JPH064512A - 騒音環境評価システム - Google Patents

騒音環境評価システム

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JPH064512A
JPH064512A JP16590092A JP16590092A JPH064512A JP H064512 A JPH064512 A JP H064512A JP 16590092 A JP16590092 A JP 16590092A JP 16590092 A JP16590092 A JP 16590092A JP H064512 A JPH064512 A JP H064512A
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noise
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source
evaluation system
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Application number
JP16590092A
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English (en)
Inventor
Shiyouzou Yoshikawa
頌三 吉川
Masahiro Hamada
政宏 濱田
Masahiro Imazato
雅裕 今里
Tanji Kitashiro
丹士 北代
Sadamitsu Mizuta
定光 水田
Hidemaro Shimoda
英麿 霜田
Eiichiro Matsumoto
英一郎 松本
Yasuhiko Tawara
靖彦 田原
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
Jinichiro Yoshida
甚一郎 吉田
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Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音環境の変化をシミュレーションでき、視
覚的な資料を作成することができる騒音環境評価システ
ムを提供する。 【構成】 複数の騒音源による騒音の程度や分布状態を
解析する騒音環境評価システムであって、建物や障壁等
の建造物の配置と騒音源を入力する入力手段1〜3、入
力された建造物の配置と騒音源から音の伝播経路を音線
でモデル化するモデル化処理手段4、距離減衰式を使っ
て各伝播経路により観測点の音圧レベル求めて合成する
騒音レベル解析手段5〜7を備える。これにより、建造
物の配置と騒音源を入力することによって、簡便に現状
の騒音の程度や分布状態を評価することができ、計画条
件の変更等による騒音環境の変化をシミュレーションす
ることができ、環境変化に伴った騒音環境の予測も行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の騒音源による騒
音の程度や分布状態を解析する騒音環境評価システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市部での人口の過密化により交
通騒音、建設作業現場や工場からの騒音など、建築の音
環境が悪化してきており、騒音環境の分析、対策の必要
性が生じてきている。特に、建築計画を立案する際に
は、現状の騒音の程度や分布状態の把握、確認、計画建
物ができることによる各位置での騒音環境の変化の予測
が必要になる。
【0003】建物の建設計画に際して、上記のような音
環境についての予測を行う場合、従来は、騒音計を使っ
て各点の騒音レベルを測定して現状の騒音の程度や分布
状態を把握した上で簡便な実験式などに基づいて騒音レ
ベルを机上計算している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
実験式などを用いて手計算により騒音の予測を行う従来
の方法では、高層ビルが林立するようなモデルになると
計算が複雑になり、短時間に多くの検討を行うことは困
難である。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するものであ
