JPH064095A - 音声発声装置および自動受注装置 - Google Patents

音声発声装置および自動受注装置

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JPH064095A
JPH064095A JP16585392A JP16585392A JPH064095A JP H064095 A JPH064095 A JP H064095A JP 16585392 A JP16585392 A JP 16585392A JP 16585392 A JP16585392 A JP 16585392A JP H064095 A JPH064095 A JP H064095A
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JP16585392A
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Inventor
Mitsuo Tsukui
光男 津久井
Noriaki Momose
範明 百瀬
Masaru Imai
勝 今井
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ADOBUANSUTO INFUOOMEISHIYON DE
ADOBUANSUTO INFUOOMEISHIYON DESIGN KK
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ADOBUANSUTO INFUOOMEISHIYON DE
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電話機からの発注に応ずる自動受注システム
等において、スムーズで分かりやすい音声による応答は
重要であり、そのような音声を送信するためには、大容
量のメモリを備えたコンピュータを必要としているが、
パーソナルコンピュータ等の記憶容量の小さなコンピュ
ータを用いてスムーズが音声による応答を可能とし、廉
価で高機能な自動受注システムを実現する。 【構成】 外部記憶領域であるフロッピーディスク15
上に用意された音声ファイル31から、照会部21で受
信した商品コード等に対応した音声データを音声組立部
22により音声組立メモリ35に抽出し、音声組立メモ
リ35に組み立てられた音声データを発声部23から送
信する。アクセススピードの早い音声組立メモリ35に
組み立てられた音声データを用いて再生することができ
るので、スムーズな音声を送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電話を用いて自動的に
商品等の注文に応ずることが可能な自動受注装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、人手不足、生活時間の多様化等に
より、得意先から電話で商品を受注する自動受注システ
ムが多くの店舗に採用されている。これらの自動受注シ
ステムは、得意先からプッシュホーン等により会員番号
(得意先コード)、暗証番号をインプットしたあと、商
品コードと数量を順次インプットすることにより発注が
行われる。そして、発注動作のガイド、あるいは、発注
の確認が音声によって行われる。この電話による自動受
注システムは、商品コードなどの入力は、パソコン通信
などの画面を用いたシステムと同様にボタンをプッシュ
したり、あるいはダイヤルを回したりする動作によって
行われる。従って、電話による自動受注システムは、一
般に普及している電話を端末として使用することができ
ることから、手軽に誰でもサービスを受けることができ
るシステムである。しかし、電話を用いた自動受注シス
テムにおいては、その動作のガイド、あるいはインプッ
トされたデータの確認は、画面等の視覚を用いることは
不可能であり、音声によって行わざるを得ない。従っ
て、電話を用いた自動受注システムにとって、音声によ
り得意先に応答するシステムが、得意先への対応、スム
ーズな受注等のサービス向上という面で非常に大切であ
ると同時に、受注の確認を行う唯一の手段として重要で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の自動
受注システムにおいては、ROM、RAM等の比較的ア
クセススピードの早い記憶領域に必要が音声データを記
憶させ、必要に応じてこれらの音声データにアクセスし
ながら電話に音声を送信している。初期の受注システム
においては、記憶領域等の制限から、電話から流れる音
声は、得意先の行う動作のガイドと、数字である商品コ
ードのみを音声化して復唱する程度でしかなった。
【0004】近年は、商品コードによって、対応する商
品名を復唱し、得意先が発注を確認し易くしているシス
テムが開発されている。しかし、これらの音声データを
聞き苦しくない程度に連続して電話から流すためには、
対応する音声データへのアクセススピードを短く保つ必
要がある。従って、電話から流す音声データが増えれば
増える程、ROM、RAM等のアクセススピードの早い
記憶領域が必要となり、記憶容量の大きなコンピュータ
が必要である。しかし、人手不足からこのような自動受
注システムの導入が待たれる小規模店舗等においては、
