物面2
3は、建物面22により下部が遮られMAX23−27
からMAX22−27までしか見通しとならないので、
格子バッファ上のMIN23−27はMAX22−27
に書き替えられる。同様に格子28に対応する格子バッ
ファには、Z22−28、MAX22−28、MAX2
2−28が追加格納され、既に格納されている建物面2
3の最小高MIN23−28はMAX22−28に書き
替えられる。また、格子29には建物面23が投影され
ていないので、対応する格子バッファには、Z22−2
9、MAX22−29、MIN22−29が格納され
る。このときの格子バッファを図7に示す。これは、図
5と格納する順序は異なるが内容は同じである。図3で
は、建物面23の一部が建物面22に遮られる場合を説
明しているが、全く遮られない場合には、建物面23の
格子27および28に対応する格子バッファの最小高に
はそれぞれMAX22−27、MAX22−28の代わ
りにMIN23−27、MIN23−28が追加格納さ
れる。
【0035】このようにして、格子バッファ上には建物
面22と23が残り両方の建物面が見通しとなることが
分かる。また、その線分の長さ、奥行き、そしてその本
数から見通し面の大きさが計算できる。
【0036】次に、図8のように建物面30は建物面3
1に比べて手前にあり、建物面31が小さい場合を説明
する。この場合にも次の2通りの場合がある。
【0037】まず、建物面30が先に投影面33に投影
される場合を説明する。
【0038】建物面30が視点32に対して設定された
投影面33上の格子35〜37に投影され、格子バッフ
ァ上の奥行き、最大高、最小高には図9に示すように、
Z30−35、MAX30−35、MIN30−35〜
Z30−37、MAX30−37、MIN30−37が
格納される。次に建物面31が投影面33上の格子34
〜36に投影される。このとき、それぞれの格子上で建
物面31の奥行き、最大高、最小高はZ31−34、M
AX31−34、MIN31−34〜Z31−36、M
AX31−36、MIN31−36である。格子34の
格子バッファ上には何もないので、建物面31の全体が
見通しとなり、Z31−34、MAX31−34、MI
N31−34が格納される。格子35では、建物面31
の奥行きZ31−34、MAX31−34、MIN31
−34が格納される。格子35では、建物面31の奥行
きZ31−35を既に格納されている格子バッファ上の
建物面30の奥行きZ30−35と比較し、建物面31
が建物面30よりも奥にあることが判断できるので、M
AX31−35、MIN31−35とMAX30−3
5、MIN30−35の大きさの関係から建物面31は
見通しとならないことが分かる。従って、格子35に対
応する格子バッファの奥行き、最大高、最小高には何も
追加されない。同様に格子36に対応する格子バッファ
にも何も追加されない。このときの格子バッファを図1
0に示す。
【0039】次に、建物面31が先に投影面33に投影
される場合を説明する。
【0040】建物面31が投影面33上の格子34〜3
6に投影され、格子バッファ上の奥行き、最大高、最小
高には図11に示すように、Z31−34、MAX31
−34、MIN31−34〜Z31−36、MAX31
−36、MIN31−36が格納される。次に建物面3
0が投影面33上の格子35〜37に投影される。この
とき、それぞれの格子上で建物面30の奥行き、最大
高、最小高はZ30−35、MAX30−35、MIN
30−35〜Z30−37、MAX30−37、MIN
30−37である。次に格子35では、建物面30の奥
行きZ30−35を既に格子バッファに格納されている
建物面31の奥行きZ31−35と比較し、建物面30
が建物面31よりも手前にあることが判断できるので、
MAX30−35、MIN30−35とMAX31−3
5、MIN31−35の関係から建物面31は見通しと
ならないことが分かる。そこで、格子35に対応する格
子バッファ上の奥行き、最大高、最小高にZ30−3
5、MAX30−35、MIN30−35を格納し、建
物面31のデータすなわちZ31−35、MAX31−
35、MIN31−35を削除する。同様に格子36に
対応する格子バッファ上の奥行き、最大高、最小高にZ
30−36、MAX30−36、MIN30−36を格
納し、建物面31のデータすなわちZ31−36、MA
X31−36、MIN31−36を削除する。格子37
では、格子バッファ上に何もないためZ30−37、M
AX30−37、MIN30−37が格納される。この
ときの格子バッファは前述の場合と同様に図10のよう
になる。このようにして、格子バッファ上には建物面3
