JPH0643190Y2 - 緯糸解舒検知装置 - Google Patents

緯糸解舒検知装置

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JPH0643190Y2
JPH0643190Y2 JP1767989U JP1767989U JPH0643190Y2 JP H0643190 Y2 JPH0643190 Y2 JP H0643190Y2 JP 1767989 U JP1767989 U JP 1767989U JP 1767989 U JP1767989 U JP 1767989U JP H0643190 Y2 JPH0643190 Y2 JP H0643190Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は緯糸解舒検知装置、更に詳しくは流体噴射式
無杼織機におけるドラム部でもって緯糸を測長貯留し、
ドラムに対向して設けられた緯糸係止ピンの進退運動に
よりドラム部への緯糸の係止・解舒をさせる形式の緯糸
測長貯留装置に設ける光電式の緯糸解舒検知装置に関す
るものである。
《従来技術及びその問題点》 従来この種の緯糸解舒センサは、緯糸係止ピンの設置位
置とは別の位置に設けられていたため、緯糸係止ピンま
たは緯糸解舒センサのいずれか一方の位置調整を行なう
場合、それに合わせて他方の位置も調整しなければなら
ず煩雑であった。また、緯糸係止ピンのドラムへの侵入
用の穴の外に緯糸解舒センサ用の反射板や投受光器の一
方を設けるため等の穴を別途形成しなければならず、緯
糸測長貯留ドラムの製作をする場合に加工工程数が多く
なり、製作費用もそれだけ高額になっていた。
また、従来の緯糸解舒検知装置であって解舒センサが緯
糸係止ピンのドラム半径方向側面側に設けられている形
式のものにあっては、緯糸の解舒方向を変更させる場合
には、緯糸係止ピンを挟んだ反対側に置換えしなければ
ならず、作業の煩雑化を招いていた。
更に、緯糸が解舒されるときはバルーンを描くので、緯
糸解舒センサは緯糸との衝突を避けるためにドラムに対
してある程度の距離を隔てて設置される。したがって、
光電式のセンサではバルーンの大きさが変化した場合に
は緯糸の陰影も変化し、確実な解舒検出を行なうことが
出来なかった。
《考案の目的》 この考案は上記従来の緯糸解舒検知装置の欠点に鑑みて
提案されたもので、位置調整が容易に行なえ、緯糸測長
貯留ドラムの製作費用が安価で、しかも、解舒方向を変
更させても、そのままの設置位置で対応でき、更に、解
舒中の緯糸に障害とならず、陰影の変化の影響を受けに
くい緯糸解舒検知装置を提供することを目的とする。
《考案の基本的構成》 上記目的を達成するため、第1の考案は、緯糸の係止、
解舒のタイミングに緯糸測長貯留用ドラムに向けて進退
移動する緯糸係止ピンの少なくとも一部を軸方向に向け
て透光可能に構成し、かつ、該係止ピンの透光可能部を
光軸の少なくとも一部とする光電式の解舒センサを設け
るものである。
第2の考案は、緯糸係止ピンの軸線またはその延長線に
光電式解舒センサの光軸の少なくとも一部が位置するよ
うに形成してやるものである。
《第1考案の実施例及びその作用》 第1図に示すのは、この考案の緯糸解舒検知装置の一例
を示すもので、緯糸測長貯留装置の緯糸係止装置と一体
的に構成されているものである。なお、この緯糸係止装
置は説明の便宜上、ソレノイド方式であって、かつ双方
向励磁式のものを用いて説明する。
緯糸係止装置は上端をカバー2により閉塞された円筒状
のケース1の中心部には上下の軸受4に支持されて係止
ピンPが軸方向移動可能に収容されており、その周囲に
は緯糸解舒用コイル3aと緯糸係止用コイル3bとが上下に
離間して設けられている。なお、両コイル3a、3bによっ
て吸着される鉄心部材は係止ピンP自体でも良く、ま
た、係止ピンが非磁性体の場合には係止ピンPの周囲に
磁性体材料からなる部材を取り付けておいても良い。
係止ピンPは長手方向全長に亘って中空状の構造となっ
ている。
カバー2であって、係止ピンPの上端部に対応する位置
には、解舒センサ5が設けられている。
解舒センサ5は光電式のものであり、投光器51と受光器
53とから構成されており、上記係止ピンPの中空部に解
舒センサ5の光軸が配されるようになっている。したが
って、緯糸解舒時に緯糸解舒用のコイル3aが励磁されて
係止ピンPがドラムDの係止ピン進入孔D1から退出し、
緯糸が係止ピンP先端を横切ったときに、解舒センサ5
の投光器51から光が発せられ、解舒中の緯糸によって反
射された光を受光器53で受光することにより緯糸がドラ
ムD上から解舒されたことを検知する。
上記解舒センサ5は投光器51と受光器53が並置されてい
るように図示したが、これに限定されるものではなく、
第1図においてカバー2には投光器51、受光器53のいず
れか一方を配置し、点線で示す位置に、即ちドラムD内
の係止ピン進入孔D1よりドラムD中心側の所定位置に、
上記投光器51、受光器53の他方を配置して、解舒中の緯
糸が光軸を横切ることによって生ずる光量の変化を検知
するようにしてやっても良い。
また、解舒センサ5は第2図に示すように、ハーフミラ
ー55を介して投受光するようにしておいてやっても良
い。投光器51から発せられた光はハーフミラー55を介し
てその一部が図中下方に反射される。また、反射板57で
反射された光は、ハーフミラー55を介してその一部が上
方へ透過され、受光器53で受光される。この例ではドラ
ムD内であって、係止ピンP先端対応位置に反射板57を
設けることにより、光量変化をいっそう確実に検知出来
るようにしている。