記憶容量の大きなオフコンなどが必要となる自動受注シ
ステムは、多くの資金が必要となることから導入が困難
である。
【0005】また、扱う商品が増加した場合は、それに
対応して音声データを追加する必要があるが、一般にア
クセススピードの早い記憶領域は限られているため、商
品の追加に柔軟に対応することが困難である。
【0006】そこで、本発明においては、上記の問題点
に鑑みて、音声データの記憶領域と、発声のためのアク
セススピードとの関係を断ち切り、小形で安価なシステ
ムを用いて多くの音声データのスムーズに再現可能な自
動受注装置の提供をすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明においては、音声記憶手段に記憶された音
声データを音声組立手段に一端抽出して、組み立てられ
た音声を再生するようにしている。すなわち、自動受注
装置などに用いられる本発明に係る音声発声装置は、複
数の音声データを記憶した音声記憶手段と、音声データ
を選択して音声組立手段に出力可能な音声データ選択手
段と、音声組立手段に出力された2以上の音声データを
連続して発音可能な発声手段とを有することを特徴とし
ている。
【0008】また、音声記憶手段としては、外部記憶手
段を用いることが望ましい。
【0009】電話による受注を受ける自動受注装置にお
いては、電話機から入力された商品データを予め設定さ
れた商品マスタファイルと照合可能な商品照合手段と、
複数の音声データの記憶された音声記憶手段から商品デ
ータに基づき該当する音声データを音声組立手段に出力
可能な音声データ選択手段と、音声組立手段に出力され
た2以上の音声データを連続して電話機に出力可能な発
声手段とを有することが望ましい。また、この音声記憶
手段としては、外部記憶手段を用いることが有効であ
る。
【0010】
【作用】このような音声発声装置、あるいは、自動受注
装置においては、音声記憶手段に記憶された音声データ
を音声データ選択手段により一度音声組立手段に組み立
てた後、発声手段により再生することができる。従っ
て、音声組立手段に組み立てる作業を、電話による受注
時等に平行して行うことが可能であり、発声時は、音声
組立手段に組立られた音声データを発声すれば良い。こ
のため、発声時に音声記憶手段に記憶された個々の音声
データにアクセスする必要がない。従って、本発明に係
る自動受注装置においては、音声組立手段に組立られた
音声データを発声することにより、音声データを連続し
てスムーズに再生することが可能である。このように、
本発明に係る音声発声装置および自動受注装置において
は、音声記憶手段へのアクセススピードが、音声データ
の再生時における聴きにくさ等の不具合の原因となるこ
とがない。
【0011】また、本発明に係る音声発声装置および自
動受注装置においては、発声時に、音声組立手段に組み
立てられた複数の音声データを再生すれば良いので、数
字に限らず複雑な会話もスムーズに再生することができ
る。さらに、事前に音声組立手段に音声データを組み立
てることにより、音声記憶手段へのアクセススピードは
それ程必要とされず、高価なROM、RAMなどにより
構成されたコンピュータ自体のメモリ領域に音声データ
を記憶させておく必要はない。従って、音声記憶手段を
磁気ディスク等の外部記憶手段で構成することが可能で
あり、メモリ容量の小さなパーソナルコンピュータなど
を用いて複雑な音声の発声の可能な自動受注装置を実現
することができる。さらに、外部記憶手段に音声データ
を記憶させることにより、音声データの追加・変更が容
易であり、音声データの追加がコンピュータの記憶領域
の削減に繋がることもない。
【0012】
【実施例】以下に図面を参照して、本発明の実施例に係
る自動受注システムを説明する。
【0013】図1に、本例の自動受注システムの構成を
示してある。本例の自動受注システムは2つのパーソナ
ルコンピュータ11、12から構成されている。第1の
パーソナルコンピュータ11は、複数の電話機1に接続
され、得意先からの注文を受注し、売上伝票13等を作
製する。第2のパーソナルコンピュータ12は、第1の
パーソナルコンピュータ11の受注データに基づき、請
求書14の発行、および必要であれば共同CMSセンタ
ー2と接続されたファームバンキングシステムが組み込
み可能である。このため、本例の自動受注システム10
により、銀行3の口座振替による代金回収まで行うこと
ができる。また、これらのパーソナルコンピュータ1
1、12は、1つ、または複数の外部記憶装置であるフ
ロッピー装置15と接続されている。
【0014】このような自動受注システム10は、従
来、メモリ容量の大きなオフィースコンピュータをベー
スとして構成されていたが、本例のシステムにおいて
は、メモリ容量のそれ程大きくないパーソナルコンピュ
ータ11、12が用いられて構成されている。これは、
電話機1に対応する音声受注システムに必要なメモリが
大幅に削減されたためであり、以下に、本例の自動受注
システムにおける音声受注システムの構成および動作を
説明する。
【0015】図2に、本例の自動受注システム10の概
略システム構成を音声受注システム21を中心に示して
ある。また、図3ないし図6に、本例の自動受注システ
ム10に用いられるファイルの概要を示してある。本例