0と31が残り両方の建物面が見通しとなることが分か
る。また、その線分の長さ、奥行き、そしてその本数か
ら見通し面の大きさが計算できる。
【0041】次に図12を参照して本発明第一実施例装
置の動作を説明する。図12は本発明第一実施例装置の
動作を示すフローチャートである。建物面番号が格納さ
れる格子バッファの領域をNobuf、奥行きが格納さ
れる格子バッファの領域をZbuf、最大高が格納され
る格子バッファの領域をMAXbuf、最小高が格納さ
れる格子バッファの領域をMINbufとする。
【0042】まず、格子バッファを初期化して(S1
1)、次にデータベースにある建物があるとき、また全
て処理していないときは(S12)は任意の順に円筒投
影面上に投影していく(S13)。このとき、格子上に
投影されているとき、または投影された格子を全て処理
していないときは(S14)、投影面の格子上の建物面
の奥行き、最大高、最小高をそれぞれ変数Z、MAX、
MINに代入し(S15)、この建物面をAとする。格
子バッファ上にデータがない場合、または全て処理して
しまった場合は(S16)、MAX、MIN、Zを格子
バッファ上に追加する(S17)。格子バッファ上にデ
ータがある場合は(S16)、格子バッファ上に格納さ
れた見通し面データ奥行きZbuf、最大高MAXbu
f、最小高MINbufを順番に読出し(S18)、投
影された建物面の奥行きZがZbufと比較される。こ
の建物面をBとする。
【0043】もし、新しく投影される建物面Aが、格子
バッファ上の建物面データBよりも奥である、即ちZが
Zbufより大きい場合は(S19)、次のように処理
する。新しく投影された建物面Aの格子上の最小高MI
Nが最大高MAXbufよりも大きい場合(S20)、
建物面AとBは互いに見通しの障害にならないので、そ
のままでS16にもどり、次の格子バッファ上のデータ
を読み出す。MINがMAXbufよりも大きくなくて
(S20)、MAXがMAXbufよりも大きい場合は
(S21)、建物面Aの見通しは建物面Bにより一部遮
られ、建物面AはMAX〜MAXbuf間しか見通しと
ならないので、MINにMAXbufを代入して(S2
2)、S16に戻り、次の見通し面データがまだ格子バ
ッファにある場合は(S16)、次の見通し面データを
読み出す。また、MINがMAXbufよりも大きくな
く(S20)、MAXがMAXbufよりも大きくなら
ない場合は(S21)、建物AはBに遮られて見通しと
ならないため、S14に戻り、建物Aが投影された次の
格子について同様の処理をする。全ての格子について処
理が終了したとき(S14)、次の建物面データを投影
する(S12)。
【0044】もし、新しく投影される建物面Aが、格子
バッファ上の建物面データBよりも手前にある、即ちZ
がZbufより大きくない場合は(S19)、次のよう
に処理する。即ち、新しく投影された建物面Aの格子上
の最大高MAXが最小高MINbufよりも小さい場合
は(S23)、建物面AとBは互いに見通しの障害にな
らないので、そのままでS16に戻り、まだ別の見通し
面データが格子バッファ上にある場合は(S16)、次
の格子バッファ上の見通し面データを読み出す(S1
8)。MAXがMINbufよりも小さくなくて(S2
3)、MAXがMAXbufよりも小さい場合は(S2
4)、建物面Bの見通しは建物面Aにより一部遮られ、
建物面BはMAXdummy〜MAX間しか見通しとな
らないので、MINbufにMAXを代入し、格子バッ
ファを変更して(S25)、S16に戻り、まだ別の見
通し面データが格子バッファ上にある場合は(S1
6)、次の格子バッファ上の見通し面データを読み出す
(S18)。また、MAXがMINbufよりも小さく
なくて(S23)、MAXがMAXbufよりも小さく
ならない場合は(S24)、建物BはAに遮られて見通
しとならないため、格子バッファより、建物面Bのデー
タを削除して(S26)、S16に戻り、まだ別の見通
し面データが格子バッファ上にある場合は(S16)、
次の格子バッファ上の見通し面データを読み出す(S1
8)。
【0045】以上の処理を全ての建物データについて行
った後(S12)、格子バッファ上にある建物面番号を
調べ、見通しとなる建物面を判断することが出来る(S
27)。
【0046】次に、本発明によるメモリ量を計算する。
例えば、視点から1mの位置に平面投影面を設定したと
き、5km先の建物を10mの精度で識別するために
は、投影面上の格子間隔が 10×1m/5km=0.002m 必要となる。視点から左右上下45度の範囲の建物面を
