JPH0644798Y2 - 浮力構造体用バラスト懸吊装置 - Google Patents
浮力構造体用バラスト懸吊装置Info
- Publication number
- JPH0644798Y2 JPH0644798Y2 JP4012289U JP4012289U JPH0644798Y2 JP H0644798 Y2 JPH0644798 Y2 JP H0644798Y2 JP 4012289 U JP4012289 U JP 4012289U JP 4012289 U JP4012289 U JP 4012289U JP H0644798 Y2 JPH0644798 Y2 JP H0644798Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- ballast
- stopper pin
- buoyancy structure
- gas pressure
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- Expired - Lifetime
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、潜水船等の浮力構造体に用いられるバラスト
懸吊装置に関し、特に緊急時に固形バラストを切り離せ
るようにした懸吊手段として好適の浮力構造体用バラス
ト懸吊装置に関する。
懸吊装置に関し、特に緊急時に固形バラストを切り離せ
るようにした懸吊手段として好適の浮力構造体用バラス
ト懸吊装置に関する。
従来の浮力構造体用バラスト懸吊装置をそなえた潜水船
としては、第17図に示すようなものがあり、潜水船101
に上端を枢着されたフック式切り離し装置106が設けら
れていて、同装置106の下部には、フック主体106aが固
着されるとともに、同フック主体106aの下端に支軸106c
を介し一端を枢着された弯曲形フック旋回部材106bが設
けられている。
としては、第17図に示すようなものがあり、潜水船101
に上端を枢着されたフック式切り離し装置106が設けら
れていて、同装置106の下部には、フック主体106aが固
着されるとともに、同フック主体106aの下端に支軸106c
を介し一端を枢着された弯曲形フック旋回部材106bが設
けられている。
そして、弯曲形フック旋回部材106bは、固形バラスト10
4の上部に取付けられたアイ部材104aに挿通されて、同
フック旋回部材106bの上端にはガス圧式縦連結型ストッ
パーピン107が離脱可能に係合している。
4の上部に取付けられたアイ部材104aに挿通されて、同
フック旋回部材106bの上端にはガス圧式縦連結型ストッ
パーピン107が離脱可能に係合している。
上述の構成により、海中102を航行していた潜水船101が
通常のバラスト水排出手段等の故障により浮上できなく
なった緊急時には、フック式切り離し装置106の内部に
設けられた図示しないカートリッジに充填されている可
燃ガスを爆発させる操作が行なわれる。そして、そのガ
ス圧でストッパーピン107が上昇すると、フック旋回部
材106bを解放するので、同部材106bは支軸106cを中心と
して旋回しながらアイ部材104aを離脱させるようにな
り、これに伴いバラスト104aは符号104′で示すように
海底105へ落下する。このようにして、バラスト104が切
り離されることにより、潜水船101は海面103へ浮上する
ことができる。
通常のバラスト水排出手段等の故障により浮上できなく
なった緊急時には、フック式切り離し装置106の内部に
設けられた図示しないカートリッジに充填されている可
燃ガスを爆発させる操作が行なわれる。そして、そのガ
ス圧でストッパーピン107が上昇すると、フック旋回部
材106bを解放するので、同部材106bは支軸106cを中心と
して旋回しながらアイ部材104aを離脱させるようにな
り、これに伴いバラスト104aは符号104′で示すように
海底105へ落下する。このようにして、バラスト104が切
り離されることにより、潜水船101は海面103へ浮上する
ことができる。
しかしながら上述のような従来の浮力構造体用バラスト
懸吊装置では、ガス圧式縦連結型ストッパーピンを離脱
させるという単一系の緊急手段が設けられているだけな
ので、万一その作動が不能になった場合、重大な局面を
招くという問題点がある。
懸吊装置では、ガス圧式縦連結型ストッパーピンを離脱
させるという単一系の緊急手段が設けられているだけな
ので、万一その作動が不能になった場合、重大な局面を
招くという問題点がある。
本考案は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、バラスト懸吊手段におけるフック旋回部材の係止