って、建物が計画されることによる騒音環境の変化をリ
アルタイムにシミュレートでき、系統的な検討が行える
とともに、一般の人に理解し易い、視覚的な資料を作成
することができる騒音環境評価システムを提供すること
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明は、複
数の騒音源による騒音の程度や分布状態を解析する騒音
環境評価システムであって、建物や障壁等の建造物の配
置と騒音源を入力する入力手段、入力された建造物の配
置と騒音源から音の伝播経路を音線でモデル化するモデ
ル化処理手段、距離減衰式を使って各伝播経路により観
測点の音圧レベル求めて合成する騒音レベル解析手段を
備えたことを特徴とするものである。
【0007】ここで、モデル化処理手段は、音源と観測
点との間に障害物がある場合には大きさや形態、位置に
応じた主要経路すなわち最短伝播経路の音線を設定し、
障害物は1枚の単純塀と2枚の複合塀を基本として、全
て障壁によりモデル化することを特徴とする。
【0008】また、騒音解析手段は、モデル化した複数
の障壁のうち、最も有効な1枚の障壁における縦及び横
方向の主要経路について、観測点でそれらの音圧レヘル
を合成することと、騒音源が線音源又は面音源の場合に
は微小要素に分割してそれらの音圧レベルを合成するこ
と、さらに、面音源で音響放射方向の真裏に観測点が位
置する場合には計算を除外することを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明の騒音環境評価システムでは、建物や障
壁等の建造物の配置と騒音源を入力する入力手段、入力
された建造物の配置と騒音源から音の伝播経路を音線で
モデル化するモデル化処理手段、各伝播経路による観測
点の音圧レベル求めて合成する騒音解析手段を備えたの
で、建造物の配置と騒音源を入力することによって、簡
便に現状の騒音の程度や分布状態を評価することがで
き、計画条件の変更等による騒音環境の変化を自在にシ
ミュレーションすることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本発明の騒音環境評価システムの1実施
例を示す図、図2は検討画面の例を示す図、図3は入力
メニュー画面の例を示す図、図4は音環境評価の全体の
流れを説明するための図である。
【0011】図1において、1はキーボード、2はタブ
レット、3はマウス、4はモデル化処理部、5は音源分
割処理部、6は騒音レベル解析部、7は出力処理部、8
はディスプレイ、9はXYプロッタを示す。
【0012】キーボード1、タブレット2、マウス3
は、図2に示すような騒音環境評価に必要な敷地や建
物、騒音源、受音点等のデータを入力するための入力部
を構成するものであり、ディスプレイ8、XYプロッタ
9は、図3に示すような入力メニュー画面、さらにその
各項目から展開される入力画面等を表示したり、騒音分
布図等を印刷出力したりするための出力部を構成するも
のである。解析処理装置は、モデル化処理部4、音源分
割処理部5、騒音レベル解析部6、出力処理部7を備
え、モデル化処理部4は、入力された建物、騒音源、受
音点等から音源から観測点までの音の伝播経路を音線で
モデル化するものであり、音源分割処理部5は、線音
源、面音源を点と見做すことができる微小要素に分割す
るものである。騒音レベル解析部6は、モデル化し分割
した音源を基に騒音解析を行い、水平面騒音分布や垂直
騒音分布、受音点騒音レベル等を求めるものであり、出
力処理部7は、ディスプレイ8、XYプロッタ9に出力
するためのデータ処理を行うものである。
【0013】上記システム構成の音環境評価の全体の流
れは、図3に示す入力メニュー画面において、「敷地入
力」や「計画建物入力」、「周辺建物入力」等の入力モ
ードを選択することにより、解析に必要なそれぞれのデ
ータが入力される。
【0014】まず、敷地入力を選択すると、タブレット
から敷地境界線を反時計回りにフリーカーソルで入力す
る(ステップS1)。
【0015】続いて、計画建物入力、周辺建物入力を選
択すると、順次、建物高さを地盤面からの建物全体の高
さで入力し、タブレットから外形を反時計回りに入力す
る。また、高速道路等の防音壁及び塀や看板等の壁状の
音響遮蔽物を入力するときは、防音壁入力を選択し、こ
れから入力する防音壁の高さを入力してタブレットから
