JPH064411Y2 - 光ピックアップの固定装置 - Google Patents
光ピックアップの固定装置Info
- Publication number
- JPH064411Y2 JPH064411Y2 JP1407488U JP1407488U JPH064411Y2 JP H064411 Y2 JPH064411 Y2 JP H064411Y2 JP 1407488 U JP1407488 U JP 1407488U JP 1407488 U JP1407488 U JP 1407488U JP H064411 Y2 JPH064411 Y2 JP H064411Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engaging
- optical pickup
- engagement
- lock
- engaging portion
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、光学的にディスクの信号読み出しを行う光ピ
ックアップを輸送時の衝撃から保護する為に該光ピック
アップを固定する光ピックアップの固定装置に関する。
ックアップを輸送時の衝撃から保護する為に該光ピック
アップを固定する光ピックアップの固定装置に関する。
(ロ)従来の技術 光ピックアップを用いてディスクに記録された信号を光
学的に読み出し、再生を行う光学式ディスクプレーヤが
知られている。前記光学式ディスクプレーヤの多くは、
互いに平行に2本のシャフトを基台に配設し、該シャフ
トをガイドレールとして光ピックアップがディスクの径
方向に変位可能に支持されている。
学的に読み出し、再生を行う光学式ディスクプレーヤが
知られている。前記光学式ディスクプレーヤの多くは、
互いに平行に2本のシャフトを基台に配設し、該シャフ
トをガイドレールとして光ピックアップがディスクの径
方向に変位可能に支持されている。
ところで、光学式ディスクプレーヤは、輸送時におい
て、光ピックアップを輸送時の衝撃から保護する必要が
ある。その為、光学式ディスクプレーヤの輸送時には、
例えば実開昭61−140425号公報に示される如
く、光ピックアップの固定装置を用いて光ピックアップ
を基台となるシャーシに固定していた。
て、光ピックアップを輸送時の衝撃から保護する必要が
ある。その為、光学式ディスクプレーヤの輸送時には、
例えば実開昭61−140425号公報に示される如
く、光ピックアップの固定装置を用いて光ピックアップ
を基台となるシャーシに固定していた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 しかしながら、実開昭61−140425号公報に示さ
れた光ピックアップの固定装置は、基台の所定位置に設
けられた鉤状のロック部材を光ピックアップの支持部材
の片隅に設けられた突起に係合させるべく回動すること
により光ピックアップの固定を行っていたので、光ピッ
クアップを固定する際に該光ピックアップを所定位置ま
で変位させる必要があり、作業性が悪いと共に光ピック
アップを所定位置に変位していない状態でロック部材を
回動させてしまうことにより光ピックアップの固定ミス
を行う可能性があった。
れた光ピックアップの固定装置は、基台の所定位置に設
けられた鉤状のロック部材を光ピックアップの支持部材
の片隅に設けられた突起に係合させるべく回動すること
により光ピックアップの固定を行っていたので、光ピッ
クアップを固定する際に該光ピックアップを所定位置ま
で変位させる必要があり、作業性が悪いと共に光ピック
アップを所定位置に変位していない状態でロック部材を
回動させてしまうことにより光ピックアップの固定ミス
を行う可能性があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述の点に鑑み成された光ピックアップの固
定装置を提供せんとするもので、光ピックアップに設け
られた係合部材と、該係合部材に係合させる係合部を備
えると共に該係合部が前記係合部材に係合するロック位
置と非ロック位置との間を変位可能に支持されたロック
部材とを備え、光ピックアップの摺動可能範囲内におけ
る任意の位置で前記係合部材と前記ロック部材の係合部
とが係合される様に該係合部材及びあるいは該係合の係
