JPH064141A - 圧力制御弁 - Google Patents

圧力制御弁

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JPH064141A
JPH064141A JP16521892A JP16521892A JPH064141A JP H064141 A JPH064141 A JP H064141A JP 16521892 A JP16521892 A JP 16521892A JP 16521892 A JP16521892 A JP 16521892A JP H064141 A JPH064141 A JP H064141A
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JP
Japan
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pressure
hole
fluid
relief hole
pressure relief
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Pending
Application number
JP16521892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Tazaki
豊 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH064141A publication Critical patent/JPH064141A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】温度補償機構を備えることにより、オイルポン
プの駆動損失を低減できる圧力制御弁を提供する。 【構成】流体流入孔6からの油圧が第1所定圧を超えた
ときに低圧リリーフ孔12を開き、油圧が第1所定圧よ
りも高圧な第2所定圧を超えたときに高圧リリーフ孔1
4を開く圧力制御弁において、スプール20を収納する
スリーブ7を、低圧リリーフ孔12を有する第1スリー
ブ体8と、高圧リリーフ孔14を有する第2スリーブ体
9と、第1スリーブ体8と第2スリーブ体9との間に配
設されるバイメタル10とから構成し、低圧リリーフ孔
12及び高圧リリーフ孔14をバイメタル10の伸縮に
応じて移動可能せしめた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧力制御弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、内燃機関の潤滑系において、各
潤滑部位へ供給されるべき最低限必要な油圧は、運転条
件の変化にともなって種々変化するものであり、図4に
示すように、機関回転数が低い低回転域においては、動
弁系のハイドロリック・ラッシュ・アジャスタ(HL
A)の作動を確保するために1[kg/cm2] 程度の
油圧が必要であり、また、機関回転数が高い高回転域に
おいては、ピストンを冷却するためのオイルジェットの
作動や、回転するクランクシャフトの焼き付きを防止す
るために3.5〜4[kg/cm2] 程度の油圧が必要
である。
【0003】つまり、内燃機関において最低限必要な油
圧は、機関回転数が上昇するに従って段階的に増加する
ものであり、機関回転数Ncを下回る運転領域において
は1[kg/cm2] 程度の油圧が要求され、機関回転
数Ncを上回る運転領域にあっては3.5〜4[kg/
cm2] 程度の油圧が要求されるのである。
【0004】ところが、こうした潤滑系へ潤滑油を供給
するオイルポンプは、一般に、機関のクランクシャフト
を駆動源に作動するため、その吐出量は機関回転数の上
昇に比例してリニアに増大する。このため、機関回転数
Ncを下回る運転領域においては、1[kg/cm2
程度の油圧さえ確保すれば十分であるにも拘らず、機関
回転数が上昇するにつれて余分な潤滑油を供給する領域
が多く存在してしまい、これがオイルポンプに対する余
分な負荷となって、オイルポンプの駆動損失となってい
た。
【0005】そこで、図3に示す如き、オイルポンプの
吐出する油圧を段階的に制御することにより、こうした
オイルポンプの駆動損失を減じるようにした、2段リリ
ーフ弁(圧力制御弁)が従来より提案されている(実開
昭60−72909号公報等参照)。
【0006】これは、潤滑油流入孔101を有する弁ハ
ウジング102内に、潤滑油流入孔101からの油圧に
応じて移動可能なスプール103と、スプール103を
潤滑油流入孔101からの油圧に抗して付勢するスプリ
ング104とが収納され、弁ハウジング102には第1
リリーフ孔105及び第2リリーフ孔106が穿設され
ている。
【0007】しかして、潤滑油流入孔101に連通する
