JPH0643647B2 - 紡績用回転リング - Google Patents

紡績用回転リング

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JPH0643647B2
JPH0643647B2 JP13793688A JP13793688A JPH0643647B2 JP H0643647 B2 JPH0643647 B2 JP H0643647B2 JP 13793688 A JP13793688 A JP 13793688A JP 13793688 A JP13793688 A JP 13793688A JP H0643647 B2 JPH0643647 B2 JP H0643647B2
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博史 山口
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H7/00Spinning or twisting arrangements
    • D01H7/02Spinning or twisting arrangements for imparting permanent twist
    • D01H7/52Ring-and-traveller arrangements
    • D01H7/56Ring-and-traveller arrangements with freely-rotatable rings; with braked or dragged rings ; Lubricating arrangements therefor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、紡績用回転リングに関し、特に、回転するト
ラベラーの摺動摩擦抵抗をトルクとしてリング回転体が
回転する消極回転リングに関する。
〔従来の技術及びその課題〕
トラベラーの摺動摩擦抵抗をトルクとしてリング回転体
が回転する消極回転リングにおいて、リング回転体を回
転自在に支持する軸承機構は、例えば特公昭54−15934
号又は特開昭58−156037号により公知である。
これら従来の軸承機構では、リング回転体の回転による
摺動摩擦の全てを固定されたホルダーの軸承部で受ける
こととなり、例えば、捲き初め(0〜30%)で1300 R
PMのスピンドル回転が、中玉(30〜80%)では16000
RPMの紡出が可能な糸品種の場合においては、リング
回転体は基本的にはスピンドル回転の変化に応じて回転
変化するに対し、ホルダーの軸承部は固定であるから、
相対摩擦速度比は単純比較でも、 13:16 (≒100:123) となるが、リング回転体に加わる回転トルクはトラベラ
ーの摩擦圧と紡糸張力の積に比例し、リング回転体はス
ピンドル回転の上昇に伴い「Jカーブ」を描いて増速す
る。
すなわち、リング回転体は、トラベラー重量にかかる遠
心力の水平分力と紡糸張力の上方吊り上げ分力の変化に
よる回転トルクの増減に応じて変速回転するが、ホルダ
ーは、リングレールなどに固定されておりリング回転体
の変速にかかわらず速度が零であるから、リング回転体
とホルダーの軸承部との間の摩擦抵抗値の大きさがリン
グ回転体の回転トルクを上廻れば、リング回転体は回転
しない。
すなわち、軸承部の摩擦係数とリング回転体の重量の積
が小さい程、リング回転体は低トルクで回転する。紡糸
張力の限界(綿又はアクリル100 %の60番手糸で約40
g)を超えれば糸切れとなるので、トラベラーの負荷と
してのリング回転体の回転摩擦抵抗もこれを超えること
はできない。つまり、消極回転リングにおける軸承部の
摩擦抵抗によってリング回転体の回転上昇限界が決定さ
れる。
一方、特公昭54−13528 号で公知のように、空気圧利用
の軸承機構において、リング回転体は空気軸承となって
ホルダーと非接触となり、摩擦抵抗は零に近づくため、
慣性によりリング回転体の回転は急速に高速化してトラ
ベラーの回転と同速化し、紡糸張力によるバルーンコン
トロール機能を失い、リングレールの昇降やボビンの巻
き取り角度の変化など、所謂チエース間張力変動及び豆
玉から満管に至る分玉位置変化に対応した紡糸張力変動
を吸収することができず、このため、リング回転体がト
ラベラーと同速化すれば、シゴキネップ、毛羽発生、そ
の他糸質を劣化させる欠点があった。また、空気軸承機
構に必要とするエアー動力源として、エアーコンプレッ
サなど別個の動力コストと、績紡機への配管など、設備
経費と空気圧調整その他の作業性の双方から実施に難点
があった。
この問題を解決するため、第4図に示すように、摺動材
からなる断面互角形のスライドリング27を、フランジロ
ータ22及び下部ローター23からなるリング回転体21と上
