JPH064118Y2 - リンク機構用回転角度同期装置 - Google Patents

リンク機構用回転角度同期装置

Info

Publication number
JPH064118Y2
JPH064118Y2 JP469189U JP469189U JPH064118Y2 JP H064118 Y2 JPH064118 Y2 JP H064118Y2 JP 469189 U JP469189 U JP 469189U JP 469189 U JP469189 U JP 469189U JP H064118 Y2 JPH064118 Y2 JP H064118Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshafts
crankshaft
rotation angle
attached
link mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP469189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0296066U (ja
Inventor
雅博 三浦
貞光 坪井
義広 下津
繁雄 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP469189U priority Critical patent/JPH064118Y2/ja
Publication of JPH0296066U publication Critical patent/JPH0296066U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH064118Y2 publication Critical patent/JPH064118Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、リンク機構に用いられる回転角度同期装置に
関する。
[従来の技術] 従来のリンク機構としては、例えば第4図に示すような
ものがある。
第4図において、リンク−1では1は駆動トルクが加え
られるクランク軸、2,3はパネル4,5がそれぞれ取
り付けられたクランク軸、6,7はクランク軸1〜3に
止め軸受8,9を介して連結された連動ロッドである。
また、リンク−2についても同様に、1は駆動トルクが
加えられるクランク軸、10,11はパネル12,13
がそれぞれ取り付けられたクランク軸、6,7はクラン
ク軸10,11に止め軸受8,9を介して連結された連
動ロッドである。
これらのリンク機構は、リンク−1を例にとって説明す
ると、クランク軸1の回転運動を連動ロッド6,7によ
り直線運動に変え、再びクランク軸2,3によって回転
運動に変えてパネル4,5を同一回転角で回転するよう
になっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のリンク機構にあって
は、第5図に示すように、リンク−1ではクランク軸
2,3を反時計回りに回転させた後に、第6図に示すよ
うに、クランク軸2,3を時計回りに回転させると、す
なわち、逆転させると、クランク軸2,3に取り付けら
れているパネル4,5の回転負荷およびクランク軸2,
3と止め軸受8,9との間の隙間dlによってバックラ
ッシュを生じる。このバックラッシュは各リンク装置に
よって異なるため、各リンク装置間、すなわちリンク−
1とリンク−2の間でパネルの回転角が異なってしまう
という問題点があった(Δθ1≠Δθ12,Δθ2≠Δθ
13)。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
のであって、重りを用いて隙間を一方向へ寄せることに
より、パネルの回転角にずれが生じないようにしたリン
ク機構用回転角度同期装置を提供することを目的として
いる。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、駆動トルクが加
えられるクランク軸21と、パネルを取り付けた複数の
クランク軸26,27と、駆動トルクが加えられるクラ
ンク軸21とパネルを取り付けた複数のクランク軸2
6,27のそれぞれに止め軸受を介して連結される複数
の連動ロッドを有するリンク機構において、前記複数の
連動ロッドに止め軸受を介して連結されるそれぞれ複数
の別のクランク軸32,33を付加して該クランク軸3
2,33の両端部に設けたプーリーにワイヤーを巻回し
前記駆動トルクが加えられるクランク軸21とパネルを
取り付けた複数のクランク軸26,27と止め軸受との
間の隙間を一方向に寄せるための重りを前記ワイヤーに
取り付けたものである。
[作用] 本考案においては、連動ロッドに止め軸受を介して連結
される別のクランク軸を追加して、該クランク軸にプー
リーおよびワイヤーを介して重りを設けるようにしたた
め、クランク軸と止め軸受との間の隙間は重りによって
一方向に寄せられる。
したがって、クランク軸を逆転したときも、パネルの回
転角のずれを少なくすることができる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第1図において、21は駆動
トルクが加えられるクランク軸であり、クランク軸21
には止め軸受22,23を介して連動ロッド24、25
が連結されている。したがって、クランク軸21を回転
すると、クランク軸21の回転運動は連動ロッド24、
25により直線運動に変換される。
26,27はパネル28,29をそれぞれ取り付けた複
数のクランク軸であり、クランク軸26,27は止め軸
受30,31を介して連動ロッド24,25に連結され
ている。したがって、連動ロッド24,25の直線運動
は、クランク軸26,27により再び回転運動に変換さ
れ、パネル28,29は回転する。
32,33は付加されたクランク軸であり、クランク軸
32,33は止め軸受34,35を介して連動ロッド2
4,25に連結されている。クランク軸32,33の両
端部にはプーリー36,37が取り付けられ、プーリー
36,37にはワイヤー38,39が巻回され、ワイヤ
ー38,39には重り40,41が取り付けられてい
る。
次に、作用を説明する。
第2図はクランク軸27が反時計回り方向に回転した状
態を示し、第3図はクランク軸27が時計回り方向に回
転した状態をそれぞれ示している。また、矢印Aは重り
40,41による強制力を、矢印Bは駆動トルクによる
力を、それぞれ示す。
第2図および第3図から明らかなように、重り40,4
1によってクランク軸27と止め軸受30,31との間
の隙間は一方に寄せられる。したがって、クランク軸2
7を逆転させたとき、パネル28,29の回転角のずれ
は小さくなる。
また、重り40,41による強制力の方向は、時計回
り、反時計回りどちらでも良く、等しく回転角のずれを
小さくすることができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、重りを用い
てクランク軸と止め軸受との間の隙間を一方向に寄せる
ようにしたため、リンク装置間のパネルの回転角のずれ
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、 第2図は反時計回りのときの説明図、 第3図は時計回りのときの説明図、 第4図は従来例を示す斜視図、 第5図および第6図は問題点を解決するための各説明図
である。 図中、 21……クランク軸、 22,23,30,31,34,35……止め軸受 24,25……連動ロッド、 26,27……クランク軸、 28,29……パネル、 32,33……クランク軸、 36,37……プーリー、 38,39……ワイヤー、 40,41……重り。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動トルクが加えられるクランク軸21
    と、パネルを取り付けた複数のクランク軸26,27
    と、駆動トルクが加えられるクランク軸21とパネルを
    取り付けた複数のクランク軸26,27のそれぞれに止
    め軸受を介して連結される複数の連動ロッドを有するリ
    ンク機構において、前記複数の連動ロッドに止め軸受を
    介して連結されるそれぞれ複数の別のクランク軸32,
    33を付加して該クランク軸32,33の両端部に設け
    たプーリーにワイヤーを巻回し前記駆動トルクが加えら
    れるクランク軸21とパネルを取り付けた複数のクラン
    ク軸26,27と止め軸受との間の隙間を一方向に寄せ
    るための重りを前記ワイヤーに取り付けたことを特徴と
    するリンク機構用回転角度同期装置。
JP469189U 1989-01-19 1989-01-19 リンク機構用回転角度同期装置 Expired - Lifetime JPH064118Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP469189U JPH064118Y2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 リンク機構用回転角度同期装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP469189U JPH064118Y2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 リンク機構用回転角度同期装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0296066U JPH0296066U (ja) 1990-07-31
JPH064118Y2 true JPH064118Y2 (ja) 1994-02-02

