JPH0645715B2 - 発泡可能な組成物およびシリコーンフォームの製造方法 - Google Patents

発泡可能な組成物およびシリコーンフォームの製造方法

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JPH0645715B2
JPH0645715B2 JP1215163A JP21516389A JPH0645715B2 JP H0645715 B2 JPH0645715 B2 JP H0645715B2 JP 1215163 A JP1215163 A JP 1215163A JP 21516389 A JP21516389 A JP 21516389A JP H0645715 B2 JPH0645715 B2 JP H0645715B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、密度の低下したシリコーンフォーム(発泡
体)の製造方法と、そのような方法で使われるシリコー
ンフォーム組成物に係る。さらに詳細にいうと、本発明
は、ビニルで末端が停止したポリジオルガノシロキサ
ン、水素化ポリシロキサンおよびヒドロキシル化されて
いる物質(これらは以下でより特定して定義する)の間
で白金に触媒されて起こる反応の結果得られるシリコー
ンフォームのフォーム密度を大幅に低下させるために、
線状の水素化ポリシロキサンと環状の水素化ポリシロキ
サンとの混合物の形態の水素化ポリシロキサンを使用す
ることに関するものである。
エラストマー性のシリコーンフォームは、熱および電気
の絶縁材、火炎防護壁および緩衝材などの各種用途に使
用されている。エラストマー性のシリコーンフォームは
多くの場合有機の発泡体より秀れているとはいうもの
の、経済的な理由から有機の発泡体が使用されることが
多い。
現在のところは市販されているシリコーンフォームは、
フォーム構造体の1立方フィート当たり15〜25ポン
ドとすることができるフォーム密度をもっている。エラ
ストマー性のシリコーンフォームの価格を下げるひとつ
の方法は、このフォーム材の望ましい物理的性質は変え
ないでフォーム密度を低下することである。
シリコーンフォームは発泡剤を使用したり、または機械
的に撹拌したりして製造できるが、もうひとつ別の技術
では、スミス(Smith) の米国特許第3,923,705
号に示されているように白金触媒を使用して水素ガスを
発生させる。白金触媒の存在下でシラノール、水素化シ
リコーン、およびビニル含有シリコーンの混合物を形成
することによって、エラストマー性のシリコーンフォー
ムを製造することができる。架橋と同時に水素ガスの発
生が起こる。たとえば、モディック(Modic) の米国特許
第4,189,545号は、ビニルを含有するシロキサ
ン、ハイドライド(水素化物)を含有するシロキサン、
および白金の組成物に水を添加して架橋を起こさせると
同時に水素を発生させることによってシリコーンフォー
ムを製造している。モディック(Modic) の米国特許第
4,418,157号は樹脂状のコポリマーを添加して
シリコーンフォームの強度を強めることを示しており、
一方、バウマン(Bauman)らの米国特許第4,599,
367号はシラノールと水を組合せて使用することによ
ってシリコーンフォームの密度を低下させている。
本発明は、ビニルで末端が停止したポリジオルガノシロ
キサン、水素化ポリシロキサン、ヒドロキシル化された
物質および有効量の白金触媒からなるシリコーン発泡性
混合物中に特定の水素化ポリシロキサンを使用すること
によって、シリコーンフォームの密度が大きく減少でき
るという発見に基づいている。ただし、そのようなシリ
コーン発泡性混合物中の特定の水素化ポリシロキサンは
線状の水素化ポリシロキサンと環状の水素化ポリシロキ
サンとの混合物から本質的に構成されている。さらに、
(1-8) のアルカノールの水性混合物、たとえば水とメ
タノールとの混合物などを使用するとシリコーンフォー
ム密度をさらに低下させることができる。
発明の説明 本発明によって次の成分からなる発泡可能な組成物が提
供される。
(A)ビニルで末端が停止したポリジオルガノシロキサ
ン100重量部。
(B)20〜85重量%の実質的に線状の水素化ポリシ
ロキサンと15〜80重量%の環状の水素化ポリシロキ
サンとの混合物から本質的に構成される水素化ポリシロ
キサン0.5〜50重量部。
(C)0〜40重量%のC(1-8) アルカノールと60〜
100重量%の水との混合物から本質的に構成されるヒ
ドロキシル化された物質0.2〜10重量部。
(D)有効量の白金触媒。
ビニルで末端が停止したポリジオルガノシロキサンとし
ては、25℃で約100〜約1,00,000センチポ
