JPH0644181U - 電装品の支持装置 - Google Patents

電装品の支持装置

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JPH0644181U
JPH0644181U JP7735892U JP7735892U JPH0644181U JP H0644181 U JPH0644181 U JP H0644181U JP 7735892 U JP7735892 U JP 7735892U JP 7735892 U JP7735892 U JP 7735892U JP H0644181 U JPH0644181 U JP H0644181U
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JP
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support
main body
body case
pair
support shaft
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JP7735892U
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English (en)
Inventor
隆司 水野
貞雄 国分
久 青木
善之 水野
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電装品を収納した本体ケースを回動可能に支
持する構成とする場合でも、必要部品点数を減らすと共
に、組み立て作業性の向上を実現する。 【構成】 超音波センサ1は、電装品である超音波発信
器2及び超音波受信器3を収納した本体ケース4と、こ
の本体ケース4を両側部の支軸5、5を介して回動可能
に支持する支持台6とより成る。支持台6は、一対の弾
性材料製アーム部12に対して支軸5を支持する支持孔
部及びこの支持孔部と連通したスリット12cを形成す
ると共に、各アーム部12の互いに対向する面に前記支
持孔部と同心状の環状配置となる複数個の突部を形成し
て成る。本体ケース4は、突き合わせ状態で互いに組み
合わされる同一形状の半ケース4aにより二つ割り状に
形成され、上記各半ケース4aは、組み合わせ状態で支
軸5を形成する一対の支軸用突起と、前記支持台6側の
突部12d間に嵌まり込む節度用突起を形成して構成さ
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電装品を収納して成る本体ケースを回動可能な状態で支持するよう にした電装品の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電装品の支持装置としては、例えば、自動車用の防犯装置として用い られる侵入者検知装置がある。即ち、この装置は、超音波を照射する超音波発信 器(電装品)及び車室内で反射された超音波を受信する超音波受信器(電装品) を本体ケース内に収納して成る超音波センサを設け、侵入者の動きに応じて超音 波受信器が受信する反射超音波の周波数が変わるというドップラー効果を利用し て警報信号を発生する構成となっている。
【0003】 この場合、車室の大きさ及び形状が異なる場合、つまり車種が異なる場合には 、車室内での超音波の反射状況が変わることに起因して超音波受信器の受信状態 が不安定になることがある。このため、実際には、車種が異なる場合でも安定し た検知特性が得られるようにするために、前記本体ケースを回動可能に支持する ことにより超音波の照射方向を変更可能な構成とし、以て装置としての汎用性を 高めることが行われている。この場合、一般的には、本体ケースの両側部に一対 の支軸を突設し、この本体ケースを上記支軸を介して回動可能に支持するための 支持台を車室内の所定位置に配設する構成とすることが行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のような支持構造を採用する場合には、支軸を備えた本体ケースを構成す るための部品数が増えると共に、本体ケースを各回動位置に静止保持させるため の構成部品などが必要となって、部品点数の増加を招くと共に、組み立て作業性 の悪化を招くという問題点があった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電装品を収納し た本体ケースを回動可能に支持する構成のものでありながら、必要となる部品点 数を減らすことができると共に、組み立て作業性の向上を実現できるなどの効果 を奏する電装品の支持装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、電装品を収納して成り両側部に一対の支 軸が突設された本体ケースと、この本体ケースを前記支軸を介して回動可能に支 持するための支持台を備えた電装品の支持装置において、前記支持台を、前記本 体ケースを挟み込む形態の一対の弾性材料製アーム部を備え、各アーム部に前記 支軸を回動可能に支持する支持孔部及びこの支持孔部と連通し且つ上記支軸の直 径より小なる幅狭部を有したスリットを形成すると共に、各アーム部の互いに対 向する面に前記支持孔部と同心状の環状配置となるように複数個の突部を形成し て構成した上で、前記本体ケースを、突き合わせ状態で互いに組み合わされる同 一形状の半ケースにより二つ割り状に形成し、且つ上記半ケースに、互いに組み 合わされた状態で前記支軸を形成する一対の支軸用突起と、前記支持台側の突部 間に嵌まり込む節度用突起とを形成したものである。
