JPH0645206Y2 - 太陽観測用接眼ユニット - Google Patents
太陽観測用接眼ユニットInfo
- Publication number
- JPH0645206Y2 JPH0645206Y2 JP1988135348U JP13534888U JPH0645206Y2 JP H0645206 Y2 JPH0645206 Y2 JP H0645206Y2 JP 1988135348 U JP1988135348 U JP 1988135348U JP 13534888 U JP13534888 U JP 13534888U JP H0645206 Y2 JPH0645206 Y2 JP H0645206Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- observation
- crystal filter
- surveying instrument
- eyepiece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Telescopes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、太陽観測を行ないながらトラバース測量等の
測量を行なうためにセオドライト等の測量機に取付けて
使用する太陽観測用接眼ユニットに関する。
測量を行なうためにセオドライト等の測量機に取付けて
使用する太陽観測用接眼ユニットに関する。
(従来の技術) 従来、太陽観測を行ないながら通常の測量を行なう場合
には、そのたびに、第5図示のように測量機本体aに取
付けた接眼レンズユニットbに濃度の濃いフィルタ例え
ば色ガラスcを枠体につけた太陽フィルタdを着脱して
いた。
には、そのたびに、第5図示のように測量機本体aに取
付けた接眼レンズユニットbに濃度の濃いフィルタ例え
ば色ガラスcを枠体につけた太陽フィルタdを着脱して
いた。
(考案が解決しようとする課題) したがって、太陽観測及び通常の測量に手間及び時間が
かかり能率的でないという課題があった。
かかり能率的でないという課題があった。
また、太陽の直径は通常1′で、その移動速度は1分間
で約15′という早さなので、従来の焦点鏡の十字パター
ンでは短い時間で太陽の中心を見付けるのが非常に難し
く、太陽の視準に時間がかかるという課題があった。
で約15′という早さなので、従来の焦点鏡の十字パター
ンでは短い時間で太陽の中心を見付けるのが非常に難し
く、太陽の視準に時間がかかるという課題があった。
本考案は、従来のこのような課題を解決することをその
目的とするものである。
目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本考案は、液晶フィルタ
と、該液晶フィルタを動作させる電池と、前記液晶フィ
ルタの濃度を調節する液晶フィルタ濃度調節用ボリュー
ムと、太陽観測用焦点鏡を備え、測量機本体の接眼レン
ズ取付部に取付可能な太陽観測用接眼ユニットであっ
て、前記測量器本体に設けた通常観測用焦点鏡に十字線
を描き、前記太陽観測用焦点鏡には太陽の大きさの円
と、該円の中心を原点とする直角座標系の座標軸上に前
記原点から所定間隔毎に目盛を描き、 前記測量機本体に設けた通常観測用焦点鏡から得た像
を、前記液晶フィルタを介して前記太陽観測用焦点鏡に
結像させることを特徴とする。
と、該液晶フィルタを動作させる電池と、前記液晶フィ
ルタの濃度を調節する液晶フィルタ濃度調節用ボリュー
ムと、太陽観測用焦点鏡を備え、測量機本体の接眼レン
ズ取付部に取付可能な太陽観測用接眼ユニットであっ
て、前記測量器本体に設けた通常観測用焦点鏡に十字線
を描き、前記太陽観測用焦点鏡には太陽の大きさの円
と、該円の中心を原点とする直角座標系の座標軸上に前
記原点から所定間隔毎に目盛を描き、 前記測量機本体に設けた通常観測用焦点鏡から得た像
を、前記液晶フィルタを介して前記太陽観測用焦点鏡に
結像させることを特徴とする。
(作用) 測量機の通常の接眼レンズユニットを測量機本体から取
外して本考案太陽観測用接眼ユニットを取付ける。太陽
を観測するときは、太陽光から測定者の眼を保護するた
めに液晶フィルタ濃度調節ボリュームを用いて、液晶フ
ィルタの濃度を濃くし、通常の測量を行なうときは該液
晶フィルタの濃度を薄くする。
外して本考案太陽観測用接眼ユニットを取付ける。太陽
を観測するときは、太陽光から測定者の眼を保護するた
めに液晶フィルタ濃度調節ボリュームを用いて、液晶フ
ィルタの濃度を濃くし、通常の測量を行なうときは該液
晶フィルタの濃度を薄くする。