イズ、好ましくは約2500〜500,000センチポ
イズの粘度を有するポリジオルガノシロキサン流体を使
用することができる。このビニルで末端が停止したポリ
ジオルガノシロキサン中のビニル置換は、ビニルで末端
が停止したポリジオルガノシロキサンの約0.0002
〜3重量%、好ましくは約0.001〜約1重量%の範
囲とすることができる。このビニルで末端が停止したポ
リジオルガノシロキサンは、ビニルジオルガノシロキサ
ン単位で末端が停止しているのが好ましい。このビニル
で末端が停止したポリジオルガノシロキサンのオルガノ
基は、C(1-20) で一価の炭化水素基または平衡化の間
不活性である基で置換されたC(1-20) で一価の炭化水
素基の中から選択される。
このビニルで末端が停止したポリジオルガノシロキサン
のオルガノ基には、メチル、エチル、プロピルなどのよ
うなアルキル基、シクロヘキシル、シクロヘプチルなど
のようなシクロアルキル基、トリフルオロプロピルのよ
うなハロアルキル基、アリール基(たとえばフェニル、
トリル、キシリル、ナフチル)、クロロフェニル、ニト
ロトリル、ニトロフェニルなどのようなハロアリール
基、ビニル、アリルのようなアルケニル基が包含され
る。このオルガノ基はメチル、フェニル、ビニルおよび
3,3,3−トリフルオロプロピルの中から選択するの
が好ましい。
このビニルで末端が停止したポリジオルガノシロキサン
は業界でよく知られており、たとえば、1,3−ジビニ
ルテトラオルガノジシロキサンなどのようなビニル系連
鎖停止剤を適当な量で存在させて、ビニルで置換されて
いてもよい環状のポリジオルガノシロキサンを平衡化す
ることによって作成することができる。ビニルで末端が
置換されたポリジオルガノシロキサンの製造に関するこ
れ以上の詳細は、モディック(Modie)の米国特許第
3,425,967号に見ることができる。
本発明の実施の際に使用することができる水素化ポリシ
ロキサンは、本質的に、次式 を有する線状の水素化ポリシロキサンと、次式 を有する環状の水素化ポリシロキサンとの混合物から構
成される。ここで、Rは、水素、C(1-8) のアルキル
基、ハロ置換されたC(1-8) のアルキル基、C(6-14)
のアリール基、およびハロ置換されたC(6-14) のアリ
ール基より成る群の中から選択されるものであり、R
は、C(1-8) のアルキル基、C(6-14)のアリール基、C
(6-14)のハロアリール基、およびC(3-8)のフルオロア
ルキル基より成る群の中から選択されるものであり、u
とvは、25℃で約5〜約10,000センチポイズの
粘度を有する水素化ポリシロキサンを与えるのに充分な
だけ変化することができる整数であり、wは0から5ま
での値を有する整数であり、xは1から8までの値を有
する整数であり、wとxの和は3から8までの値を有す
る。この水素化ポリシロキサンは、基本的に、ケイ素に
結合した水素原子を有するオルガノシロキシ単位が化学
結合してポリシロキサンの連鎖骨格を形成しているもの
が好ましい。環状の水素化ポリシロキサンは、上記の式
に包含される環状水素化ポリシロキサンの混合物である
のが好ましい。
これらの水素化ポリシロキサンと環状の水素化ポリシロ
キサンに加えて、本発明のシリコーンフォーム組成物
は、ヒドロキシル化された物質の形態にあるヒドロキシ
基発生源を必要とする。有効であることが判明している
ヒドロキシル化された物質は、メタノール、エタノー
ル、プロパノール、ブタノール、ペンタノールなどのよ
うなC(1-8)アルカノールの水性混合物である。好まし
いことに、メタノールと水の水性混合物が最適の結果を
与えることが分かっている。水性のアルカノール混合物
の外に、ホモポリマー、コポリマーおよびこれらの混合
物などの形態のシラノール類のようなヒドロキシル化さ
れたシリコーンも使用することができる。
本発明の実施の際シリコーンフォーム組成物を作成する
のに使用することができる白金触媒は、たとえば、アシ
ュビー(Ashby) の米国特許第3,159,601号に記
載されているようなオレフィンとクロロ白金酸との反応
生成物、またはアシュビー(Ashby) の米国特許第3,1
59,662号に記載されているような白金酸塩化物と
シクロプロパンとの反応生成物である。白金触媒として
使用することができる別の白金錯体は、ラモロー(Lamor
eaux) の米国特許第3,220,972号に示されてい
るような、クロロ白金酸と、白金1グラム当たり2モル
までの、アルコール類、エーテル類、アルデヒド類およ
びこれらの混合物より成る群の中から選択されたものと
の反応生成物である。好ましい白金触媒は、カールシュ
テット(karstedt) の米国特許第3,775,452号
