JPH0644713U - 複数口缶容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 従来の缶容器（缶ジュースなど）は、取り出
し口が１ヶであったため、一度開けると、全部使い切る
（飲む）しかなかった。中身が残っていると、そのまま
保存・持ち運びするには、不便であった。そこで、本案
は、１つの缶を何回かに分けて利用できないか？あるい
は、ジュース缶でいえば、あれもこれも飲みたいと思っ
たときに、１つの缶に複数の異なる中身が入らないか？
これができると、空き缶のポイ捨ても少なからず減少
し、環境保全にも役立つようにと、考えた。 【構成】 （イ）１つの缶容器に複数の取り出し口を設
けたもの（ロ）１つの缶容器に複数の層を設けたもの
（ハ）（イ）・（ロ）を合わせ設けたものこの様な缶容
器を利用すると、例えば、２ヶ口で２層の缶ジュースが
あるとしよう、これなら１缶でも２回に分けて飲める。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、１つの缶容器に複数（２ヶ以上）の取り出し口を設けた缶容 器に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来の缶容器は、取り出し口が１ヶであったため、一度開けると、全部飲 む（使い切る）しかなかった。多少残ったとしてもそのまま保存・持ち運び するには、不便であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題点】

本案は、その欠点を除いて例えば、車内で半分ほどしか飲みたくない時や 、飲めない時、炭酸・ビールなどのように時間がたつとダメになるような時 、この考案の缶容器を使うと、例えば、２ヶ口で２層の缶ジュースがあると しよう、まず、子供が飲むために１ヶを開ける。通常の半分しか出ないから 簡単に飲めるだろう。残り半分は、こぼれる事なくそのまま持ち運びに不自 由しないし中身もダメにならない。 必要なときに必要なだけ利用できることに限り無く近づくため、空き缶の ポイ捨ても多少なりと減少するだろう。当然、環境保全にもメリットがある 。

【０００４】

【課題を解決しようとするための手段】

今、その解決手段を説明すれば、 （イ） １ヶの缶容器に複数の取り出し口を設けたもの （ロ） １ヶの缶容器に複数の層うを設けたもの （ハ） （イ）・（ロ）を合わせ設けたもの なお、この考案を実用的にするために、 （ニ） だ円筒形など、従来の真円形以外の缶型にしたもの （ホ） 一方の面だけでなく反対面など缶の形状のどこにでも取り出し口 を設ける。 などがある。

【０００５】

【実施例】

なお、本考案の実施に当たって次の如きことができる。 （イ） 複数の層に異なる中身を入れることにより、あれも飲みたい、こ れも飲みたいと思ったとき、１缶で複数の中身が入った缶なら、数 倍楽しめて大満足である。 （ロ） 小さい缶を数多くもたなくても、これなら１缶で小さい缶 数個 分に値するから場所を変えても便利に使える。その間に、従来の小 さい缶のようにその都度空き缶を捨てなくて済む。 （ハ） 炭酸・ビールなど 開缶後、中身に影響のあるものでも、少量づ つ利用しても保存・持ち運びができる。 （ニ） （イ）を利用して、例えば、オレンジジュースとバナナジュース を別々にして、それを好みの量でコップなどに開けると自分の好き なミックスジュースとなる。 などがある。

【０００６】

【考案の効果】

以上のように、持ち運び、保存、個々の楽しみ方など、環境保全において も便利性・実用性を求めたものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】 従来の缶形状

【図２】 取り出し口２ヶにした缶の一例図

【図３】 ２ヶ口、２層にした缶の一例の透視図

【図４】 ３ヶ口、３層にした缶の一例の透視図

【図５】 従来形缶以外の缶形状の一例の透視図（だ円
筒形の場合）

【図６】 同一面以外に複数の取り出し口を設けた場合
の一例の透視図

【符号の説明】

１ 複数の開缶するための取り出し口 ２ 一つの缶を２層にした場合の片側の層 ３ 反対面に設けた場合の取り出し口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 １つの缶に取り出し口を複数（２ヶ以
   上）設けた缶容器