部ホルダー25及び下部ホルダー26からなるホルダー24と
の間に遊嵌させてなる軸承機構を有した消極回転リング
を提案した。これによると、スライドリング27はリング
回転体21の回転速度により小さい速度で回転し、リング
回転体とスライドリング、及びスライドリングとホルダ
ーとの間のそれぞれの相対速度は半減し、摩擦抵抗が減
少して紡出回転速度20〜50%上昇させることが可能とな
った。
ところが、第4図に示す消極回転リングでは、スライド
リング27の内周面が軸心と平行であるため、リング回転
体21の外周面に形成されたコ字状溝28の間の半径方向の
遊隙が精度のバラツキ又は嵌合部の緩みにより過大とな
れば、リング回転体21が心振れを生じる可能性があり、
過少となれば、遊隙を喪ってリング回転体21と一体化し
て回転し、また、リング回転体21のコ字状溝28の幅とス
ライドリング27の厚みとの差による上下方向の遊隙によ
って、リング回転体21はトラベラーによる円周方向の吊
り上げ力点移動に伴う水平波打ち又はミソ摺り回転を起
こし易く、且つ、摺動回転時は、リング回転体21のコ字
状溝28の2面e,f又はe,gとホルダー25のV字状溝
の上下の一面h又はiの計3面の接触となるため、摩擦
抵抗が大きく、低トルク時にはリング回転体がスムース
に行い難かった。
本発明は、上述の問題に鑑み、リング回転体の心振れや
ミソ摺り回転を防止し、空気軸承と化すことのない軸承
機構を有した紡績用回転リングを提供することを目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、上述の問題に鑑み、ホルダーと、該ホルダー
によって軸承機構を介し回転自在に支持されるリング回
転体とを有してなる紡績用回転リングにおいて、前記ホ
ルダーの内周面及び前記リング回転体の外周面には略V
字形のV溝がそれぞれ形成され、摺動材からなり断面が
菱形状であって外周面及び内周面がそれぞれ軸心に対し
て傾斜角を有してなる環状のスライドリングが、前記ホ
ルダーのV溝の前記リング回転体のV溝との間に微少空
隙を有して遊嵌され、しかしてこれらV溝及びスライド
リングによって前記軸承機構が構成されてなる。
〔作 用〕
スライドリングはリング回転体及びホルダーに対して相
対回転可能であり、リング回転体の回転速度よりも小さ
い回転速度で回転する。紡糸張力がリング回転体の重量
よりも小さく、またトラベラーの回転トルクも小さいた
めにリング回転体が低速回転のときは、ホルダーのV溝
の下斜面とスライドリングの外周下斜面、スライドリン
グの内周上斜面とリング回転体のV溝の上斜面とがそれ
ぞれ摺接し、紡糸吊り上げ張力がリング回転体の重量を
上廻り、且つ高トルクを与えられてリング回転体が高速
回転するときは、ホルダーのV溝の上斜面とスライドリ
ングの外周上斜面、スライドリングの内周下斜面とリン
グ回転体のV溝の下斜面とがそれぞれ摺接する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図において、リング回転体1は、トラベラー34が摺
動回転するリングフランジ部2aを有するフラジロータ
2に下部ローター3が嵌入し、下部ローター3には、合
成ゴムなどの弾性体からなり補強用の金属環5と一体的
に成形された緩衝係合部材4が圧入されてなっている。
フランジロータ2の内周面には嵌入溝6が形成されてお
り、この嵌入溝6には、下部ローター3の上端部の外周
に形成された環状突起3aが嵌入し、これによってフラ
ンジロータ2と下部ローター3とが一体化し、専用工具
を用いなければ外れないように抜け止めがなされてい
る。
下部ローター3の上端部には、周方向の複数箇所に半径
方向の割り溝3bが設けられており、環状突起3aの嵌
入溝6への嵌入を容易にしている。緩衝係合部材4の下
端部には、遠心力によって外方上方へ変形するブレーキ
シュー4aが設けられている。
ホルダー7は、リングレール35と取りつけ穴35aに嵌入
した後、取りつけ周溝7aにストップリング36が嵌め込
まれて固定されている。
なお、12はダストカバー、31はボビン、32は管糸、33は
紡出糸、34はトラベラーである。
第2図をも参照して、リング回転体1の外周面及びホル
ダー7の内周面には、上斜面10aと下斜面10bとからな
るV字形のV溝10、及び上斜面11aと下斜面11bとから
なるV字形のV溝11が形成されており、これらのV溝1
0,11にはスライドリング8が遊嵌されている。
スライドリング8は、低摩擦係数で且つ耐摩耗性及び導
電性を有する摺動材、例えば炭素繊維入り四弗化樹脂、
又はポリアミドイミドなどのエンジニアリングプラスチ
ックからなり、断面が菱形状であって外周斜面9a,9
b及び内周斜面9c,9dがそれぞれ軸心に対して約45
度の傾斜角を有してなる可撓性の環状体である。スライ
ドリング8と各V溝10,11の各傾斜面10a,10b,11