メインオイルギャラリ(図略)内の油圧が第1所定圧P
1 に達すると、メインオイルギャラリ内の潤滑油の一部
が第1リリーフ孔105からリリーフされ、メインオイ
ルギャラリ(図略)内の圧力はここで略一定に保たれ
る。そして、メインオイルギャラリ内の圧力が更に上昇
して第1所定圧P1 より高圧の第2所定圧P2 に達する
と、潤滑油は第2リリーフ孔106からリリーフされ、
もって、メインオイルギャラリ内の圧力は2段階に制御
されるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、潤滑油
は油温が低くなるにつれて粘性が高くなり、また、第1
・第2リリーフ孔105、106の開口面積は一定であ
ってその開口位置も定位置に固定されるために、油温が
高いときに較べると、メインオイルギャラリや第1・第
2リリーフ孔105、106を流れる際の通過抵抗は相
対的に大きくなる。このため、機関回転数が同じであっ
てもメインオイルギャラリ内の油圧は高めに推移してし
まい、第1所定圧P1 から第2所定圧P2 への切換え特
性は、油温の低下に伴って、機関回転数の低い側へ移行
する傾向を生じる。
【0009】すなわち、図2(a)に示すように、油温
が130℃の場合、機関回転数がNcに達したところで
第2所定圧P2 に切り換わっていたものが、油温が40
℃の場合にあっては、機関回転数Ncよりも例えば18
00rpmも低い機関回転数Nc´で高圧な第2所定圧
2 へ達してしまう。よって、第2所定圧P2 を最低限
必要とするのは機関回転数がNcを超えてからであるの
で、油温が低い場合には余分な潤滑油を供給する領域が
増大し、それだけオイルポンプの負荷となり駆動損失と
なっていたのである。
【0010】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みなされたもので、圧力制御弁に温度補償機構を備える
ことにより、第1所定圧から第2所定圧への切り換え特
性を流体温度の変化に拘らず略一定に保持できる圧力制
御弁を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明は、流体流入孔及び流体流出孔を有する弁
ハウジングと、弁ハウジング内に収納されると共に流体
流入孔に連通するシリンダを画成するスリーブと、シリ
ンダ内に収納され且つ流体流入孔からの流体圧に応じて
移動可能なスプールと、流体流入孔からの流体圧に抗し
てスプールを押圧する押圧手段と、シリンダに開口する
と共に流体流出孔に連通しスプールに開閉される低圧リ
リーフ孔及び高圧リリーフ孔と、を備え、流体流入孔か
らの流体圧が第1所定圧を超えると低圧リリーフ孔を開
き、流体流入孔からの流体圧が第1所定圧よりも高圧な
第2所定圧を超えると高圧リリーフ孔を開く圧力制御弁
において、前記スリーブを、低圧リリーフ孔が開口する
第1スリーブ体と、高圧リリーフ孔が開口する第2スリ
ーブ体と、第1スリーブ体と第2スリーブ体との間に配
設され且つ流体温度の上昇に応じて伸びる感温部材とか
ら構成し、第1スリーブ体は感温部材の伸縮に応じて移
動可能に弁ハウジング内に収納される、ことを特徴とす
る。
【0012】
【作用】上記構成に基づき、流体流入孔における流体圧
が第1所定圧に達すると、スプールはシリンダ内を押圧
手段に抗して移動し低圧リリーフ孔を開く。このとき、
流体流入孔からの流体の一部は低圧リリーフ孔からリリ
ーフされ、流体流入孔における流体圧がここで略一定
(第1所定圧)に保持される。そして、流体流入孔にお
ける流体圧がさらに上昇して、第1所定圧より高圧の第
2所定圧に達すると、スプールはシリンダ内を更に移動
して高圧リリーフ孔を開き、高圧リリーフ孔から流体の
リリーフが行われ、もって、流体流入孔における流体圧
は2段階に制御される。
【0013】さて、第1リリーフ孔の位置は、流体流入
孔からの流体の流体温度に応じて変位する。つまり、流
体温度が低くなると感温部材が縮んで低圧リリーフ孔は
流体流入孔から遠ざかり、逆に、流体温度が高くなると
感温部材が伸びて低圧リリーフ孔は流体流入孔へ近づ
く。このため、流体温度が低くなるに従って、低圧リリ
ーフ孔からのリリーフによって略一定に制御される第1
所定圧は若干高めに移行し、第1所定圧から第2所定圧
への切り換え特性は、流体温度の変化に拘らず略一定に
保たれる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1に基づいて
説明する。
【0015】1は自動車等に搭載される内燃機関の潤滑
系に用いられる圧力制御弁であり、2は圧力制御弁1の
本体を構成する弁ハウジングである。弁ハウジング2内
には潤滑油(流体)が流れるメインオイルギャラリ3が
穿設され、その上流は機関のクランクシャフト(図略)
を駆動源に作動するオイルポンプ(図略)に連通し、そ
の下流はオイルフィルタ(図略)を介して内燃機関の各