合部分を光ピックアップの摺動可能範囲に応じた所定範
囲以上に渡って形成したことを特徴とするものである。
定装置を提供せんとするもので、光ピックアップに設け
られた係合部材と、該係合部材に係合させる係合部を備
えると共に該係合部が前記係合部材に係合するロック位
置と非ロック位置との間を変位可能に支持されたロック
部材とを備え、光ピックアップの摺動可能範囲内におけ
る任意の位置で前記係合部材と前記ロック部材の係合部
とが係合される様に該係合部材及びあるいは該係合の係
合部分を光ピックアップの摺動可能範囲に応じた所定範
囲以上に渡って形成したことを特徴とするものである。
また、本考案は、係合部に連設され、基台にそれぞれ回
動可能に軸支された少なくとも2つ以上の支持脚をロッ
ク部材に備え、該ロック部材を合成樹脂材料により構成
すると共に前記ロック部材の係合部と前記支持脚との結
合部分を薄肉部により構成している。
動可能に軸支された少なくとも2つ以上の支持脚をロッ
ク部材に備え、該ロック部材を合成樹脂材料により構成
すると共に前記ロック部材の係合部と前記支持脚との結
合部分を薄肉部により構成している。
更に、基台に回動可能に支持されていると共に回動に応
じて前記ロック部材を押圧する押圧部材とを備えてい
る。
じて前記ロック部材を押圧する押圧部材とを備えてい
る。
(ホ)作用 本考案は、係合部材及びあるいはロック部材の係合部の
係合部分を光ピックアップの摺動可能範囲に応じた所定
範囲以上に渡って形成することにより光ピックアップの
摺動可能範囲内における任意の位置で前記係合部材と前
記係合部とが係合される様にしたものである。また、そ
の場合、前記ロック部材の係合部に薄肉部を介して連設
され、基台にそれぞれ回動可能に軸支された支持脚をロ
ック部材に少なくとも2つ以上設けると共に前記ロック
部材を合成樹脂材料により構成し、前記薄肉部を屈曲す
る様にして前記係合部が係合部材に係合する方向への変
位を前記支持脚の回動変位に変化させることにより前記
係合部がロック位置と非ロック位置との間を変位する様
にしたものである。
係合部分を光ピックアップの摺動可能範囲に応じた所定
範囲以上に渡って形成することにより光ピックアップの
摺動可能範囲内における任意の位置で前記係合部材と前
記係合部とが係合される様にしたものである。また、そ
の場合、前記ロック部材の係合部に薄肉部を介して連設
され、基台にそれぞれ回動可能に軸支された支持脚をロ
ック部材に少なくとも2つ以上設けると共に前記ロック
部材を合成樹脂材料により構成し、前記薄肉部を屈曲す
る様にして前記係合部が係合部材に係合する方向への変
位を前記支持脚の回動変位に変化させることにより前記
係合部がロック位置と非ロック位置との間を変位する様
にしたものである。
また、押圧部材を回動させてロック部材を押圧すること
により該ロック部材の係合部を略平行に変位させて該係
合部を係合部材に係合する様にしたものである。
により該ロック部材の係合部を略平行に変位させて該係
合部を係合部材に係合する様にしたものである。
(ヘ)実施例 第1図は本考案の一実施例を示す平面図で、(1a)及び(1
b)は基台(2)に固定され、互いに平行に配設されたガイ
ドレール、(3)は該ガイドレール(1a)及び(1b)によりタ
ーンテーブル(4)に装着されたディスクの径方向に摺動
可能に支持された光ピックアップ、(5)は該光ピックア
ップ(3)に固定されたコイル(6)と基台(2)に固定された
磁石(7)及びヨーク(8)とから構成され、前記光ピックア
ップ(3)を駆動するリニアモータ、(9)は前記光ピックア
ップ(3)の前記コイル(6)を取付ける部分となると共に側
面がラック状に成された係合部材、(10)は該係合部材
(9)に係合させるラック状態に成された係合部(11)を有
すると共に一端が該係合部(11)に連設され、他端が基台
(2)にそれぞれ回動可能に軸支された2つの支持脚(12)
を有するロック部材、(13)は基台(2)に回動可能に支持
されていると共に前記ロック部材(10)を押圧する押圧片
(14)を有する押圧部材である。前記ロック部材(10)及び
前記押圧部材(13)は、合成樹脂材料により構成され、基
台(2)の縁を覆う枠体(15)を形成したり、該基台(2)をシ
ャーシ(図示せず)に取付ける為のボス等を形成するア
ウトサート成形により形成される。そして、前記ロック