防音壁をフリーカーソルで入力する(ステップS2〜ス
テップS4)。
【0016】次に、騒音源入力を選択する(ステップS
5)。騒音源には、発生する音波の波長に比べて充分小
さく、全方向に一様に音波を発生する点騒音源、一直線
上に音響出力が等しい無数の点音源が連続して並んでい
るような状態の線騒音源、一面上に音響出力が等しい無
数の点音源が連続して分布しているような状態の面騒音
源がある。そこで、設備機器等の大きさが非常に小さ
く、点と見做せる騒音源を入力するときは騒音源(点)
入力を選択し、道路騒音、鉄道騒音等の線状の騒音源を
入力するときは騒音源(線)入力を選択し、工場の外壁
等の面状の騒音源を入力するときは騒音源(面)入力を
選択する。そして、これから入力する点騒音源や線騒音
源の高さ、面騒音源の上端・下端高さとそれぞれ例えば
63Hz〜4kHzまでの1オクターブバンド毎の音圧
レベル(dB)を入力してタブレットから点騒音源、線
騒音源、面騒音源をフリーカーソルで入力する。
【0017】そして、騒音レベルの分布図を作成すると
きは、水平面騒音分布図作成、垂直面騒音分布図作成を
選択し、受音点メッシュピッチ・計画面高さ・等音圧レ
ベル点の最大最小値及びピッチ、出力図の縮尺・図面サ
イズ・図面タイプを入力し、タブレットより計算範囲の
左下の点と右上の点を指示する(ステップS6〜S
7)。
【0018】また、敷地境界線上等の任意の点の騒音レ
ベルを計算するための受音点を入力するには、受音点入
力を選択し、これから入力する受音点の高さを入力して
タブレットから受音点をフリーカーソルで入力する(ス
テップS8)。
【0019】これらの入力により騒音解析を行って分布
図や騒音レベル図を作成して出力する(ステップS
9)。
【0020】次に、モデル化、音源の分割、解析につい
て詳述する。図5は音線によるモデル化の例を説明する
ための図、図6は塀と建物による障害物の場合のモデル
化の例を説明するための図、図7は騒音源が面音源の場
合の有限障壁(図5(ハ))に対する騒音伝播モデルを
説明するための図である。
【0021】音の伝播は、本来波動として捉えられる
が、音の回折や干渉といった波動性を考慮した騒音の伝
播予測を行うには膨大な計算時間が必要になる。そこ
で、騒音伝播予測計算は、音源から観測点までの音の伝
播経路を何本かの線(音線)に置き換え、反射や回折の
状況を幾何学的にモデル化する簡便な方法を用いる。特
に、騒音伝播予測では、観測点での音圧レベルが把握で
きればよいので、伝播経路に複雑な反射面がない限り、
こうした幾何学的なモデルに基づいた計算で短時間に実
用上充分な近似を得ることができる。本発明では、この
ような幾何学的手法を応用して以下のように騒音伝播予
測計算を行っている。
【0022】最も単純なモデルとして、図5(イ)に示
すように音源(無指向性点音源を仮定)と観測点の間
に、音の伝播を妨げるような障害物がない場合、音の伝
播経路は、一本の音線でモデル化できる。この場合、音
の逆2乗則に従い音圧は伝播距離の2乗に反比例する形
で減衰するから、観測点での音圧レベルは単純な距離減
衰式 Lr=Lw+10 log10(Q/4πr2 ) で計算できる。ただし、Lr(dB)は音源からの距離
r(m)の観測点の音圧レベル、Lw(dB)は音源の
パワーレベル、Qは方向係数、r(m)は音源と観測点
との距離である。
【0023】次に図5(ロ)に示すように音源と観測点
との間に長い障害物11が存在する場合、音源からの受
音点への最短経路を最も寄与率の高い伝播経路であると
仮定して音線によるモデル化を行う。この場合、障害物
による遮蔽効果によりその分音の減衰量は大きくなる。
この減衰量の差をΔLとすると、この場合の観測点の音
圧レベルは、 Lr=Lw+10 log10(Q/4πr2 )−ΔL で計算される。本発明では、この場合のΔLの値を光の
回折理論を用いた近似計算式を実験的に修正した減衰式
に従い求めている。
【0024】さらに、図5(ハ)に示すように障害物1
2の幅が有限の場合、側端からの回折が無視できなくな
ることから、本発明では、通常、障害物12の両側及び
上方の3方向各々の最短伝播経路〜について計算を
行い、観測点でのエネルギー和(音圧レベルのデシベル
合成)を求めている。
【0025】また、図6(イ)に示すように障害物が奥
行きのある建物13や音源と観測点の間の障壁14など
