JPH0641537U - 柄付きブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 床面、側面、その角及び三つ角の部分が容易
にきれいに磨くことのできる柄付きブラシを提供する。 【構成】 ブラシの付く板（１）の両側面にもブラシ
（２）を設け、ブラシ（２）に柄（３）を設ける。ブラ
シ（２）の取り付けは前方にいくほど鋭角に取り付けた
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、従来の柄付きブラシの左右にもブラシを付けて、二面同時に、又 、三つ角の部分がきれいに磨けるように、ブラシを前方に鋭角に取り付けた、清 掃用具に関する考案である。

【０００２】

【従来の技術】

従来の柄付きブラシは、床面の一面にしかブラシがなく、一番汚れている床と 壁の角の部分は、ブラシの付く板にあたってしまいきれいに磨く事ができず、逆 にブラシの付く板で壁にきずを付ける事もある。又、きれいに角の部分の汚れを おとすには、たわし等でいちいち磨かねばならなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

これは次のような欠点があった。 （イ）床の面は良く磨けるが、床と壁との角の部分は磨きにくい。 （ロ）角の部分はブラシの付く板が壁にあたってしまいきずが付くこともある 。 （ハ）三つ角の部分も非常に磨きにくい。 本考案は、これらの欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案を１図にもとずいて説明すると、ブラシの付く板（１）は、床面と側面 の両方に同時にあたるようにブラシ（２）を付けてあり、それに柄（３）を付け てある。又、ブラシ（２）は取り付けが前方にいくほど鋭角になっている。

【０００５】

【作用】

通常床面の清掃の時は、従来どうりであり、角の部分は床面のブラシと側面の ブラシを同時に作用させて、角の部分と側面を磨く、又、三つ角の部分は鋭角に 取り付けたブラシにより磨けるようになる。

【０００６】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。 （イ）コの字形になったブラシの付く板（１）に、コの字形にブラシ（２）を 取り付ける。 （ロ）コの字形になったブラシの付く板（１）に柄（３）を付けてある。 （ハ）ブラシの毛は三つ角の部分が磨き安い様に、柄の付く反対方向に前方に いくほど鋭角に取り付ける。 本案は以上のような構造で、これを使用するときは、従来どおり床面の清掃に 使用し、角の部分はコの字形に設けたブラシの底面と側面を同時に作用させて、 角と側面を磨き、三つ角の部分は前方に鋭角に取り付けたブラシによりきれいに 磨けるようになる。

【０００７】

【考案の効果】

ブラシが底面と両側面にあるので、床も壁も角の部分もきれいに磨け、三つ角 の部分も前方に鋭角に取り付けたブラシによりきれいに磨くことができる。また 、ブラシの付く板が壁にあたらないので壁をきづつける事もない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の正面図である。

【図３】本考案の断面図である。

【符号の説明】

１ ブラシの付く板 ２ ブラシ ３ 柄

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ブラシの付く板（１）の側面にもブラシ
   （２）を前方に行くほど鋭角に取り付け、ブラシの付く
   板（１）に柄（３）を設ける。