JPH0644128U - ガス絶縁変流器 - Google Patents

ガス絶縁変流器

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JPH0644128U
JPH0644128U JP7870492U JP7870492U JPH0644128U JP H0644128 U JPH0644128 U JP H0644128U JP 7870492 U JP7870492 U JP 7870492U JP 7870492 U JP7870492 U JP 7870492U JP H0644128 U JPH0644128 U JP H0644128U
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敬治 狩野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内部アーク事故が生じたときに、2次リード収
納パイプが溶損したり、外部にアークが吹き出したりす
るのを防止する。 【構成】2次コイルユニット10を支持した絶縁スペー
サ14の中心導体15と2次リード収納パイプ6との接
続部にルーバコンタクト21を介在させて、この接続部
に、定格過電流を無アークで流し得る通電性能を持たせ
る。頭部容器3とフランジ板4との間に跨がって短絡片
25を設けることにより、頭部容器3とフランジ板4と
の接続部に定格過電流を無アークで流し得る通電性能を
持たせる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、絶縁ガスが封入された外殻容器内に変流器本体を収納したガス絶縁 変流器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
超高圧で使用されるガス絶縁変流器として図5に示したものが知られている。 同図において1はベース金具、2は下端をベース金具1に固定した樹脂製の碍管 、3は碍管2の上端に固定された導電性のフランジ板4の上に伏せた状態で取付 けられた釣鐘形の導電性頭部容器であり、碍管2、頭部容器3及びフランジ板4 により外殻容器5が構成されている。碍管2内の中心部には、該碍管の軸線方向 に沿って延びる導電性の2次リード収納パイプ6が配置され、このパイプはその 下端がベース金具1に接続されて大地電位に保たれている。
【0003】 7は碍管の中心軸線と直交する方向に沿って圧力容器3内を横切るように設け られた1次導体である。1次導体7は頭部容器3の側壁に設けられた孔を貫通し た状態で設けられていて、該1次導体の一端は導体からなる環状の支持リング8 を介して頭部容器3に支持され、これにより頭部容器3の電位が1次導体7の電 位に固定されている。1次導体7の他端は絶縁スペーサ9を介して頭部容器3に 支持されている。1次導体7の両端には外部端子金具7A及び7Bが取り付けら れている。
【0004】 10は2次コイルユニットで、この2次コイルユニットは、1次導体7を取り 囲むリング状の鉄心11に巻回された2次コイル12を鉄心11と共にシールド ケース13内に収納した公知の構造を有している。2次コイルユニット10は、 フランジ板4に固定されたコーン状の絶縁スペーサ14を貫通させて設けられた 中心導体15の上端に接続されて支持され、中心導体15の下端に2次リード収 納パイプ6の上端が接続されている。2次コイルユニット10の2次コイル12 から引き出された2次リードは、2次リード収納パイプ6内を通して、ベース金 具1の内側に設けられた2次端子箱17内に導入されている。ベース金具1は接 地端子18を通して接地電位部に接続される。
【0005】 尚絶縁スペーサ14は、頭部容器3内のガス空間と、碍管2内のガス空間とを 連通させるように、フランジ金具4との間に隙間をあけた状態で取り付けられて いる。
【0006】 碍管2の内側で2次リード収納パイプ6の上端付近を同心的に囲むように電界 緩和用シールド筒19が設けられ、この電界緩和用シールド筒は、頭部容器3に 電気的に接続されている。