部材(10)は、係合部(11)と支持脚(12)との結合部分が薄
肉部(12a)により構成され、該薄肉部(12a)が屈曲する様
に成されている。また、前記ロック部材(10)は、係合部
(11)の係合面とならない側面から突片(16)が突出されて
いる。そして、押圧部材(13)は回動位置に応じて押圧片
(14)が前記ロック部材(10)の係合部(11)の係合面となら
ない側面の中央付近を、あるいは、ロック部材(10)の突
片(16)を押圧する様に成されている。
b)は基台(2)に固定され、互いに平行に配設されたガイ
ドレール、(3)は該ガイドレール(1a)及び(1b)によりタ
ーンテーブル(4)に装着されたディスクの径方向に摺動
可能に支持された光ピックアップ、(5)は該光ピックア
ップ(3)に固定されたコイル(6)と基台(2)に固定された
磁石(7)及びヨーク(8)とから構成され、前記光ピックア
ップ(3)を駆動するリニアモータ、(9)は前記光ピックア
ップ(3)の前記コイル(6)を取付ける部分となると共に側
面がラック状に成された係合部材、(10)は該係合部材
(9)に係合させるラック状態に成された係合部(11)を有
すると共に一端が該係合部(11)に連設され、他端が基台
(2)にそれぞれ回動可能に軸支された2つの支持脚(12)
を有するロック部材、(13)は基台(2)に回動可能に支持
されていると共に前記ロック部材(10)を押圧する押圧片
(14)を有する押圧部材である。前記ロック部材(10)及び
前記押圧部材(13)は、合成樹脂材料により構成され、基
台(2)の縁を覆う枠体(15)を形成したり、該基台(2)をシ
ャーシ(図示せず)に取付ける為のボス等を形成するア
ウトサート成形により形成される。そして、前記ロック
部材(10)は、係合部(11)と支持脚(12)との結合部分が薄
肉部(12a)により構成され、該薄肉部(12a)が屈曲する様
に成されている。また、前記ロック部材(10)は、係合部
(11)の係合面とならない側面から突片(16)が突出されて
いる。そして、押圧部材(13)は回動位置に応じて押圧片
(14)が前記ロック部材(10)の係合部(11)の係合面となら
ない側面の中央付近を、あるいは、ロック部材(10)の突
片(16)を押圧する様に成されている。
次に第1図に加え、第1図の裏側となる底面からの部分
拡大図を示す第2図及び第3図を用いて動作に付いて説
明する。
拡大図を示す第2図及び第3図を用いて動作に付いて説
明する。
上述の装置は、使用時において、ロック部材(10)を第2
図に示す非ロック位置に変位させて係合部材(9)とロッ
ク部材(10)の係合部(11)とを離間し、光ピックアップ
(3)の摺動規制を解除する。前記ロック部材(10)を非ロ
ック位置に変位させる場合、押圧部材(13)を第1図にお
いて反時計回りに回動し、押圧片(14)により突片(16)を
押圧し、ロック部材(10)に矢印A方向の力、すなわち第
2図において、矢印B方向の力を印加する。すると、ロ
ック部材(10)の薄肉部(12a)が屈曲するので、ロック部
材(10)は2つの支持脚(12)のそれぞれの軸(17)を中心に
第2図において時計回りに回動する。ここで、前記2つ
の支持脚(12)は、それぞれ軸(17)から係合部(11)までの
長さが等しく構成されているので、前記ロック部材(10)
は矢印C方向に移動しながら、係合部(11)が係合部材
(9)の係合面と平行を保って該係合部材(9)から離間す
る。
図に示す非ロック位置に変位させて係合部材(9)とロッ
ク部材(10)の係合部(11)とを離間し、光ピックアップ
(3)の摺動規制を解除する。前記ロック部材(10)を非ロ
ック位置に変位させる場合、押圧部材(13)を第1図にお
いて反時計回りに回動し、押圧片(14)により突片(16)を
押圧し、ロック部材(10)に矢印A方向の力、すなわち第
2図において、矢印B方向の力を印加する。すると、ロ
ック部材(10)の薄肉部(12a)が屈曲するので、ロック部
材(10)は2つの支持脚(12)のそれぞれの軸(17)を中心に
第2図において時計回りに回動する。ここで、前記2つ
の支持脚(12)は、それぞれ軸(17)から係合部(11)までの
長さが等しく構成されているので、前記ロック部材(10)
は矢印C方向に移動しながら、係合部(11)が係合部材