が複数存在する場合、これらの障害物13、14をすべ
て障壁モデル15に置き換えた上で、観測点への寄与率
が最も高い障壁モデルについて伝播経路〜を設定し
ている。
【0026】次に、各種音響伝播要素の取扱い方、計算
結果の上限値、適用条件、計算除外の特例等について説
明する。本発明で扱う基本的音響形状は、矩形面であっ
て、面音源を点と見做すことができる微小面素に分割
し、各面素の音響寄与を観測点で合成する。
【0027】面音源は、面の一方側に指定することも両
側(無指向性)に指定することもでき、基本計算式で表
すと、観測点騒音レベルLO は、 となる。ただし、LW は単位面積(1m2)当たりのパワ
ーレベル(dB)、i,Jは分割された音源面素を示す
変数、ψiJ(=Q/4πriJ 2)は距離伝達率、Qは方向
係数(音の放射方向により1、2、4、8の値をとる、
音源が地上にある場合、通常2とする)、riJは音源面
素中心と観測点の距離(m)、φiJは回折伝達率(障害
物の有無による音圧レベル減衰率)、Su は音源面素面
積(m2)、N12,N23は分割数(矩形音源をN12
×N23個に分割する)、La は空気吸収減衰量(d
B)である。
【0028】線音源は、無指向性で、微小要素に分割し
て伝播予測計算を行っている。音源と観測点との間の最
短距離をrmin (m)、線音源の幅をWl (m)とする
と、rmin ≧Wl 、rmin ≧0.4mの場合に適用さ
れ、基本計算式で表すと、 となる。ただし、Ll は単位長(1m)当たりのパワー
レベル(dB)、iは分割された線音源要素を示す変
数、ψi (=Q/4πri 2)は距離伝達率、Qは方向係
数、ri は音源要素中心と観測点の距離(m)、φi
回折伝達率、lu は音源要素の長さ(m) 、N12は分
割数である。
【0029】点音源は、線音源と同様に無指向性で、音
源の大きさをWP とすると、rmin≧WP 、rmin
0.4mの場合に適用され、基本計算式で表すと、 Lr =LP +10 log(ψ/φ)−La となる。ただし、LP は点音源のパワーレベル(d
B)、ψ(Q/4πr)は距離伝達率、Qは方向係数、
rは音源と観測点との距離(m)、φは回折伝達率であ
る。
【0030】面音源及び線音源では、上記のように音源
を点とみなせる微小要素に分割するが、分割数が多くな
ると、計算精度は向上するが計算時間が長くなる。そこ
で、本発明では、観測点と音源の位置関係、回折効果の
有無等から最適分割数を設定し、計算時間の合理化を図
ると共に、有限分割に伴う誤差を所定の値以内に抑えて
いる。
【0031】図8は計算除外ゾーンを説明するための
図、図9は塀によるモデルの説明のための図である。
【0032】ところで、面音源では、音響放射方向の指
定が可能であるが、図8(イ)に示すように放射方向の
真裏に観測点が位置する場合には計算を除外する。これ
は、通常このゾーンでは回折が2段以上生じ、この観測
点に対しては他の音源面の寄与が支配的となるからであ
る。特に、この観測ゾーンの計算値が必要な場合には、
図8(ロ)に示すように音源面を無指向性とし、音源面
に近接した音源面と同じ大きさの仮想障害物を設定すれ
ばよい。この場合には、障害物による1段回折として安
全側の計算結果を与える。
【0033】回折効果としては、音源面自身による回折
効果と障害物による回折効果を扱うことができる。前者
は、音響放射方向が指定された面音源の場合で、音源面
自身を自動的に障害物とみなして回折効果が算定され
る。後者は、入力された障害物に関するもので、地上に
立った高さ一定の垂直面で、構成材の厚さはゼロ、透過
損失は無限大として計算する。
【0034】障害物の形態には、図9に示すように単一
の平板である「単純塀」と平板を2枚組み合わせた「複
合塀」の2種類があり、計算対象となっている防音塀や
障害建物の実情に応じて最適の形態を設定して入力す
る。
【0035】次に、騒音源の入力データについて説明す
る。図10は騒音計による実測データの例を示す図、図
11は距離減衰補正量を算出するためのテーブルの例を
示す図、図12は入力データの例を示す図である。
【0036】本発明のシステムに入力する騒音源データ
(パワーレベル)は、騒音計を用いた実測データを補正
して求め、先に説明したように例えば63Hz〜4kH
zまでの1オクターブバンド毎の音圧レベル(dB)で
