JPH0641664A - 耐熱弾性機械要素及びその製造方法 - Google Patents

耐熱弾性機械要素及びその製造方法

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JPH0641664A
JPH0641664A JP7395993A JP7395993A JPH0641664A JP H0641664 A JPH0641664 A JP H0641664A JP 7395993 A JP7395993 A JP 7395993A JP 7395993 A JP7395993 A JP 7395993A JP H0641664 A JPH0641664 A JP H0641664A
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JP
Japan
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heat
weight
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resistant elastic
less
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JP7395993A
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Masayoshi Takano
正吉 高野
Kenichi Tsushima
謙一 対馬
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Daido Steel Co Ltd
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Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易な工程で、高温強度に優れた弾性機械要
素を実現できる耐熱弾性機械要素及びその製造方法を提
供すること。 【構成】 減圧容器27内を減圧して、溶湯29を鋳型
25の中空部26に吸引し、その後冷却して中空部26
で溶湯29を凝固させる。その結果、金属ガスケット1
が中空部26内で形成される。この中空部26内に吸引
される溶湯29の原料としては、例えばINCONEL
713Cが採用される。次に、鋳型25を減圧容器27
から取り出し、金属ガスケット1の周囲の鋳型25を除
去することによって、金属ガスケット1の鋳造が完了す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジン,化学分野,
金属溶解等の高温で使用される機器に用いられる耐熱弾
性機械要素及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来よ
り、例えばエンジンの排気マニホールドには、その接続
部における排気ガスに対するシール性を向上させるため
に、金属ガスケットが使用されている。この金属ガスケ
ットは、高温となる排気マニホールドに接しているた
め、一般的にその材料として、高温でも弾性が劣化する
ことがなく(例えば800℃において0.2mの弾性変形
が可能)、かつ高温強度に優れた耐熱鋼(例えばSUS
304,同310S等)が使用されている。
【0003】更に、近年では、軽量化や排気ガス規制の
強化に伴い、金属ガスケットの材料として、より耐熱強
度が優れた超合金(例えばINCONEL625,同X
−750等)も採用され始めている。更に、スポーツカ
ー等の特殊車両では、より厳しい耐熱強度(例えば90
0℃における0.2%耐力が30kgf/mm2以上)が要求
されるため、例えばINCONEL713CやWASP
ALOYが検討され始めている。
【0004】また、現在、上述したガスケットや皿バネ
等の高温下で繰り返し弾性変形を受ける機械要素は、薄
肉の帯材に圧延した鋼や合成材をプレス打ち抜き加工で
製造しているが、係るプレス加工法は、比較的低廉なス
テンレス系の耐熱鋼では経済的に成り立っているが、超
耐熱合金(例えばINCONEL718)になると、プ
レス時に70%以上がスクラップになり経済性が極めて
低いという問題があった。しかも、超耐熱合金は、一般
に脆い性質を有し、塑性加工や切削加工が困難なため
に、この塑性加工や切削加工では事実上製造できなかっ
た。
【0005】発明者等は、係るガスケット等の機械要素
を、精密鋳造法(特に減圧吸引鋳造法)に改良を加えた
鋳造法によって、板形状の機械要素を必要な高温強度を
保有しかつ、経済的にも製造可能としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1の発明は、Ni基超耐熱合金からなり、精密
鋳造によって形成された板形状を有することを特徴とす
る耐熱弾性機械要素を要旨とする。
【0007】請求項2の発明は、前記機械要素が、0.
3mm以上の厚さを有するガスケット,皿バネ,座金又は
ワッシャであることを特徴とする前記請求項1記載の耐
熱弾性機械要素を要旨とする。
【0008】請求項3の発明は、前記Ni基超耐熱合金
が、Cr:8.0〜24.0重量%,Ti:0.8〜5.0
重量%,Al:0.5〜6.5重量%,を含むことを特徴
とする前記請求項1記載の耐熱弾性機械要素を要旨とす
る。
【0009】請求項4の発明は、前記Ni基超耐熱合金
が、前記請求項3の成分に、更に、Co:40.0重量
%以下,Mo:10.0重量%以下,W :10.0重量
%以下,の成分のうち1種以上を含むことを特徴とする
前記請求項3記載の耐熱弾性機械要素を要旨とする。
【0010】請求項5の発明は、前記Ni基超耐熱合金
が、前記請求項3又は請求項4の成分に、更に、Nb:
2.0重量%以下,Ta:2.0重量%以下,V :0.