Family

ID=31207428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP469189U Expired - Lifetime JPH064118Y2 (ja) 1989-01-19 1989-01-19 リンク機構用回転角度同期装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH064118Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0296066U (ja) 1990-07-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0247623B2 (ja)
JPH064118Y2 (ja) リンク機構用回転角度同期装置
JP2722345B2 (ja) 産業用ロボットの手首用2自由度駆動機構
CN106313100B (zh) 一种串并联柔性关节机械臂
JP4143943B2 (ja) 伝動装置
JPH0448346Y2 (ja)
US5080636A (en) Intermittent motion drive assembly
KR900015903A (ko) 프레스 기계
JPH01240289A (ja) スカラ型ロボット
JP4706065B2 (ja) 減速装置
JP2572158B2 (ja) 直交2軸移動装置
JPS6338755A (ja) 直線運動機構
JP2577567Y2 (ja) スカラー型ロボットの駆動機構
JPH0261879B2 (ja)
JPH0443753B2 (ja)
JPS587804B2 (ja) タ−ビンロ−タのタ−ニング装置
JPS63111359A (ja) カム装置
JPH074144Y2 (ja) 工業用ロボットのストッパ機構
JP2545473B2 (ja) 土木建築機械用減速機
JPS639754A (ja) 変速装置
JP3126807B2 (ja) スロットマシンの図柄移動装置
EP0368531A1 (en) Mechanism for transmitting rotational motion from one shaft to another
US6360463B1 (en) Conversion display drive mechanism
JPS5840784Y2 (ja) 円弧形コイル用巻線機
JPS5855257B2 (ja) 開口装置における主軸回転制御機構