a,11bとの間には、微少空隙a,b,c,dの存在が
可能となっており、これによって、スライドリング8
は、リング回転体1及びホルダー7のいずれに対しても
相対回転可能であり、しかしここに軸承機構Cが構成さ
れている。
つまり、リング回転体1は、V溝10,11及びスライドリ
ング8から構成される軸承機構Gを介し、ホルダー7に
回転自在に支持されている。
なお、軸承機構Gの組み立てにおいては、まず、スライ
ドリング8を内方に撓ませた状態でホルダー7のV溝11
内へ嵌め込む。次に、スライドリング8を挟んで、フラ
ンジロータ2に下部ローター3を嵌入し、これによって
リング回転体1を一体的に形成するとともに、リング回
転体1のV溝10内にスライドリング8が嵌め込まれた状
態とする。その後、リング回転体1とホルダー7とをス
ライドリング8を挟んで加圧共摺りし、スライドリング
8の表面に摩擦熱を発生させ、これによってスライドリ
ング8の表面を滑らかにするとともにスライドリング8
の歪矯正を併行する加熱処理を行って仕上げる。次に、
緩衝係合部材4及びこれに同時成形により一体化された
金属環5を、下部ローター3に嵌入する。
次に、上述のように構成された紡績用回転リングの作用
について説明する。
リング回転体1が停止しているとき、又は回転速度が低
いときは、リング回転体1及びスライドリング8はこれ
らの重量によって下方へ押しつけられ、ホルダー7のV
溝11の下斜面11bとスライドリング8の下方の外周斜面
9b、及びスライドリング8の上方の内周斜面9cとリ
ング回転体1のV溝10の上斜面10aとがそれぞれ摺接
し、紡出糸33の張力が大きくなってリング回転体1が高
速回転するとともに上方への吊り上げ力が大きくなる
と、ホルダー7のV溝11の上斜面11aとスライドリング
8の上方の外周斜面9a、及びスライドリング8の下方
の内周斜面9dとリング回転体1のV溝10の下斜面10b
とがそれぞれ摺接する。
これらいずれの場合においても、リング回転体1はスラ
イドリング8を介してホルダー7により間接的に接触支
持され、不要な遊隙を生じることがなく、軸承機構Gが
空気軸受け化することが防止されるとともに、軸心に対
して傾斜角を有したテーパ面による求心力が作用し、リ
ング回転体1は心振れや水平波打ち回転など起こさず、
安定した回転を行う。しかも、スライドリング8は、適
度に低い摩擦抵抗によりリング回転体1の回転速度より
も小さい速度で回転し、リング回転体1、スライドリン
グ8、及びホルダー7のこれら各接触面での相対速度は
小さくなり、摩擦抵抗が減少してリング回転体1は円滑
に回転する。
ブレーキシュー4aは、リング回転体1の静止時におけ
る自由状態では、ホルダー7の下端面7bとの間に適当
な空隙を有した非接触の状態であるが、回転時には遠心
力により水平状態になろうとして上方へ変形し、第1図
の実線の状態から鎖線の状態に次第に持ち上がる。リン
グ回転体1が過大な高速度になると、ブレーキシュー4
aがホルダー7の下端面7bに接触し、その接触圧力に
よってリング回転体1を引き上げる力が働くとともに、
ブレーキシュー4aとホルダー7との接触面において摩
擦によるブレーキ力が発生し、リング回転体1がトラベ
ラー34と同速化することを制御し過度の高速化が防止さ
れる。
ダストカバー12は、綿塵その他の微細物が軸承機構G内
に落下侵入するのを防止する。もし微細物が軸承機構G
内に侵入しても、微細物の体積が軸承機構Gの微少空隙
よりも大きくなれば、軸承機構Gの内外の回転速度差と
テーパー機能により、コーヒーミル又は平ベルト対プー
リーの原理で直径の大きいリング回転体1の上下端間隙
から外方へ排出される。
ホルダー7は一体物であるため、V溝11の精度を高くす
ることが容易であり、またリング回転体1の回転や振動
によって圧入等上下2部品組み合わせの公知方法に較
べ、その精度が変化して損なわれることがない。また、
上下承座環を一体化したことは、2部品組み合わせに要
する高精度加工も不要となり、部品点数及び加工組み立
て工数の削減も加えて大幅な製造コストの引き下げとな
った。
第3図は、他の実施例によるリング回転体1aの部分断
面図である。
第3図において、フランジロータ13の下端部の内周綿に
は雌ネジ16aが形成され、この雌ネジ16aに、下部ロー
ター14の上端部の外周に形成された雌ネジ16bが適当位
置まで螺子込まれており、これによってフランジロータ
13と下部ローター14とこ一体化している。なお、15は緩
み止め用の皿バネであり、また、下部ローター14の下端
めには、下部ローター14を螺子込むために工具を挿入す
る図示しない切り込み溝が設けられている。
このリング回転体1aの組み立てにあたっては、雌ネジ
16a及び雄ネジ16bに緩み止めのための固着剤(例えば
シーロックメック又はロックタイト等)を施した上で、
スライドリング8を挟み込み、適当な工具により下部ロ