5重量%以下,Zr:0.5重量%以下,B :0.01
重量%以下,の成分のうち1種以上を含むことを特徴と
する前記請求項3又は請求項4記載の耐熱弾性機械要素
を要旨とする。
【0011】請求項6の発明は、前記請求項3ないし請
求項4の耐熱弾性機械要素の製造方法であって、前記請
求項3ないし請求項5のいずれかの組成の材料を用い、
精密鋳造法にて耐熱弾性機械要素を製造することを特徴
とする耐熱弾性機械要素の製造方法を要旨とする。
【0012】請求項7の発明は、前記精密鋳造法が、ロ
ストワックス鋳型を用いる減圧吸引鋳造法であることを
特徴とする前記請求項6記載の耐熱弾性機械要素の製造
方法を要旨とする。ここで、前記Ni基超耐熱合金とし
ては、例えば下記の組成のINCONEL713C,I
NCONEL100,WASPALOY,INCONE
L718及びUDIMET700等の鋳造材が考えられ
る。
【0013】INCONEL713Cの場合には、
C:0.1〜0.15重量%,Cr:12.0〜13.0重
量%,Mo:4.1〜5.0重量%,Al:5.5〜6.5
重量%,Nb+Ta:1.8〜2.8重量%,Co:1.
0重量%以下,Zr:0.1重量%,B:0.01重量
%,Ti:2.0重量%以下のものを採用できる。
【0014】INCONEL100の場合には、C:
0.15〜0.2重量%,Cr:8.0〜11.0重量%,
Mo:2.0〜4.0重量%,W:5.0〜6.0重量%,
V:0.1〜0.5重量%,Co:20.0重量%以下,
Ti:3.1〜4.8重量%,Ta:2.0重量%以下,
Al:0.6重量%のものを採用できる。
【0015】WASPALOYの場合は、C:0.0
7重量%,Cr:19.5重量%,Mo:4.3重量%,
Al:1.4重量%,Nb:2重量%以下,Co:13.
5重量%,Ti:3.0重量%のものを採用できる。 INCONEL718の場合は、C:0.04重量
%,Cr:18.5重量%,Mo:3.0重量%,Al:
0.5重量%,Nb:5.1重量%,Co:1.0重量%
以下,Ti:0.9〜1.2重量%のものを採用できる。
【0016】UDIMET700の場合は、C:0.
07重量%,Cr:15重量%,Mo:5.0重量%,
Al:4.4重量%,Nb:1重量%以下,Co:18.