機構に対し、第1の係止解除手段と第2の係止解除手段
とを併設し、いずれか一方の作動によりバラストを確実
に切り離せるようにした、浮力構造体用バラスト懸吊装
置を提供することを目的とする。
ので、バラスト懸吊手段におけるフック旋回部材の係止
機構に対し、第1の係止解除手段と第2の係止解除手段
とを併設し、いずれか一方の作動によりバラストを確実
に切り離せるようにした、浮力構造体用バラスト懸吊装
置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本考案の浮力構造体用バラ
スト懸吊装置は、浮力構造体に上端を取付けられたフッ
ク主体と、同フック主体の下端に一端を枢着されてバラ
スト付きアイ部材に係合しうるフック旋回部材とをそな
え、同フック旋回部材の上方へ延在する他端部を係止す
る係止機構が設けられて、同係止機構による上記フック
旋回部材の係止をそれぞれ別個に解除しうる第1の係止
解除手段と第2の係止解除手段とが併設されたことを特
徴としている。
スト懸吊装置は、浮力構造体に上端を取付けられたフッ
ク主体と、同フック主体の下端に一端を枢着されてバラ
スト付きアイ部材に係合しうるフック旋回部材とをそな
え、同フック旋回部材の上方へ延在する他端部を係止す
る係止機構が設けられて、同係止機構による上記フック
旋回部材の係止をそれぞれ別個に解除しうる第1の係止
解除手段と第2の係止解除手段とが併設されたことを特
徴としている。
上述の本考案の浮力構造体用バラスト懸吊装置では、浮
力構造体が通常の手段で浮上できなくなった緊急時に、
浮力構造体に取付けられているフック主体に対し、第1
の係止解除手段および第2の係止解除手段のいずれか一
方を作動させることによりフック旋回部材を旋回させ
て、同旋回部材からバラスト付きアイ部材を離脱させる
操作が行なわれる。
力構造体が通常の手段で浮上できなくなった緊急時に、
浮力構造体に取付けられているフック主体に対し、第1
の係止解除手段および第2の係止解除手段のいずれか一
方を作動させることによりフック旋回部材を旋回させ
て、同旋回部材からバラスト付きアイ部材を離脱させる
操作が行なわれる。
以下、図面により本考案の実施例について説明すると、
第1〜8図は本考案の第1実施例としての浮力構造体用
バラスト懸吊装置を示すもので、第1図はその要部を示
す正面図、第2図はそのT字型フック旋回部材を示す正
面図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図は
第1図のIV−IV矢視断面図、第5図は上記装置をそなえ
た浮力構造体の側面図、第6図は第5図のVI部の拡大縦
断面図、第7図は第6図のVII−VII矢視断面図、第8図
は第6図のVIII−VIII矢視断面図である。
第1〜8図は本考案の第1実施例としての浮力構造体用
バラスト懸吊装置を示すもので、第1図はその要部を示
す正面図、第2図はそのT字型フック旋回部材を示す正
面図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図は
第1図のIV−IV矢視断面図、第5図は上記装置をそなえ
た浮力構造体の側面図、第6図は第5図のVI部の拡大縦
断面図、第7図は第6図のVII−VII矢視断面図、第8図
は第6図のVIII−VIII矢視断面図である。
第5図に示すように、潜水船としての浮力構造体1の底
部2に、後述のバラスト懸吊装置を介して固形バラスト
3が切り離し可能に装着されており、さらにバラストキ
ール4も装着されている。
部2に、後述のバラスト懸吊装置を介して固形バラスト
3が切り離し可能に装着されており、さらにバラストキ
ール4も装着されている。
第6〜8図に示すように、固形バラスト3は、箱状容器
の底板7上に多数の重錘5を積載して構成されており、
固形バラスト3の前端面および後端面には、それぞれ横
揺れ防止金物6が傾斜して取付けられていて、バラスト
キール4の凹部に嵌合することにより、固形バラスト3
の横揺れは防止されるようになっている。
の底板7上に多数の重錘5を積載して構成されており、
固形バラスト3の前端面および後端面には、それぞれ横
揺れ防止金物6が傾斜して取付けられていて、バラスト
キール4の凹部に嵌合することにより、固形バラスト3
の横揺れは防止されるようになっている。
そして、浮力構造体1の底部2に固着垂下された平行板
12,12に、支軸13を介して取付けられたフック主体11a
と、同フック主体11aの下端に連結軸23を介し一端を枢
着された弯曲形フック旋回部材11bとが設けられてい
て、弯曲形フック旋回部材11bは、固形バラスト3の底
板7に取付けられたアイ部材9に挿通されるようにして
係合している。(第1〜4図参照) また弯曲形フック旋回部材11bの上方へ延在する他端部
には、T字型フック先端部材14の下端が連結軸15を介し
て枢着されている。
12,12に、支軸13を介して取付けられたフック主体11a
と、同フック主体11aの下端に連結軸23を介し一端を枢
着された弯曲形フック旋回部材11bとが設けられてい
て、弯曲形フック旋回部材11bは、固形バラスト3の底
板7に取付けられたアイ部材9に挿通されるようにして
係合している。(第1〜4図参照) また弯曲形フック旋回部材11bの上方へ延在する他端部
には、T字型フック先端部材14の下端が連結軸15を介し
て枢着されている。
T字型フック先端部材14の左右のアーム部14a,14bの一
方14aの下側にガス圧式ストッパーピン22が離脱可能に
係合するとともに、左右のアーム部の他方14bの下側に
は油圧式ストッパーピン17が係脱可能に係合している。
方14aの下側にガス圧式ストッパーピン22が離脱可能に
係合するとともに、左右のアーム部の他方14bの下側に
は油圧式ストッパーピン17が係脱可能に係合している。
第7図に示すように、ガス圧式ストッパーピン22は平行
板12,12に挿通されるようにして保持され、同ストッパ
ーピン22の基端は、ガス圧式切り離し装置16の内部に設
けられた図示しないカートリッジ内の可燃ガスを遠隔制
御で爆発させることにより、引張力を受け、これに伴い
ガス圧式ストッパーピン22のアーム部14aからの離脱が
行なわれるようになっている。
板12,12に挿通されるようにして保持され、同ストッパ
ーピン22の基端は、ガス圧式切り離し装置16の内部に設
けられた図示しないカートリッジ内の可燃ガスを遠隔制
御で爆発させることにより、引張力を受け、これに伴い
ガス圧式ストッパーピン22のアーム部14aからの離脱が
行なわれるようになっている。
また油圧式ストッパーピン17の基端には、油圧式シリン
ダー装置19のピストンロッド20が自在継手21を介して連
結されており、油圧式シリンダー装置19の遠隔制御によ
って油圧式ストッパーピン17のアーム部14bに対する係
脱が行なわれるようになっている。なお、油圧式シリン
ダー装置19は浮力構造体1の底部2における取付け座2a
に、ボルト・ナット18を介して取付けられている。
ダー装置19のピストンロッド20が自在継手21を介して連
結されており、油圧式シリンダー装置19の遠隔制御によ
って油圧式ストッパーピン17のアーム部14bに対する係
脱が行なわれるようになっている。なお、油圧式シリン
ダー装置19は浮力構造体1の底部2における取付け座2a
に、ボルト・ナット18を介して取付けられている。
さらに、アイ部材9は、第1図に示すように、固形バラ
ストの底板7に、調整用ライナ8を介し、植込みボルト
・ナット10で取付けられている。
ストの底板7に、調整用ライナ8を介し、植込みボルト
・ナット10で取付けられている。
第6〜8図における符号24は仕切板、25は天板、26は手
入穴、27は水抜き穴を示している。
入穴、27は水抜き穴を示している。
上述の構成により、浮力構造体1が通常の手段で浮上で
きなくなった緊急時に、浮力構造体1に取付けられてい
るフック主体11aに対し、フック旋回部材11bを旋回させ
て、同旋回部材11bからバラスト3付きアイ部材9を離
脱させる操作が行なわれる。
きなくなった緊急時に、浮力構造体1に取付けられてい
るフック主体11aに対し、フック旋回部材11bを旋回させ
て、同旋回部材11bからバラスト3付きアイ部材9を離
脱させる操作が行なわれる。
すなわちT字型フック先端部材14を支持するガス圧式ス
トッパーピン22を引抜いてフック旋回部材11bの係止を
解除しうる第1の係止解除手段としてのガス圧式切り離
し装置16と、油圧式ストッパーピン17を引抜いてフック
旋回部材11bの係止を解除しうる第2の係止解除手段と
しての油圧式シリンダ装置19のいずれか一方を作動させ
て、ストッパーピン22(または17)をはずすことによ
り、T字型フック先端部材14はその下端の連結軸15を中
心に回動して他方のストッパーピン17(22)からも解放
されるようになり、これに伴いフック旋回部材11bがフ
ック主体11aに対し旋回して、バラスト3付きアイ部材
9を離脱させ、これによりバラスト3は海底へ落下す
る。そして、この浮力構造体1は、海面へ浮上するよう
になる。
トッパーピン22を引抜いてフック旋回部材11bの係止を
解除しうる第1の係止解除手段としてのガス圧式切り離
し装置16と、油圧式ストッパーピン17を引抜いてフック
旋回部材11bの係止を解除しうる第2の係止解除手段と
しての油圧式シリンダ装置19のいずれか一方を作動させ
て、ストッパーピン22(または17)をはずすことによ
り、T字型フック先端部材14はその下端の連結軸15を中
心に回動して他方のストッパーピン17(22)からも解放