ーター14を回転させ、V溝10とスライドリング8との間
の微少空隙a,b,c(第2図参照)を最適な寸法とな
るように調整しておく。
このように、フランジロータ13と下部ローター14とを螺
子結合によって一体化すると、微少空隙a,b,cを、
リング回転体1aの回転摩擦抵抗などに応じて最適な状
態に微調整することができる。
したがって、多数の紡績用回転リングに対して、各部の
加工公差を吸収して製品毎の微少空隙a,b,cのばら
つきをなくし、適正均一となるように調整することがで
きる。
上述の実施例においては、スライドリング8は4つの内
角が等しい正方形状の菱形としたが、正方形状でなくて
もよい。
〔発明の効果〕
本発明によると、摩擦抵抗が小さく、軽い紡糸張力と小
さいトルクでもリング回転体が回転し、また、低速及び
高速の回転でもリング回転体の心振れやミソ摺り回転が
防止され、安定した回転を得ることができるとともに、
安価に提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の実施例を示し、第1図は紡
績用回転リングの正面断面図、第2図は第1図の紡績用
回転リングの軸承機構の拡大図、第3図はリング回転体
の他の実施例を示す部分断面図、第4図は従来の紡績用
回転リングの部分断面図である。 1,1a……リング回転体、7……ホルダー、8……ス
ライドリング、9a、9b……外周斜面、9c、9d…
…内周斜面、10、11……V溝、10a……上斜面(外周斜
面)、10b……下斜面(外周斜面)、11a……上斜面
(内周斜面)、11b……下斜面(内周斜面)、G……軸
承機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホルダーと、該ホルダーによって軸承機構
    を介し回転自在に支持されるリング回転体とを有してな
    る紡績用回転リングにおいて、前記ホルダーの内周面及
    び前記リング回転体の外周面には略V字形のV溝がそれ
    ぞれ形成され、摺動材からなり断面が菱形状であって外
    周面及び内周面がそれぞれ軸心に対して傾斜角を有して
    なる環状のスライドリングが、前記ホルダーのV溝と前
    記リング回転体のV溝との間に微少空隙を有して遊嵌さ
    れ、しかしてこれらV溝及びスライドリングによって前
    記軸承機構が構成されてなることを特徴とする紡績用回
    転リング。
JP13793688A 1987-07-16 1988-06-03 紡績用回転リング Expired - Lifetime JPH0643647B2 (ja)

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JP13793688A JPH0643647B2 (ja) 1987-07-16 1988-06-03 紡績用回転リング

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17857687 1987-07-16
JP62-178576 1987-07-16
JP13793688A JPH0643647B2 (ja) 1987-07-16 1988-06-03 紡績用回転リング

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Publication Number Publication Date
JPH01104840A JPH01104840A (ja) 1989-04-21
JPH0643647B2 true JPH0643647B2 (ja) 1994-06-08

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JP13793688A Expired - Lifetime JPH0643647B2 (ja) 1987-07-16 1988-06-03 紡績用回転リング

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0689488B2 (ja) * 1989-05-15 1994-11-09 博史 山口 紡績用回転リング
JPH0689489B2 (ja) * 1989-06-02 1994-11-09 博史 山口 紡績用回転リング
EP0730054B1 (en) * 1994-09-16 2003-05-07 Nippo Ltd. Spinning ring

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Publication number Publication date
JPH01104840A (ja) 1989-04-21

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