(9)の係合面と平行を保って該係合部材(9)から離間す
る。
一方、輸送時においては、ロック部材(10)を第3図に示
すよロック位置に変位させて係合部材(9)とロック部材
(10)の係合部(11)とを係合する。前記ロック部材(10)を
ロック位置に変位させる場合、押圧部材(13)を第1図に
おいて時計回りに回動し、押圧片(14)により係合部(11)
の係合面とならない側面を押圧し、ロック部材(10)に矢
印Aの逆方向の力、すなわち第3図において、矢印D方
向の力を印加する。すると、前記ロック部材(10)は、2
つの支持脚(12)のそれぞれの軸(17)を中心に第3図にお
いて反時計回りに回動する。その為、前記ロック部材(1
0)は矢印E方向に移動しながら、係合部(11)が係合部材
(9)の係合面と平行を保って該係合部材(9)に接近する。
そして、押圧部材(13)の第1図における時計回りの回動
が進行すると、ロック部材(10)の係合部(11)が係合部材
(9)に係合し、押圧片(14)の先端が係合部(11)に形成さ
れた溝(11a)に嵌入されたとき、前記係合部(11)の係合
部材(9)への係合が完了される。ここで、前記係合部(1
1)及び前記係合部材(9)は、共に係合面がラック状に形
成されており、この係合状態において、前記係合部(11)
の係合面の歯と前記係合部材(9)の係合面の歯とは、噛
合されるので、光ピックアップ(3)の摺動規制は強固に
行われている。
すよロック位置に変位させて係合部材(9)とロック部材
(10)の係合部(11)とを係合する。前記ロック部材(10)を
ロック位置に変位させる場合、押圧部材(13)を第1図に
おいて時計回りに回動し、押圧片(14)により係合部(11)
の係合面とならない側面を押圧し、ロック部材(10)に矢
印Aの逆方向の力、すなわち第3図において、矢印D方
向の力を印加する。すると、前記ロック部材(10)は、2
つの支持脚(12)のそれぞれの軸(17)を中心に第3図にお
いて反時計回りに回動する。その為、前記ロック部材(1
0)は矢印E方向に移動しながら、係合部(11)が係合部材
(9)の係合面と平行を保って該係合部材(9)に接近する。
そして、押圧部材(13)の第1図における時計回りの回動
が進行すると、ロック部材(10)の係合部(11)が係合部材
(9)に係合し、押圧片(14)の先端が係合部(11)に形成さ
れた溝(11a)に嵌入されたとき、前記係合部(11)の係合
部材(9)への係合が完了される。ここで、前記係合部(1
1)及び前記係合部材(9)は、共に係合面がラック状に形
成されており、この係合状態において、前記係合部(11)
の係合面の歯と前記係合部材(9)の係合面の歯とは、噛
合されるので、光ピックアップ(3)の摺動規制は強固に
行われている。
ところで、ロック部材(10)の係合部(11)を光ピックアッ
プ(3)の摺動可能範囲に応じて所定範囲以上になる様に
長く形成している。その為、光ピックアップ(3)が摺動
可能範囲の一端から他端まで、すなわち、第3図におけ
る係合部材(9)の実線から破線までのどの位置に変位し
ていても、ロック部材(10)をロック位置に変位すること
により係合部材(9)とロック部材(10)の係合部(11)とを
係合させることが出来る。しかも、ロック部材(10)は、
係合部(11)が係合部材(9)の係合面と平行を保って移動
するので、光ピックアップ(3)がどの位置に変位してい
ても、前記係合部(11)と前記係合部材(9)との係合が略
均一に行われ、光ピックアップ(3)の摺動規制が確実で
ある。そして、前記ロック部材(10)の変位は、押圧部材
(13)を回動することにより行われ、該押圧部材(13)は、
底面に形成された溝(13a)に市販されているドライバ
(図示せず)の先端を嵌合し、該ドライバを回すことで
回動することが出来る。尚、前記押圧部材(13)は、基台
(2)の表側に形成されている押圧部材(13)の舌片(18)と
枠体(15)との当接により回動規制が行われ、第1図にお
いて時計回りの回動規制が行われたとき、ロック部材(1
0)は非ロック位置への変位が行われ、反時計回りの回動
規制が行われたとき、前記ロック部材(10)はロック位置
への変位が行われる様に成されている。
プ(3)の摺動可能範囲に応じて所定範囲以上になる様に
長く形成している。その為、光ピックアップ(3)が摺動