に示されており、エタノール溶液中で重炭酸ナトリウム
を存在させてクロロ白金酸をテトラメチルジビニルジシ
ロキサンと反応させることによって形成される。混合物
の1〜250ppmの白金、好ましくは1〜200pp
mの白金をもたらすのに充分な白金触媒を本発明のシリ
コーン発泡可能な組成物中に使用すると有効な結果を達
成することができるということが判明している。
以上述べた基本成分の外に、本発明のシリコーンフォー
ム組成物は、フォーム組成物100部当たり1〜200
重量部の充填材を含有することができる。増量用充填材
または強化用充填材たとえばヒュームドシリカなどを使
用すると好ましく、得られるエラストマー性のシリコー
ンフォームの引張強さや引裂き強さのどのような物理的
性質を高めたい場合には沈降シリカを使用することもで
きる。使用してもよいその他の増量用充填材は、たとえ
ば、二酸化チタン、リトポン、酸化亜鉛、ケイ酸ジルコ
ニウム、シリカエーロゲル、酸化鉄、ケイ藻土、炭酸カ
ルシウム、ガラス繊維、酸化マグネシウム、酸化第二ク
ロム、酸化ジルコニウム、酸化アルミニウム、α−石
英、粘土、カーボン、およびグラファイトである。通常
強化用充填材を使用する場合に遭遇する粘度の増加を最
小限に抑えるためには、その強化用充填材を環式ポリシ
ロキサンまたはシラザンで熱処理することができる。本
発明の実施の際に好ましく充填材は、本発明の組成物の
燃焼抵抗性を高めると共に最終的に硬化したシリコーン
フォームにいくつかの高まった物理的性質を付与するこ
とが判明している磨砕石英である。
本発明のシリコーンフォーム組成物は、通常、二部に分
けた組成物として使用・貯蔵される。白金触媒は、ビニ
ルを含有するポリシロキサンに配合するのが好ましい。
ヒドロキシル化された物質も、充填材と一緒にビニル含
有ポリシロキサンに加えることができる。
本発明のシリコーンフォームを形成する際には、水素化
ポリシロキサン(B部)を、ヒドロキシル化された物質
と白金触媒を含有するビニル含有シロキサン(A部)と
すばやく混合する。得られた組成物は、キャビティーに
流し込んで放置することができる。その後、組成物は架
橋を始め、同時にガスを発生し始めて、密度が1立法フ
ィート当たり20ポンド未満の密度を有する硬化したエ
ラストマー性のシリコーンフォームが得られる。
所望であれば、本発明の硬化可能なシリコーン混合物の
実用寿命を伸ばすために、ジアリルマレエートやメチル
エチルケトンパーオキサイドまたはジメチルアセチレン
ジカルボキシレートなどのような重合禁止剤を、組成物
全体の100〜10,000ppmの濃度でこの組成物
に添加することができる。
上述のシリカ充填材に加えて、カーボンブラック、顔
料、ガラス繊維などのような別の添加剤も使用すること
ができる。さらに、米国特許第4,418,157号に
記載されているように密度を低下し強度を高めるために
MQまたはMDQ樹脂などのような添加剤を添加するこ
とができる。
当業者がさらにたやすく本発明を実施できるように、以
下に限定ではなくて例示の意味で実施例を挙げる。部と
あるのはすべて重量に基づく。
実施例1 末端にジメチルビニルシロキシ単位を有し約75,00
0センチストークスの粘度を有するポリジメチルシロキ
サンを39重量%、末端にジメチルビニルシロキシ単位
を有し4000センチストークスの粘度を有するポリジ
メチルシロキサンを15重量%、メチルビニルシロキシ
単位0.25モルに対してトリメチルシロキシ単位が
1.43モルの比で化学結合したSiOから基本的に
構成されているメチルシロキサン樹脂を18重量%、α
−石英を25重量%、炭酸カルシウムを2重量%、水を
1.5重量%、および白金ビニルシロキサン錯体の形態
の白金を20〜50ppm含有するブレンド20グラム
の混合物を、ステンレス鋼製のへらを使って3分間ブレ
ンドした。
次に、上記の白金含有シリコーンブレンドに、末端にト
リメチルシロキシ単位をもち本質的にメチル水素シロキ
シ単位から構成され約3000〜5000センチストー
クスの粘度を有する線状の水素化ポリシロキサン(PM
HS)、またはそのような線状の水素化ポリシロキサン
と環状のメチル水素テトラシロキサン(D−H)との
混合物の形態にある水素化ポリシロキサンを2.0グラ
ム加えた。この水素化ポリシロキサンは、本質的に、線
状の水素化ポリシロキサン0.5〜2グラムと環状の水
素化ポリシロキサン0〜1.5グラムとの混合物から構
成されていた。いくつかの場合には、この白金含有シリ
コーン混合物にメタノールを0.2グラム添加した。
この水素化ポリシロキサン混合物を白金含有シリコーン
混合物と30秒間混合した後、前もって秤量した容器に
移した。得られた混合ブレンドで発泡が起こり、容器内