されるようになり、これに伴いフック旋回部材11bがフ
ック主体11aに対し旋回して、バラスト3付きアイ部材
9を離脱させ、これによりバラスト3は海底へ落下す
る。そして、この浮力構造体1は、海面へ浮上するよう
になる。
なお、本装置における油圧式ストッパーピン17のピン径
については、ストッパーピン17にかかる力Pが、バラス
ト3の重量の大きい割に比較的小さいので、あまり太く
しないですむ利点がある。
については、ストッパーピン17にかかる力Pが、バラス
ト3の重量の大きい割に比較的小さいので、あまり太く
しないですむ利点がある。
すなわち、第1図に示す寸法l1,l2,l3と固形バラスト
3の重量Wとを用いて、ストッパーピン17にかかる力を
表わしてみると、 ここで となるので、固形バラスト3の重量Wを、ストッパーピ
ン17における比較的小さな力Pで保持しうるのである。
3の重量Wとを用いて、ストッパーピン17にかかる力を
表わしてみると、 ここで となるので、固形バラスト3の重量Wを、ストッパーピ
ン17における比較的小さな力Pで保持しうるのである。
上述のごとく、本実施例の浮力構造体用バラスト懸吊装
置では、バラスト懸吊手段におけるフック旋回部材11a
のT字型フック先端部材14に係合するストッパーピン1
7,22等で構成された係止機構に対し、第1の係止解除手
段(ガス圧式切り離し装置16)と第2の係止解除手段
(油圧式シリンダ装置19)とが併設されて、両手段のい
ずれか一方の作動によりバラストの切り離しが確実に行
なわれるようになり、その作動の信頼性を大幅に向上さ
せる効果が得られるのである。
置では、バラスト懸吊手段におけるフック旋回部材11a
のT字型フック先端部材14に係合するストッパーピン1
7,22等で構成された係止機構に対し、第1の係止解除手
段(ガス圧式切り離し装置16)と第2の係止解除手段
(油圧式シリンダ装置19)とが併設されて、両手段のい
ずれか一方の作動によりバラストの切り離しが確実に行
なわれるようになり、その作動の信頼性を大幅に向上さ
せる効果が得られるのである。
また、上記第1および第2の係止解除手段として、ガス
圧式のもののほかに、これと種類を異にする油圧式のも
のが併設されているので、これら第1および第2の係止
解除手段が共に故障することは少なく、本装置の信頼性
が一層向上するようになる。
圧式のもののほかに、これと種類を異にする油圧式のも
のが併設されているので、これら第1および第2の係止
解除手段が共に故障することは少なく、本装置の信頼性
が一層向上するようになる。
しかも、本実施例では、ストッパーピン17,22がアイ部
材に係合するフック旋回部材の上端部に枢着されたT字
型フック先端部材の左右のアーム部下側にそれぞれ係合
しているので、緊急時には上記ストッパーピンのいずれ
か一方の作動により、バラスト3を確実に切り離して、
浮力構造体1を浮上させうる効果がある。
材に係合するフック旋回部材の上端部に枢着されたT字
型フック先端部材の左右のアーム部下側にそれぞれ係合
しているので、緊急時には上記ストッパーピンのいずれ
か一方の作動により、バラスト3を確実に切り離して、
浮力構造体1を浮上させうる効果がある。
次に、本考案の第2実施例としての浮力構造体用バラス
ト懸吊装置について説明すると、第9図はその要部を示
す正面図、第10図はそのカム部材を示す正面図、第11図
は第9図のXI−XI矢視断面図、第12図は第9図のXII−X
II矢視断面図、第13図は上記装置をそなえた浮力構造体
の側面図、第14図は第13図のXIV部の拡大縦断面図、第1
5図は第14図のXV−XV矢視断面図、第16図は第14図のXVI
−XVI矢視断面図である。
ト懸吊装置について説明すると、第9図はその要部を示
す正面図、第10図はそのカム部材を示す正面図、第11図
は第9図のXI−XI矢視断面図、第12図は第9図のXII−X
II矢視断面図、第13図は上記装置をそなえた浮力構造体
の側面図、第14図は第13図のXIV部の拡大縦断面図、第1
5図は第14図のXV−XV矢視断面図、第16図は第14図のXVI
−XVI矢視断面図である。
第13図に示すように、潜水船としての浮力構造体1の底
部2に、後述のバラスト懸吊装置を介して固形バラスト
3が切り離し可能に装着されており、さらにバラストキ
ール4も装着されている。
部2に、後述のバラスト懸吊装置を介して固形バラスト
3が切り離し可能に装着されており、さらにバラストキ
ール4も装着されている。
第14〜16図に示すように、固形バラスト3は、箱状容器
の底板7上に多数の重錘5を積載して構成されており、
固形バラスト3の前端面および後端面には、それぞれ横
揺れ防止金物6が傾斜して取付けられていて、バラスト
キール4の凹部に嵌合することにより、固形バラスト3