投影するためには、投影面の大きさは上下左右各々 2×(1m×tan45°)=2m 必要になる。従って、格子の総数は 2/0.002=1×103 (本) となる。360度の範囲の建物面を投影するためには9
0度に4つの投影平面を考えるため、この4倍の 4×103 (本) の格子が必要となる。また、一本の格子に対して格子バ
ッファは奥行き、最高値、最小値、建物識別番号の4項
目を見通しとなる建物数分だけ格納し、各々の項目が4
バイト必要である。ここで、10件の建物が格納される
とすると、 4(項目)×4(バイト/項目)×4×103 (本)×
100(件)=3.2×106 (バイト) の少ないメモリ容量で済む。
【0047】次に、図13を参照して格子バッファから
見通しとなる建物面をディスプレイ3上に描画する方法
を説明する。図13は建物面の投影面における描画方法
を説明する図である。
【0048】図13に示すように建物面38が視点39
に対して設定された投影面40の格子I〜I+Nに投影
され、格子バッファ上にZ38−I、MAX38−I、
MIN38−I〜Z38−(I+N)、MAX38−
(I+N)、MIN38−(I+N)が格納されている
とき、建物面38の見通しとなる部分の画素(ピクセ
ル)を塗り潰すことにより表示する。
【0049】次に、図14を参照して建物面を平面投影
面ではなく、円筒投影面に投影る場合を本発明第二実施
例として説明する。図14は本発明第二実施例を示す図
である。
【0050】本発明第二実施例は、電波伝搬特性推定処
理での見通し建物面判断のための隠面消去処理におい
て、建物面を特定のスクリーン座標系に投影して隠面の
関係を判断するという像空間アルゴリズムで、投影面を
平面ではなく円筒面にすることにより、見通しとなる建
物面の判断に必要なメモリ量を小さくしようとするもの
である。
【0051】視点41に対して、建物面43を投影する
ために、半径r、高さZの円筒投影面42を設定して、
その円筒投影面上に見通しとなる建物面を判断する時の
精度を考慮して間隔Δkを適当に設定した格子44、そ
してその格子に対応した格子バッファ45を考える。こ
の格子バッファ45は、前述の平面投影面の場合と同様
に、各格子に対する建物面43の建物面番号46、その
建物面の奥行き(Z値)47、そして投影された建物面
の最大高48と最小高49を格納するバッファである。
格子バッファ45はK(=X/Δk)本の格子に対し、
それぞれ最大N個の見通しとなる建物面の情報が格納で
きる。建物面をこの円筒投影面へ投影し、格子バッファ
の情報を更新していく方法は、前述の平面投影面の場合
と同様である。
【0052】次に、図15を参照して円筒投影面を用い
た場合の投影部分の歪みを説明する。図15は円筒投影
面の歪みを説明する図である。
【0053】この円筒投影面を用いた場合、図15に示
すように視点50に対して円筒投影面51を設定して、
建物面52を投影すると投影部分53に歪みが発生し平
面状のディスプレイでは形状を正確に描画できない。
【0054】次に、図16を参照して円筒投影面に発生
する誤差を説明する。図16は円筒投影面に発生する誤
差を説明する図である。
【0055】図16は建物面54を視点55に対して設
定した円筒投影面56に投影したときの様子を上から見
た平面図である。本発明では、まず建物面54の円筒投
影面56への投影部分57を平面上にしたものである。
しかし、実際の目に見えるのは平面の投影面58への投
影部分59である。この投影部分59と57の面積比R
は、高さの違いは無視できるので、幅の比となり、投影
範囲をθ′とすると、R≒2・tan(θ′/2)/
θ′となる。従って、θ′の小さい範囲即ち、建物面5
4が円筒投影面56から十分遠い距離にあるとき、Rは
1に近い値をとり、誤差は殆ど無視できる。
【0056】次に、平面投影面の代わりに円筒投影面を
用いる場合のメモリ容量を計算する。例えば、視点から
半径1mの円筒上に投影面を設定したとき、5km先の
建物を10mの精度で識別するためには、投影面上に 10×1m/5km=0.002(rad) の間隔で格子が必要となる。視点から左右360度の範
囲の建物面を投影するためには、円筒投影面上の格子の
数は、 2π/0.002≒3×103 (本) となり、平面に投影する場合よりも少ない格子数で済
む。
【0057】
【発明の効果】本発明の方法によれば、電波伝搬特性推
定処理における見通し建物面割り出しのための隠面消去
処理において、建物面を特定のスクリーン座標系に投影
して隠面の関係を判断するという像空間アルゴリズム
で、建物面を投影する投影面の単位を点(ピクセル)で
はなく格子(ラティス)にし、さらに投影面を平面では