の自動受注システム10は、諸データを各マスターファ
イル31〜33に登録する登録システム17、これらの
マスターファイル31〜33を用いて顧客からの電話に
対応し、注文を受注する音声受注システム20、受注し
たデータに基づき売掛管理を行う売掛管理システム18
を備えている。
【0016】登録システム17は、得意先に関する顧客
データを顧客マスターファイル32に登録し、また、商
品に関する諸データを商品マスターファイル33に登録
する。さらに、本例の登録システム17は、マイクロホ
ン5等を用いて、音声ファイル31に上記の顧客および
商品に対応する音声データを登録、変更することができ
る。
【0017】これらのマスターファイル31〜33は、
フロッピーディスク15に外部記憶ファイルとして用意
されている。図3に示す顧客マスターファイル32は、
顧客コード32a、顧客名称32b、口座振替のための
口座番号32cなどが登録されており、このファイル3
2と電話機1を通して受信する顧客コードから受注先の
確認が行われる。これらのデータに加え、顧客の確認を
行うために、暗証番号32dがそれぞれの顧客に対して
登録されている。図4に商品マスターファイル33を示
してある。この商品マスターファイル33は、商品コー
ド33a、商品名33b、単価33cなどが登録されて
おり、電話機1を通して受信する商品コードと照合する
ことにより注文の内容の確認が行われる。さらに、この
商品マスターファイル33に登録されている諸データか
ら売上伝票13、請求書14などが作製される。
【0018】図5は、音声ファイル31を示してある。
本例の音声ファイル31は、幾つかのブロックが結合し
て形成されており、コード31aをキーとしてランダム
アクセスが可能となっている。先ず、ブロック0は、顧
客との受け答えに標準的に使用される音声データが登録
されており、後述する音声組立部22により適時その音
声データが参照される。ブロックAは、数量に対応した
音声データが登録されている。従って、顧客からの注文
に沿って音声組立部22に参照される。ブロックBは、
商品名称33bに対応した音声データが登録されてい
る。従って、顧客から注文があった商品コードに対応し
た音声データが音声組立部22によって参照される。さ
らに、ブロックCは、顧客名称32bに対応した音声デ
ータが登録されている。従って、顧客からインプットさ
れた顧客コードに対応した音声データが音声組立部22
によって参照される。
【0019】これらのマスターファイル31〜33を参
照しながら音声受注システム20は、顧客からの電話機
1を介して注文を受注するシステムである。本例の音声
受注システム20は、顧客からインプットされたデータ
を顧客マスターファイル31および商品マスターファイ
ル32に登録された内容と照合する照合部21、インプ
ットされたデータに基づき音声ファイル31に登録され
た音声データを参照して顧客への返答用のメッセージを
音声組立メモリ35に組み立てる音声組立部22、音声
組立メモリ35に組立られた複数の音声データを連続的
にスムーズに電話1を介して送信する発声部23、さら
に、照会部21による照会後、トランザクションファイ
ル34に出力された受注内容から売上伝票13などを作
製する出力部24から構成されている。
【0020】図7および図8に示したフローチャートに
基づき、本例の音声受注システム20の動作を説明す
る。図7は、着信段階の動作を示してある。ステップS
T1において音声組立メモリ35等の初期化を行い、ス
テップST2において電話1からの信号を監視する。ス
テップST2において着信の信号を受信すると、ステッ
プST3において定型として用意された着信確認とこれ
に続く顧客番号の入力ガイド等からなる開始メッセージ
の音声データを送信する。ステップST4において開始
メッセージの発声が終了したか否かを確認し、終了した
場合はステップST5に進む。
【0021】ステップST5において、電話機1から顧
客番号が入力される。これに続いてステップST6にお
いて電話機1から顧客の暗証番号が入力される。この顧
客番号および暗証番号がステップST7において顧客マ
スターファイル32の内容と照合される。顧客が確認で
きた場合は、ステップST8において定型として用意さ
れている確認できた旨の確認メッセージが送信される。
この確認メッセージの発声がステップST9において確
認されると、着信段階は終了する。顧客の確認できなか
った場合は、ステップST3に戻って顧客番号の再入力
を行う。
【0022】図8に、受注段階の動作を示してある。先
ず、ステップST11において、定型の商品コードの入
力するガイドメッセージを送信する。そして、ステップ
ST12において、音声組立メモリ35に顧客名を初期
設定する。本例においては、図6に示すように、顧客コ
ードとして「C004」が入力されている。従って、音
声ファイル31からコード「001」の「マイドアリガ
トウゴザイマス」と、「C004」の「エモトショウテ
ン」と、「002」の「サマヨリ」が参照され、音声組
立メモリ35に組み立てられる。これと同時に、トラン
ザクションファイル34に受注に関する顧客のデータが
書き込まれる。
【0023】次に、ステップST13において、電話機
1から商品コードを受信する。ステップST14におい