の横揺れは防止されるようになっている。
の底板7上に多数の重錘5を積載して構成されており、
固形バラスト3の前端面および後端面には、それぞれ横
揺れ防止金物6が傾斜して取付けられていて、バラスト
キール4の凹部に嵌合することにより、固形バラスト3
の横揺れは防止されるようになっている。
そして、浮力構造体1の底部2に固着垂下された平行板
12,12に、支軸13を介して取付けられたフック主体11a
と、同フック主体11aの下端に連結軸23を介し一端を枢
着された弯曲形フック旋回部材11bとが設けられてい
て、弯曲形フック旋回部材11bは、固形バラスト3の底
板7に取付けられたアイ部材9に挿通されるようにして
係合している。(第9,11,13図参照) また、第9〜12図に示すように、弯曲形フック旋回部材
11bがバラスト懸吊に伴いアイ部材9で下方へ引張され
ることにより旋回しようとするのを妨げるように、同フ
ック旋回部材11bの上方へ延在する他端部が、カム部材3
6の下方先端部におけるカム面36a(第9,10図参照)によ
り係止されている。
12,12に、支軸13を介して取付けられたフック主体11a
と、同フック主体11aの下端に連結軸23を介し一端を枢
着された弯曲形フック旋回部材11bとが設けられてい
て、弯曲形フック旋回部材11bは、固形バラスト3の底
板7に取付けられたアイ部材9に挿通されるようにして
係合している。(第9,11,13図参照) また、第9〜12図に示すように、弯曲形フック旋回部材
11bがバラスト懸吊に伴いアイ部材9で下方へ引張され
ることにより旋回しようとするのを妨げるように、同フ
ック旋回部材11bの上方へ延在する他端部が、カム部材3
6の下方先端部におけるカム面36a(第9,10図参照)によ
り係止されている。
カム部材36は、第9〜12図に示すように、その下部にお
けるピン孔36bにガス圧式ストッパーピン22が係脱可能
に挿通されるとともに、その上部におけるピン孔36cに
油圧式ストッパーピン17を係脱可能に挿通されている。
けるピン孔36bにガス圧式ストッパーピン22が係脱可能
に挿通されるとともに、その上部におけるピン孔36cに
油圧式ストッパーピン17を係脱可能に挿通されている。
第14,15図に示すように、ガス圧式ストッパーピン22は
平行板12,12とカム部材36とを挿通するようにしてカム
部材36の下部を保持し、同ストッパーピン22の基端は、
ガス圧式切り離し装置16の内部に設けられた図示しない
カートリッジ内の可燃ガスを遠隔制御で爆発させること
により、引張力を受けるようになっている。そして、こ
のような引張力を受けると、ガス圧式ストッパーピン22
は、カム部材36の下部のピン孔36bから離脱するように
なっている。
平行板12,12とカム部材36とを挿通するようにしてカム
部材36の下部を保持し、同ストッパーピン22の基端は、
ガス圧式切り離し装置16の内部に設けられた図示しない
カートリッジ内の可燃ガスを遠隔制御で爆発させること
により、引張力を受けるようになっている。そして、こ
のような引張力を受けると、ガス圧式ストッパーピン22
は、カム部材36の下部のピン孔36bから離脱するように
なっている。
また油圧式ストッパーピン17の基端には、油圧式シリン
ダー装置19のピストンロッド20が自在継手21を介して連
結されており、油圧式シリンダー装置19の遠隔制御によ
って、油圧式ストッパーピン17は、カム部材16の上部の
ピン孔36cに対する係脱を行なえるようになっている。
なお、油圧式シリンダー装置19は浮力構造体1の底部2
における取付け座2aに、ボルト・ナット18を介して取付
けられている。
ダー装置19のピストンロッド20が自在継手21を介して連
結されており、油圧式シリンダー装置19の遠隔制御によ
って、油圧式ストッパーピン17は、カム部材16の上部の
ピン孔36cに対する係脱を行なえるようになっている。
なお、油圧式シリンダー装置19は浮力構造体1の底部2
における取付け座2aに、ボルト・ナット18を介して取付
けられている。
このようにして両ストッパーピン17,22の一方17(22)
をカム部材36から引き抜くことにより、他方のストッパ
ーピン22(17)を中心としてカム部材36が回動しうるよ
うになっており、同カム部材36の回動に伴い、そのカム
面36aがフック旋回部材11bから離れて、同フック旋回部
材11bの係止を解除するようになっている。
をカム部材36から引き抜くことにより、他方のストッパ
ーピン22(17)を中心としてカム部材36が回動しうるよ
うになっており、同カム部材36の回動に伴い、そのカム
面36aがフック旋回部材11bから離れて、同フック旋回部
材11bの係止を解除するようになっている。
また、アイ部材9は、第9図に示すように、固形バラス
