JPH0646061Y2 - 電池梱包用緩衝材 - Google Patents
電池梱包用緩衝材Info
- Publication number
- JPH0646061Y2 JPH0646061Y2 JP10242890U JP10242890U JPH0646061Y2 JP H0646061 Y2 JPH0646061 Y2 JP H0646061Y2 JP 10242890 U JP10242890 U JP 10242890U JP 10242890 U JP10242890 U JP 10242890U JP H0646061 Y2 JPH0646061 Y2 JP H0646061Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- heat
- welded
- cushioning material
- packaging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Buffer Packaging (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電池、特にリチウム電池の梱包に用いられる
緩衝材に関する。
緩衝材に関する。
リチウム電池で、リチウム含有量が0.5g/個以上越える
ものは安全輸送を図るために、不燃性緩衝材であるヒル
石(Vermiculite)をリチウム電池梱包中に投入してい
る。
ものは安全輸送を図るために、不燃性緩衝材であるヒル
石(Vermiculite)をリチウム電池梱包中に投入してい
る。
しかるに、不燃性緩衝材に使用されるヒル石は粉状であ
るため、リチウム電池梱包用のドラム缶、一斗缶、ある
いは段ボールケースなどにそのまま直接投入すると、そ
の投入時または解包時にヒル石の粉が飛散して目や鼻に
傷をつけるといった危害を加えやすく、その取扱いに注
意を払う必要があった。
るため、リチウム電池梱包用のドラム缶、一斗缶、ある
いは段ボールケースなどにそのまま直接投入すると、そ
の投入時または解包時にヒル石の粉が飛散して目や鼻に
傷をつけるといった危害を加えやすく、その取扱いに注
意を払う必要があった。
本考案は、電池梱包用の緩衝材として用いられるヒル石
を所定量ずつ袋詰めにすることにより、その取扱性の向
上、および梱包の簡易化を図ることを目的とする。
を所定量ずつ袋詰めにすることにより、その取扱性の向
上、および梱包の簡易化を図ることを目的とする。
本考案の電池梱包用緩衝材は、第1図に例示するよう
に、熱溶着可能な包装材料からなる袋1にヒル石2を封
入し、その袋口3を熱溶着シールするとともに、袋表面
材1aと袋裏面材1bの中間部を、袋1の内部を2以上に区
画して各区画内にヒル石を分配する状態に熱溶着したも
のである。
に、熱溶着可能な包装材料からなる袋1にヒル石2を封
入し、その袋口3を熱溶着シールするとともに、袋表面
材1aと袋裏面材1bの中間部を、袋1の内部を2以上に区
画して各区画内にヒル石を分配する状態に熱溶着したも
のである。
袋1に封入されたひる石2は梱包や解包時にその粉を飛
散するようなことがないため、目や鼻に危害を加えるお
それがない。
散するようなことがないため、目や鼻に危害を加えるお
それがない。
ヒル石2を分配する状態に袋表面材1aと袋裏面材1bの中
間部を熱溶着してあるので、ヒル石2は袋1の底の方に
集まり寄って袋1内の上部に空間をつくるようなことが
なくて袋1内の全体に均等に詰められる扁平状態に保持
され、この袋1全体が不燃性緩衝材として有効に働くこ
とになる。
間部を熱溶着してあるので、ヒル石2は袋1の底の方に
集まり寄って袋1内の上部に空間をつくるようなことが
なくて袋1内の全体に均等に詰められる扁平状態に保持
され、この袋1全体が不燃性緩衝材として有効に働くこ
とになる。
本考案によれば、電池梱包用の緩衝材として用いられる
ヒル石2も目や鼻に危害を加えることなく、包装容器に
安全かつ容易に出し入れできて取扱い易くなり、電池の
梱包、解包作業が能率よく行える。しかも、ヒル石2は
袋1内の一部に寄り集まることなく、扁平状に保形され
る袋1の全体にわたって均等に詰められるので、この袋
1全体で電池を衝撃や熱から有効に保護することができ
る。
ヒル石2も目や鼻に危害を加えることなく、包装容器に
安全かつ容易に出し入れできて取扱い易くなり、電池の
梱包、解包作業が能率よく行える。しかも、ヒル石2は
袋1内の一部に寄り集まることなく、扁平状に保形され
