JPH0643821A - 店頭ディスプレイ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコホール等の遊技場，商店，レストラ
ン等の店舗の入口ドア等に所望の静止画或いは動画を表
示して歩行者等の人目をひけるようにするもので店頭ス
ペースを有効活用し効果的なディスプレイを行う。 【構成】 店頭に設けられるガラス製の入口ドア１の一
部または全部に透光性のスクリーン２を形成し、該入口
ドア１に接近する人を感知するセンサ４，５を設け、店
内に液晶ビデオプロジェクター７を設けその液晶シヤッ
ター１１により投影される所望の映像を前記スクリーン
２に写し出すと共に、前記センサ４，５の感知信号によ
りその映像投写を中断させる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコホール等の遊
技場，商店，レストラン等の店舗の入口ドア等に所望の
静止画或いは動画を表示して歩行者等の人目をひけるよ
うにしようとする店頭ディスプレイ装置に関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来、遊技場或いは商店等におけるディ
スプレイでは、例えばショーウインドを歩道に面する店
先に設けて歩行者の注意を惹起するようにしており、例
えばショーウインド内に動的なもの或いは光を点滅させ
るもの等を配置し、自然と人目が行くようにしている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、ショーウイン
ドは店頭の貴重なスペースを広く占有してしまうという
問題がある。特に間口が狭い所ではショーウインドも狭
くならざるを得ないので充分なディスプレイ効果が得ら
れないという問題があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】本発明の店頭ディスプレ
イ装置は上記課題を解決しようとするもので、店頭に設
けられるガラス製の入口ドアの一部または全部に透光性
のスクリーンを形成し、該入口ドアに接近する人を感知
するセンサを設け、店内に液晶ビデオプロジェクターを
設けその液晶シヤッターにより投影される所望の映像を
前記スクリーンに写し出すと共に、前記センサの感知信
号によりその映像投写を中断させるようにしたものであ
る。

【０００５】

【作用】店頭に設けられる既存のガラス製入口ドアにデ
ィスプレイするものであるので、スペースを要すること
なく広範囲な効果的なディスプレイが可能となる。ま
た、人が近ずくとその映像投写が中断されるようにした
ので入場者をその強い投光により眩惑させるようなこと
がない。

【０００６】

【実施例】次に図面と共に本発明の一実施例を説明す
る。この実施例は図１，図２に示したようにパチンコホ
ールの店頭の入口ドアに「只今の時間」と「今月の定休
日」を夫々表示させて顧客の便宜を図ると共に、歩行者
の注意を惹起しようとしたものである。この入口ドア
１，１は人が接近すると自動的に左右にスライドして開
く透明なガラス製ドアで、その一部に上記表示および透
光性のスクリーン２を印刷してなる透明シート３を内側
より貼着している。４，５は人の接近を感知するために
該入口ドア１，１の上方壁面６の店外および店内に夫々
設けられた赤外線感知式のセンサである。

【０００７】７は壁面６の店内側に固設した取付アーム
８に支持してなる液晶ビデオプロジェクターで、該液晶
ビデオプロジェクター７は図３にも示したように、ケー
シング内に光源９とコンデンサレンズ１０と液晶シヤッ
ター１１とプロジェクションレンズ１２とが設けられて
なり、該液晶シヤッター１１は光学的に結晶性を示す液
晶物質が電極間に封入されこれに電圧が印加されるとそ
の液晶物質の透明度或いは透過光の色が変化し、コンデ
ンサレンズ１０により凝縮された光源９の光が該液晶シ
ヤッター１１を透過しプロジェクションレンズ１２より
スクリーン２に投影され該スクリーン２にその映像であ
る時刻、或いは月日等が写し出されるようになってい
る。このように液晶ビデオプロジェクター７は入口ドア
１，１内側の高所に設けてその映像を入口ドア１，１の
スクリーン２に対して斜め方向より投影できるようにな
っている。なお１５は店内に設けられたパチンコ機であ
る。

【０００８】１３は該液晶ビデオプロジェクター７のプ
ロジェクションレンズ１２の前にソレノイド１４の作動
により出没動するように設けられた遮光板で、前記セン
サ４または５により人の接近が感知されるとその感知信
号がソレノイド１４を励磁させ該遮光板１３をプロジェ
クションレンズ１２の光軸中に介入させることによりそ
の光を遮断し得るようにしている。このため人が接近す
ると上記映像投写は中断され、このため入場者の目にそ
の光が入り入場者を眩惑させるようなことがない。

【０００９】なおスクリーン２にはこのような時刻，月
日等の数字表示に限らず、案内文字，広告文、或いはビ
デオデッキから得られる動画等所望の映像を写し出すこ
とができる。また、その写し出す映像の範囲は入口ドア
１，１の全面にスクリーン２を設けてその全面に写し出
すようにしてもよい。またこの実施例では遮光板１３を
設けて液晶ビデオプロジェクター７の投光を遮断するよ
うにしたが、人の接近が感知されたとき液晶ビデオプロ
ジェクター７中の液晶シャッター１１の透明度をゼロに
し遮光させてもよい。

【００１０】

【発明の効果】このように本発明の店頭ディスプレイ装
置は、店頭の入口ドアに所望の映像を店内に設けた液晶
ビデオプロジェクターによって投影するものであるの
で、店頭に設置スペースを殆んど要することなく既存の
入口ドアを利用することによって狭い間口の店舗でも歩
行者の注意を惹起し得る効果的なディスプレイが出来る
ようにすると共に、人を感知するセンサを設けて入場時
にはその映像投写が中断されるようにしたので入場者を
眩惑させることなく安全に使用できるなど有益な効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の店頭ディスプレイ装置を示した店頭の
縦断面図。

【図２】同上の店頭の正面図。

【図３】液晶ビデオプロジェクターの概略を示した断面
図。

【符号の説明】

１ 入口ドア ２ スクリーン ４，５ センサ ７ 液晶ビデオプロジェクター １１ 液晶シャッター １３ 遮光板

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 店頭に設けられるガラス製の入口ドアの
   一部または全部に透光性のスクリーンを形成し、該入口
   ドアに接近する人を感知するセンサを設け、店内に液晶
   ビデオプロジェクターを設けその液晶シヤッターにより
   投影される所望の映像を前記スクリーンに写し出すと共
   に、前記センサの感知信号によりその映像投写を中断さ
   せるようにしたことを特徴とする店頭ディスプレイ装
   置。