トの底板7に、調整用ライナ8を介し、植込みボルト・
ナット10で取付けられている。
トの底板7に、調整用ライナ8を介し、植込みボルト・
ナット10で取付けられている。
第14〜16図における符号24は仕切板、25は天板、26は手
入穴、27は水抜き穴を示している。
入穴、27は水抜き穴を示している。
上述の構成により、浮力構造体1が通常の手段で浮上で
きなくなった緊急時に、浮力構造体1に取付けられてい
るフック主体11aに対し、フック旋回部材11bを旋回させ
て、同旋回部材11bからバラスト3付きアイ部材9を離
脱させる操作が行なわれる。
きなくなった緊急時に、浮力構造体1に取付けられてい
るフック主体11aに対し、フック旋回部材11bを旋回させ
て、同旋回部材11bからバラスト3付きアイ部材9を離
脱させる操作が行なわれる。
すなわちカム部材36に挿通されたガス圧式ストッパーピ
ン22を引抜いてフック旋回部材11bの係止を解除しうる
第1の係止解除手段としてのガス圧式切り離し装置16の
作動が行なわれる。この作動に伴いガス圧式ストッパー
ピン22がはずされることにより、カム部材36は、他方の
油圧式ストッパーピン17を中心に回動して同カム部材16
の下方先端部におけるカム面36aから、フック旋回部材1
1bの上方に延在する端部を解放する。
ン22を引抜いてフック旋回部材11bの係止を解除しうる
第1の係止解除手段としてのガス圧式切り離し装置16の
作動が行なわれる。この作動に伴いガス圧式ストッパー
ピン22がはずされることにより、カム部材36は、他方の
油圧式ストッパーピン17を中心に回動して同カム部材16
の下方先端部におけるカム面36aから、フック旋回部材1
1bの上方に延在する端部を解放する。
また、第1の係止解除手段が何らかの原因で機能しない
場合は、カム部材36に挿通された油圧式ストッパーピン
17を引抜いてフック旋回部材11bの係止を解除しうる第
2の係止解除手段としての油圧式シリンダ装置19の作動
が行なわれる。この作動に伴い、油圧式ストッパーピン
17がはずされることにより、カム部材36はガス圧式スト
ッパーピン22を中心に回動して、上記ガス圧式ストッパ
ーピン22をはずす場合と同様に、同カム部材16の下方先
端部におけるカム面16aから、フック旋回部材11bの上方
に延在する端部を解放する。
場合は、カム部材36に挿通された油圧式ストッパーピン
17を引抜いてフック旋回部材11bの係止を解除しうる第
2の係止解除手段としての油圧式シリンダ装置19の作動
が行なわれる。この作動に伴い、油圧式ストッパーピン
17がはずされることにより、カム部材36はガス圧式スト
ッパーピン22を中心に回動して、上記ガス圧式ストッパ
ーピン22をはずす場合と同様に、同カム部材16の下方先
端部におけるカム面16aから、フック旋回部材11bの上方
に延在する端部を解放する。
なお、上述の第2の係止解除手段の作動は、前述の第1
の係止解除手段の作動より先に行なわれるようにしても
よい。
の係止解除手段の作動より先に行なわれるようにしても
よい。
このような解放に伴いフック旋回部材11bがフック主体1
1aに対し旋回すると、同フック旋回部材11bからバラス
ト3付きアイ部材9が離脱して、これによりバラスト3
は海底へ落下する。そして、この浮力構造体1は、海面
へ浮上するようになる。
1aに対し旋回すると、同フック旋回部材11bからバラス
ト3付きアイ部材9が離脱して、これによりバラスト3
は海底へ落下する。そして、この浮力構造体1は、海面
へ浮上するようになる。
なお、本装置における油圧式ストッパーピン17のピン径
については、ストッパーピン17にかかる力P1が、バラス
ト3の重量の大きい割に比較的小さいので、あまり太く
しないですむ利点がある。
については、ストッパーピン17にかかる力P1が、バラス
ト3の重量の大きい割に比較的小さいので、あまり太く
しないですむ利点がある。
すなわち、第9図に示す寸法l1,l2′,l3′と固形バラ
スト3の重量Wとを用いて、ストッパーピン17にかかる
力を表わしてみると、 ここで となるので、固形バラスト3の重量Wを、ストッパーピ
ン17における比較的小さな力P1で保持しうるのであり、
またカム部材36を設けることにより、重荷重を直接受け
ないですむ利点もある。
スト3の重量Wとを用いて、ストッパーピン17にかかる
力を表わしてみると、 ここで となるので、固形バラスト3の重量Wを、ストッパーピ
ン17における比較的小さな力P1で保持しうるのであり、
またカム部材36を設けることにより、重荷重を直接受け
ないですむ利点もある。
上述のごとく、この第2実施例の浮力構造体用バラスト
懸吊装置の場合も、バラスト懸吊手段におけるフック旋
回部材11aのカム部材36に挿通されるストッパーピン17,