【0007】 碍管2内及び頭部容器3内にはSF6 ガスが所定の圧力で封入され、このガス により、1次導体7と2次コイルユニット10との間及び頭部容器3と2次コイ ルユニット10との間の絶縁が図られている。また頭部容器3及び1次導体7は 碍管2により大地に対して気中絶縁されている。
【0008】 頭部容器3の上部には放圧板20が取り付けられ、定格過電流(故障電流)が 規定の時間流れて、頭部容器3内の圧力が所定の値を超えたときに該放圧板20 が破壊して頭部容器内の圧力を開放するようになっている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
上記のガス絶縁変流器においては、高圧電位部とシールドケース13との間( 例えば図5のA点)や高圧電位部と2次リード収納パイプ6との間(例えば図5 のB点)で内部アーク事故が発生するおそれがある。
【0010】 図5のA点で内部アーク事故が生じると、シールドケース13から2次リード 収納パイプ6とベース金具1とを通して事故電流が流れる。このときシールドケ ース13と2次リード収納パイプ6との間の接続部(C部)及び(または)2次 リード収納パイプ6とベース金具1との間の接続部(D部)の通電性能が不足す ると、これらの接続部でアークが発生する。これらの接続部でアークが発生する と2次リード収納パイプが溶損するため、1次回路のアークと2次回路とが混触 し、2次回路に接続されている計器や継電器類に損傷を与えるおそれがある。
【0011】 図5のガス絶縁変流器において、2次リード収納パイプ6と絶縁スペーサの中 心導体15とは、組立の都合上、嵌合構造で接続されるため、この接続部で事故 電流に対する所定の通電性能が得られないことが多かった。更に2次リード収納 パイプの下端は塗装が施されたベース金具1の上にボルトにより接続されていた ため、該パイプの下端とベース金具との間の電気的な導通はボルトを通して図ら れることになり、十分な通電性能が得られないことが多かった。
【0012】 また図5においてB点で内部アーク事故が発生すると、頭部容器3とフランジ 板4との間に事故電流が流れるが、この場合、頭部容器3とフランジ板4との間 の接続部の通電容量が不足するとアークが発生し、該アークが頭部容器とフラン ジ板との間の接続部から外部に吹き出して付近の人や機器に危害をもたらすおそ れがあった。特に頭部容器3及びフランジ板4に塗装が施される場合には、頭部 容器3の下端のフランジとフランジ板4との間に塗料が浸入して、両者間の通電 性能が十部に得られなくなるおそれがあった。
【0013】 本考案の目的は、内部アーク事故が生じたときに2次リード収納パイプが溶損 したり、頭部容器とフランジ板との間の接続部からアークが外部に吹き出したり するのを防止することができるようにしたガス絶縁変流器を提供することにある 。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案が対象とするガス絶縁変流器は、下端をベース金具1に固定した碍管2 と、碍管2の上端に固定された導電性のフランジ板4と、フランジ板4に接続さ れた導電性の頭部容器3と、頭部容器3内でフランジ板に取り付けられた絶縁ス ペーサ14と、碍管2内の中心部に軸線方向に沿って配置されて下端がベース金 具1に接続され上端が絶縁スペーサの中心導体に接続された導電性の2次リード 収納パイプ6と、頭部容器3内を横切るように設けられて該頭部容器に電位が固 定された1次導体7と、1次導体を取り囲むリング状の鉄心11に巻回された2 次コイル12を該鉄心と共にシールドケース13内に収納した構造を有して絶縁 スペーサ14の中心導体15に支持された2次コイルユニット10とを備えてい て、2次コイルユニット10から引き出された2次リードが2次リード収納パイ プ6内を通して2次端子箱内に導入されている。
【0015】 本考案においては、絶縁スペーサ14の中心導体15から2次リード収納パイ プ6とベース金具1とを通して接地回路に至る通電経路に存在する導体の接続部 、及び前記頭部容器とフランジ板との接続部に、定格過電流を無アークで流し得 る通電容量を持たせた。
【0016】
【作用】