て、この商品コードがコードとして適しているか否かを
判定する。商品コードが英数字からなるコードとして適
している場合は、ステップST15に移行し、商品の数
量をインプットするガイドメッセージを送信する。商品
コードとして適していない場合は、ステップST13に
戻って商品コードを再受信する。また、商品コードの代
わりに「#」が入力されると、顧客からの発注が終了し
たと判断され、ステップST21に移行し、終了処理を
行う。
【0024】ステップST16において、ステップST
15で送信したガイドメッセージに基づき商品の数量を
受信する。ステップST17において、入力された商品
コードと商品マスターファイル32とを照合し、商品コ
ードの照合を行う。商品コードの照合ができなかった場
合は、ステップST18において未確認であることの定
型のメッセージを送信し、ステップST13に戻って商
品コードを再受信する。
【0025】商品コードの確認が取れた場合は、ステッ
プST19にて、商品コードに対応した商品名を音声フ
ァイル33を参照して音声組立メモリに組み立てる。本
例においては、商品コード「B002」が入力されいて
るので、音声ファイル33のコード「B002」が参照
され、「キャベツ」が図6に示す音声組立メモリ35に
組み立てられる。これと同時に、トランザクションファ
イル34に、受注した商品コードが書き込まれる。
【0026】次に、ステップST20にて、受信して商
品の数量にを音声ファイル33を参照して音声組立メモ
リに組み立てる。本例においては、商品コード「B00
2」の商品を3つ受注しているので、音声ファイル33
のコード「A003」が参照され、「サンコ」が図6に
示す音声組立メモリ35に組み立てられる。さらに、こ
れと同時に、トランザクションファイル34に、受注し
た商品の数量が書き込まれる。ステップST20の処理
を終了すると、ステップST13に戻って再度商品コー
ドの受信を行う。
【0027】ステップST13において、商品コードと
して「#」が入力されると、ステップST14において
チェックされ、顧客からの発注が終了したと判断し、ス
テップST21に移行する。ステップST21において
は、先ず、音声組立メモリ35にメッセージの終了部分
を組み立てる。このため、音声ファイル31のコード
「003」が参照され、「ウケタマワリマシタ」が音声
組立メモリ35に組み立てられる。そして、音声組立メ
モリ35に組み立てられた一連の音声データを発声部2
2により電話機1に送信する。従って、このステップS
T21においては、図6に示す音声組立メモリ35にす
でに組立らえた音声データが再生されるため、スムーズ
な音声の再生が行われる。
【0028】電話機1に対して受注の確認を行うメッセ
ージをステップST21において送信することにより、
顧客からの発注に対する対応を終了する。その後、ステ
ップST22において、トランザクションファイル34
に書き込まれた顧客からの発注の内容によって、売上伝
票が作製され、受注段階を終了する。
【0029】本例の自動受注システム10においては、
多くのメモリ容量を必要とする音声ファイル31を外部
記憶装置であるフロッピーディスク15上に用意してい
る。
【0030】従って、自動受注システム10を駆動する
マシンとしては、メモリ容量のそれ程大きくないパーソ
ナルコンピュータを採用することができる。従来の自動
受注システム等の音声再生装置においては、フロッピー
ディスク15のようにアクセススピードの遅い外部記憶
装置に音声データを記憶していると、それぞれの音声デ
ータにアクセスする時間が必要となるため、再生された
音声が区切られ、聴きにくく、意味がわかりずらかっ
た。しかし、本例の自動受注システムにおいては、電話
機1に送信する音声が、音声ファイル31に記憶された
音声データに基づき音声組立メモリ35内に予め組み立
て済である一連の音声データであるため、再生された音
声は連続したスムーズな音声であり、意味も判り易い。
このように、本例の自動受注システムは、価格が安いパ
ーソナルコンピュータをベースとしながら、大型のコン
ピュータと同様に顧客の発注に対してスムーズな音声で
応答することができる。従って、人手不足の問題等が多
い小規模店舗などにおいても、容易に導入することがで
き、業務の省力化を図ることが可能となる。
【0031】さらに、プロッピーディスク15上に音声
ファイル31を用意してあるので、音声データが追加さ
れてファイル領域が大きくなっても、コンピュータ本体
の記憶領域への影響はない。従って、商品の変更、追加
に伴う音声データの追加、変更を自由に行うことができ
る。また、本例においては、フロッピーディスク15に
音声ファイルを用意してあるが、ハードディスク、光デ
ィスク等の外部記憶装置を用いることも勿論可能であ
る。
【0032】なお、本例の自動受注システムにおいて
は、顧客からの発注を確認するメッセージのみを音声組
立メモリに組み立てているが、発注途上におけるガイダ
ンス、あるいは売り込み等の宣伝用のメッセージを音声
組立メモリに組み立てて送信することは勿論可能であ
る。さらに、本例においてはパーソナルコンピュータに
基づく構成のシステムについて説明しているが、音声フ
ァイルを外部記憶装置に形成可能であることから、大型
のコンピュータを用いて自動受注システムを構成してい