入力される。騒音計を用いた道路交通騒音の実測データ
の例を示したのが図10であり、道路から1mの距離で
測定したものである。この実測データに対して、道路と
測定点間の距離をもとにした距離減衰補正量(dB)が
図11によって与えられので、距離1mから5(dB)
の距離減衰補正量が求められる。したがって、騒音源の
入力データとなるパワーレベルは、図12に示すように
63Hz〜4kHzまでの1オクターブバンド毎の実測
データに距離減衰補正量を加えて求められる。
【0037】次に、騒音レベル解析について例を説明す
る。図13は騒音レベル解析プログラムによる処理の流
れを説明するための図、図14は観測点と音源放射方向
との関係フラグ及び処理制御フラグを説明するための
図、図15は音源の分割を説明するための図、図16は
音源面素中心の算出の例を説明するための図、図17は
音源面に対する回折距離差算出の例を説明するための
図、図18は単純塀の障害物に対する回折距離差算出の
例を説明するための図、図19は複合塀の障害物に対す
る回折距離差算出の例を説明するための図である。
【0038】まず、初期値として、AF;A特性補正
値、ABSOR;空気吸収補正値、LEV FL
(*);計算する音圧レベル番号に対するビット、をそ
れぞれセットする(ステップS11)。
【0039】音源面(線、点)係数として、CXD,C
YD,CZD;音源の中心座標、EL12,EL23;
音源長さ(縦、横)、PAD,PBD,PCD,PD
D;音源面係数(面音源のみ)を算出する(ステップS
12)。
【0040】点音源(ISF=1)か線音源(ISF=
2)か面音源(ISF=3)かを調べ(ステップS1
3)、面音源の場合には、観測点から音源面に垂線(W
PP2;垂線の足)を下ろす(ステップS14)。
【0041】垂線の足が音源面内かどうかをチェック
し、含まれる場合にはIQ=0、含まれない場合にはI
Q=1とする(ステップS15)。
【0042】観測点と音源放射方向の方向フラグをセッ
トする(ステップS16)。観測点と音源放射方向との
関係フラグIOSは、図14(イ)に示すように同方向
のとき「1」、反対方向のとき「−1」、観測点が音源
面上のとき「0」とし、また、処理制御フラグJOは、
図14(ロ)に示すように同方向でかつ障害物なしのと
き「1」、同方向でかつ障害物ありのとき「2」、反対
方向でかつ面外のとき「3」とする。
【0043】音源の面分割を行う(ステップS17)。
この分割では、各音源と観測点の位置関係から横方向分
割数N12、縦方向分割数N23について最適面素分割
数を求める。点音源は分割しないので、図15(イ)に
示すようにN12、N23=1とし、線音源は図15
(ロ)に示すように横方向のみ分割するので、 とする。EL12は線音源長さ(距離)、OCは観測点
から線音源中点までの距離で、回折効果があるとき(J
O=2)、N12=3とする。また、面音源は縦横とも
分割するので、図15(ハ)に示すように観測点から音
源面に下した垂線の足が面内にあるときは、 垂線の足が面外のときは、 とする。QDは音源と垂線の足の距離、OCは音源と面
の中心との距離である。このように面音源、線音源は、
それぞれ前頁の方程式により最適な数で面素という最小
単位に分割し、解析計算を行う、そして、最後に各面素
の計算値を合成し、各面音源、線音源の解析結果とす
る。
【0044】図16に示すように各音源面素中心を算出
し(ステップS17)、さらに図17に示すように各音
源面に対する回折距離差(回折距離DELS=直線BG
+直線OG−直線OB)、障害物に対する回折距離差を
算出する(ステップS18〜S19)。
【0045】障害物に対する回折距離差の算出では、回
折効果の判定(MP=1:なし、9:あり)と回折ルー
トを求める。直線A,Bと直線C,Dが交叉するときC
ROSS(A,B,C,D)=1、交叉しないときCR
OSS(A,B,C,D)=0とすると、以下のように
なる。
【0046】まず、V1z、を交叉点V1 の高さ、Hf
障害物の高さとすると、単純塀の場合には、図18
(イ)に示すようにCROSS(O,B,F1 ,F2
=1のとき、V1z≦Hf であれば回折頂点をV1
1 ,F2 とし、V1z>Hf であれば回折効果なし、図
18(ロ)に示すようにCROSS(O,B,F1 ,F
2 )=0のときも回折効果なしとする。複合塀の場合に