可能範囲の一端から他端まで、すなわち、第3図におけ
る係合部材(9)の実線から破線までのどの位置に変位し
ていても、ロック部材(10)をロック位置に変位すること
により係合部材(9)とロック部材(10)の係合部(11)とを
係合させることが出来る。しかも、ロック部材(10)は、
係合部(11)が係合部材(9)の係合面と平行を保って移動
するので、光ピックアップ(3)がどの位置に変位してい
ても、前記係合部(11)と前記係合部材(9)との係合が略
均一に行われ、光ピックアップ(3)の摺動規制が確実で
ある。そして、前記ロック部材(10)の変位は、押圧部材
(13)を回動することにより行われ、該押圧部材(13)は、
底面に形成された溝(13a)に市販されているドライバ
(図示せず)の先端を嵌合し、該ドライバを回すことで
回動することが出来る。尚、前記押圧部材(13)は、基台
(2)の表側に形成されている押圧部材(13)の舌片(18)と
枠体(15)との当接により回動規制が行われ、第1図にお
いて時計回りの回動規制が行われたとき、ロック部材(1
0)は非ロック位置への変位が行われ、反時計回りの回動
規制が行われたとき、前記ロック部材(10)はロック位置
への変位が行われる様に成されている。
(ト)考案の効果 以上述べた如く、本考案は、光ピックアップが摺動可能
範囲内のどの位置に変位されている状態であっても光ピ
ックアップの摺動と共に変位される係合部材とロック位
置に変位された状態のロック部材の係合部とが相対する
部分を確保するべく前記係合部材及びあるいは前記係合
部を広範囲に形成しているので、光ピックアップの変位
位置に関係なく前記係合部材と前記係合部とを係合させ
ることが出来、作業性良好にして確実に光ピックアップ
を固定することが出来る。また、本考案は、ロック部材
の係合部に薄肉部を介して連設され、基台にそれぞれ回
動可能に軸支された支持脚をロック部材に少なくとも2
つ以上設けると共にロック部材を合成樹脂材料により構
成し、前記薄肉部を屈曲する様にして前記係合部がロッ
ク位置と非ロック位置との間を変位する様にしているの
で、基台のアウトサート成形により同時に形成すること
が出来るという利点を有する。また、更に、本考案は、
押圧部材を回動させてロック部材を押圧することにより
ロック部材の係合部を略平行に変位させて該係合部を係
合部材に係合する様にしているので、市販のドライバー
を用いて前記ロック部材を変位させることが出来ると共
に光ピックアップがどの位置に変位しても前記係合部と
前記係合部材との係合を均一に行うことが出来るという
利点を有する。
範囲内のどの位置に変位されている状態であっても光ピ
ックアップの摺動と共に変位される係合部材とロック位
置に変位された状態のロック部材の係合部とが相対する
部分を確保するべく前記係合部材及びあるいは前記係合
部を広範囲に形成しているので、光ピックアップの変位
位置に関係なく前記係合部材と前記係合部とを係合させ
ることが出来、作業性良好にして確実に光ピックアップ
を固定することが出来る。また、本考案は、ロック部材
の係合部に薄肉部を介して連設され、基台にそれぞれ回
動可能に軸支された支持脚をロック部材に少なくとも2
つ以上設けると共にロック部材を合成樹脂材料により構
成し、前記薄肉部を屈曲する様にして前記係合部がロッ
ク位置と非ロック位置との間を変位する様にしているの
で、基台のアウトサート成形により同時に形成すること
が出来るという利点を有する。また、更に、本考案は、
押圧部材を回動させてロック部材を押圧することにより
ロック部材の係合部を略平行に変位させて該係合部を係
合部材に係合する様にしているので、市販のドライバー
を用いて前記ロック部材を変位させることが出来ると共
に光ピックアップがどの位置に変位しても前記係合部と
前記係合部材との係合を均一に行うことが出来るという
利点を有する。
第1図は本考案に係る光ピックアップの固定装置の一実
施例を示す平面図、第2図及び第3図はそれぞれロック
部材が非ロック位置及びロック位置に変位した状態を示
し、第1図の裏側からの部分拡大図である。 主な図番の説明 (1a)(1b)……ガイドレール、(3)……光ピックアップ、
(9)……係合部材、(10)……ロック部材、(11)……係合
部、(12)……支持脚、(13)……押圧部材。
施例を示す平面図、第2図及び第3図はそれぞれロック