る場合であっても、メモリの専有容量の減少を図ること
が可能であり、自動受注システムの動作速度の向上、あ
るいは、平行処理を行う他の業務の増加等を図ることも
勿論できる。
【0033】
【発明の効果】以上において説明したように、本発明に
係る音声発声装置および自動受注装置は、音声記憶手段
から音声データを選択し、音声組立手段に音声データを
組み立てた後、発声手段によりその組立られた音声デー
タを用いて発声するようにしている。従って、発声時に
おいては、音声組立手段に組み立てられた音声データの
みから発声すれば良く、発声する度に音声記憶手段へア
クセスする必要がない。
【0034】このため、音声記憶手段のアクセススピー
ドがそれ程早くなくとも、スムーズな音声の再生を行う
ことが可能であり、音声記憶手段をアクセススピードの
それ程早くない記憶領域、例えばフロッピーディスク等
の外部記憶装置などに設定することができる。
【0035】電話機などによる発注を受け取る自動受注
装置においては、音声を用いて対応することが必要であ
り、この音声をスムーズに聞き取りやすく送信すること
が重要である。従って、従来の自動受注装置において
は、音声をスムーズに送信するためにアクセススピード
の早いコンピュータ本体の記憶領域に音声データを記憶
させていた。しかし、本例の音声発声装置および自動受
注装置においては、外部の記憶領域などのアクセススピ
ードのそれ程早くない領域に音声データを記憶させた場
合であっても、スムーズな音声を再生することが可能で
ある。従って、記憶容量のそれ程大きくないパーソナル
コンピュータ等を用いて自動受注装置を実現することが
可能となり、廉価で高機能の自動受注装置を提供するこ
とができる。さらに、音声データを商品の追加・変更に
合わせて容易に追加・変更することができるため、自由
度の多いシステムを構築することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る自動受注システムに用い
られる装置の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の実施例に係る自動受注システムの構成
を示すブロック図である。
【図3】顧客マスターファイルの構成を示す説明図であ
る。
【図4】商品マスターファイルの構成を示す説明図であ
る。
【図5】音声ファイルの構成を示す説明図である。
【図6】音声組立メモリに音声データが組み立てられた
状態を示す説明図である。
【図7】本発明の実施例に係る自動受注システムの着信
段階の動作を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施例に係る自動受注システムの受注
段階の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ・・・電話機 2 ・・・共同CMSセンター 3 ・・・銀行 5 ・・・マイクロホン 10・・・自動受注システム 11、12・・・パーソナルコンピュータ 13・・・売上伝票 14・・・請求書 15・・・フロッピーディスク 17・・・登録システム 18・・・売掛管理システム 20・・・音声受注システム 21・・・照会部 22・・・音声組立部 23・・・発声部 24・・・出力部 31・・・音声ファイル 32・・・顧客マスターファイル 33・・・商品マスターファイル 34・・・トランザクションファイル 35・・・音声組立メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 勝 長野県松本市大手1丁目4番24号 株式会 社アドヴァンスト・インフォーメイショ ン・デザイン内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の音声データを記憶した音声記憶手
    段と、前記音声データを選択して音声組立手段に出力可
    能な音声データ選択手段と、前記音声組立手段に出力さ
    れた2以上の前記音声データを連続して発音可能な発声
    手段とを有することを特徴とする音声発声装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記音声記憶手段
    は、外部記憶手段であることを特徴とする音声発声装
    置。
  3. 【請求項3】 電話機から入力された商品データを予め
    設定された商品マスタファイルと照合可能な商品照合手
    段と、複数の音声データの記憶された音声記憶手段から
    前記商品データに基づき該当する音声データを音声組立
    手段に出力可能な音声データ選択手段と、前記音声組立
    手段に出力された2以上の前記音声データを連続して前
    記電話機に出力可能な発声手段とを有することを特徴と
    する自動受注装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記音声記憶手段
    は、外部記憶手段であることを特徴とする自動受注装
    置。
JP16585392A 1992-06-24 1992-06-24 音声発声装置および自動受注装置 Pending JPH064095A (ja)

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