に残留するフォームが、へらで伸ばした特すでに戻るく
らい充分ゼリー状に固まった時を観察することによって
ゲル化時間を決定した。
次の結果が得られた。ここで、CSは平均気泡サイズで
あり、CTはゲル化時間であった。
また、環状の水素化ポリシロキサン単独では24時間た
った後でも発泡しないことも判明した。
上記の結果が示しているように、フォーム密度の低下が
最適になるのは、線状の水素化ポリシロキサンと環状の
水素化ポリシロキサンとのブレンドから本質的に構成さ
れた水素化ポリシロキサンの混合物を使用したときであ
る。
また、メタノールの存在下、白金含有シリコーンと、線
状水素化ポリシロキサンおよび環状水素化ポリシロキサ
ンの混合物の形態の水素化ポリシロキサンとのブレンド
でも、改良された結果が得られた。水素化ポリシロキサ
ンをメタノールと組合せて使用した場合および環状の水
素化ポリシロキサンが存在しない場合には、フォーム密
度と気泡サイズは満足であったが長めのゲル化時間が必
要であった。
実施例2 特定の例で白金メチルビニルシクロテトラシロキサンの
形態の白金触媒を用いた以外は実施例1の手順を繰返し
た。この白金メチルビニルシクロテトラシロキサン触媒
を用いた場合、実施例1のシリコーン組成物を使用した
が、水およびこの白金触媒は水素化ポリシロキサンの添
加に先立って他の成分に加えた。実施例1でも本実施例
でも水を0.3グラム用いたがメタノールは使用したり
しなかったりであった。次の結果が得られた。ここで、
「カールシュテット(karstedt)」は白金ビニルジシロ
キサン錯体であり、「アシュビー(Ashby)」は白金メチ
ルビニルシクロテトラシロキサン錯体であり、PMHS
とD4−Hは実施例1で定義したものである。
上記の結果が示しているように、最適な密度低下は、水
素化ポリシロキサンが線状の水素化ポリシロキサンと環
式水素化ポリシロキサンとの混合物の形態である場合に
達成される。メタノールを使用することの利点も立証さ
れている。
上記の実施例は本発明の実施の際に使用することができ
る非常に多くの変形のうちの2、3に関するだけである
が、本発明は、これらの実施例に先行する詳細な説明中
で述べたようにずっと広範囲のビニルで末端が停止した
ポリジオルガノシロキサン、水素化ポリシロキサン、ヒ
ドロキシル化された物質および白金触媒に関するもので
あると理解されたい。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)ビニルで末端が停止したポリジオル
    ガノシロキサン100重量部、 (B)20〜85重量%の実質的に線状の水素化ポリシ
    ロキサンと15〜80重量%の環状の水素化ポリシロキ
    サンとの混合物から本質的に構成された水素化ポリシロ
    キサン0.5〜50重量部、 (C)0〜40重量%のC(1-8) アルカノールと60〜
    100重量%の水との混合物から本質的に構成されたヒ
    ドロキシル含有物質0.2〜10重量部、および (D)有効量の白金触媒 からなる発泡可能な組成物。
  2. 【請求項2】ビニルで末端が停止したポリジオルガノシ
    ロキサンが、ビニルで末端が停止したポリジメチルシロ
    キサンである、請求項1記載の発泡可能な組成物。
  3. 【請求項3】ヒドロキシル含有物質が、メタノールと水
    の混合物である、請求項1記載の発泡可能な組成物。
  4. 【請求項4】白金触媒が白金ビニルジシロキサンであ
    る、請求項1記載の発泡可能な組成物。
  5. 【請求項5】環状の水素化ポリシロキサンが、水素化シ
    クロテトラシロキサンである、請求項1記載の発泡可能
    な組成物。
  6. 【請求項6】(A)ビニルで末端が停止したポリジオル
    ガノシロキサン100重量部、 (B)20〜85重量%の実質的に線状の水素化ポリシ
    ロキサンと15〜80重量%の環状の水素化ポリシロキ
    サンとの混合物から本質的に構成された水素化ポリシロ
    キサン0.5〜50重量部、 (C)0〜40重量%のC(1-8) アルカノールと60〜
    100重量%の水との混合物から本質的に構成されたヒ
    ドロキシル含有物質0.2〜10重量部、および (D)有効量の白金触媒 からなる成分の混合物を掻き混ぜることからなる、シリ
    コーンフォームの製造方法。
JP1215163A 1988-08-23 1989-08-23 発泡可能な組成物およびシリコーンフォームの製造方法 Expired - Fee Related JPH0645715B2 (ja)

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