部材が非ロック位置及びロック位置に変位した状態を示
し、第1図の裏側からの部分拡大図である。 主な図番の説明 (1a)(1b)……ガイドレール、(3)……光ピックアップ、
(9)……係合部材、(10)……ロック部材、(11)……係合
部、(12)……支持脚、(13)……押圧部材。
Claims (3)
- 【請求項1】ディスクに記録された信号を光学的に読み
出す為の光ピックアップが基台に配設されたガイドレー
ルによりディスクの径方向にディスクの最内周から最外
周に渡って摺動可能に支持された光学式ディスクプレー
ヤにおいて、前記光ピックアップに設けられ、該光ピッ
クアップの摺動と共に変位される係合部材と、該係合部
材に係合させる係合部を有すると共に該係合部が前記係
合部材に係合するロック位置とその係合が解除される非
ロック位置との間を基台に変位可能に支持されたロック
部材とを備え、光ピックアップが摺動可能範囲内のどの
位置に変位されている状態であっても前記係合部材とロ
ック位置に変位された状態のロック部材の係合部とが相
対する部分を確保するべく前記係合部材及びあるいは前
記係合部の係合部分を広範囲に形成したことを特徴とす
る光ピックアップの固定装置。 - 【請求項2】請求項1において、係合部に連設され、基
台にそれぞれ回動可能に軸支された少なくとも2つ以上
の支持脚をロック部材に備え、該ロック部材を合成樹脂
材料により構成すると共に前記ロック部材の係合部と前
記支持脚との結合部分を薄肉部により構成し、該薄肉部
を屈曲する様にして前記係合部が係合部材に係合する方
向への変位を前記支持脚の回動変位に変化させることに
より前記係合部がロック位置と非ロック位置との間を変
位する様にしたことを特徴とする光ピックアップの固定
装置。 - 【請求項3】光ピックアップに設けられた係合部材と、
該係合部材に対向して配置され、前記係合部材に係合さ
せる係合部を有すると共に該係合部が前記係合部材に係
合するロック位置と非ロック位置との間を変位可能に支
持されたロック部材と、基台に回動可能に支持されてい
ると共に回動に応じて前記ロック部材を押圧する押圧部
材とを備え、該押圧部材を回動させて前記ロック部材を
押圧することにより該ロック部材の係合部を略平行に変
位させて該係合部を前記係合部材に係合し、光ピックア
ップを固定する様にしたことを特徴とする光ピックアッ
プの固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1407488U JPH064411Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 光ピックアップの固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1407488U JPH064411Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 光ピックアップの固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01121118U JPH01121118U (ja) | 1989-08-16 |
JPH064411Y2 true JPH064411Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=31224942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1407488U Expired - Lifetime JPH064411Y2 (ja) | 1988-02-03 | 1988-02-03 | 光ピックアップの固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064411Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-02-03 JP JP1407488U patent/JPH064411Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01121118U (ja) | 1989-08-16 |
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