上記のように、2次リード収納パイプと絶縁スペーサの中心導体との接続部、 2次リード収納パイプとベース金具との接続部、及び頭部容器とフランジ板との 接続部に、定格過電流を無アークで流し得る通電性能を持たせたので、内部アー ク事故が発生したときにこれらの接続部でアークが発生するのを防ぐことができ る。従って、2次リード収納パイプと絶縁スペーサの中心導体との接続部の溶損 により1次側と2次側とが混触して2次回路に接続されている計器類が破損した り、頭部容器とフランジ板との接続部から外部にアークが吹き出して人身事故や 付近の機器の破損事故を招いたりするのを防ぐことができる。
【0017】
【実施例】
図1は本考案の実施例の全体的な構成を示したもので、図5に示した従来のガ ス絶縁変流器の各部と同等の部分にはそれぞれ同一の符号を付してある。
【0018】 図2に示したように、絶縁スペーサ14の中心導体15は筒状に形成され、2 次リード収納パイプ6の上端に一体に設けられた拡大径部6aが中心導体15の 内側に挿入されている。従来のガス絶縁変流器では、2次リード収納パイプ6の 上端の拡大径部をそのまま絶縁スペーサ14の中心導体15の内側の孔の内面に 直接接触させることにより両者を接続していたが、このような構造では、2次リ ード収納パイプ6と中心導体15との間の接続部の通電容量を十分に大きくする ことが困難であった。
【0019】 そこで、本実施例においては、2次リード収納パイプ6の拡大径部6aの外周 に溝を周設して、該溝内に環状のルーバコンタクト21を嵌合させ、拡大径部6 aを該ルーバコンタクト21を介して中心導体15の内周に接触させるようにし た。
【0020】 ルーバコンタクト21は、ベリリウム銅に銀メッキを施した良導電性の板を環 状体の形に成形して、該環状体の周壁部に周方向に並ぶ多数のルーバ状の突起を 形成したもので、ルーバ状の突起は、例えば環状体の周壁部に形成した多数の切 り込みの間の部分を折り曲げて径方向の外側に突出させることにより形成される 。
【0021】 このように、2次リード収納パイプの上端の拡大径部6aをルーバコンタクト 21を介して中心導体15の内周に接触させるようにすると、拡大径部6aと中 心導体15との接触面積が増大するため、両者の接続部の通電容量を増大させる ことができ、定格過電流(内部アーク事故発生時に接地回路に流れる電流の許容 最大値)を無アークで流すことができる通電性能を確実に得ることができる。
【0022】 図2に示した例では、ルーバコンタクトを設けたが、2次リード収納パイプ6 の上端部の外周に環状に並べて配置した多数の指状接触子片と、該指状接触子片 を外側から取り囲むように設けた環状のバネとによりいわゆるチューリップコン タクトを構成して、該チューリップコンタクトを絶縁スペーサ14の中心導体1 5の内側に挿入、接触させる構造にしても、所定の通電性能を確実に得ることが できる。
【0023】 更に、銅等の良導電体からなる円筒体の上端部外周に、径方向の外側に突出し た接点部を形成するとともに、該円筒体の上端部に軸線方向のスリットを形成す ることにより弾性を有する接触子片を多数形成した公知の構造の接触子を2次リ ード収納パイプ6の上端に取付けて、該接触子を絶縁スペーサの中心導体15に 内側から接触させる構造にしてもよい。
【0024】 図3は、2次リード収納パイプ6の下端とベース金具1との接続部の構成例を 示したもので、この例では2次リード収納パイプ6の下端にフランジ金具22が 溶接されている。ベース金具1には、少なくともフランジ金具22の下面と同一 面積を有するフランジ当接面1aが設けられ、フランジ金具22にはボルトを挿 通するための取付け孔22aが、またベース金具のフランジ当接面1aには、取 付け孔22aに挿入されたボルトを螺合させるためのネジ孔1bがそれぞれ、少 なくとも3個ずつ形成されている。フランジ金具22の下面及びベース金具1の フランジ当接面1aは、金属面が露出された状態にされていて、フランジ金具2 2の下面がフランジ当接部1aに当接され、該フランジ金具22が図示しないボ ルトによりベース金具1に締結されて、フランジ金具22とベース金具1との間 の電気的な導通が図られている。
【0025】 尚碍管内の気密を保持するため、フランジ金具22またはベース金具のフラン ジ当接面1aに環状の溝(図示せず。)を設けて、該溝内にパッキンを配設して おく。
【0026】 本実施例では、ベース金具1のフランジ当接面1a以外の部分に保護塗装が施 されており、図3において円環状の輪郭線1cは、フランジ当接面1aと保護塗 装が施された部分との境界を示している。
【0027】 このように、2次リード収納パイプ6の下端にフランジ金具22を取り付けて 、該フランジ金具22の金属面とベース金具1の金属面とを接触させるとともに 、両者をボルトにより締結する構造にすると、フランジ金具22とフランジ当接 面1aとの接触面積を十分に大きくしておくことにより、2次リード収納パイプ とベース金具1との接続部に、定格過電流を流すのに十分な通電性能を持たせる ことができる。
【0028】 本実施例では、更に、図4に示したように、頭部容器3の下部フランジ3aの 外周面及び碍管の上端に取り付けられたフランジ板4の外周面にそれぞ対を成す ボス23及び24が溶接され、これらのボス23,24に跨がって短絡片25が 配置されている。ボス23,24にはネジ孔が設けられていて、短絡片25は、 該短絡片を貫通させてボス23,24のネジ孔に螺合されたボルト26,26に より、ボス23,24に固定されている。
【0029】 上記ボス23,24、短絡片25及びボルト26により頭部容器3とフランジ 板4との間の電気的な導通を図るための橋絡部27が構成されている。この橋絡 部は頭部容器の周方向に等角度間隔で複数個設けられている。
【0030】 尚短絡片25は、頭部容器3のフランジ部3aをフランジ板4に締結した後に 取り付けられるので、該短絡片25に設けるボルト挿通孔の少なくとも一方は長 孔としておくのが好ましい。
【0031】 上記のように頭部容器3とフランジ板4との間に橋絡部27を設けておくと、 この橋絡部の数を十分に多くしておくことにより、頭部容器3とフランジ板4と の接続部に、定格過電流を無アークで流すのに十分な通電性能を持たせることが できる。この場合、頭部容器3のフランジ部3a及びフランジ板4は塗装されて いても差支えない。
【0032】 上記の実施例において、図1のA部で内部アーク事故が生じると、1次導体7 −シールドケース13−絶縁スペーサ14の中心導体15−2次リード収納パイ プ6−ベース金具1−接地電位部の経路で、事故電流が流れるが、上記の実施例 では、2次リード収納パイプ6と絶縁スペーサの中心導体15との接続部、及び 2次リード収納パイプ6とベース金具1との間の接続部が、この事故電流を無ア ークで流すのに十分な通電性能を有しているため、これらの接続部でアークが発 生して、2次リード収納パイプが溶損するおそれがない。従って1次回路のアー クと2次回路とが混触するおそれをなくすことができ、2次回路に接続されてい る計器や継電器類に損傷を与えるおそれをなくすことができる。
【0033】 また上記の実施例において、図1のB部で内部アーク事故が生じると、1次導 体7−頭部容器3−フランジ板4−電界緩和シールド19−2次リード収納パイ プ6−ベース金具1−接地電位部の経路で事故電流が流れる。本実施例では、頭 部容器3とフランジ板4との間の接続部に十分な通電性能を持たせたため、この 事故電流により頭部容器3とフランジ板4との間の接続部でアークが発生するの を防ぐことができる。従って内部事故時に、頭部容器3とフランジ板4との間の 接続部から外側にアークが吹き出して人身事故が生じたり、付近の機器に損害を 与えたりするおそれをなくすことができる。
【0034】 上記の実施例のガス絶縁変流器においては、組立の都合上、2次リード収納パ イプの上端と絶縁スペーサ14の中心導体15との接続部を嵌合構造として、2 次リード収納パイプ6を中心導体15から容易に切り離し得るように構成してい る。しかしながら組立を容易にするためには必ずしもこのように2次リード収納 パイプの上端を絶縁スペーサの中心導体から切り離し得るようにする必要はなく 、2次リード収納パイプの上端からから下端に至る部分の少なくとも一部を上下 に切り離し得るようにしておけば良い。例えば、上記の実施例において、2次リ ード収納パイプ6の上端を絶縁スペーサ14の中心導体15にボルトにより締結 して、該パイプ6の上端と絶縁スペーサの中心導体15との間の接続部の通電性 能を確保し、2次リード収納パイプ6の下端とベース金具1との間の接続部を抜 き差し可能な嵌合構造として、該接続部にルーバコンタクトやチューリップコン タクト等のコンタクトを介在させることにより、2次リード収納パイプとベース 金具との間の接続部の通電性能を得るようにしても良い。