は、図19(イ)に示すようにCROSS(O,B,F
1 ,F2 )=1、CROSS(O,B,F2 ,F3 )=
0のとき、V1z>Hf であれば回折効果なし、V1z≦H
f であれば、距離BF2OとBF3 Oのうち距離が大き
い方の頂点(F2 orF3 )とV1 、F1 が回折頂点と
なる。図19(ロ)に示すようにCROSS(O,B,
1 ,F2 )=0、CROSS(O,B,F2 ,F3
=1のとき、V1z>Hf であれば回折効果なし、V1z
f であれば、距離BF1 OとBF2 Oのうち距離が大
きい方の頂点(F1 orF2 )とV2 、F3 が回折頂点
となる。図19(ハ)に示すようにCROSS(O,
B,F1 ,F2 )=0、CROSS(O,B,F2 ,F
3 )=0のときは回折効果なしとなる。また、CROS
S(O,B,F1 ,F2 )=1、CROSS(O,B,
2 ,F3 )=1のとき、V1z>Hf でかつV2z>Hf
であれば回折効果なし、V1z≦Hf でかつV2z>Hf
あればV1 、F1 、F2、V1z>Hf でかつV2z≦Hf
であればV2 、F2 、F3 、V1z≦Hf でかつV2z≦H
f であればF2 とV1 とV2 のいずれか、F1 とF3
いずれか回折距離の大きい方をそれぞれ回折頂点とす
る。
【0047】距離伝達率PHAI6=1.0/(2×
3.1416×R2)を求めセットする(ステップS2
0)。ここでR2は観測点(OX,OY,OZ)と音源
(BX,BY,BZ)の距離である。
【0048】障害物に関する回折伝達率を求める(ステ
ップS21)。ここでは、JO=2、3のとき(障害物
あり)、回折距離差(DF1、2、3)と周波数(F)
の関数として回折伝達率(PAIFD)を求め、最小の
ものをPAIFにセットする。
【0049】最小回折伝達率をセットする(ステップS
22)。PAIを最小回折伝達率、PAIFを障害物に
関する回折伝達率、PAISを音源面自身による回折伝
達率(線音源の場合1とする)とすると、JO=1のと
きPAI=1をセットし、JO=2、3のときPAIF
とPAISの中から最小のものをPAIにセットする。
【0050】PHAIを距離伝達率、PAIを回折伝達
率として、 により面素単位で求められたPHAI、PAIを面素数
分合成し、ECにセットする(ステップS23)。
【0051】SUは音源面積(点音源の場合には1
2 、線音源の場合には縦1m×横長さ、面音源の場合
には縦×横)、4.34×ABSOR×OC=空気吸収
減衰率、ABSORは単位長減衰率、OCは音源・観測
点距離、TMFは伝達率(MAX:1.0)、V PW
Lはパワーレベルとし、観測点騒音レベルを各音源毎に
合計する(ステップS24)。
【0052】各音源毎にA特性、B特性を計算し、騒音
レベルと共にO NOIZにセットする(ステップS2
5)。
【0053】各音源毎に求められた観測点騒音レベルを
合計しO NOIZにセットする(ステップS26)。
【0054】図20は本発明の騒音環境評価システムの
活用例を説明するための図である。建物の設計作業を企
画設計から基本設計、実施設計に区分した場合、まず、
企画設計では、音響的要求水準等、環境基準推奨値をベ
ースとした計画目標を設定し、建物用途や建物規模、敷
地環境等に適した目標を設定する。そして、敷地規模、
周辺環境、地域・地区、法規制の与条件から外部騒音レ
ベルのシミュレーションとその評価を行い、騒音源の位
置・大きさ、被害者の位置・程度、周辺環境の配置によ
る騒音レベルの変化等をチェックする。
【0055】基本計画では、ボリューム、ゾーニング等
を検討して外部騒音に対応した配置計画を行い評価す
る。また、その評価に対応した配置計画を行う。ここ
で、騒音の影響が大きい棟・小さい棟、発生音の大きい
棟・小さい棟等のチェックを行う。さらに、スパン、コ
ア位置、室レイアウト、開口位置、設備計画、外構計画
を検討して、騒音レベルを読み取り、室レイアウト、壁
・開口計画を行い、騒音の影響が大きい室・小さい室、
発生音の大きい室・小さい室、壁、開口位置、大きさ、
室配置等をチェックする。
【0056】例えば図20(ロ)に示すように周辺地域
への検討として、周辺地域の環境を考慮した計画を行
い、騒音源の配置検討として、設備機器や駐車場、エン
トランス等、騒音源の配置を検討する。そして、配置の
検討として、単数棟或いは複数棟の配置計画の検討、外