5重量%,Ti:3.0〜4.5重量%のものを採用でき
る。 また、前記精密鋳造法としては、ロストワックス鋳型を
用いる減圧吸引鋳造法が、薄肉で微妙にカーブする金属
ガスケットを製造するのに容易であるので好ましいが、
それ以外にも例えば、セラミックや金属製の鋳型を用い
る低圧鋳造法等を採用できる。
【0017】
【作用】本発明は、例えばガスケット,皿バネ,座金又
はワッシャ等のNi基超耐熱合金からなる耐熱弾性機械
要素及びその製造方法である。高温にて使用される例え
ば金属ガスケット等の耐熱弾性機械要素は、高温(例え
ば800℃)にても0.2mm以上の弾性変形が可能であ
る材料を使用する必要がある。この様な高温強度を有す
る材料としては、例えば上述したINCONEL713
C,INCONEL100,WASPALOY,INC
ONEL718及びUDIMET700等の鋳造材が考
えられる。
【0018】例えばINCONEL713Cの場合に
は、図1に示す様に、他の材料(例えばINCOLOY
800)と比較して、高温における優れた温度−応力の
特性(1000時間経過時の破断応力である1000時
間ラプチャー強さ)を有する。つまり、前記成分を含む
耐熱弾性機械要素は、高温においても大きな弾性を有し
ているので、高温強度が要求される例えばガスケット,
皿バネ,座金又はワッシャとして好適である。
【0019】また、上述した成分を含む材料を使用して
精密鋳造を行うことによって、容易に高温強度及び高温
における弾性を備えた機械要素を製造することができ
る。例えばこの製造方法では、0.3mmの薄肉のものま
で鋳造が可能である。特に、薄肉で複雑な板形状の機械
要素を、超耐熱合金の様な難加工性の材料を使用して製
造する場合には、ロストワックス鋳型を用いる減圧吸引
鋳造法を採用すると、機械要素の型の形成及びこの型を
用いた鋳造作業が容易であるので好適である。
【0020】尚、前記Co,Mo,W,Nb,Ta,
V,Zrは、全て高温強度とクリープ強さを更に高める
ために添加するが、上限値を超えると延性が低下する。
また、前記Bは、高温強靱性を更に改善するために添加
するものである。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例の金属ガスケット及びそ
の製造方法について、図に基づいて説明する。尚、各図
における倍率は異なる。まず、本実施例の金属ガスケッ
トについて、図2及び図3に基づいて説明する。尚、図
2は金属ガスケットの平面図を示し、図3は図2におけ
るA−A断面を拡大して示す断面図を示している。
【0022】図2に示す様に、本実施例の金属ガスケッ
ト1は、外径53.6mm,内径44.1mm,厚さ0.3mm
のリング状の高温用金属ガスケットであり、超耐熱合金
のINCONEL713Cの鋳造材から構成されてい
る。尚、図の2点鎖線に囲まれた部分は、後述するロス
トワックス鋳型を用いる減圧吸引鋳造法にて製造される
際に付着する湯口跡2であり、鋳造後には切削除去され
る。
【0023】この金属ガスケット1は、図3に示す様
に、幅1.25mmのリング外周部5と幅1mmのリング内
周部6とを、幅2.5mmの斜めのリング中央部7で接続
した形状であり、矢印B方向への弾性変形が可能な様
に、リング外周部5とリング内周部6とでは高さ1mmの
段差が設けてある。尚、リング外周部5の外縁には、金
属ガスケット1の一定以上の変形を防止するために、高
さ0.6mmのストッパ8が環状に設けてある。
【0024】次に、前記構造の金属ガスケット1の製造
方法(ロストワックス鋳型を用いる減圧吸引鋳造法)に
ついて説明する。 a) まず、金属ガスケット1の消失模型用金型(以下
金型と称す)10の製造方法について説明する。
【0025】図4(A)に示す様に、製造する金属ガ
スケット1の形状に対応して、鋼(JIS:S45C
等)からなる金型10の上下一対の本体12に、切削加
工等を施してキャビティ13を形成する。 そして、メッキの前処理として、通常の脱脂やエッチ
ングを行った後に、図4(B)に示す様に、金型10の
キャビティ13をメッキ液に漬けて無電解メッキを行
い、ニッケルのメッキ層(図示せず)を形成する。
【0026】b) 次に、この様にして製造した金型1
を用いて行なう金属ガスケット1の鋳造方法について説
明する。 図5(A)に示す様に、メッキ層を形成した金型10
のキャビティ13内に、ワックス19を充填する。この