【0035】 また2次リード収納パイプの上端及び下端をそれぞれ、絶縁スペーサの中心導 体15及びベース金具1にボルト止め等の、十分な通電性能を確保し得る構造で 接続し、2次リード収納パイプ6をその上下方向の途中の部分で上下に分割し得 る構造としても良い。この場合には、該2次リード収納パイプの上側の部分と下 側の部分とを嵌合構造で接続し得るように構成し、該2次リード収納パイプの上 側の部分と下側の部分との接続部にルーバコンタクトやチューリップコンタクト 等のコンタクトを介在させることにより、通電性能を確保する。
【0036】
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、2次リード収納パイプと絶縁スペーサの中心 導体との接続部、2次リード収納パイプとベース金具との接続部、及び頭部容器 とフランジ板との接続部に、定格過電流を無アークで流すのに十分な通電性能を 持たせたので、内部アーク事故が生じたときにこれらの接続部でアークが発生す るのを防ぐことができる。従って、2次リード収納パイプと絶縁スペーサの中心 導体との接続部の溶損により1次側と2次側とが混触して2次回路に接続されて いる計器類が破損したり、頭部容器とフランジ板との接続部から外部にアークが 吹き出して人身事故や付近の機器の破損事故を招いたりするのを防ぐことができ 、安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】図1の実施例の2次リード収納パイプの上端と
絶縁スペーサの中心導体との接続構造を示す断面図であ
る。
【図3】図1の実施例の2次リード収納パイプの下端と
ベース金具との接続構造を示す斜視図である。
【図4】図1の実施例の頭部容器とフランジ板との接続
部を示した断面図である。
【図5】従来のガス絶縁変流器の構造を示した断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ベース金具 2 碍管 3 頭部容器 4 フランジ板 6 2次リード収納パイプ 7 1次導体 10 2次コイルユニット 11 鉄心 12 コイル 13 シールドケース 14 絶縁スペーサ 15 中心導体 21 ルーバコンタクト 22 フランジ金具 25 短絡片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端をベース金具に固定した碍管と、前
    記碍管の上端に固定された導電性のフランジ板と、前記
    フランジ板に接続された導電性の頭部容器と、前記頭部
    容器内で前記フランジ板に取り付けられた絶縁スペーサ
    と、前記碍管内の中心部に軸線方向に沿って配置されて
    下端が前記ベース金具に接続され上端が前記絶縁スペー
    サの中心導体に接続された導電性の2次リード収納パイ
    プと、前記頭部容器内を横切るように設けられて該頭部
    容器に電位が固定された1次導体と、前記1次導体を取
    り囲むリング状の鉄心に巻回された2次コイルを該鉄心
    と共にシールドケース内に収納した構造を有して前記絶
    縁スペーサの中心導体に支持された2次コイルユニット
    とを備え、前記2次コイルユニットから引き出された2
    次リードが前記2次リード収納パイプ内を通して2次端
    子箱内に導入されているガス絶縁変流器において、 前記絶縁スペーサの中心導体から前記2次リード収納パ
    イプと前記ベース金具とを通して接地回路に至る通電経
    路に存在する導体の接続部、及び前記頭部容器とフラン
    ジ板との接続部に、定格過電流を無アークで流し得る通
    電容量を持たせたことを特徴とするガス絶縁変流器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016156709A (ja) * 2015-02-25 2016-09-01 株式会社東芝 碍子型光変流器

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