JPH0641030U - 碍 子 - Google Patents
碍 子Info
- Publication number
- JPH0641030U JPH0641030U JP8164992U JP8164992U JPH0641030U JP H0641030 U JPH0641030 U JP H0641030U JP 8164992 U JP8164992 U JP 8164992U JP 8164992 U JP8164992 U JP 8164992U JP H0641030 U JPH0641030 U JP H0641030U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulator
- ground wire
- terminal
- attached
- composite insulator
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Insulators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 笠のアース線による磨耗を防ぎ、信頼性のあ
る軽量で安価な碍子を提供する。 【構成】 両端に端末取り付け具2が取り付けられ、ポ
リマー材からなる笠13が連結された複合碍子3におい
て、両端末取り付け具2間にアース線を取り付ける導電
性のある中間取り付け具金具4を設ける。
る軽量で安価な碍子を提供する。 【構成】 両端に端末取り付け具2が取り付けられ、ポ
リマー材からなる笠13が連結された複合碍子3におい
て、両端末取り付け具2間にアース線を取り付ける導電
性のある中間取り付け具金具4を設ける。
Description
【0001】
本考案は、おもに鉄道のトロリー線を支持する碍子に関する。
【0002】
鉄道のトロリー線の支持は、支柱とトロリー線の間に碍子を介して行われてい る。例えば、図3に示すように、磁器碍子6と鋼パイプ7を連結した2本の支持 機構を支柱5に取り付け、鋼パイプ7の先端にトロリー線8を吊り下げている。 前記2本の支持機構は、トロリー線8を吊り下げる力が強くなるような構造にな っている。アース線9は、支柱5側に磁器碍子6の笠1枚〜2枚程度を残したと ころで磁器碍子6の胴の部分に輪状にして取り付けられており、万が一のフラッ シュオーバー時にも、支柱5に短絡電流が流れないようにし、駅などで乗客に危 険が及ばないような配慮がなされている。 最近になり、軽量、安価、割れにくいなどの理由で、図4に示すような複合碍 子1が使用される傾向がある。この複合碍子1は、中心にFRP製のテンション メンバ12を有している。このテンションメンバ12には、ポリマー材からなる 笠13をモールド、接着等により取り付け、さらに、その両端には端末取り付け 具2を圧縮、接着その他の方法で固定している。
【0003】
しかしながら、複合碍子を用いて従来の方法でアース線を取り付けると、複合 碍子の笠の材質が柔らかいポリマー材であるため、アース線との摩擦により笠材 が磨耗して減り、複合碍子が電気的、機械的に劣化するという問題があった。
【0004】
本考案は上記問題点を解決した碍子を提供するもので、両端に端末取り付け具 が取り付けられ、ポリマー材からなる笠が連結された碍子において、両端末取り 付け具間にアース線を取り付ける導電性の中間取り付け具を設けたことを特徴と するものである。 上述のように、両端末取り付け具間にアース線を取り付ける導電性の中間取り 付け具を設け、そこにアース線を取り付けると、アース線はポリマー材からなる 笠に接触しないため、笠材の磨耗による碍子の劣化を防ぐことができる。
【0005】
以下、図面に示した実施例に基づいて本考案を詳細に説明する。 図1は、本考案にかかる複合碍子の一実施例の側面図である。本実施例の複合 碍子3では、アース線を取り付ける金属製中間取り付け具4を、金属性の端末取 り付け具2間に設ける。この例では、端末取り付け具2から笠13、一枚程度の 間隔をおいて中間取り付け具4を設置している。12はFRP製のテンションメ ンバである。 図2は、上記実施例の複合碍子3を用いてトロリー線8を布設した状態を示す 図である。中間取り付け具4には、アース線9の端末端子10をボルトで留める 穴を設け、簡単にアース線9を取り付けられるようにする。5は支柱、7は鋼パ イプである。 なお、中間取り付け具の材質は金属製とは限らず、導電性の材料であればよい 。
【0006】
以上説明したように本考案によれば、両端に端末取り付け具が取り付けられ、 ポリマー材からなる笠が連結された碍子において、両端末取り付け具間にアース 線を取り付ける導電性の中間取り付け具を設けてあるため、笠のアース線による 磨耗を防ぎ、信頼性のある軽量で安価な碍子が得られるという優れた効果がある 。
【図1】本考案に係る複合碍子の一実施例の側面図であ
る。
る。
【図2】上記実施例の碍子を用いてトロリー線を布設し
た状態を示す図である。
た状態を示す図である。
【図3】従来の碍子を用いてトロリー線を布設した状態
を示す図である。
を示す図である。
【図4】従来の複合碍子の側面図である。
1、3 複合碍子 2 端末取り付け具 4 中間取り付け具 5 支柱 6 磁器碍子 7 鋼パイプ 8 トロリー線 9 アース線 10 端末端子 12 テンションメンバ 13 笠
Claims (1)
- 【請求項1】 両端に端末取り付け具が取り付けられ、
ポリマー材からなる笠が連結された碍子において、両端
末取り付け具間にアース線を取り付ける導電性の中間取
り付け具を設けたことを特徴とする碍子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992081649U JP2550427Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 碍 子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992081649U JP2550427Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 碍 子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0641030U true JPH0641030U (ja) | 1994-05-31 |
JP2550427Y2 JP2550427Y2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=13752191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992081649U Expired - Lifetime JP2550427Y2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 碍 子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550427Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012248525A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | ポリマーがいし |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5735463U (ja) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP1992081649U patent/JP2550427Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5735463U (ja) * | 1980-08-08 | 1982-02-24 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012248525A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Tokyo Electric Power Co Inc:The | ポリマーがいし |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2550427Y2 (ja) | 1997-10-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |