JPH06428A - 分配装置 - Google Patents

分配装置

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JPH06428A
JPH06428A JP15693792A JP15693792A JPH06428A JP H06428 A JPH06428 A JP H06428A JP 15693792 A JP15693792 A JP 15693792A JP 15693792 A JP15693792 A JP 15693792A JP H06428 A JPH06428 A JP H06428A
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working
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J Edward C Anderson
ジェイ・エドワード・シー・アンダーソン
R Jeromeson James Jr
ジェイムズ・アール・ジェロームソン,ジュニアー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コーキング材又はその他の粘稠材料を分配す
るための新規で且つ有用な分配装置の提供。 【構成】 弁組立体77は、引き金ピストン80と弁球
81とを含む。引き金110は、引き金ピストン80と
係合し且つ弁球81を弁座から離れさせて流体を作動チ
ャンバ79内に流れ込ませる。作動チャンバ79内の圧
力が増加すると、作動ピストン78が初期位置から伸長
位置へと駆動される。作動ピストン78は、作動ワッシ
ャ55をプッシュロッド42に対して押し付けるように
駆動する。作動ワッシャ55は、プッシュロッド42を
前方に付勢する。従って、プッシュロッド42の先端の
駆動ピストン61が前方に駆動される。引き金55が解
除されると、作動チャンバ79内の流体が引き金ピスト
ン55内の通路を通って排出されて作動チャンバ79内
の圧力が減じられ、ばねによってワッシャ55と作動ピ
ストン78とが初期位置に戻される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁組立体と、チューブ
ホルダ内の駆動ピストンを徐々に移動させるように設計
された作動ピストンとを有する、流体によって駆動され
る分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コーキング材及びその他の粘稠材料又は
可塑性材料を分配するために、手動のコーキング銃が設
計されてきた。コーキング銃は、典型的には、選択され
た量のコーキング材又はその他の材料を分配するために
チューブ内のピストンに対してプッシュロッド上の駆動
ピストンを押し付ける引き金機構を含む。
【0003】このような手動のコーキング銃の一つが、
コックス(COX)カンパニーによってWEXFORD
という商標で作られている。COX銃の引き金機構は、
フレームを有するハンドグリップのダイカストと、当該
フレームに枢動自在に取り付けられた引き金とを含む。
この引き金は、グリップの方へ枢動するようになされて
おり、グリップは、引き金のフランジを付勢してプッシ
ュロッド上のワッシャを中心からずれた位置で駆動す
る。ワッシャはプッシュロッドをセットし且つつかみ、
それによってチューブホルダ内でプッシュロッドを前方
に付勢する。プッシュロッドに取り付けられた駆動ピス
トンは、チューブホルダ内のチューブの端部に押し付け
られて、粘稠材料又は可塑性材料を分配する。引き金の
ストロークが終了すると引き金は解放され、ばねは、ワ
ッシャの係止を解放し、ワッシャと引き金とを最初の位
置へと付勢し、一方、ロックレバーは、プッシュロッド
が後方に動くのを阻止する。
【0004】コーキング材及びその他の粘稠材料又は可
塑性材料のための従来の交換可能なチューブは、ケーシ
ング、チューブキャップ及びプラスチックチューブピス
トンを含み、これらは材料のためのキャビティを画成す
る。チューブピストンは、材料に対して付勢され且つキ
ャップ上のノズルから材料を分配するようになされてい
る。チューブは、典型的には、約10液量オンスの材料
を含むが、30液量オンスの如き他の大きさのものも市
販されている。このチューブは、粘稠材料又は可塑性材
料が直接充填されるようになされた分配チャンバを有す
るバルク型のコーキング銃と対照的に、使い捨て可能で
且つ使用後は交換されるようになされてコーキング材用
に設計された典型的な交換可能なチューブは、グリデン
(Glidden)カンパニーによってマコー(MAC
CO)接着剤という商標で作られている。
【0005】コーキング材料又はその他の材料のための
他の分配装置は、チューブから材料を分配するために、
手動によってかけられる力の代わりに圧縮された空気を
使用している。圧縮空気は、材料を分配するのに必要な
手動力を減じる。例えば、ウィルスら(Wills e
t al)の米国特許第3,983,947号は、チャ
ンバの後方に入る圧縮空気によって前方に付勢されるプ
ッシュロッドをチャンバ内に有する。引き金は、圧縮空
気を弁球の回りに流れさせてピストンチャンバ内へと流
れさせるために弁球をその着座位置から弁室内へと付勢
するようになされている。
【0006】同様に、コラー(Collar)は、米国
特許第3,980,209号において、可塑性若しくは
粘稠材料の多量の(バルク状の)分配のためのコーキン
グ銃を開示しており、この銃においては、前方の容器内
のピストンがシャフトによって後方の容器内のピストン
に結合されている。材料の分配中に、引き金は、引き金
ピストンと係合し且つ圧縮空気を空気通路を介して前方
の容器の後方に流れさせるようになされている。この圧
縮空気は、前方ピストンを材料に対して付勢し、それに
よってこの材料はコーキング銃内のノズルから分配され
る。
【0007】更に、マッケル(Mcakel)は、米国
特許第4,441,629号において、CO2カートリ
ッジが弁組立体を介してコーキング銃のシリンダの後方
部分に供給されるコーキング銃を開示している。この銃
においては、圧縮ガスがコーキングチューブピストンに
対して付勢され、それによってコーキング材に圧力がか
けられてコーキング材がコーキングチューブノズルを介
して分配される。
【0008】しかしながら、これらのコーキング銃は欠
点がないわけではない。例えば、圧縮空気又はガスがコ
ーキングチューブのピストンに対して直に当てられる
と、ピストンは傾く傾向があり、また、圧縮空気若しく
はガスは、ピストン及びコーキング材の中を貫通する溝
のあたりで漏洩する傾向がある。コーキング材の中にで
きる溝は、コーキングチューブのノズルでの付着及びコ
ーキング製品の劣化を引き起こす。
【0009】更に、エアーコンプレッサからの圧縮空気
は、CO2カートリッジからの圧縮ガスと比較した場合
低廉である。従って、コンプレッサからの圧縮空気を使
用するコーキング銃は、弁の移動や弁組立体内の漏洩の
如く、使用中に空気の大部分をより容易に排出させるこ
とができる。
【0010】しかしながら、よりポータブルであるが比
較的高価な液体CO2カートリッジを使用する分配装置
を使用すると、いくつかの重要な経済的考慮を害する。
特に、CO2カートリッジの各々は、限定された量の液
体CO2を含む。従って、液体CO2から作られるガス
は、粘稠若しくは可塑性材料を分配するのに出来るだけ
効率良く使用しなければならない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、コーキング
材料又はその他の粘稠若しくは可塑性材料を分配するた
めの新規で且つ有用な分配装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】この分配装置は、使い捨
てチューブからの材料を徐々に分配するように設計され
ている。また、この分配装置は、チューブを受け入れる
ためのチューブホルダと、チューブピストンと係合して
粘稠若しくは可塑性材料を分配するようになされた駆動
ピストンを有するプッシュロッドを含む。
【0013】プッシュロッドは、作動ピストンによって
チューブピストンに対して付勢されている。作動ピスト
ンは、プッシュロッドの周りに設けられたワッシャの一
部と係合し、ワッシャの中心から離れた部分をロッドに
向けて駆動するようになされている。ワッシャは、ロッ
ドをセットし且つつかみ、ロッド及び駆動ピストンをチ
ューブピストンに対して付勢する。
【0014】本発明の一つの観点に従って、作動ピスト
ンは、圧力調整組立体内の作動チャンバ内に配設されて
いる。圧力調整組立体はまた、引き金ピストンと、第1
のばね及びガス圧力によって付勢されて弁座と係合する
弁球とを含む。
【0015】引き金は、引き金ピストンと係合し且つ弁
球を付勢して弁座との係合状態から離れさせて圧縮ガス
を作動チャンバの後方内へと流れ込ませるようになされ
ている。チャンバの後方内のガスの圧力の増加によって
作動ピストンがチャンバ内の初期位置から伸長位置へと
駆動される。作動ピストンは、作動ピストンのストロー
ク中に、ワッシャの中心から離れた位置を駆動してプッ
シュロッドを押す。
【0016】引き金が解除されると、弁球は、ガスの圧
力及び第1のばねによって付勢されて弁座との係合状態
に戻され、引き金ピストン内の排出通路は開かれる。作
動チャンバ内のガスは、この排出通路を通って流れ出
し、作動チャンバ内の圧力が下がる。作動チャンバ内の
圧力が下がると、第2のばねによってワッシャの係止が
解除され且つワッシャと作動ピストンとが付勢されて元
の位置に戻される。
【0017】本発明の別の観点に従って、当該分配装置
は、作動チャンバ内のプッシュロッドと同軸状に装着さ
れた作動ピストンを含む。作動チャンバの後方に圧縮空
気が入ると、チャンバ内の圧力が増加し、作動ピストン
が前方に付勢されて駆動ワッシャと係合し且つ当該駆動
ワッシャを動かす。引き金を解除すると、作動チャンバ
の前方と結合された排出通路が開放される。チャンバの
後方内の圧縮空気がこの排出通路から流れ出しチャンバ
の前方へと流れ込み、これによってチャンバの後方内の
圧力が下がり、ワッシャと作動ピストンとが付勢されて
元の位置に戻される。
【0018】本発明の更に別の観点に従って、当該分配
装置は、駆動ワッシャに対して製品の粘度によって変更
可能な負荷をかけるようになされた一対の弁組立体を含
む。駆動ワッシャにかけられる負荷の大きさは傾斜スイ
ッチによって選択可能である。
【0019】本発明の有用な特徴の一つは、圧縮空気若
しくはガスがプラスチックチューブのピストンに直にか
からないことである。従って、圧縮空気は、ピストンや
粘稠若しくは可塑性材料の中の溝の周りで漏洩してノズ
ルへの付着や材料の劣化を引き起こさない。更に、プッ
シュロッド上の設けられた駆動ピストンは、作動中にチ
ューブのピストンを傾斜しない状態に維持する。
【0020】本発明の更に別の有用な特徴は、引き金ピ
ストン内の排出通路によって、引き金の各ストロークが
終わった後に作動チャンバ内の圧力が下げられることで
ある。チャンバ内の圧力が下がることによって、作動ピ
ストンと駆動ワッシャとが引き金を引く動作の後に付勢
されて元の位置に戻される。この特徴によって、プッシ
ュロッドをチューブのピストンに向けて徐々に移動させ
て粘稠若しくは可塑性材料を分配することができる。
【0021】本発明の更に別の特徴は、分配装置内の弁
及びピストンの構造によって、可塑性若しくは粘稠材料
を分配するのに必要な圧縮ガスの量を最小にし、分配中
に排出され若しくは漏洩するガスの量が減じられること
である。この特徴は結局、分配装置の経済性を改良す
る。
【0022】本発明の更に別の特徴は、プッシュロッド
上に設けられた駆動ピストンがチューブのピストンにか
ける力が可変であり且つ材料の粘度に応じて選択するこ
とができることである。
【0023】本発明の更に別の特徴及び利点は、以下の
実施例の説明及び図面によって明らかになるであろう。
【0024】
【実施例】上述のように、本発明は、駆動ピストンをチ
ューブホルダ内で徐々に動かす流体作動式分配装置に関
するものである。該分配装置は、コーキング材又はその
他の粘稠又は可塑性材料用の使い捨て可能なチューブを
使用することが望ましいが、これら粘稠又は可塑性材料
を大量に分配し得るようにした分配装置にも同一の原理
が適用可能である。
【0025】図1の1Aに示すように、全体として符号
5で示した分配装置は、全体として符号10で示したチ
ューブホルダと、全体として符号15で示した駆動組立
体と、ハウジング20とを備えている。該ハウジング2
0は、全体として符号22で示した圧力調整組立体と、
ガス供給源25とを包み込み、更に、駆動組立体15の
一部を包み込む。
【0026】駆動組立体15、圧力調整組立体20及び
ガス供給源25は、チューブホルダ10内に配置した交
換可能なチューブ(図示せず)からコーキング材又はそ
の他の粘稠又は可塑性材料を徐々に分配し得るようにし
てある。チューブホルダ10及び駆動組立体15は、従
来型式の設計であり、略図示するように、コックス・カ
ンパニー(Cox Company)によりウェックスフォード(W
EXFORD)という登録商標名で製造されるコーキング銃内
に形成することが出来る。
【0027】例えば、グリデン・カンパニー(Glidden C
ompany)がマッコー(MACCO)接着剤という登録商標名
で製造する使い捨て可能なコーキングチューブのような
各種の使い捨て可能なチューブを本発明に使用すること
が出来る。該チューブは、約10液量オンスのコーキン
グ材を保持することが望ましいが、例えば、30液量オ
ンスのようなその他の寸法のチューブも本発明に使用す
ることが出来る。更に、本発明は、主として、コーキン
グ材を保持するチューブを対象とするが、該分配装置は
又、例えばブチルゴム、シリコン、ラテックス、モルタ
ルシール、屋根用セメント又はその他の接着剤或はシー
ラントのようなその他の粘稠又は可塑性材料を分配する
のにも使用することが出来る。
【0028】典型的なコーキングチューブは、穴を画成
する環状壁と、チューブの一端に取り付けられたノズル
を有するキャップと、チューブの他端にて環状壁内に配
置されたコーキングチューブ用ピストンとを備えてい
る。これらキャップ、壁及びピストンは、コーキング材
用のキャビティを画成する。コーキングチューブ用ピス
トンは、コーキングチューブの壁により形成された穴内
を摺動し得るようにしてあり、コーキング材に圧力を付
与し、該コーキング材をチューブのノズルから分配す
る。
【0029】コーキングチューブは、従来の方法にて分
配装置内の鋼製又はアルミニウム製チューブホルダ10
内に挿入される。特に、該チューブは、ホルダ10内に
挿入し、チューブノズルがチューブホルダ10の第1の
端部片30に形成した穴36(図1の1B)に接触しか
つ該穴36により整合されるようにする。該第1の端部
片30は、該端部片30から伸長し、チューブホルダ1
0の第1の端部、即ち前端35に溶接又はその他の方法
で取り付け得るようにした環状フランジ34を備えてい
る。
【0030】チューブホルダ10は、該チューブホルダ
10の第2の端部、即ち後端39に取り付けられた環状
フランジ38を有する第2の端部片36を更に備えてい
る。該第2の端部片36は、以下に更に詳細に説明する
ように、プッシュロッド42が相対的に軸方向に動くの
を許容し得るようにした中央穴40を備えている。第2
の端部36、従ってチューブホルダ10は、例えば、符
号44で示す箇所でスポット溶接等によりハウジング2
0に取り付けられる。
【0031】プッシュロッド42は、駆動組立体15の
一部を形成する。駆動組立体15は、全体として符号5
0で示したロック組立体と、駆動ワッシャ55とを更に
備えている。該プッシュロッド42は、円形又は四角形
のようなその他の断面形状とすることも可能であるが、
六角形の断面形状にすることが望ましい。プッシュロッ
ド42の後端56は、該プッシュロッド42を手で把持
し易いように下方に曲げてある。該プッシュロッド42
は、ハウジング20に取り付けられたロッドガイド59
及びチューブホルダ10の第2の端部片36に形成され
た穴40を通って伸長する。
【0032】プッシュロッド42の前端60は、従来の
駆動ピストン61の背面に接続される。駆動ピストン6
1は、平坦な外周を有する前面62と、プッシュロッド
42に取り付けられるカップ状内側部分63とを備えて
いる。駆動ピストン61は、コーキングチューブ内のピ
ストンと同様の表面積であり、該ピストンに係合可能で
あるようにしてある。
【0033】駆動ワッシャ55は、通常、第1のばね6
5により後方に偏倚されている。ばね65は、プッシュ
ロッド42の周囲に受け入れられ、該ばね65は、ハウ
ジング20に取り付けられたフレーム部材67と駆動ワ
ッシャ55との間で伸長する。ばね65は、駆動ワッシ
ャ55をロッドガイド59に対して偏倚させる。駆動ワ
ッシャ55は、以下に更に詳細に説明するように、偏心
状に(中心から離れた位置で)荷重を受け、その結果、
ワッシャ55はプッシュロッド42をセットしかつ該プ
ッシュロッドを把持する。セット状態のワッシャ55
は、プッシュロッド42をばねの偏倚力に抗して前方に
動かし、その結果、駆動ピストン61をチューブホルダ
10内で前方に動かし得るようにしてある。
【0034】ロック組立体50は、プッシュロッド42
の後方への動きを制限する従来のロックレバー68を備
えている。この目的上、第2のばね69は、プッシュロ
ッド42の周囲に受け入れられ、ロックレバー68とフ
レーム36に取り付けられたブッシュ70との間で伸長
する。該ロックレバー68は、ノブ71を備え、又、ハ
ウジング20に取り付けられたピン72を中心としてL
字状に形成されている。
【0035】従来の手動コーキング銃と同様、ロックレ
バー68は、プッシュロッド42が後方に動く間に、プ
ッシュロッド42をセットし、把持しかつ保持し得るよ
うにしてある。更に、このロックレバー68は、プッシ
ュロッド42をセットせずに、該プッシュレバー42が
前方に進むのを許容し得るようにしてあるが、コーキン
グチューブを最初に挿入し又は交換するような場合、レ
バーのロック機能を解除し、プッシュロッド42の後方
への動きを許容するためには、ロックレバー68のノブ
71を下方に押さなければならない。
【0036】図2に更に詳細に示すように、圧力調整組
立体22は、アルミニウム又はその他の適当な材料にて
形成され、弁、ピストン及び弁ボール用の穴及び孔を形
成するために穿孔し又はタップ加工した本体75を備え
ている。該本体75は、従来のねじ又はボルト76を使
用してハウジング20に取り付けられる。
【0037】分配装置の圧力調整組立体22は、駆動ワ
ッシャ55に対し偏心荷重を付与し、これにより、プッ
シュロッド42、従って、駆動ピストン61(図1)を
分配装置内で徐々に動かし得るようにしてある。この目
的上、圧力調整組立体20は、全体として符号77で示
し、流体を圧縮ガス供給源25から作動チャンバ79内
のナイロン作動ピストン78に供給するのを許容し得る
ようした弁組立体を備えている。
【0038】該弁組立体70は、全体として符号80で
示した引金ピストンと、鋼製弁ボール81と、ばね83
とを備えており、これらは、第1の通路85から第2の
通路87への流体の流量を制御し得るようにしてある。
引金ピストン80、弁ボール81及びばね83は、全体
として符号84で示した弁室内に少なくともその一部が
受け入れられる。弁室84は、本体75を通って伸長
し、保持板89及び保持リング90により本体75に固
着されたばねカップ88によりその一端が閉じられる。
【0039】引金ピストン80は、鋼又はその他の適当
な材料にて形成され、該ピストン80は、本体90と、
より薄い厚さのネック状部分92とを備えている。該ネ
ック状部分92の端部94は、接着されたゴムリング9
6を備えている。ゴムリング96は、引金ピストン80
をボール81に押し付けたとき、弁ボール81に係合し
かつ該弁ボール81を密封し得るようにしてある。引金
ピストン80は、本体90及びネック状部分92に軸方
向に形成された排気通路98を更に備えている。ゴムリ
ング96は、端部94内の排気通路98に対する開口部
を略囲繞する。引金ピストン80は、弁室84内におけ
る、全体として符号99で示した第1の部分内にその一
部が受け入れられる。該第1の部分99は、引金ピスト
ン80を囲繞するスリーブ100を備えている。該スリ
ーブ100は、保持リング101により第1の部分99
内に固着される。スリーブ100の第1の端部102及
び第1の部分99における内方伸長の肩部分103が凹
所(符号で表示せず)を形成する。従来のゴムOリング
104が該凹所内に設けられ、圧縮ガスが引金部分80
の本体90とスリーブ100との間で流動するのを阻止
する。
【0040】引金部分80の本体90は、例えば、図3
に図示するように、引金110の当接部108が係合し
得るようにした第2の端部105を備えている。該引金
110は、ピン112によりハウジング20に枢動可能
に接続され、その一部はハウジング20に形成された穴
113を通って伸長する。該引金110は、引金ピスト
ン80に対し付勢させ得るようにしてある。特に、引金
110のカップ状部分114に手で力を加え、それによ
り、引金110をピン112を中心として枢動させ、当
接部108を引金ピストン80の端部106と係合関係
にすることが望ましい。
【0041】再度、図2を参照すると、弁室84の第1
の部分99は、肩部分103からネック状部分122ま
で狭小となり、該ネック状部分122の径は引金ピスト
ン80のネック状部分92によりも僅かに大きい寸法で
あるようにする。該ネック状部分122は、圧縮ガスが
引金ピストン80のネック状部分92とネック状部分1
22の内壁との間で流動するのを許容し得るようにして
ある。第2の通路87はネック状部分122を作動チャ
ンバ79の後部に接続する。
【0042】弁室84のネック状部分122は、全体と
して符号124で示した第2の部分まで幅が広くなり、
又、第2の肩部分126を備えている。環状成形インサ
ート128は、第2の部分124内に挿入し、Oリング
130をインサート128の内端縁と第2の部分124
の肩部分126との間で拘束する。該インサート128
の端縁(符号で表示せず)は、接着されたゴムリング1
31を備えている。インサート128の外端縁及びリン
グ131は、以下に更に詳細に説明するように、弁ボー
ル81に対する弁座を画成し、該弁ボール81を密封す
る。
【0043】弁室84の第2の部分124は、本体75
を通って伸長し、ばねカップ88と、保持板89と、保
持リング90とを備えている。ばねカップ88は、Oリ
ング134用の凹所(符号で表示せず)を備えている。
ばね83は、ばねカップ88のカップ状部分135内に
受け入れられ、弁ボール81を弁座に対して偏倚させ、
弁室84の第2の部分124をネック状部分122から
流体密封する。
【0044】第1の通路85は、着座した弁ボール81
の真後の箇所でガス供給源25と弁室84の第2の部分
124との間に接続される。弁室84の第2の部分12
4内に流動する圧縮ガスは、弁ボール81を更に偏倚さ
せて弁座に係合させる。
【0045】例えば、全体として符号136で示すよう
な従来の流量制御組立体を第1の通路85内に設けるこ
とが出来る。該流量制御組立体136は、調整ねじ13
8と、調整弁140とを備えている。調整ねじ138
は、ねじ穴142内に受け入れられ、弁140に対し圧
接する。該調整ねじ138は、保持板89により穴内に
保持される。該穴142は、第1の通路85をガス供給
源25への短い通路145に接続する円錐形部分144
を備えている。
【0046】調整弁140は、接着されたエラストマー
材料を有する先端146を備えており、該先端146
は、図2に示すように、ねじ138をねじ込むことによ
り、穴142の円錐形部分144内に押し込み得るよう
にしてある。従って、弁140を閉じれば、圧縮された
ガスがガス供給源から第1の通路85に流動するのが阻
止される。ガスの流動を許容するためには、調整ねじ1
38は、図3に示すように緩め、これにより先端146
が円錐形部分144から上方に引き出され、圧縮ガスが
先端146に沿って第1の通路85内に流動し得るよう
にする。
【0047】穴142からの短い通路145は、カート
リッジアダプタ148に接続する。該カートリッジアダ
プタ148は、CO2カートリッジのような従来のガス
供給源20に穴を開け、そのノズル150を密封し得る
ようにしてある。図1の1Aに示すように、CO2カー
トリッジは、ハウジング20のハンドル部分154に形
成されたキャビティ152内に保持される。該ハンドル
部分154は、箇所158にてヒンジ止めされたカバー
156を備えており、該カバー156を開放すれば、カ
ートリッジに手を触れることが出来る。
【0048】カートリッジ25は、アダプタ148と、
全体として符号160で示したホルダ組立体との間に固
着される。該ホルダ組立体160は、カートリッジ25
の底部分に係合するカップ162と、締め付けねじ16
4とを備えている。締め付けねじ164は、ハンドル部
分154に取り付けられた薄ナット166を通じて締め
付け、カップ162のカートリッジ25の底部に係合
し、該カートリッジを付勢してアダプタ148に対し密
封させる。アダプタ148内の中空針(図示せず)がカ
ートリッジノズル150のシールに穴を開け、圧縮ガス
がカートリッジから弁組立体76内に流動するのを許容
する。
【0049】カートリッジ25を取り外すためには、ヒ
ンジ止めカバー156を開放し、締め付けねじ164を
緩め、これにより、カートリッジの底部に加わるカップ
162の押し付け力を除去し、使用済みカートリッジを
除去し得るようにする。新たなカートリッジをキャビテ
ィ152内に挿入し、カップ162を再度、カートリッ
ジに締め付け、カートリッジノズル150をアダプタ内
に押し込む。
【0050】CO2カートリッジは従来型式の設計であ
り、クロスマン・エア・ガンズ(Crossman Air Guns)を
含む多数の会社により製造されている。該カートリッジ
は、使い捨て可能であり、使用済みとなったならば取り
外し、交換し得るようにしてある。CO2以外のその他
の適当な発射薬を有するカートリッジも又本発明に適用
可能である。
【0051】該分配装置5の作用は次の通りである。引
金110を押すと、引金ピストン80は弁ボール81に
押し付けられる。排気通路98が、図3に示すように、
ボール81に対し密封される。弁ボール81は、弁座か
ら動いて離反し、圧縮ガスはCO2カートリッジから開
放した弁136及び弁室84の第2の部分124への第
1の通路85を通って飽和圧力にて流動する。該圧縮ガ
スは、弁ボール81及び引金ピストン80のネック状部
分92に沿って第2の通路87に流動する。該圧縮ガス
は、第2の通路87を通って作動チャンバ79の後部に
流動する。
【0052】作動チャンバ79は、本体75に形成され
た長手方向伸長穴を備え、作動ピストン78を摺動可能
に受け入れ得るようにしてある。該作動ピストン78
は、テーパー付き後端168と、駆動面171を有する
前端175を備えている。従来のOリング172が作動
ピストン78に形成された外周溝(符号で表示せず)内
に受け入れられており、圧縮ガスがピストン周囲から漏
れるのを阻止する。
【0053】第2の通路87を通って流動する圧縮ガス
は、作動チャンバ79の後部に入り、作動ピストン78
のテーパー付き部分168を囲繞する。作動チャンバ7
9の後部内の圧力は増大し、これにより、ピストン78
は作動チャンバ79から外方に付勢される。ピストン7
8の前方駆動面171は、駆動ワッシャ55の偏心部分
に係合する。これにより、駆動ワッシャ55は、プッシ
ュロッド42をセットしかつ該プッシュロッド42を把
持する。
【0054】作動ピストン78のストローク中、 該作
動ピストン78が作動チャンバ79から外方に動くと
き、プッシュロッド42はこれによりチューブホルダ
(図1の1A)内を前方に動く。これにより、プッシュ
ロッド42に接続された駆動ピストン61(図1の1
A)はコーキングチューブピストンに押し付けられてコ
ーキング材を分配する。作動ピストン78は、ばね65
が圧縮されてその更なる前進が阻止されるまで、作動チ
ャンバ79から伸長位置までの前進動作を継続する。
【0055】従って、分配装置内におけるプッシュロッ
ド42、従って駆動ピストン61の動きは、作動ピスト
ン78のストローク範囲に制限され、故に、プッシュロ
ッド42の動く範囲はその可能な動作全体の極く僅かな
増分的な一部にしか過ぎない。
【0056】駆動ワッシャ55がストロークの終端に達
すると、作動チャンバ79、第1の通路89、第2の通
路87及び弁組立体84内の圧力は、実質的に均衡状態
となる。図2に示すように、引金110を離すと、弁組
立体84内のばね83及びガス供給源25からのガスの
圧力が弁ボール81及び引金ピストン80を偏倚させ
て、その最初の位置に復帰させる。これにより、弁ボー
ル81は付勢されて弁座と係合し、弁室84の第2の部
分124を第1の部分99から密封し、更なる圧縮ガス
が作動チャンバ79に入るのを阻止する。
【0057】引金110を離すと、ネック状部分122
内の圧力により、引金ピストン80が動いて弁ボール8
1との係合を離脱し、これにより、排気通路98が開放
する。引金ピストン80は、引金110の端縁172が
穴113の側部174に係合するまで、引金110をそ
の最初の位置に付勢させる。
【0058】作動チャンバ79内に保持されたガス及び
第2の通路87内の少量のガスが排気通路98から外に
出るため、その結果作動チャンバ79内の圧力が低下す
る。作動チャンバ79内の圧力の低下の結果、作動ピス
トン78及び駆動ワッシャ55は、ばね65により、そ
の最初の位置に偏倚されて戻り、引金の次の操作を可能
にする。
【0059】これにより、駆動組立体15、圧力調整組
立体22及びガス供給源25は、駆動ピストン61(図
1A)をチューブピストンに対し徐々に動かし、コーキ
ング材又はその他の粘稠又は可塑性材料の分配を行う。
【0060】この方法に必要とされる圧縮ガスの量は、
作動ピストン78の短かいストローク及び通路の小さい
容積により決まる。更に、消費され又は漏洩するCO2
量は最小である。
【0061】その後、引金110を作動させると、プッ
シュロッド42は別の増分的動きを行う。引金110を
離すと再度、作動ピストン78及び駆動ワッシャ55が
その最初の位置に偏倚して戻ることが出来る。従って、
プッシュロッド42が増分的動きをする毎に、作動ピス
トン78は一回のストロークを行う。完全な各ストロー
クを行うのに必要とされる圧縮ガスの量は、プッシュロ
ッド42に沿った駆動ワッシャ55の位置に関係なく、
等しくなる。
【0062】図4に示した本発明の第2の実施例におい
て、分配装置は、プッシュロッド202と同軸状に取り
付けられた作動ピストン200を備えている。この実施
例において、空気ホース(図示せず)を使用し、従来の
エアーコンプレッサから圧縮空気を分配装置に供給する
ことが出来る。これと選択的に、摺動する作動ピストン
200に代えて、転動するダイヤフラム(図示せず)を
使用することも出来る。
【0063】第2の実施例において、チューブホルダ1
0、駆動組立体15及びロック組立体50は、第1の実
施例のものと略同一であり、従って、同一の参照符号で
表示する。更に、チューブホルダ10は、スポット溶接
44によりハウジング203に取り付けた第2の端部片
36を備えている。ハウジング203は、駆動組立体1
5と、全体として符号204で示した圧力調整組立体
と、筒206とを少なくともその一部を包み込む。
【0064】圧力調整組立体204は、本体209に形
成された全体として符号208で示した弁室を備えてい
る。弁本体209は、アルミニウム又はその他の適当な
材料にて形成される。弁室208は、弁212及びばね
214を受け入れ得るようにしてある。図7に示すよう
に、引金215は、弁212を付勢させて弁座249か
ら離反させ、弁座250に密封係合させ得るようにして
ある。これにより、圧縮空気は筒206から第1の空気
通路216を通り、作動チャンバ220の後部に流入す
ることが出来る。作動チャンバ220内の圧力の増大の
結果、作動ピストン200は駆動ワッシャ55に対し前
方に付勢され、コーキング材又はその他の粘稠又は可塑
性材料の分配を行う。
【0065】この目的上、従来のエアーコンプレッサか
らの空気ホースは、ハウジング203のハンドル部分2
24の従来のコネクタ組立体222を通じて筒206に
着脱可能に接続する。筒206は、圧力調整組立体20
4に接続された短かい通路225まで伸長し、該圧力調
整組立体204に圧縮空気を供給する。
【0066】再度、図4を参照すると、弁212は、単
一のアルミニウム製の設計であり、弁ボール226と、
接続ロッド228と、ピストンヘッド230とを備えて
いる。該ピストンヘッド230は、Oリング232を受
け入れ得るように外周に形成した溝(符号で表示せず)
を備えている。弁212は、第1の成形プラスチックイ
ンサート234に形成された穴(符号で表示せず)を通
って伸長する。Oリング232が弁室208内の第1の
成形インサート234の内側に係合し、空気がこの弁室
208を通って逃げるのを阻止する。成形インサート2
34は、保持リング235により弁室208内に保持さ
れる。又、成形インサート234と弁室208との間に
は、追加のOリング236が設けられる。
【0067】弁212は、弁室208内の第2の成形プ
ラスチックインサートに形成された穴(符号で表示せ
ず)を通って更に伸長する。Oリング241が第2の成
形インサート240の凹所(符号で表示せず)内に設け
られる。第1の成形インサート234は、インサート1
34を第2の成形インサート240から分離すると共
に、その間に穴242を形成するスペーサ(図示せず)
を備えている。穴242は筒206への通路225によ
り接続される。
【0068】第2の成形インサート240は弁室208
の内端245に向けて受け入れられる。該第2のインサ
ート240は、軸方向に伸長する穴246を備えてい
る。該穴246は、ばね214の少なくとも一部を受け
入れる。第2のインサート240は、Oリング247を
受け入れ得るようにした凹所(符号で表示せず)を備え
ている。
【0069】第2のインサート240は、横方向に伸長
する排気穴248を更に備えている。第2のインサート
240の穴の端部249は、弁ロッド226の第1の弁
座を形成する一方、穴246の開放端250は、弁ロッ
ド226の第2の弁座を形成する。穴248は、第1の
通路216(図7)により、作動チャンバ220の後部
に接続される。
【0070】第2のインサート240は、横方向に伸長
する穴252を更に備えている。該穴252はその少な
くとも一部が軸穴246内に伸長する。該穴252は、
第2の通路253により作動チャンバ220の前方部分
254に接続される。
【0071】弁212は、弁ボール226が横方向穴2
48内で軸方向に往復運動可能であるように弁室208
内に配置されている。弁ヘッド230及び接続ロッド2
28は、第1のインサート234内に摺動可能に受け入
れられる。弁ボール226は第1の弁座249と第2の
弁座250との間で往復運動し、それぞれの弁座に密封
され得るようにしてある。ばね214はその一部が穴2
46から伸長し、通常、弁ボール226を前方に偏倚さ
せ、第1の弁座249に係合させる。
【0072】圧縮空気を最初に筒226を通じて弁室2
08に供給すると、空気は穴242を通りかつ接続ロッ
ド228の周囲に沿って流動する。具体的には、圧縮空
気は、ピストンヘッド230及び弁ボール226の双方
に同時に付与される。従って、弁ボール226が、ばね
偏倚されて第1の弁座249に密封係合する状態から、
最初に付勢されて離脱することはない。
【0073】図7に示すように、引金215は、弁21
2のピストンヘッド230に係合し、弁ボール226を
付勢させて第1の弁座249との最初の係合状態から離
脱させ、第2の弁座250と密封係合状態になる。これ
により、圧縮空気は、接続ロッド228及び弁ボール2
26の周囲を通り、通路216を通って上昇し、作動チ
ャンバ220の後部に入る。
【0074】第1の空気通路216は、弁室208から
作動チャンバ220に伸長し、第2の空気通路253
(図4)と共に2つの部分に形成される。特に、図5及
び図6に示すように、第1の空気通路216(図7)の
第1の垂直方向伸長部分216a及び水平方向伸長部分
216bが本体209に形成される。しかし、第2の水
平方向伸長部分216cはシリンダ本体260に形成さ
れる。該シリンダ本体260は、ボルト261(図6)
及び密封リング(図示せず)を使用して本体209に取
り付けられかつ密封されて、全体的な通路216を提供
する。
【0075】同様に、第2の空気通路253は、本体2
09に形成された第1の垂直部分253aと、水平方向
伸長部分253bとを備えている。第2の垂直部分25
3cは本体260に形成される。
【0076】再度、図7を参照すると、シリンダ本体2
60の断面積は、C字形殻体262を形成する。殻体2
62は、プッシュロッド202及び作動ピストン200
の相対的動きを許容し得るようにした穴263を備えて
いる。作動チャンバ220は、C字形殻体262の開放
端部間に固着された前方板264を更に備えている。該
前方板264は、形成された排気穴265を備えてい
る。Oリング266が作動ピストンの凹所(符号で表示
せず)内に配置されており、圧縮空気が殻体262の穴
263と作動ピストン200との間から漏洩するのを阻
止する。
【0077】圧縮空気が作動チャンバ220の後部に入
ると、該作動チャンバ220内の圧力が上昇する。この
圧力の上昇により、ピストン200は作動チャンバ22
0内で前方に駆動される。作動チャンバ220の前方部
分254内の空気は、ピストン200が作動チャンバ2
20内で前方に動くときに、排気穴256を通じて排出
される。
【0078】ピストン200は、プッシュロッド202
に沿って同軸状に伸長する駆動スリーブ267を備えて
いる。該駆動スリーブ267は前端268を備えてい
る。該前端268は、駆動ワッシャ55の当接部269
に係合し、ワッシャ55を偏心状に駆動し、プッシュロ
ッド202を掛けはずしかつ該プッシュロッド202を
把持し得るようにしてある。これにより、作動ピストン
200は、プッシュロッド202、従って駆動ピストン
61(図1)をチューブホルダ10内で前方に動かし、
作動ピストン200にストローク動作させ得るようにし
てある。
【0079】図4に示すように、引金215を離すと、
ばね214は弁ボール226を偏倚させ、第1の弁座2
49との密封係合状態に戻す。これにより、弁ボール2
26は弁室208内の排気通路253を開放し、作動チ
ャンバ220及び第1の通路216内の圧縮空気が軸穴
246及び第2の通路253を通って作動チャンバの前
方部分254に流動するのを許容する。
【0080】作動チャンバの前方部分254内に流動す
る空気は、前方部分254内の圧力を一次的に上昇さ
せ、これと同時に作動チャンバ220の後部内部の圧力
を低下させる。かかる圧力の均衡により、ばね65はワ
ッシャ55から分離し、ワッシャ55及び作動ピストン
200を付勢させ、その最初の位置に戻す。前方部分2
54内に流動する余剰空気は、最終的に排気穴265か
ら排出される。
【0081】図8乃至図10に示した本発明の第3の実
施例において、二重ピストン及び二重弁分配装置が開示
されている。かかる分配装置は、例えば、コーキング材
又はその他の材料の粘度が変化する状況のときに使用す
ることが出来る。
【0082】この第3の実施例において、圧縮ガス供給
源25は、ワッシャ55をプッシュロッド309に対し
偏心状に駆動する圧縮空気を提供する。全体として符号
300で示した改造した圧力調整装置は、コーキング材
又はその他の材料の粘度に従い、ワッシャ55に対し大
きさの異なる駆動力を提供する。
【0083】この目的上、全体として符号310で示し
た第1の弁組立体及び全体として符号320で示した第
2の弁組立体は、作動チャンバ324内の作動ピストン
322に圧縮ガスを付与するのを許容し得るようにして
ある。
【0084】これら第1及び第2の弁組立体310、3
20の各々は、第1の実施例で説明した弁組立体77
(図1)と同様である。特に、第1の弁組立体310
は、本体326に形成した弁室325を備えている。該
弁室325は、引金ピストン327と、鋼製弁ボール3
30と、該弁ボール330をスリーブ333により形成
された弁座に対して偏倚させるばね332とを備えてい
る。引金ピストン327は弁ボールに対し付勢され、ピ
ストン327を通って伸長する排気通路334を密封し
得るようにしてある。又、スリーブ333を弁室328
内に固着する保持リング336、引金ピストン327に
形成された凹所(符号で表示せず)内に配置したOリン
グ340及び各種のその他の密封Oリング341が設け
られている。引金342を手で押すと、引金ピストン3
27は、図9で示すように、第1の弁組立体310内で
弁ボール330に押し付けられ、ガス供給源25からの
圧縮ガスが第1の通路344内に流動するのを許容す
る。引金342を離せば、ピストン327に形成された
排気通路334を通じてガスを排出させることが出来
る。
【0085】第3の実施例における作動ピストン322
は、駆動面346と、該駆動面346から外方に伸長す
るスリーブ部分348とを有するカップ状部材を備えて
いる。該作動ピストン322は、ピストンシャフト35
0の周囲に受け入れられ、作動チャンバ324内で摺動
し得るようにしてある。第1の通路344は、第1の弁
組立体310と作動チャンバ324の後部352との間
に接続される。スリーブ部分348の端部は、箇所35
4にテーパーが付けられており、第1の通路344は、
圧縮ガスが作動ピストン322のテーパー付き端部35
4と作動チャンバ324の後部352との間で流動する
のを許容する。
【0086】シャフト350は、第2の通路358を通
じて第2の弁組立体320に接続された長手方向に伸長
する貫通穴356を備えている。該シャフト350に
は、穴360が形成されており、又、穴356と通路3
58との間に接続された環状ネック状部分359を備え
ている。ピン361が穴360内に挿入され、シャフト
350を本体326に固着する。Oリング362かネッ
ク状部分359の凹所(符号で表示せず)内に設けら
れ、圧縮ガスがシャフト350に沿って流動するのを阻
止する。
【0087】第2の弁組立体320の設計は、第1の弁
組立体310と同様である。特に、該第2の弁組立体3
20は、本体326に形成された弁室363を備えてい
る。該弁室363は、引金ピストン364と、弁ボール
366と、該弁ボール366をスリーブ369により形
成された弁座に対し偏倚するばね368とを備えてい
る。引金ピストン364は弁室363から外方に突出
し、又、Oリング370を備えている。該引金ピストン
364は、前方ネック状部分372と、引金ピストン3
64を通って伸長する排気通路374とを備えている。
弁室363はOリング375を更に備えている。前方ネ
ック状部分372は弁ボール366に接触し、該弁ボー
ル366を動かして弁座から離反させ得るようにしてあ
る(図10)。
【0088】第1の通路344は、通路344を第2の
弁組立体320に接続し、その内部を流動する圧縮ガス
の一部を排出する伸長部376を備えている。該伸長通
路376は着座した弁ボール366から後方の箇所で第
2の弁組立体320に接続される。第1の弁組立体31
0の場合と同様、第2の通路344の伸長部376から
受け取った圧縮ガスは、ばね368と協働し、弁ボール
366を最初に偏倚させ、弁座と密封関係にする。
【0089】弁ボール366が図10に示すように、引
金ピストン364によりその弁座から離れると、圧縮ガ
スは第1の通路344の伸長部376を通って、弁ボー
ル366、ネック状部分372に沿って流動し、短かい
第2の通路358内に入る。この圧縮ガスは、第2の通
路358に入り、穴356を通って流動し、作動ピスト
ン322に作用する。
【0090】第2の弁組立体320内の引金ピストン3
64は、ハウジング382上に配置したスライド又は傾
斜スイッチ380により付勢され、弁ボール366に係
合する。傾斜スイッチ380は、ハウジング382に摺
動可能に取り付けられ、引金ピストン364の端部38
5に係合し、ピストン364を駆動して、弁ボール36
6に密封係合させ得るようにした傾斜部分384を備え
ている。圧縮ガスはシャフト350の穴356に入り、
作動ピストン322に対する圧力を増大させ、これによ
りピストンを作動チャンバ324から外方にかつ駆動ワ
ッシャ55に対し付勢させる。
【0091】低粘度のコーキング材の場合、第1の弁組
立体310は、第2の弁組立体320と独立的に使用
し、分配装置に対し十分な分配機能を提供することが出
来る。この場合、第2の弁組立体320は、図8及び図
9に示すように、スイッチ380を動かして駆動ピスト
ンとの係合状態から離脱させることにより不作動状態に
維持することが出来る。このようにして、シャフト35
0の穴356は、引金ピストン364の排気通路374
と流体接続され、作動ピストン322が動く間に穴35
6内に大気圧を維持する。単一の弁組立体310の使用
により、低粘度のコーキング材を分配装置から分配する
のに必要とされる圧縮ガス量が軽減される。
【0092】しかし、高粘度の材料を分配する場合、第
1及び第2の弁組立体310、320を同時に使用する
ことが出来る。この場合、スイッチ380は引金ピスト
ン364に抗して作動させ、弁ボール366を付勢して
弁座から離反させ、図10に示すように、圧縮ガスがシ
ャフト350の穴356内に流動するのを許容すること
が出来る。第2の弁組立体320は、作動ピストン32
2に対し追加的な圧縮ガスを提供する。ガスを供給中の
余剰のピストン領域は、駆動ワッシャ55に対する力を
増大させ、極めて粘稠なコーキング材の適正な分配を行
う。
【0093】上述の実施例は、液体ガスを使用するのに
適した経済的考慮事項を考慮した方法にてコーキング材
又はその他の粘稠又は可塑性材料を分配する分配装置に
ついて説明したものである。従って、本発明は、圧縮ガ
ス又は空気をチューブピストンに直接付与することに起
因するノズルへの付着及びチューブ部分の傾動を軽減す
ることにより、分配装置の有用性を増大させるものであ
る。更に、該分配装置は、駆動ピストンをチューブピス
トンに対し徐々に動かして材料の分配を行うものであ
る。
【0094】本発明の原理、好適な実施例及び作動モー
ドについて上述したが、本発明の特許による保護を受け
ようとする事項は、限定的ではなく、単に一例として記
載した上記の特定の形態にのみ限定されものであると解
釈すべきではない。当業者は、本発明の精神から逸脱せ
ずに変形例及び応用例を案出することが可能であろう。
30オンスコーキングチューブのようなより大きい寸法
のチューブを本発明の分配装置に使用することが出来
る。コーキングチューブ内でチューブピストンを駆動す
るのに必要な追加的な力を付与するような場合、ピスト
ン、弁及び駆動ワッシャの相対的寸法を増大させること
が出来る。従って、上記の詳細な説明は、本発明の単に
一例にしか過ぎないものであると考えるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】1Aは、本発明の分配装置の部分断面側面図で
ある。1Bは、本発明の分配装置の端部部材の拡大部分
図である。
【図2】図1の分配装置の拡大部分断面図であり、圧力
調整組立体の初期位置が示されている。
【図3】図1の分配装置の拡大部分断面図であり、圧力
調整組立体の伸長位置が示されている。
【図4】本発明の分配装置の第2の実施例を示す部分断
面詳細図であり、圧力調整組立体の初期位置が示されて
いる。
【図5】図4の分配装置の部分平面図である。
【図6】図4の分配装置の端面図である。
【図7】本発明の分配装置の第2の実施例の部分断面詳
細図であり、圧力調整組立体の伸長位置が示されてい
る。
【図8】本発明の分配装置の第3の実施例の部分断面詳
細図であり、第1及び第2の弁組立体の初期位置が示さ
れている。
【図9】図8の圧力調整組立体の部分断面詳細図であ
り、伸長位置にある圧力調整組立体の第1の弁と、初期
位置にある第2の弁とが示されている。
【図10】図8の圧力調整組立体の部分断面詳細図であ
り、伸長位置にある圧力調整組立体の第1の弁と、初期
位置にある第2の弁とが示されている。
【符号の説明】
10 チューブホルダ、 15 駆動装置、 20
ハウジング、22 圧力調整組立体、 25 ガス
源、 30 第1端部部材、36 第2端部部材、
42 プッシュロッド、 50 ロック装置、55
駆動ワッシャ、 61 駆動ピストン、 68
ロックレバー、77 弁組立体、 78 作動ピスト
ン、 79 作動チャンバ、80 引き金ピストン、
81 弁球、 83 ばね、84 弁室、 8
5,87 通路、 98 排出通路、110 引き
金、 148 カートリッジアダプタ、150 カー
トリッジノズル、 154 ハンドル組立体、160
ホルダ組立体
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月16日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェイムズ・アール・ジェロームソン,ジ ュニアー アメリカ合衆国オハイオ州44202,オーロ ーラ,ミルポンド・ロード 380

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘稠製品を受け入れ且つ分配するように
    なされた受け入れ手段と、 少なくとも部分的に前記受け入れ手段内に配設され且つ
    前記受け入れ手段からの粘稠製品を付勢するようになさ
    れた駆動手段と、 作動チャンバと、 前記作動チャンバ内において初期位置と伸長位置との間
    を往復するようになされ、前記駆動手段を徐々に移動さ
    せるために前記駆動手段に接する手段を有する作動ピス
    トンと、 前記作動ピストンを通常はその初期位置に付勢する付勢
    手段と、 前記チャンバ内の圧力を増し且つ前記作動手段を付勢力
    に対抗して初期位置から伸長位置へと駆動するために前
    記作動チャンバの一部に流体を選択的に供給する手段
    と、 前記流体を前記作動チャンバの前記一部から選択的に排
    出して前記作動ピストンをその伸長位置から初期位置へ
    と戻し、それによって前記作動ピストンの作動毎に前記
    駆動手段を徐々に移動させる排出手段と、からなる流体
    によって駆動される分配装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が、駆動ピストンとプッシ
    ュロッドとを含み、前記作動ピストンが、初期位置にお
    いて前記プッシュロッドの周りに配設され且つ前記作動
    ピストンによって中心から離れた位置を前記プッシュロ
    ッドに対抗してその伸長位置まで駆動されるようになさ
    れたワッシャを有する、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記付勢手段がばねを含み、前記ばね
    は、前記プッシュロッドの周りにおいて前記ワッシャと
    接触して配置され且つ当該ワッシャと前記作動ピストン
    を前記初期位置へと付勢している、請求項2に記載の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記選択的に流体を供給する手段が弁組
    立体を含み、当該弁組立体は、流体源から前記作動チャ
    ンバへ流体を選択的に供給する、請求項1に記載の装
    置。
  5. 【請求項5】 前記弁組立体が、引き金ピストンと弁室
    内に配置され且つばねによって付勢された弁球とを含
    み、前記引き金ピストンは、引き金によって作動されて
    前記弁球と係合し且つ流体を前記流体源から前記作動チ
    ャンバへと流れさせることができ、前記引き金ピストン
    は、当該引き金ピストンの軸方向に延び且つ引き金が解
    除されたときに流体を前記作動チャンバから選択的に排
    出する排出通路を有する、請求項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記選択的に流体を供給する手段が交換
    可能なCO2カートリッジを含み、前記交換可能なCO2
    カートリッジは、前記作動チャンバの前記部分に流体を
    提供する、請求項4に記載の装置。
  7. 【請求項7】 一対の弁組立体を更に含み、当該一対の
    弁組立体のうちの一方は、前記作動チャンバの前記2つ
    の分離した部分のうちの一方に流体を選択的に供給する
    ようになされ、前記一対の弁組立体のうちの他方は、前
    記作動チャンバの前記2つの分離した部分の他方に流体
    を選択的に供給するようになされた、請求項1に記載の
    装置。
  8. 【請求項8】 前記駆動手段が駆動ロッドを含み、当該
    駆動ロッドは、前記作動チャンバの少なくとも一部分を
    通って延び且つ少なくとも部分的に前記作動チャンバに
    よって包囲され、前記作動ピストンに対して動くことが
    できる、請求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段と接触している前記手段か
    ら分離していて前記駆動手段の一の方向への動きを阻止
    する係止手段と、前記係止手段を脱係合させて前記駆動
    手段の前記一の方向への動きを許容する手段とを更に含
    む、請求項1に記載の装置。
  10. 【請求項10】 粘稠製品を受け入れ且つ分配するよ
    うになされた受け入れ手段と、 少なくとも部分的に前記受け入れ手段内に配設され且つ
    前記受け入れ手段からの粘稠製品を付勢するようになさ
    れた駆動手段と、 作動チャンバと、 前記作動チャンバ内において初期位置と伸長位置との間
    を往復するようになされ、前記駆動手段を徐々に移動さ
    せるために前記駆動手段に接する手段を有する作動ピス
    トンと、 前記作動ピストンを通常はその初期位置に付勢する付勢
    手段と、 前記チャンバ内の圧力を増し且つ前記作動手段を初期位
    置から伸長位置へと駆動するために前記作動チャンバの
    一部に流体を選択的に供給する手段であって、第1及び
    第2の弁組立体を含み、当該第1及び第2の弁組立体の
    各々が流体を前記流体源から前記作動チャンバへ選択的
    に供給する弁を含む前記流体を選択的に供給する手段
    と、 前記流体を前記作動チャンバの前記一部から選択的に排
    出して前記作動ピストンをその伸長位置から初期位置へ
    と戻し、それによって前記作動ピストンの作動毎に前記
    駆動手段を徐々に移動させる排出手段と、からなる流体
    駆動分配装置。
  11. 【請求項11】 分配装置から粘稠製品を分配する方法
    であって、 前記分配装置内の受け入れ及び分配手段に粘稠製品を装
    備することと、 作動ピストンとワッシャとを初期位置に付勢すること
    と、 作動チャンバの一部分に流体を適用して当該チャンバ内
    の圧力を増し且つ前記作動ピストンを付勢力に対抗して
    前記初期位置から伸長位置へと付勢することと、 プッシュロッドを把持し且つこれを動かすことができる
    前記偏心ワッシャの中心から離れた位置を、前記作動ピ
    ストンと係合させ且つ当該ワッシャを徐々に動かすこと
    と、 前記受け入れ及び分配手段内において前記プッシュロッ
    ドに結合された駆動ピストンを動かして前記粘稠製品を
    押すことと、 前記粘稠製品を前記分配装置から分配することと、から
    なる方法。
  12. 【請求項12】 前記作動チャンバの一部分に流体を適
    用するステップが、一対の弁組立体の少なくとも一方を
    介して前記作動チャンバの一部分に流体を選択的に適用
    して、前記作動ピストンを前記初期位置から前記伸長位
    置へ付勢することを更に含み、前記一対の弁組立体の各
    々が、前記作動チャンバの別々の部分に流体を適用する
    ことができる、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ワッシャの中心から離れた部分を
    係合させ且つ動かすステップが、前記プッシュロッドを
    少なくとも部分的に包囲し且つ当該プッシュロッドに対
    して摺動可能な作動ピストンによって前記ワッシャの中
    心から離れた部分を係合させ且つ動かすことからなる、
    請求項11に記載の方法。
  14. 【請求項14】 粘稠製品を受け入れ且つ分配するよう
    になされた受け入れ手段と、 少なくとも部分的に前記受け入れ手段内に配設され且つ
    前記受け入れ手段からの粘稠製品を付勢するようになさ
    れた駆動手段と、 作動チャンバと、 前記作動チャンバ内において初期位置と伸長位置との間
    を往復するようになされ、前記受け入れ手段内において
    前記駆動手段を徐々に移動させるために前記駆動手段に
    接する手段を有する第1のピストンと、 前記作動チャンバの一部分に流体を適用して前記第1の
    ピストンを前記作動チャンバ内で動かす手段であって、
    当該手段は第2のピストンと弁室内に配設された弁球と
    を有する弁組立体を含み、前記第2のピストンには排出
    通路が形成され、前記排出通路は流体を分配装置から排
    出して前記第1のピストンを伸長位置から初期位置へと
    戻らせる、ようになされた手段と、からなる流体によっ
    て駆動される分配装置。
  15. 【請求項15】 前記作動チャンバの一部分に流体を供
    給する手段が、第3のピストンと、第2の弁チャバ内に
    配設された第2の弁球とを有する第2の弁組立体を更に
    含む、請求項14に記載の装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6935541B1 (en) 2004-08-17 2005-08-30 Black & Decker Inc. Caulk gun pressurizing system
US7163130B2 (en) 2002-10-18 2007-01-16 Luc Marcel Lafond Portable gas powered fluid dispenser
US7185792B2 (en) 2004-08-25 2007-03-06 Black & Decker Inc. Dispensing device with rack and pinion drive for nozzle valve
US7188753B2 (en) 2004-04-20 2007-03-13 Black & Decker Inc. Pressure release connection and pneumatic dispensing device
US7261220B2 (en) 2004-08-27 2007-08-28 Black & Decker Inc. Cordless DC caulk gun
US7275663B2 (en) 2004-04-20 2007-10-02 Black & Decker Inc. Dispensing device using multiple gas cartridges
US8574706B2 (en) 2005-03-17 2013-11-05 Solutia Inc. Sound reducing wedge shaped polymer interlayers

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