前記太陽観測用焦点鏡に書かれた、測量用望遠鏡の焦点
板の2直線の交点を中心とする太陽の大きさの円及び該
2直線に沿う所定間隔毎の目盛によって太陽の焦点鏡の
中心との合致及びそれからの偏りの程度を容易に知るこ
とができ、短時間に且つ正確に太陽に視準することがで
きる。
板の2直線の交点を中心とする太陽の大きさの円及び該
2直線に沿う所定間隔毎の目盛によって太陽の焦点鏡の
中心との合致及びそれからの偏りの程度を容易に知るこ
とができ、短時間に且つ正確に太陽に視準することがで
きる。
(実施例) 以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図は本考案の一実施例の断面図を示す。同図におい
て、1は本案太陽観測用接眼ユニットで、該ユニット
は、測量機本体2の接眼レンズユニット取付部3に螺着
されるようになっている。該取付部3には通常の接眼レ
ンズユニットの通常観測用焦点鏡4が装着されており、
該通常観測用焦点鏡4には十字パターンが書かれてい
る。
て、1は本案太陽観測用接眼ユニットで、該ユニット
は、測量機本体2の接眼レンズユニット取付部3に螺着
されるようになっている。該取付部3には通常の接眼レ
ンズユニットの通常観測用焦点鏡4が装着されており、
該通常観測用焦点鏡4には十字パターンが書かれてい
る。
太陽観測用接眼ユニット1の筒状のユニット本体5の一
側の内壁には一対の電極6が設けられ、該一対の電極6
と接触するように濃度変化が可能な液晶フィルタ7が嵌
着されモール8で固定されている。該一対の電極6は、
図示しない配線と、液晶フィルタ濃度変化用ボリューム
9を介して内蔵された電池10に接続されている。該ユニ
ット本体5の他側には、接眼レンズユニット11が螺着さ
れ、該接眼レンズユニット11と液晶フィルタ7の間には
2個の集光レンズ12とユニット本体5に螺着した4本の
ネジ13(2本のみを示す)によって支持された太陽観測
用焦点鏡14が配設されている。該太陽観測用焦点鏡14に
は、第2図示のように、太陽の大きさ(約1′)の円16
が描かれており、該円16の中心を原点とする直角座標系
の仮想的なX座標軸とY座標軸上に、前記原点から10″
おきに目盛15が描かれていて、接眼ユニット1を前記取
付部3に取付けたとき、通常観測用焦点鏡4に結像され
た像が集光レンズ12によって集光されて結像される。第
3図は、接眼レンズユニット11の接眼レンズで観測され
る、太陽観測用焦点鏡14に結像された通常観測用焦点鏡
4の十字線17と目盛15及び円16の合成パターンを示す。
側の内壁には一対の電極6が設けられ、該一対の電極6
と接触するように濃度変化が可能な液晶フィルタ7が嵌
着されモール8で固定されている。該一対の電極6は、
図示しない配線と、液晶フィルタ濃度変化用ボリューム
9を介して内蔵された電池10に接続されている。該ユニ
ット本体5の他側には、接眼レンズユニット11が螺着さ
れ、該接眼レンズユニット11と液晶フィルタ7の間には
2個の集光レンズ12とユニット本体5に螺着した4本の
ネジ13(2本のみを示す)によって支持された太陽観測
用焦点鏡14が配設されている。該太陽観測用焦点鏡14に
は、第2図示のように、太陽の大きさ(約1′)の円16
が描かれており、該円16の中心を原点とする直角座標系
の仮想的なX座標軸とY座標軸上に、前記原点から10″
おきに目盛15が描かれていて、接眼ユニット1を前記取
付部3に取付けたとき、通常観測用焦点鏡4に結像され
た像が集光レンズ12によって集光されて結像される。第
3図は、接眼レンズユニット11の接眼レンズで観測され
る、太陽観測用焦点鏡14に結像された通常観測用焦点鏡
4の十字線17と目盛15及び円16の合成パターンを示す。
第4図は天頂観測も可能な本考案の他の実施例を示す。
同図の接眼ユニット1は、前記焦点鏡14の結像が正像に
なるように2つの集光レンズ12の間隔が広くなっている
点で第1図示のものと異なっており、その一端を、取り
外し自在のダハプリズム18を収容したユニットを介して
測量機本体2の接眼レンズユニット取付部3に装着する
ようになっている。
なるように2つの集光レンズ12の間隔が広くなっている
点で第1図示のものと異なっており、その一端を、取り
外し自在のダハプリズム18を収容したユニットを介して
測量機本体2の接眼レンズユニット取付部3に装着する
ようになっている。
(考案の効果) 本考案は、上述の構成を有するので、太陽観測と通常の
測量を交互に行なうときフィルタの着脱が不要で能率的
であり、また太陽の視準に要する時間が短くなる等の効
果を有する。
測量を交互に行なうときフィルタの着脱が不要で能率的