る袋1の全体にわたって均等に詰められるので、この袋
1全体で電池を衝撃や熱から有効に保護することができ
る。
本考案に係る電池梱包用緩衝材の一実施例を図面に基づ
き説明する。
き説明する。
第1図は不燃性の緩衝材Aを示しており、これは熱溶着
可能な包装材料、例えばポリプロピレンとポリエステル
の多層構造品による合成紙からなる袋1と、これに封入
されたヒル石2とからなる。
可能な包装材料、例えばポリプロピレンとポリエステル
の多層構造品による合成紙からなる袋1と、これに封入
されたヒル石2とからなる。
袋1はその袋口3が熱溶着シールされるとともに、袋1
の内部を4つに細分する十字状の縦方向の中間溶着部4
および横方向の中間溶着部5とを有し、各区画6・7・
8・9内にヒル石2が全重量の1/4ずつ封入されてい
る。
の内部を4つに細分する十字状の縦方向の中間溶着部4
および横方向の中間溶着部5とを有し、各区画6・7・
8・9内にヒル石2が全重量の1/4ずつ封入されてい
る。
第3図(a)・(b)・(c)に示す緩衝材Aの製造工
程図において、袋1へのヒル石2の封入、および熱溶着
の作業順の一例を挙げる。
程図において、袋1へのヒル石2の封入、および熱溶着
の作業順の一例を挙げる。
まず、第3図(a)に示すように、上記包装材料からな
るフィルムを二つ折りし、その両サイドS・Sを熱溶着
シールして袋1を作り、更に袋1内を左右に区画するよ
う袋表面材1aと袋裏面材1bの中間部を縦方向に熱溶着し
て中間溶着部4を形成し、その中間溶着部4により形成
される区画内の下半分にヒル石2を全重量の1/4ずつ入
れる。次いで、第3図(b)に示すように、袋1内を上
下に区分するよう袋表面材1aと袋裏面材1bの中間部を横
方向に熱溶着して中間溶着部5を形成し、この中間溶着
部5により形成される区画8・9内にヒル石2を全重量
の1/4ずつ入れる。最後に、第3図(c)に示すよう
に、袋口3を熱溶着シールする。
るフィルムを二つ折りし、その両サイドS・Sを熱溶着
シールして袋1を作り、更に袋1内を左右に区画するよ
う袋表面材1aと袋裏面材1bの中間部を縦方向に熱溶着し
て中間溶着部4を形成し、その中間溶着部4により形成
される区画内の下半分にヒル石2を全重量の1/4ずつ入
れる。次いで、第3図(b)に示すように、袋1内を上
下に区分するよう袋表面材1aと袋裏面材1bの中間部を横
方向に熱溶着して中間溶着部5を形成し、この中間溶着
部5により形成される区画8・9内にヒル石2を全重量
の1/4ずつ入れる。最後に、第3図(c)に示すよう
に、袋口3を熱溶着シールする。
このように構成した緩衝材Aは、第4図(a)・(b)
に示すように、電池を包装した中間包装品Bを段ボール
ケース等の包装体Cに梱包するときに、その包装体Cの
内面と中間包装品Bとの間に介在させる。このさい、袋
1に封入されたヒル石2は飛散することなく、また包装
体Cにも容易に入れることができて安全かつ容易に梱包
することができる。また、扁平状の袋1は包装体Cの内
面と中間包装品Bとの間にも詰め易く、また輸送途上で
中間包装品Bが包装体C内で不動することきない状態に
容易に梱包できる。
に示すように、電池を包装した中間包装品Bを段ボール
ケース等の包装体Cに梱包するときに、その包装体Cの
内面と中間包装品Bとの間に介在させる。このさい、袋
1に封入されたヒル石2は飛散することなく、また包装
体Cにも容易に入れることができて安全かつ容易に梱包
することができる。また、扁平状の袋1は包装体Cの内
面と中間包装品Bとの間にも詰め易く、また輸送途上で
中間包装品Bが包装体C内で不動することきない状態に
容易に梱包できる。
上記実施例では、フィルムを二つ折りし、その両サイド
を熱溶着シールして袋1を作るが、これに代えて、第5
図(a)・(b)・(c)に示すように上記フィルムと
同様の包装材料からなるチューブの底bを熱溶着シール
して袋1を作ることもできる。この後は、上記したと同
様に、縦方向の中間溶着部4を形成してその左右の区画
内にヒル石2を全重量の1/4ずつ入れ、次いで、袋1に
横方向の中間溶着部5を形成し、各区画内にヒル石2を
全重量の1/4ずつ入れ、最後に、袋口3を溶着シールす
るのである。
を熱溶着シールして袋1を作るが、これに代えて、第5
図(a)・(b)・(c)に示すように上記フィルムと
同様の包装材料からなるチューブの底bを熱溶着シール
して袋1を作ることもできる。この後は、上記したと同
様に、縦方向の中間溶着部4を形成してその左右の区画