潤滑部位へ連通する。
【0016】弁ハウジング2には、メインオイルギャラ
リ3に対して直角なスリーブ嵌合孔4と、このスリーブ
孔嵌合孔4に連通し且つメインオイルギャラリ3に対し
て平行な流体流出孔5が穿設され、流体流出孔5は回収
された潤滑油が溜まるオイルパン(図略)またはオイル
ポンプの吸い込み側に連通する。スリーブ嵌合孔4とメ
インオイルギャラリ3を連通するのは流体流入孔6であ
り、スリーブ嵌合孔4よりも小径に形成される。
【0017】スリーブ嵌合孔4内には、その軸線方向へ
摺動可能に収納されるスリーブ7が嵌合する。このスリ
ーブ7は、流体流入孔6に近い側(低圧側)に配設され
る第1スリーブ体8と、流体流入孔6に遠い側(高圧
側)に配設される第2スリーブ体9と、第1スリーブ体
8と第2スリーブ体9との間に配設されるバイメタル1
0(感温部材)とから構成され、これらは3者一体とな
って一連の中空円筒を形成する。バイメタル10は、油
温(流体温度)の上昇・下降に従って伸縮を繰り返すも
ので、本実施例において約0.13[mm/℃]の伸縮
特性を持つ。
【0018】第1スリーブ体8にはその中空部11に開
口して流体流入孔6と流体流出孔5とを連通する低圧リ
リーフ孔12が穿設され、また、第2スリーブ体9には
その中空部13に開口して流体流入孔6と流体流出孔5
を連通する高圧リリーフ孔14が穿設される。これら低
圧・高圧リリーフ孔12、14は、スリーブ体8、9の
周方向へそれぞれ等間隔に穿設されるものであり、本実
施例によれば、各4つ穿設される。
【0019】スリーブ嵌合孔4はメインオイルギャラリ
3から遠い側に雌ネジ15を有し、蓋部材16にはこの
雌ネジ15に螺合する雄ネジ17が形成される。スリー
ブ7の両端部にはそれぞれコイルスプリング18、18
が配設され、蓋部材16の取付けにより、第1スリーブ
体8及び第2スリーブ体9は、バイメタル10の伸縮に
伴ってスリーブ嵌合孔4内を摺動可能となる。もって、
低圧リリーフ孔12及び高圧リリーフ孔14は、バイメ
タル10を中央にスリーブ嵌合孔4内を移動することに
なる。
【0020】第1スリーブ体8の中空部11と第2スリ
ーブ体9の中空部13とでシリンダ19が構成される。
こうしたシリンダ19内には、流体流入孔6からの油圧
(流体圧)に応じて移動可能なスプール20が収納さ
れ、断面略H型の円筒を呈している。スプール20の流
体流入孔6に臨む部位21には、その周方向へ等間隔に
4つの連通孔22が開設され、連通孔22と低圧リリー
フ孔12とが一致したときに低圧リリーフ孔12からリ
リーフを行い、連通孔22と高圧リリーフ孔14とが一
致したときに高圧リリーフ孔14からリリーフを行う。
要は、シリンダ19の低圧側に低圧リリーフ孔12が開
口し、シリンダ19の高圧側に高圧リリーフ孔14が開
口し、これら低圧リリーフ孔12及び高圧リリーフ孔1
4はスプール20でもって開閉されるのである。
【0021】蓋部材16のスリーブ嵌合孔4に臨む部位
には凹部23が形成され、ここにはコイルスプリング
(押圧手段)24の一端が当接する。そして、スプール
20の蓋部材16に臨む部位25には、コイルスプリン
グ24の他端が当接し、もってコイルスプリング24は
流体流入孔6からの油圧に抗してスプール20を押圧す
る。コイルスプリング24が自然長の場合、連通孔22
は低圧リリーフ孔12よりも流体流入孔6に近い側に位
置するものであり、流体流入孔6からの油圧を受けて始
めて、連通孔22は低圧リリーフ孔12に一致すること
になる。
【0022】また、蓋部材16にはスリーブ嵌合孔4と
外部とを連通する空気孔26が穿設され、コイルスプリ
ング24の配設される部位と外部とが導通することによ
り、スプール20の摺動を円滑せしめる。
【0023】しかして、流体流入孔6における油圧が第
1所定圧を超えるとスプール20は低圧リリーフ孔12
を開き、流体流入孔6からの油圧が第1所定圧よりも高
圧な第2所定圧を超えるとスプール20は高圧リリーフ
孔14を開くのである。
【0024】このような構成に基づき、次に作用を説明
する。
【0025】図2(b)は、本実施例による圧力制御弁
1の油圧特性を示したものである。メインオイルギャラ
リ3内の油圧が第1所定圧P1 に達すると、流体流入孔
6からシリンダ19内に流入した潤滑油の一部は、低圧
リリーフ孔12からリリーフされ、ここでメインオイル
ギャラリ3内の油圧が略一定(第1所定圧P1 )に保持
される。そして、メインオイルギャラリ3内の油圧がさ
らに上昇して第1所定圧P1 より高圧の第2所定圧P2
に達すると、シリンダ19内に流れ込んだ潤滑油の一部
は高圧リリーフ孔14よりリリーフされ、もって、メイ
ンオイルギャラリ3内の油圧は2段階に制御される。
【0026】さて、低圧リリーフ孔12の位置は、流体
流入孔6からの潤滑油の油温に応じて変位する。すなわ
ち、油温が低くなるとバイメタル10が縮んで低圧リリ