部空間の検討として、サンクンガーデンや人工地盤等、
外部環境の検討、騒音遮蔽物の配置として、樹木や防音
壁等の遮音効果の検討を行う。さらに、ボリューム検討
として、建物のボリューム検討、建物ゾーニングの検討
として、コアタイプや居室配置、住居階の位置等の検
討、開口の位置検討として、外壁や窓の位置・大きさの
検討を行う。
【0057】実施計画では、騒音源の検討として、外部
機器やガラリ等の種類の検討を行い、外装の検討とし
て、外壁や窓の仕上げ材料、厚さ、構法等を検討し、外
装計画を行う等、構法、ディテール、仕上げ材料を検討
して各部材の要求遮音性能を求めて材料・構法の選択を
行い、材料の遮音性能をチェックする。
【0058】さらには、将来の予測として、周辺建物や
計画道路等の環境変化に伴った騒音環境の予測にも活用
することができる。
【0059】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではなく、種々の変形が可能である。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、建造物の配置と騒音源を入力すると、音線に
よりモデル化を行い任意の観測点の音圧レベルを求める
ので、簡便に現状の騒音の程度や分布状態を評価するこ
とができ、建設計画条件の変更等による騒音環境の変化
をシミュレーションすることができる。したがって、計
画段階での建物の配置や各部材の遮音性能評価等も高精
度で行うことができ、将来の環境変化に伴った騒音環境
の予測も行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の騒音環境評価システムの1実施例を
示す図である。
【図2】 検討画面の例を示す図である。
【図3】 入力メニュー画面の例を示す図である。
【図4】 音環境評価の全体の流れを説明するための図
である。
【図5】 音線によるモデル化の例を説明するための図
である。
【図6】 複合障害物の場合のモデル化の例を説明する
ための図である。
【図7】 騒音源が面音源の場合の騒音伝播モデルを説
明するための図である。
【図8】 計算除外ゾーンを説明するための図である。
【図9】 塀によるモデルの説明のための図である。
【図10】 騒音計による実測データの例を示す図であ
る。
【図11】 距離減衰補正量を算出するためのテーブル
の例を示す図である。
【図12】 入力データの例を示す図である。
【図13】 騒音レベル解析プログラムによる処理の流
れを説明するための図である。
【図14】 観測点と音源放射方向との関係フラグ及び
処理制御フラグを説明するための図である。
【図15】 音源の分割を説明するための図である。
【図16】 音源面素中心の算出の例を説明するための
図である。
【図17】 音源面に対する回折距離差算出の例を説明
するための図である。
【図18】 単純塀の障害物に対する回折距離差算出の
例を説明するための図である。
【図19】 複合塀の障害物に対する回折距離差算出の
例を説明するための図である。
【図20】 本発明の騒音環境評価システムの活用例を
説明するための図である。
【符号の説明】
1…キーボード、2…タブレット、3…マウス、4…モ
デル化処理部、5…音源分割処理部、6…騒音レベル解
析部、7…出力処理部、8…ディスプレイ、9…XYプ
ロッタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年3月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の騒音環境評価システムの1実施例を
示す図である。
【図2】 検討画面の例を示す図である。
【図3】 入力メニュー画面の例を示す図である。
【図4】 音環境評価の全体の流れを説明するための図
である。
【図5】 音線によるモデル化の例を説明するための図
である。
【図6】 複合障害物の場合のモデル化の例を説明する
ための図である。
【図7】 騒音源が面音源の場合の騒音伝播モデルを説
明するための図である。
【図8】 計算除外ゾーンを説明するための図である。
【図9】 塀によるモデルの説明のための図である。
【図10】 騒音計による実測データの例を示す図であ
る。
【図11】 距離減衰補正量を算出するためのテーブル
の例を示す図である。
【図12】 入力データの例を示す図である。