なく円筒面にすることにより、見通しとなる建物面の判
断に必要なメモリ量を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一および第二実施例装置の構成図。
【図2】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図3】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図4】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図5】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図6】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図7】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図8】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図9】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図10】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図11】投影面と格子バッファの状態を示す図。
【図12】本発明第一実施例の動作を示すフローチャー
ト。
【図13】建物面を描画する方法を説明する図。
【図14】本発明第二実施例を説明する図。
【図15】円筒投影面の歪みを説明する図。
【図16】円筒投影面に発生する誤差を説明する図。
【図17】移動局に対する基地局からの電波伝搬状態を
説明する図。
【図18】建物データベースの構成図。
【図19】従来例を説明する図。
【図20】従来例の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 メモリ 2 CPU 3 ディスプレイ 4 キーボード 5 マウス 6 格子バッファ 7 建物面データ 11 ピクセル 14、22、23、30、31、38、43、52、5
4、61 建物面 8、13、24、32、39、41、50、55、60
視点 10、15、25、33、40、42、58、62 投
影面 16、26〜29、34〜37、44、63 格子 17、45 格子バッファ 18、46、74 建物面番号 19、47 奥行き 20、48 最大高 21、49 最小高 51 円筒投影面 53、57、59 投影部分 56 円筒投影面 75 座標値 76 高さ 77 標高
フロントページの続き (72)発明者 市坪 信一 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 岩村 豊次 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 秦 正治 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータグラフィックスを用いて基
    地局を視点とした建物面を再現する演算回路と、この演
    算回路に接続され建物面データの授受を行うメモリとを
    備えた電波伝搬特性推定装置において、 前記演算回路は、前記視点に対して垂直な平面上に垂線
    が等間隔に設定された投影面を設定する手段を含み、 前記メモリは、投影された建物面をこの垂線の線分毎に
    投影最大高および最小高および奥行きについて保存する
    メモリ手段を備えたことを特徴とする電波伝搬特性推定
    装置。
  2. 【請求項2】 前記投影面が円筒上の曲面である請求項
    1記載の電波伝搬特性推定装置。
  3. 【請求項3】 コンピュータグラフィックスを用いて基
    地局を視点とした建物面を再現する演算回路と、この演
    算回路に接続され建物面データの授受を行うメモリと、
    前記隠面消去処理された建物面イメージを表示するディ
    スプレイとを備えた表示装置において、 前記演算回路は、前記視点に対して垂直な平面上に垂線
    が等間隔に設定された投影面を設定する手段を含み、 前記メモリは、投影された建物面をこの垂線の線分毎に
    投影最大高および最小高および奥行きについて保存する
    メモリ手段を備えたことを特徴とする表示装置。
  4. 【請求項4】 前記投影面が円筒上の曲面である請求項
    3記載の表示装置。
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