ワックス19は、石油系炭化水素,脂肪酸エステル,石
油系レジン等の材料を混合したものである。
【0027】次に、ワックス19を冷却して凝固させ
て、図5(B)に示す様に、固体のワックスパターン2
0を金型10から取り出す。 次に、図5(C)に示す様に、このワックスパターン
20の端部21を、コテ22を用いて300〜350℃
に加熱し軟化させて、ワックスの柱状の幹23に接合す
る。これによって、図5(D)に示す様な、ワックスパ
ターン20の集合体であるツリー24を形成する。
【0028】このツリー24を、コロイダルシリカ,
水,ジルコンフラワー,溶融シリカ,ムライトフラワー
等からなるスラリーに漬けた後に、その表面に、ジルコ
ンフラワー,ジルコンサンド,アルミナサンド,ムライ
トフラワー等からなる砂を付着させる。そして、この作
業を7〜8回繰り返して十分に砂を付着させた後に、乾
燥することによって、図6(A)に示す様に、ワックス
パターン20を内蔵した状態の鋳型25を形成する。
【0029】そして、このワックスパターン20を内
蔵する鋳型25を、高温の蒸気中で約90℃に加熱し、
ワックスパターン20を溶融して鋳型25から取り除
く。これによって、図6(B)に示す様に、金属ガスケ
ット1に対応する中空部26を備えた鋳型25を完成す
る。
【0030】次に、図6(C)に示す様に、この鋳型
25を、周知の減圧吸引鋳造法や真空吸引鋳造法に使用
される減圧容器27にセットし、減圧容器27と共に溶
融炉28に取り付ける。 そして、減圧容器27内を減圧して、溶湯29(溶融
温度1580〜1650℃)を鋳型25の中空部26に
吸引し、その後冷却して中空部26で溶湯29を凝固さ
せる。その結果、金属ガスケット1が中空部26内で形
成される。
【0031】この中空部26内に吸引される溶湯29の
原料としては、例えばINCONEL713Cが採用さ
れるが、このNi基の超耐熱合金の成分は、C:0.1
〜0.15重量%,Cr:12.0〜13.0重量%,M
o:4.1〜5.0重量%,Al:5.5〜6.5重量%,
Nb+Ta:1.8〜2.8重量%,Co:1.0重量%
以下,Ti:2.0重量%以下である。
【0032】次に、鋳型25を減圧容器27から取り
出し、金属ガスケット1の周囲の鋳型25を除去するこ
とによって、金属ガスケット1の鋳造が完了する。尚、
その後、湯口跡2が切削除去される。この様にして製造
された金属ガスケット1は、図1に示す特性を示し、例
えば800℃における応力が約34kgf/mm2と大きいの
で、高温用金属ガスケット1として好適である。即ち、
本実施例の金属ガスケット1は、800℃において0.
3mm以上の弾性変形が可能であるので、例えば排気マニ
ホールド等の高温部材に使用されるガスケットとして優
れたシール性能を発揮することができる。
【0033】また、この様な性質を有する金属ガスケッ
ト1を、前記減圧吸引鋳造法にて製造するので、例えば
金属ガスケット1が薄肉で微妙なカーブを有する複雑な
ものであっても、金属ガスケット1を容易に製造するこ
とができる。しかも、本実施例では、従来の様に難加工
性の超耐熱合金を切削等の機械加工によって製造するの
ではなく、前記減圧吸引鋳造法にて製造するので、作業
性に優れ、よって製造コストが低減できるという顕著な
利点がある。
【0034】(実験例)次に、本発明の範囲の成分から
なる金属ガスケットの性質を確認した実験例について説
明する。本実験では、INCONEL713C,WAS
PALOY,INCONEL718及びUDIMET7
00を材料とする金属ガスケットを製造し、その各々の
800〜1000℃の範囲における0.2%耐力を測定
した。この0.2%耐力とは、金属ガスケットに0.2%
の(弾性)変形をもたらす応力である。
【0035】この耐力試験の結果を図7に示すが、本発
明の範囲の組成の金属ガスケットは、特に800〜90
0℃の範囲において、0.2%耐力が300MPa以上
と大きく好適であった。特に800℃では、600MP
a以上と非常に大きく望ましいものである。
【0036】尚、前記本発明の実施例について説明した
が、本発明はこの様な実施例に何等限定されるものでは
なく、各種の態様で実施できることは勿論である。例え
ば、金属ガスケットを製造する場合には、ロストワック
ス鋳型を用いる減圧吸引鋳造法に限らず、セラミック等
の鋳型を用いる低圧鋳造法等の各種の精密鋳造法を採用
できる。
【0037】また、製造する耐熱弾性機械要素として