【図13】 騒音レベル解析プログラムによる処理の流
れを説明するための図である。
【図14】 観測点と音源放射方向との関係フラグ及び
処理制御フラグを説明するための図である。
【図15】 音源の分割を説明するための図である。
【図16】 音源面素中心の算出の例を説明するための
図である。
【図17】 音源面に対する回折距離差算出の例を説明
するための図である。
【図18】 単純塀の障害物に対する回折距離差算出の
例を説明するための図である。
【図19】 複合塀の障害物に対する回折距離差算出の
例を説明するための図である。
【図20イ】 本発明の騒音環境評価システムの活用例
を説明するための図である。
【図20ロ】 本発明の騒音環境評価システムの活用例
を説明するための図である。
【符号の説明】 1…キーボード、2…タブレット、3…マウス、4…モ
デル化処理部、5…音源分割処理部、6…騒音レベル解
析部、7…出力処理部、8…ディスプレイ、9…XYプ
ロッタ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図16】
【図17】
【図2】
【図3】
【図7】
【図4】
【図9】
【図5】
【図18】
【図6】
【図8】
【図11】
【図10】
【図12】
【図19】
【図13】
【図14】
【図15】
【図20イ】
【図20ロ】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北代 丹士 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 水田 定光 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 霜田 英麿 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 松本 英一郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 田原 靖彦 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 中川 清 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内 (72)発明者 吉田 甚一郎 東京都港区芝浦一丁目2番3号清水建設株 式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の騒音源による騒音の程度や分布状
    態を解析する騒音環境評価システムであって、建物や障
    壁等の建造物の配置と騒音源を入力する入力手段、入力
    された建造物の配置と騒音源から音の伝播経路を音線で
    モデル化するモデル化処理手段、距離減衰式を使って各
    伝播経路により観測点の音圧レベルを求めて合成する騒
    音レベル解析手段を備えたことを特徴とする騒音環境評
    価システム。
  2. 【請求項2】 モデル化処理手段は、音源と観測点との
    間に障害物がある場合には大きさや形態、位置に応じた
    主要経路、すなわち最短伝播経路の音線を設定すること
    を特徴とする請求項1記載の騒音環境評価システム。
  3. 【請求項3】 モデル化処理手段は、障害物を1枚の単
    純塀と2枚の複合塀を基本として、全て障壁によりモデ
    ル化することを特徴とする請求項1記載の騒音環境評価
    システム。
  4. 【請求項4】 騒音レベル解析手段は、モデル化した複
    数の障壁のうち、最も有効な1枚の障壁における縦及び
    横方向の主要経路について、観測点でそれらの音圧レベ
    ルを合成することを特徴とする請求項1記載の騒音環境
    評価システム。
  5. 【請求項5】 騒音レベル解析手段は、騒音源が線音源
    又は面音源の場合には微小要素に分割してそれらの音源
    からの音圧レベルを合成することを特徴とする請求項1
    記載の騒音環境評価システム。
  6. 【請求項6】 騒音レベル解析手段は、面音源で音響放
    射方向の真裏に観測点が位置する場合には計算を除外す
    ることを特徴とする請求項1記載の騒音環境評価システ
    ム。
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