ーフ孔12は流体流入孔6から遠ざかり、逆に、油温が
高くなるとバイメタル10が伸びて低圧リリーフ孔12
は流体流入孔6へ近づく。
【0027】つまり、油温が低くなるにつれて、低圧リ
リーフ孔12はより高圧側へ移動することになるので、
図2(b)の領域Iによく示されるように、低圧リリー
フ孔12からのリリーフによって略一定に制御される第
1所定圧P1 は若干高めに移行し、第1所定圧P1 から
第2所定圧P2 への切り換え特性は、油温の変化に拘ら
ず、機関回転数Ncに保たれることになる。いわば、図
2(a)における40℃及び80℃の線図が、図中右上
方へスライドして130℃の線図に収束しているかの如
くである。そして、例えば300[rpm]のスライド
は、低圧リリーフ孔12が約1[mm]移動することで
得られ、もって、油温が40℃から130℃へ変化する
場合、低圧リリーフ孔12は約6[mm]移動すれば足
り、このときバイメタル10は12[mm]伸びること
になる。
【0028】しかして、油温に応じて第1所定圧P1
若干の変化をもたらすものの、必要な潤滑油量がそれほ
ど多くない機関回転数の低い運転状態にも拘らず高圧な
第2所定圧P2 に達してしまう従来の2段リリーフ弁に
較べると、余分な潤滑油を供給する領域を大幅に減ずる
ことが可能となる。よって、内燃機関の潤滑系におい
て、各潤滑部位へ供給されるべき最低限必要な油圧は、
運転条件の変化にともなって種々変化するものである
が、本実施例によれば、油温の変化に拘らず適正な油圧
を保持できるので、オイルポンプの駆動損失の低減、ひ
いては、オイルポンプの駆動源である内燃機関の燃料消
費率を向上できるのである。
【0029】しかも、高圧リリーフ孔14の位置は、バ
イメタル10の伸縮により、油温が低くなると流体流入
孔6に近づき、油温が高くなると流体流入孔6から遠ざ
かるため、図2(b)の領域IIによく示されるよう
に、油温が上昇する程に第2所定圧P2 は高めに推移す
ることになる。よって、油温が上昇する高回転運転時ほ
ど多めの潤滑油量を確保したい内燃機関の潤滑系の実状
を勘案すると、各潤滑部位での潤滑を、より望ましい状
態で得ることが可能となり有効である。
【0030】なお、本実施例においては、バイメタル1
0の伸縮によって高圧リリーフ孔14も移動可能せしめ
たが、これに限定するものではなく、第2スリーブ体9
を弁ハウジング2に固定して、低圧リリーフ孔12のみ
を移動可能に構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明による
圧力制御弁によれば、第1所定圧から第2所定圧への切
り換え特性を、流体温度の変化に拘らずほぼ一定に保つ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例を示す圧力制御弁の断面
【図2】(a)従来の油圧特性図、(b)実施例による
油圧特性図
【図3】従来の圧力制御弁
【図4】機関回転数に対する最低限必要な油圧
【符号の説明】
1 圧力制御弁 2 弁ハウジング 5 流体流出孔 6 流体流入孔 7 スリーブ 8 第1スリーブ体 9 第2スリーブ体 10 バイメタル(感温部材) 12 低圧リリーフ孔 14 高圧リリーフ孔 19 シリンダ 20 スプール P1 第1所定圧 P2 第2所定圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体流入孔及び流体流出孔を有する弁ハウ
    ジングと、弁ハウジング内に収納されると共に流体流入
    孔に連通するシリンダを画成するスリーブと、シリンダ
    内に収納され且つ流体流入孔からの流体圧に応じて移動
    可能なスプールと、流体流入孔からの流体圧に抗してス
    プールを押圧する押圧手段と、シリンダに開口すると共
    に流体流出孔に連通しスプールに開閉される低圧リリー
    フ孔及び高圧リリーフ孔と、を備え、流体流入孔からの
    流体圧が第1所定圧を超えると低圧リリーフ孔を開き、
    流体流入孔からの流体圧が第1所定圧よりも高圧な第2
    所定圧を超えると高圧リリーフ孔を開く圧力制御弁にお
    いて、 前記スリーブを、低圧リリーフ孔が開口する第1スリー
    ブ体と、高圧リリーフ孔が開口する第2スリーブ体と、
    第1スリーブ体と第2スリーブ体との間に配設され且つ
    流体温度の上昇に応じて伸びる感温部材とから構成し、
    第1スリーブ体は感温部材の伸縮に応じて移動可能に弁
    ハウジング内に収納される、ことを特徴とする圧力制御
    弁。
JP16521892A 1992-06-24 1992-06-24 圧力制御弁 Pending JPH064141A (ja)

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