【0007】
【作用】
本体ケースを支持台に支持させる場合には、その本体ケースの両側部に突設さ れた一対の支軸を、支持台側の一対の弾性材料製アーム部に形成されたスリット に圧入して支持孔部に回動可能に支持させる。このような支持状態では、スリッ トが有する幅狭部によって支軸の抜止めが行われると共に、本体ケース側の節度 用突起が支持台側の突部間に嵌まり込むことによって当該本体ケースが各回動位 置に保持される。この場合、本体ケースは、同一形状の半ケースを組み合わせる ことにより構成されると共に、この組み合わせ状態で各半ケースに設けられた一 対の支持用突起によって前記支軸が形成されるようになっており、また、本体ケ ースの各回動位置への静止保持は、支持台側に設けられた突部及び本体ケース側 に設けられた節度用突部によって行われるようになっているから、必要となる部 品点数が減少するようになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を自動車用侵入者検知装置に適用した一実施例について図面を参 照しながら説明する。 図1乃至図4において、超音波センサ1は、夫々本考案でいう電装品に相当し た超音波発信器2及び超音波受信器3などを収納して成る本体ケース4と、この 本体ケース4を当該本体ケース4の両側部に突設された一対の支軸5、5を介し て回動可能に支持するための支持台6とを備えた構成となっている。
【0009】 尚、上記超音波発信器2及び超音波受信器3は、それらの中心軸間に所定角度 (90°程度)が存した配置となっている。また、本体ケース4内には、超音波 発信器2及び超音波受信器3の他に多数の回路部品より成る制御回路装置7、発 光ダイオードより成るインジケータ8が収納されており、特にインジケータ8は 、本体ケース4の前面中央部から外部に露出するように配置されている。さらに 、本体ケース4の上面には、超音波センサ1を作動させるためのシステム作動用 スイッチ9、並びにその検出感度調整用の調整ねじ10が配置されている。
【0010】 前記支持台6は、例えばABS樹脂を一体成形したもので、図5に具体的に示 すように、矩形状の基板11の両端縁から、前記本体ケース4を挟み込む形態の 一対の板状アーム部12、12を立設した形状に構成されている。この場合、各 アーム部12には、本体ケース4が有する前記支軸5を回動可能に支持するため の支持孔部12aが形成されていると共に、この支持孔部12aと連通し且つ上 記支軸5の直径より小なる幅狭部12bを有したスリット12cが上方へ延びる ように形成されている。また、各アーム部12には、それらの互いに対向する面 に、支持孔部12aと同心状の環状配置となるように半球状をなす複数個の突部 12dが形成されている共に、支持孔部12aを挟むようにして一対の弧状溝1 2e、12eが形成されている。
【0011】 本体ケース4は、突き合わせ状態で互いに組み合わされる同一形状の半ケース 4a、4aにより二つ割り状に形成されるもので、上記半ケース4aは、図6乃 至図8のような形状となっている。即ち、図6乃至図8において、半ケース4a は、互いに組み合わされた状態で前記支軸5を形成する一対の支軸用突起4b、 4bを有すると共に、この支軸用突起4bを挟む各位置に前記支持台6側の突部 12d間に嵌まり込む節度用突起4c、4cを有した形状となっている。尚、上 記各節度用突起4cは、図9に示すように、支持台6側の突部12dの配列方向 に対してテーパを有した形状となっている。また、半ケース4aには、前記超音 波発信器2及び超音波受信器3用の収納部4d及び4e、前記インジケータ8用 の収納部4f、前記システム作動用スイッチ9及び調整ねじ10用の開口部4g 及び4h、半ケース4a、4aを互いに固着するためのねじが挿通されるねじ孔 4iが形成されている。
【0012】 さて、本体ケース4を支持台6に支持させる場合には、その本体ケース4両側 部の一対の支軸5、5を、支持台6側の一対のアーム部12に形成されたスリッ ト12cに圧入して支持孔部12aに回動可能に支持させる。このような支持状 態では、スリット12cが有する幅狭部12bによって支軸5の抜止めが行われ ると共に、図9に示すように、本体ケース4側の節度用突起4cがアーム部12 側の突部12d間に嵌まり込むことによって、当該本体ケース4が各回動位置に 保持される。尚、上記のような支軸5の圧入時には、弾性材料樹脂製のアーム部 12がスリット12c及び弧状溝12e部分で弾性変形するようになり、その圧 入作業を比較的容易に行い得るようになる。
【0013】 この場合、本体ケース4は、同一形状の半ケース4aを組み合わせることによ り構成されると共に、この組み合わせ状態で各半ケース4aに設けられた一対の 支持用突起4bによって前記支軸5が形成されるようになっており、また、本体 ケース4の各回動位置への静止保持は、支持台6側に設けられた突部12d及び 本体ケース4側に設けられた節度用突部4cによって行われるようになっている から、必要となる部品点数が減少するようになる。勿論、このように部品点数が 減少すると共に、本体ケース4を支持台6に支持するに当たっては支軸5、5を スリット12cに圧入するだけで済むから、組み立て作業性が向上するようにな る。