は、ガスケットに限らず、例えば図8(a)に示す皿バ
ネ,図8(b)に示すスリート付皿バネ,図9に示す座
金,図10に示すワッシャ等が挙げられる。
【0038】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、耐
熱弾性機械要素は、Ni基超耐熱合金からなり精密鋳造
によって形成された板形状のものであるので、例えばガ
スケット,皿バネ,座金又はワッシャ等の高い温度にて
も弾性が必要とされる機械要素として好適である。
【0039】そして、これらの耐熱弾性機械要素が、上
述した成分を含む材料から構成されている場合には、高
温において一層優れた弾性限界を有するという顕著な特
長がある。また、上述した成分を有する耐熱弾性機械要
素は、従来の様に切削して製造するのではなく、精密鋳
造によって製造することができるので、製造方法が簡易
化でき、しかも経済的に優れているという利点がある。
【0040】更に、板形状の様な薄肉で複雑な形状の部
材を、超耐熱合金の様な難加工性の材料を使用して製造
する場合には、ロストワックス鋳型を用いる減圧吸引鋳
造法を採用すると、耐熱弾性機械要素の型の形成及びこ
の型を用いた作業が容易であるので好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に使用される金属材料の特性を示すグ
ラフである。
【図2】 実施例の金属ガスケットを示す平面図であ
る。
【図3】 金属ガスケットのA−A断面を示す断面図で
ある。
【図4】 金型の製造手順を示す説明図である。
【図5】 金属ガスケットの鋳造の手順を示す説明図で
ある。
【図6】 金属ガスケットの鋳造の手順を示す説明図で
ある。
【図7】 金属ガスケットの高温での弾性を示すグラフ
である。
【図8】 他の実施例の皿バネを示す斜視図である。
【図9】 座金を示す斜視図である。
【図10】 ワッシャを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…金属ガスケット 10…消失模型用金型
(金型) 25…鋳型

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Ni基超耐熱合金からなり、精密鋳造に
    よって形成された板形状を有することを特徴とする耐熱
    弾性機械要素。
  2. 【請求項2】 前記機械要素が、0.3mm以上の厚さを
    有するガスケット,皿バネ,座金又はワッシャであるこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の耐熱弾性機械要素。
  3. 【請求項3】 前記Ni基超耐熱合金が、 Cr:8.0〜24.0重量%,Ti:0.8〜5.0重量
    %,Al:0.5〜6.5重量%,を含むことを特徴とす
    る前記請求項1記載の耐熱弾性機械要素。
  4. 【請求項4】 前記Ni基超耐熱合金が、前記請求項3
    の成分に、更に、 Co:40.0重量%以下,Mo:10.0重量%以下,
    W :10.0重量%以下,の成分のうち1種以上を含
    むことを特徴とする前記請求項3記載の耐熱弾性機械要
    素。
  5. 【請求項5】 前記Ni基超耐熱合金が、前記請求項3
    又は請求項4の成分に、更に、 Nb:2.0重量%以下,Ta:2.0重量%以下,V
    :0.5重量%以下,Zr:0.5重量%以下,B :
    0.01重量%以下,の成分のうち1種以上を含むこと
    を特徴とする前記請求項3又は請求項4記載の耐熱弾性
    機械要素。
  6. 【請求項6】 前記請求項3ないし請求項4の耐熱弾性
    機械要素の製造方法であって、 前記請求項3ないし請求項5のいずれかの組成の材料を
    用い、精密鋳造法にて耐熱弾性機械要素を製造すること
    を特徴とする耐熱弾性機械要素の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記精密鋳造法が、ロストワックス鋳型
    を用いる減圧吸引鋳造法であることを特徴とする前記請
    求項6記載の耐熱弾性機械要素の製造方法。
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Cited By (3)

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