であり、また太陽の視準に要する時間が短くなる等の効
果を有する。
第1図は本考案の一実施例の要部の断面図、第2図はそ
の太陽観測用焦点鏡の正面図、第3図は観測される該焦
点鏡上のパターンを示す図、第4図は本考案の他の実施
例の要部の断面図、第5図は従来例の断面図である。 1……太陽観測用接眼ユニット 2……測量機本体 3……接眼レンズユニット取付部 4……通常観測用焦点鏡 5……ユニット本体 7……液晶フィルタ 11……接眼レンズユニット 12……集光レンズ 14……太陽観測用焦点鏡 15……目盛 16……円 17……十字線
の太陽観測用焦点鏡の正面図、第3図は観測される該焦
点鏡上のパターンを示す図、第4図は本考案の他の実施
例の要部の断面図、第5図は従来例の断面図である。 1……太陽観測用接眼ユニット 2……測量機本体 3……接眼レンズユニット取付部 4……通常観測用焦点鏡 5……ユニット本体 7……液晶フィルタ 11……接眼レンズユニット 12……集光レンズ 14……太陽観測用焦点鏡 15……目盛 16……円 17……十字線
Claims (1)
- 【請求項1】液晶フィルタと、該液晶フィルタを動作さ
せる電池と、前記液晶フィルタの濃度を調節する液晶フ
ィルタ濃度調節用ボリュームと、太陽観測用焦点鏡を備
え、測量機本体の接眼レンズ取付部に取付可能な太陽観
測用接眼ユニットであって、 前記測量器本体に設けた通常観測用焦点鏡に十字線を描
き、前記太陽観測用焦点鏡には太陽の大きさの円と、該
円の中心を原点とする直角座標系の座標軸上に前記原点
から所定間隔毎に目盛を描き、 前記測量機本体に設けた通常観測用焦点鏡から得た像
を、前記液晶フィルタを介して前記太陽観測用焦点鏡に
結像させることを特徴とする太陽観測用接眼ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988135348U JPH0645206Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 太陽観測用接眼ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988135348U JPH0645206Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 太陽観測用接眼ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255111U JPH0255111U (ja) | 1990-04-20 |
JPH0645206Y2 true JPH0645206Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31394892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988135348U Expired - Lifetime JPH0645206Y2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | 太陽観測用接眼ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645206Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010256287A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Nikon Vision Co Ltd | 測距装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5418207Y2 (ja) * | 1973-01-24 | 1979-07-10 | ||
JPS61124015U (ja) * | 1985-01-23 | 1986-08-05 | ||
JPS62171291A (ja) * | 1986-01-23 | 1987-07-28 | Seiko Epson Corp | テレビカメラ装置 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP1988135348U patent/JPH0645206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255111U (ja) | 1990-04-20 |
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