22等で構成された係止機構に対し、第1の係止解除手段
(ガス圧式切り離し装置16)と第2の係止解除手段(油
圧式シリンダ装置19)とが併設されて、両手段のいずれ
か一方の作動によりバラストの切り離しが確実に行なわ
れるようになり、その作動の信頼性を大幅に向上させる
効果が得られるのである。
懸吊装置の場合も、バラスト懸吊手段におけるフック旋
回部材11aのカム部材36に挿通されるストッパーピン17,
22等で構成された係止機構に対し、第1の係止解除手段
(ガス圧式切り離し装置16)と第2の係止解除手段(油
圧式シリンダ装置19)とが併設されて、両手段のいずれ
か一方の作動によりバラストの切り離しが確実に行なわ
れるようになり、その作動の信頼性を大幅に向上させる
効果が得られるのである。
また、上記第1および第2の係止解除手段として、ガス
圧式のもののほかに、これと種類を異にする油圧式のも
のが併設されているので、これら第1および第2の係止
解除手段が共に故障することは少なく、本装置の信頼性
が一層向上するようになる。
圧式のもののほかに、これと種類を異にする油圧式のも
のが併設されているので、これら第1および第2の係止
解除手段が共に故障することは少なく、本装置の信頼性
が一層向上するようになる。
しかも、この第2実施例では、前記アイ部材9に係合す
るフック旋回部材11bの旋回を妨げるように、同フック
旋回部材11bを係止するカム部材36が設けられて、同カ
ム部材36の下部および上部の各ピン孔36b,36cにそれぞ
れストッパーピン22,17が挿通されているので、緊急時
には両ストッパーピン17,22のいずれか一方を引抜く作
動により、バラスト3を確実に切り離して、浮力構造体
1を浮上させうる効果がある。
るフック旋回部材11bの旋回を妨げるように、同フック
旋回部材11bを係止するカム部材36が設けられて、同カ
ム部材36の下部および上部の各ピン孔36b,36cにそれぞ
れストッパーピン22,17が挿通されているので、緊急時
には両ストッパーピン17,22のいずれか一方を引抜く作
動により、バラスト3を確実に切り離して、浮力構造体
1を浮上させうる効果がある。
以上詳述したように、本考案の浮力構造体用バラスト懸
吊装置によれば、浮力構造体に取付けられているフック
主体に対し、第1の係止解除手段および第2の係止解除
手段のいずれか一方の作動に伴い、フック旋回部材を解
放し旋回させて、同フック旋回部材からバラスト付きア
イ部材を離脱させることができるので、浮力構造体の緊
急時における浮上操作の信頼性を大幅に向上させる効果
が得られる。
吊装置によれば、浮力構造体に取付けられているフック
主体に対し、第1の係止解除手段および第2の係止解除
手段のいずれか一方の作動に伴い、フック旋回部材を解
放し旋回させて、同フック旋回部材からバラスト付きア
イ部材を離脱させることができるので、浮力構造体の緊
急時における浮上操作の信頼性を大幅に向上させる効果
が得られる。
第1〜8図は本考案の第1実施例としての浮力構造体用
バラスト懸吊装置を示すもので、第1図はその要部を示
す正面図、第2図はそのT字型フック旋回部材を示す正
面図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図は
第1図のIV−IV矢視断面図、第5図は上記装置をそなえ
た浮力構造体の側面図、第6図は第5図のVI部の拡大縦
断面図、第7図は第6図のVII−VII矢視断面図、第8図
は第6図のVIII−VIII矢視断面図であり、第9〜16図は
本考案の第2実施例としての浮力構造体用バラスト懸吊
装置を示すもので、第9図はその要部を示す正面図、第
10図はそのカム部材を示す正面図、第11図は第9図のXI
−XI矢視断面図、第12図は第9図のXII−XII矢視断面
図、第13図は上記装置をそなえた浮力構造体の側面図、
第14図は第13図のXIV部の拡大縦断面図、第15図は第14
図のXV−XV矢視断面図、第16図は第14図のXVI−XVI矢視
断面図であり、第17図は従来の浮力構造体用バラスト懸
吊装置をそなえた潜水船を示す側面図である。 1…浮力構造体、2…底部、2a…取り付け座、3…固形
バラスト、4…バラストキール、5…重錘、6…横揺れ
防止金物、7…底板、8…調整用ライナ、9…アイ部材
10…植え込みボルト・ナット、11a…フック主体、11b…
弯曲形フック旋回部材、12…平行板、13…支軸、14…T
字型フック先端部材、14a,14b…左右のアーム部、15…
連結軸、16…ガス圧式切り離し装置、17…油圧式ストッ
パーピン、18…ボルト・ナット、19…油圧式シリンダー
装置、20…ピストンロッド、21…自在継手、22…ガス圧
式ストッパーピン、23…連結軸、24…仕切板、25…天