内にヒル石2を全重量の1/4ずつ入れ、次いで、袋1に
横方向の中間溶着部5を形成し、各区画内にヒル石2を
全重量の1/4ずつ入れ、最後に、袋口3を溶着シールす
るのである。
また、上記実施例では、袋1を四等分に細分してある
が、二等分、または五等分以上に細分することもでき
る。なお、このように細分化した袋1は、2以上連なっ
た形状にすることもできる。
が、二等分、または五等分以上に細分することもでき
る。なお、このように細分化した袋1は、2以上連なっ
た形状にすることもできる。
本考案は、リチウム電池梱包に特に有利であるが、その
ほかの電池の梱包にも同様に適用できることは言うまで
もない。
ほかの電池の梱包にも同様に適用できることは言うまで
もない。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を示しており、 第1図は電池梱包用緩衝材の正面図、 第2図は第1図におけるII−II線拡大断面図、 第3図(a)(b)(c)は緩衝材の製造工程図、 第4図(a)(b)は電池の梱包過程図である。 第5図(a)(b)(c)は本考案の他の実施例を示す
緩衝材の製造工程図である。 1……袋、 2……ヒル石、 3……袋口、 4・5……中間溶着部。
緩衝材の製造工程図である。 1……袋、 2……ヒル石、 3……袋口、 4・5……中間溶着部。
Claims (1)
- 【請求項1】熱溶着可能な包装材料からなる袋(1)に
ヒル石(2)が封入され、その袋口(3)が熱溶着シー
ルされ、袋表面材(1a)と袋裏面材(1b)の中間部が、
袋(1)の内部を2以上に区画して各区画内にヒル石
(2)を分配する状態に熱溶着されてなることを特徴と
する電池梱包用緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10242890U JPH0646061Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電池梱包用緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10242890U JPH0646061Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電池梱包用緩衝材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0459059U JPH0459059U (ja) | 1992-05-20 |
JPH0646061Y2 true JPH0646061Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31846673
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10242890U Expired - Lifetime JPH0646061Y2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | 電池梱包用緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646061Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11753230B2 (en) | 2020-09-28 | 2023-09-12 | Lg Energy Solution, Ltd. | Battery pack packaging box, and battery pack stored in same |
-
1990
- 1990-09-28 JP JP10242890U patent/JPH0646061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11753230B2 (en) | 2020-09-28 | 2023-09-12 | Lg Energy Solution, Ltd. | Battery pack packaging box, and battery pack stored in same |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0459059U (ja) | 1992-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |