JPH0644400U - 発電装置の自動周波数制御装置 - Google Patents

発電装置の自動周波数制御装置

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JPH0644400U
JPH0644400U JP8360992U JP8360992U JPH0644400U JP H0644400 U JPH0644400 U JP H0644400U JP 8360992 U JP8360992 U JP 8360992U JP 8360992 U JP8360992 U JP 8360992U JP H0644400 U JPH0644400 U JP H0644400U
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JP
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JP8360992U
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Inventor
俊晴 高木
芳一 蓮見
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Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
Toyo Electric Manufacturing Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】発電装置の負荷に周波数累積誤差によって支障
を受ける機器が接続されていても影響を受けないよう
に、周波数誤差の累積を設定範囲内に抑えることにあ
る。 【構成】周波数を検出するパルス発振器、基準発振器、
両者の周波数偏差を求める演算器、その偏差を積算する
積算器、その値が正負のプリセット値に到達したことを
検出する比較器、目標周波数に対し正又は負の周波数偏
差を加えた周波数を設定する2つの周波数設定器、前記
比較器出力により前記周波数設定器を切り換える切り換
え器により構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、同期発電機の出力周波数を自動的に基準周波数に制御する装置に於 て、周波数誤差が累積しないように補正する機能を備えた自動周波数制御装置に 関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、発電機の自動周波数制御装置は、周波数基準値と発電機の周波数検出値 を比較し、常に周波数偏差値を零に近づけるるように制御することによって、周 波数整定精度を向上させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術は周波数整定精度を高い精度に維持することによって、誤 差を低く抑えるが、精度には限界があるため周波数誤差を零にすることは出来な い。 従って、時間の経過につれて、周波数誤差は累積し、この累積誤差によって影 響を受けるものに支障を及ぼす欠点があった。 本考案は上述した点に鑑みて創案されたもので、その目的とするところは、周 波数誤差が累積しないようにした発電装置の自動周波数制御装置を提供するもの である。
【0004】
【課題を解決するための手段】
つまり、その目的を達成するための手段は、同期発電機の周波数基準値をプリ セットし、前記発電機の交流出力のサイクル数が前記プリセット値に到達する毎 に信号を出力するプリセットカウンタと、基準発信器と、前記プリセットカウン タのプリセット値到達から、次回のプリセット値到達迄の期間前記基準発信器の 出力パルスを積算する第1の積算器と、該積算器の積算値を発電機の基準周波数 に於ける積算値と比較し、発電機の周波数誤差を演算する演算器と、該演算器の 演算毎に出力される周波数誤差出力を積算する第2の積算器と、該積算器により 累積された周波数誤差が正負の限界設定値を越えた時出力する比較器、発電機の 基準周波数に対し正の偏差値を持つ第1の周波数設定器、発電機の基準周波数に 対し負の偏差値をもつ第2の周波数認定器、及び前記比較器の出力により前記2 つの周波数設定器を切替える切替え手段とから構成したものである。
【0005】
【作用】
本考案は発電機の基準周波数に対する周波数誤差を検出し、該周波数誤差を積 算し、該周波数誤差の累積値が正又は負の限界設定値に達する毎に基準周波数に 対し、正又は負の偏差値をもつ2つの周波数設定器を切換えて運転することによ り、正の周波数累積誤差と負の周波数累積誤差が打消しあい、長時間運転しても 誤差が累積しないようにしたものである。 以下、本考案の一実施例を、図面に基づいて詳述する。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の一実施例による発電装置の自動周波数制御装置の構成を示すブ ロック図である。 図1に於て、プリセットカウンタ2は発電機の基準周波数FGを予めプリセット しておき、発電機の交流出力のサイクル数がFGサイクルを計測する毎に信号を出 力するもの、積算器4は前記プリセットカウンタが信号を出力した時点より次回 の信号出力迄の期間、基準発信器3の出力パルスを積算するもの、演算器5は前 記基準発信器3の出力パルス積算値を発電機の基準周波数に於ける積算値と比較 し、周波数誤差を演算するもの、積算器6は前記演算器で演算された周波数誤差 を積算し、周波数累積誤差を出力するもの、周波数累積誤差限界値設定器7及び 8は、前記周波数累積誤差及び負の限界設定値を設定する為のものである。
【0007】 比較器9は、前記周波数累積誤差と、周波数累積誤差限界値を比較し、出力す るもの、周波数設定器11は発電機の基準周波数に対し正の偏差値をもつ周波数設 定器12であり、この周波数設定器12は同様にして負の偏差値をもつ。 13 は周波数検出器、14は前記周波数設定器12と周波数検出値より周波数偏差を 検出し、調速機15を調整し、機関16及び同期発電機1を周波数制御する周波数設 定器である。
【0008】 図2は本考案による周波数制御の作動状態の説明図であり、発電機の基準周波 数をFGとし、基準発信器の周波数をFSとすれば、発電機の周波数がFGのとき、発 電機の交流出力のサイクル数をFGサイクル計測する期間の基準発信器出力パルス 積算値はFGである。これを基準とし、今、発電機の交流出力のサイクル数をFGサ イクル計測したときの基準発信器出力パルス積算値がFS+N(Nは任意の誤差パ ルス値)とすれば、この時の発電機の周波数誤差はNに比例した値である。
【0009】 図3は周波数設定値と周波数累積誤差の関係の説明図であり、今、発電機の基 準周波数に対して正の偏差値をもつ周波数設定器を選択して運転したとすると、 周波数誤差検出値は負側に累積していき、やがて周波数累積誤差が負側の累積誤 差限界設定値に達する。この時、基準周波数に対して負の偏差値をもつ周波数設 定器に切替えて運転すると、周波数誤差は正側に累積していき、やがて正側の周 波数累積誤差限界設定値に達する。以後上記の動作りを繰返すことによって、周 波数誤差は正負の累積誤差限界設定値以上には累積しないようにすることができ る。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、発電装置の自動周波数制御に於て、従来 、高い周波数整定精度を得られた場合でも、周波数累積誤差の為、例えば電気時 計の誤差が大きくなる等の不具合があったが、本考案により周波数誤差の累積を 設定範囲内に抑えることが出来る為、発電装置の負荷に周波数累積誤差によって 支障を受ける機器が接続されていても、これらの機器が周波数累積誤差の影響を 受けないようにする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】図1は本考案の回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】図2は周波数誤差計測の作動状態を示す説明図
である。
【図3】図3は周波数設定と周波数累積誤差の関係につ
いて作動状態を示す説明図である。
【0012】
【符号の説明】
1 同期発電機 2 プリセットカウンタ 3 基準発信器 4 積算器 5 演算器 6 積分器 7 設定器 8 設定器 9 比較器 10 切替器 11 設定器 12 設定器 13 周波数検出器 14 周波数調整器 15 調速機 16 機関

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期発電機と、該同期発電機の回転数を
    制御する為の調速機と、前記同期発電機の出力周波数を
    検出する検出器と、該検出器の出力と基準値とを比較し
    て誤差を最小にするように前記調速機を調整し、同期発
    電機の周波数を制御する制御装置を備えた発電装置に於
    て、該発電機の周波数基準値をプリセットし,前記同期
    発電機の交流出力のサイクル数が前記プリセット値に到
    達する毎に信号を出力するプリセットと、基準発信器
    と、前記プリセットカウントのプリセット値到達から次
    回のプリセット値到達までの期間,前記基準発信器の出
    力パルスを積算する第1の積算器と、該第1の積算器の
    積算値を発電機の基準周波数に於ける積算値と比較し、
    発電機の周波数誤差を演算する演算器と、該演算器の演
    算毎に出力される周波数誤差出力を積算する第2の積算
    器と、該第2の積算器により累積された周波数誤差が正
    負の限界設定値を越えた時出力する比較器と、発電機の
    基準周波数に対し正の偏差値をもつ第1の周波数設定器
    と、発電機の基準周波数に対し負の偏差値をもつ第2の
    周波数設定器と、前記比較器の出力により前記2つの周
    波数設定器を切替える切替器とを具備することを特徴と
    した発電装置の自動周波数制御装置。
JP8360992U 1992-11-10 1992-11-10 発電装置の自動周波数制御装置 Pending JPH0644400U (ja)

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JP8360992U JPH0644400U (ja) 1992-11-10 1992-11-10 発電装置の自動周波数制御装置

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644400U true JPH0644400U (ja) 1994-06-10

Family

ID=13807234

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8360992U Pending JPH0644400U (ja) 1992-11-10 1992-11-10 発電装置の自動周波数制御装置

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JP (1) JPH0644400U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276542A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電機の時差検出システム、発電機の時差検出方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010276542A (ja) * 2009-05-29 2010-12-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電機の時差検出システム、発電機の時差検出方法

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