JPH064644U - タイヤの空気圧計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤの空気圧の点検を極めて容易にする空
気圧計を提供せんとする。 【構成】 ピストンを有するシリンダーをタイヤのバル
ブに装着可能としたタイヤの空気圧計。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、タイヤの空気圧を点検するのに役立つ空気圧計に関するものである 。

【０００２】

【従来の技術】

従来、タイヤの空気圧を点検するものとしては各種圧力計が一般的であり、主 として業務用に広く用いられている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

一般に、タイヤの空気圧の点検は手間がかかるため、日常、これを自分自身で 実施しているドライバーは少なく、タイヤの外見だけで判断していることが多い のであって、これは車の安全走行上決して好ましいことではないのである。

【０００４】 本考案は、上記の問題点を解消するため、タイヤの空気圧の点検を極めて容易 にする空気圧計を提供せんとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するため、本考案空気圧計は、ピストン２を内蔵するシリンダ ー１を空気流通孔５を有する円筒形のパッキン３の一つの底面の周辺部と結合さ せ、中央に制御突起４を有するもう一つの底面の周辺部と接続具６を結合させ、 タイヤのバルブキャップに代えてバルブに装着して使用する。

【０００６】

【作用】

本考案空気圧計をタイヤのバルブに装着し、シリンダー１をバルブの方へ押し 下げると、弾性体のパッキン３は圧縮され、制御突起４はバルブコアを押すから バルブは開放され、パッキン３に設けた空気流通孔５を空気が流通し、空気圧の 変化に応じてピストン２がシリンダー１内を移動し、タイヤの空気圧とシリンダ ー１内の空気圧が等しくなったときピストン２は静止する。このとき、あらかじ めシリンダー１に設定した目盛をピストン２の位置で読みとればよいのである。

【０００７】

【実施例】

本考案空気圧計について、図面に示す一実施例を説明する。円盤状のプラスチ ックのピストン２を内蔵する透明なプラスチックのシリンダー１を、空気流通孔 ５を有する円筒形のゴムのパッキン３の一つの底面の周辺部と接着結合させてい る。又、中央にバルブコアを押すための制御突起４を有するもう一つの底面の周 辺部と、プラスチックの接続具６を接着結合させ、タイヤのバルブに装着可能と している。

【０００８】

【考案の効果】

本考案空気圧計は、常に、タイヤのバルブに装着して使用され、その操作方法 も簡単であるから、タイヤの空気圧の点検を容易にする効果があり、これは車の 安全走行上極めて好ましいことなのである。又、従来の各種圧力計でタイヤの空 気圧を点検する場合は、タイヤの空気の一部が大気中へ逃げていくが、本考案の 場合は逃げ難いので頻繁に操作しても何ら支障が無いのである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示す断面図である。

【符号の説明】 １ シリンダー ２ ピストン ３ パッキン ４ 制御突起 ５ 空気流通孔 ６ 接続具

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ピストン（２）を有するシリンダー
   （１）を、タイヤのバルブに装着可能としたことを特徴
   とするタイヤの空気圧計。