板、26…手入穴、27…水抜き穴、36…カム部材、36a…
カム面、36b,36c…ピン孔、P,P1…力、W…重量。
バラスト懸吊装置を示すもので、第1図はその要部を示
す正面図、第2図はそのT字型フック旋回部材を示す正
面図、第3図は第1図のIII−III矢視断面図、第4図は
第1図のIV−IV矢視断面図、第5図は上記装置をそなえ
た浮力構造体の側面図、第6図は第5図のVI部の拡大縦
断面図、第7図は第6図のVII−VII矢視断面図、第8図
は第6図のVIII−VIII矢視断面図であり、第9〜16図は
本考案の第2実施例としての浮力構造体用バラスト懸吊
装置を示すもので、第9図はその要部を示す正面図、第
10図はそのカム部材を示す正面図、第11図は第9図のXI
−XI矢視断面図、第12図は第9図のXII−XII矢視断面
図、第13図は上記装置をそなえた浮力構造体の側面図、
第14図は第13図のXIV部の拡大縦断面図、第15図は第14
図のXV−XV矢視断面図、第16図は第14図のXVI−XVI矢視
断面図であり、第17図は従来の浮力構造体用バラスト懸
吊装置をそなえた潜水船を示す側面図である。 1…浮力構造体、2…底部、2a…取り付け座、3…固形
バラスト、4…バラストキール、5…重錘、6…横揺れ
防止金物、7…底板、8…調整用ライナ、9…アイ部材
10…植え込みボルト・ナット、11a…フック主体、11b…
弯曲形フック旋回部材、12…平行板、13…支軸、14…T
字型フック先端部材、14a,14b…左右のアーム部、15…
連結軸、16…ガス圧式切り離し装置、17…油圧式ストッ
パーピン、18…ボルト・ナット、19…油圧式シリンダー
装置、20…ピストンロッド、21…自在継手、22…ガス圧
式ストッパーピン、23…連結軸、24…仕切板、25…天
板、26…手入穴、27…水抜き穴、36…カム部材、36a…
カム面、36b,36c…ピン孔、P,P1…力、W…重量。
Claims (1)
- 【請求項1】浮力構造体に上端を取付けられたフック主
体と、同フック主体の下端に一端を枢着されてバラスト
付きアイ部材に係合しうるフック旋回部材とをそなえ、
同フック旋回部材の上方へ延在する他端部を係止する係
止機構が設けられて、同係止機構による上記フック旋回
部材の係止をそれぞれ別個に解除しうる第1の係止解除
手段と第2の係止解除手段とが併設されたことを特徴と
する、浮力構造体用バラスト懸吊装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4012289U JPH0644798Y2 (ja) | 1988-06-07 | 1989-04-05 | 浮力構造体用バラスト懸吊装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7544388 | 1988-06-07 | ||
JP63-75443 | 1988-06-07 | ||
JP4012289U JPH0644798Y2 (ja) | 1988-06-07 | 1989-04-05 | 浮力構造体用バラスト懸吊装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0256798U JPH0256798U (ja) | 1990-04-24 |
JPH0644798Y2 true JPH0644798Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31717850
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4012289U Expired - Lifetime JPH0644798Y2 (ja) | 1988-06-07 | 1989-04-05 | 浮力構造体用バラスト懸吊装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644798Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5759246B2 (ja) * | 2011-04-27 | 2015-08-05 | 三井造船株式会社 | 水中航走体の着水揚収方法および水中航走体の着水揚収に用いる保持金具 |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP4012289U patent/JPH0644798Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0256798U (ja) | 1990-04-24 |
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