【0014】 ここで、上記のように構成される超音波センサ1は、図10に示すように、自 動車13のダッシュボード13aの中央部に後方に向けて取り付け固定されるも ので、その駆動状態では、超音波発信器2から車室13b内に超音波が照射され ると共に、車室13b内で反射された超音波が超音波受信器3に受信されるよう になり、その受信状態に基づいて車室13内への侵入者の有無が検知される。こ の場合、車室13bの大きさ及び形状の如何によって超音波受信器3の受信状態 が変わるような状況下では、本体ケース4を回動させて上記受信状態が最良の状 態となるように調節するものである。
【0015】 尚、上記実施例では、支持対象の電装品が超音波発信器2及び超音波受信器の 3の場合について述べたが、本考案はこれに限られるものではなく、本体ケース 内に電装品を収納する構造を有したもの一般に広く適用できるものである。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば以上の説明によって明らかなように、電装品を収納した本体ケ ースを支軸を介して回動可能に支持する構成のものでありながら、本体ケース支 持用の支持台の形状に工夫を加えて上で、本体ケースを同一形状の半ケースによ り形成して、当該各半ケースに互いに組み合わされた状態で前記支軸を形成する 一対の支軸用突起を設けるなどの構成としたから、必要となる部品点数を減らす ことができると共に、組み立て作業性の向上を実現できるという実用上有益な効 果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体の斜視図
【図2】全体の側面図
【図3】全体の平面図
【図4】一部破断して示す全体の正面図
【図5】支持台の斜視図
【図6】半ケースの正面図
【図7】半ケースの側面図
【図8】半ケースの背面図
【図9】要部の拡大図
【図10】配置状態を説明するための自動車の平面図
【符号の説明】
図面中、1は超音波センサ、2は超音波発信器(電装
品)、3は超音波受信器(電装品)、4は本体ケース、
4aは半ケース、4bは支軸用突起、4cは節度用突
起、5は支軸、6は支持台、7は制御回路装置、12は
アーム部、12aは支持孔部、12bは幅狭部、12c
はスリット、12dは突部を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 水野 善之 愛知県丹羽郡大口町大字豊田字野田1番地 株式会社東海理化電機製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装品を収納して成り両側部に一対の支
    軸が突設された本体ケースと、この本体ケースを前記支
    軸を介して回動可能に支持するための支持台を備えた電
    装品の支持装置において、 前記支持台は、前記本体ケースを挟み込む形態の一対の
    弾性材料製アーム部を備え、各アーム部に前記支軸を回
    動可能に支持する支持孔部及びこの支持孔部と連通し且
    つ上記支軸の直径より小なる幅狭部を有したスリットを
    形成すると共に、各アーム部の互いに対向する面に前記
    支持孔部と同心状の環状配置となるように複数個の突部
    を形成して構成され、 前記本体ケースは、突き合わせ状態で互いに組み合わさ
    れる同一形状の半ケースにより二つ割り状に形成され、
    上記半ケースは、互いに組み合わされた状態で前記支軸
    を形成する一対の支軸用突起と、前記支持台側の突部間
    に嵌まり込む節度用突起とを形成して構成されているこ
    とを特徴とする電装品の支持装置。
JP7735892U 1992-11-10 1992-11-10 電装品の支持装置 Pending JPH0644181U (ja)

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JPH0644181U true JPH0644181U (ja) 1994-06-10

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JP7735892U Pending JPH0644181U (ja) 1992-11-10 1992-11-10 電装品の支持装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6058768B2 (ja) * 1981-12-29 1985-12-21 山陽特殊製鋼株式会社 Esr炉の合金添加装置
JP3081680B2 (ja) * 1991-08-20 2000-08-28 日本たばこ産業株式会社 天然調味料の製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6058768B2 (ja) * 1981-12-29 1985-12-21 山陽特殊製鋼株式会社 Esr炉の合金添加装置
JP3081680B2 (ja) * 1991-08-20 2000-08-28 日本たばこ産業株式会社 天然調味料の製造法

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