上記説明の緯糸測長貯留ドラムは、通常の円筒形ドラム
形式のものを前提に説明したが、第3図に示すように、
緯糸測長貯留ドラムが円周方向に分割されている形式の
ものにも応用できることはいうまでもない。この場合に
は、係止ピン上端側に投光器51を配置した場合に、ドラ
ムDを挟んだ対峙位置に受光器53を、また、その逆に投
受光器を配置するようにしてやっても良い。
また、上記係止ピンPの中空部の内側壁面を鏡面処理し
たり、あるいは、係止ピンの上下両端部にレンズを取り
付けておいたり、またこの組み合せをしておいてやって
も良い。更には、中空部に透明材料を充填しておいてや
ったり、光ファイバーを入れておいてやっても良い。ま
た、係止ピン自体が光ファイバーであっても、透明材料
であっても良いが、この場合には磁性体材料からなる鉄
心部材を軸外側周面所定位置に設けておくことが必要と
なることはいうまでもない。
上記した様な、係止ピンの中に光ファイバーや透明材料
を充填した場合には、特に問題がないが、係止ピンを中
空状のままにしておいた場合には、その内部に風綿や埃
が侵入する可能性がある。そこで、内部に風綿等が蓄積
しないように、内部にエアーを強制的に送り込むための
開口部をカバー2に形成しておいてやっても、あるい
は、吸入弁機構を設けておいてやっても良い。そうすれ
ば、カバー内部に進入した風綿等を係止ピンP先端から
吐出させることができる。この場合において係止ピン先
端より出された風綿等は緯糸解舒時に緯糸の通過により
取り払われることになる。
上記実施例にあっては、緯糸係止装置をソレノイド方式
とし、双方向励磁式のものを例にとって説明したが、こ
の考案はこれに限定されるものではなく、係止ピンの一
方向の移動が励磁により、他方向への移動が復帰式バネ
の付勢力によって行なわれる片方向励磁式のものであっ
ても良いことはいうまでもない。
更に、緯糸係止装置はこのようなソレノイド駆動式のも
ののみではなく、係止ピンがカムの位相差によって作動
する機械式のものであっても良いことはいうまでもな
い。
なお、緯糸解舒検知装置は、一般的に解舒ターン数を検
出し、係止の時期を定めるために用いるが、解舒速度の
測定等に用いても良いことはいうまでもない。
《第2考案の実施例及びその作用》 上記第1考案では係止ピンPの軸方向全長に亘って中空
状に形成し、該中空部をセンサの光軸の少なくとも一部
としたが、第2の考案は、第4図に示すように、係止ピ
ンPの下端側の位置部を開口凹所59とし、そこに投受光
器からなるセンサ5を埋め込んでやっても良い。
第5図は、該開口凹所59先端に投光器51を設け、ドラム
D側に受光器53を設けた例である。また、この第5図の
場合に、投光器51を設けた位置に投受光器からなるセン
サを設けておき、受光器53を設けた位置に反射板を設置
しても良い。更にはセンサと反射板を入れ替えた位置に
しておいても良い。
この第2の考案の第2実施例の場合には、光軸の軸長が
短くなるので、それだけ、外因による影響も少なくな
り、センサの検知能力が増すことになる。
《考案の効果》 この考案によれば、緯糸の係止、解舒のタイミングに緯
糸測長貯留用ドラムに向けて進退移動する緯糸係止ピン
の少なくとも一部を軸方向に向けて透光可能に構成し、
該係止ピンの透光可能部を光軸の少なくとも一部とする
光電式の解舒センサが設けられているので、または緯糸
係止ピンの軸線延長線上に光電式解舒センサの光軸の少
なくとも一部が位置するように形成したので、解舒時、
即ち係止ピンの後退時に、緯糸の飛走が最も安定してい
る係止ピン先端で緯糸の解舒の有無を検出することがで
き、解舒の適否の検出が確実に行なえる。
また、この考案によれば、係止ピンの位置調整を行なう
場合にも別途解舒検知装置の位置調整を行なうことが不
用であり、調整作業が簡単に行なえることとなる。
更に緯糸測長貯留ドラムに形成された緯糸係止ピンの進
入孔の外に、解舒検知装置用の孔を形成する必要もな
く、緯糸測長貯留装置の加工工数が減り、製作費用を安
価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第1の考案の一実施例を示した断面図。第2
図及び第3図は、他の実施例を示した概略説明図。 第4図は第2の考案の一実施例を示した部分断面図、第
5図は他の実施例を示した部分断面図。 P…緯糸係止ピン、D…緯糸測長貯留ドラム 5…緯糸解舒センサ、51…投光器 53…受光器

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯糸の係止、解舒のタイミングに緯糸測長
    貯留用ドラムに向けて進退移動する緯糸係止ピンの少な
    くとも一部を軸方向に向けて透光可能に構成し、かつ、
    該係止ピンの透光可能部を光軸の少なくとも一部とする
    光電式の解舒センサが設けられている ことを特徴とする緯糸解舒検知装置。
  2. 【請求項2】緯糸の係止、解舒のタイミングに緯糸測長
    貯留用ドラムに向けて進退移動する緯糸係止ピンの軸線
    延長線上に光電式解舒センサの光軸の少なくとも一部が
    位置するように形成されている ことを特徴とする緯糸解舒検知装置。
JP1767989U 1989-02-17 1989-02-17 緯糸解舒検知装置 Expired - Lifetime JPH0643190Y2 (ja)

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JPH02110690U JPH02110690U (ja) 1990-09-04
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