JPH0640930B2 - フィルタープレスにおける濾板開離方法 - Google Patents

フィルタープレスにおける濾板開離方法

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JPH0640930B2
JPH0640930B2 JP63131157A JP13115788A JPH0640930B2 JP H0640930 B2 JPH0640930 B2 JP H0640930B2 JP 63131157 A JP63131157 A JP 63131157A JP 13115788 A JP13115788 A JP 13115788A JP H0640930 B2 JPH0640930 B2 JP H0640930B2
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filter
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忠 桐澤
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NIPPON ENVIRO KOGYO
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はフィルタープレスにおける濾板開離方法に関す
るものである。
〔発明の背景〕
フィルタープレスの構成、作用を第6図〜第9図に基づ
き以下に説明する。図において、(1)は機枠であり、該
機枠(1)の台枠(1)C上に前後枠(1)A,(1)Bが立設せら
れ、前後枠(1)A,(1)B間には左右側枠(1)D,(1)Eが差渡さ
れている。濾板(2)は第7図に示すように枠部(3)Aと該
枠部(3)Aに囲繞される板体(3)Bとからなり、板体(3)Bの
表面には多数の凹条(3)Cが縦方向に形成せられ、中央部
に被処理液の導入孔(3)D、下部隅角部の枠部(3)Aの膨出
部(3)Eには導孔(3)Fを有し、該導孔(3)Fは連絡孔(3)Gに
よって枠部(3)A内側の横凹条(3)Jと連絡している。更に
該濾板(2)の左右側縁からは支持腕(3)H,(3)Iが差出され
ている。該濾板(2)の複数個を該機枠(1)に取付けるには
該濾板(2)の支持腕(3)H,(3)Iを機枠(1)の左右側枠(1)D,
(1)Eに支持させる。そして該複数個の濾板(2)の前端に
は固定盤(4)が配され、後端には押圧杆(6)が連結された
押盤(5)が配される。該押圧杆(6)は機枠(1)の前端部に
設けられた駆動歯車(7)付きのメネジブロック(8)に螺合
する。駆動歯車(7)は歯車(7)Aを介して電動機(9)に連絡
する。濾過にあたっては第8図に示すように濾板(2)間
に濾布(10)を挾着し固定盤(4)と押盤(5)とにより該複数
個の濾板(2)を挟持固定する。このように該複数個の濾
板(2)が閉じた状態では第9図に示すように複数個の濾
板(2)からなる濾過ブロック(11)に各濾板(2)の導入孔
(3)Dにより形成される被処理液導入路(12)、導孔(3)Fに
より形成される濾液排出部(13)が存在し該導入路(12)に
はポンプ(14)、圧力計(15)Aを付した圧力調整タンク(1
5)が介在する被処理液の圧入路(16)が固定盤(4)を介し
て連絡している。
上記構成において、被処理液はポンプ(14)により圧入路
(16)から濾過ブロック(11)の導入路(12)に圧入されるが
この際圧力調整タンク(15)により圧力を調整される。該
導入路(12)に圧入された被処理液は各濾板(2)間におい
て濾布(10)により濾過され、濾液は連絡孔(3)Gを介して
排出部(13)から排出され、被処理液中の固形分は濾布(1
0)内に蓄積する。濾過工程終了後は電動機(9)により歯
車(7)A、駆動歯車(7)を介してメネジブロック(8)を回転
して押盤(5)を第6図点線位置に開き、次いで最後位の
濾板(2)aを点線位置に開いて該濾板(2)aと該濾板(2)aの
前位にある濾板(2)bの間の濾布(10)内に収容されている
固形分を排除する。
従前上記フィルタープレスにおいて、各濾板(2)を開く
には、作業者が濾板(2)の両側から支持腕(3)H,(3)Iを手
で持って運ぶことによっていた。しかしこれには作業者
の大きな労力を必要とするので、最近では機枠(1)の左
右側枠(1)D,(1)Eにコンベアー等の搬送手段を設け、該
搬送手段に濾板(2)の支持腕(3)H,(3)Iを係合もしくは乗
架させ、濾板(2)を機械的に搬送する濾板自動開閉装置
が提供されている。しかしながら自動開閉装置で開板操
作を行うと人手で作業するのと違い、濾板と濾板が粘着
して同時に移動したり、また移動の途中で分離して任意
の位置で停止させたりして、自動開閉装置の搬送手段を
誤操作させ、そのため濾板を一枚ずつ確実に開くことが
困難となる。
〔従来の技術〕
従来、このような濾板自動開閉装置付のフィルタープレ
スにおいて、隣合う濾板(2)を開離して確実に一枚ずつ
開くようにするには、濾過工程における濾板重合状態に
おいて濾板相互をロックしておき、濾過後濾板を一端か
ら逐次開離させる際にその移動させる濾板と次位の濾板
との間の係合のみを外すようにした濾板のロック装置か
ら種々提供されている(例えば、特公昭46−4014
6号公報、特開昭47−19465号公報、特公昭56
−33618号公報、特公昭57−18927号公
報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記従来技術では係合されている濾板は強
力に係合させ、開離させる濾板は力で開離させるようと
するもので、ロック装置を必要とするためにフィルター
プレスの構造が複雑となり、またそれに伴う余分なメン
テナンスも必要となって、装置の価格や運転費が高いも
のとなっていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明では上記従来の問題点を解決する手段として、機
枠(1)内に複数個の濾板(2)を前後摺動可能に取付け該濾
板(2)重合状態において濾板(2)間に濾布(10)を挾着させ
て濾過を行うフィルタープレスの両側に駆動源(9)によ
って前後に摺動せしめられる濾板開閉装置(20)を組込
み、該濾板開閉装置(20)は解離可能に濾板(2)aの両側に
接続し、濾過後上記濾板開閉装置(20)を濾板(2)aの両側
に接続して濾板(2)aを一端から逐次後方へ移動させて開
離する際夫々の濾板(2)a,(2)bを移動開始後に移動距離
の中間において上記濾板開閉装置(20)によって前進・後
退を所定回繰返し行わしめることによって該濾板(2)aに
粘着した次位の濾板(2)bを切離すフィルタープレスにお
ける濾板開離方法を提供するものである。
〔作用〕
濾過後、重合状態の複数個の濾板(2)のうちの最後端の
濾板(2)aの両側に濾板開閉装置(20)を接続して駆動源
(9)を作動させ、該濾板(2)aを一端から逐次後方へ移動
させて開離する。この際、濾板(2)a,(2)b間に挾着した
濾布に蓄積したケーキの粘着性により次位あるいはそれ
以下の濾板(2)bが移動させる濾板(2)aに粘着して同伴し
ても、該濾板(2)aの後方への移動開始後に移動距離の中
途まで該濾板開閉装置(20)によって前進・後退を繰返す
と濾板(2)aの慣性および移動抵抗等によって次位あるい
はそれ以下の濾板(2)bと移動させる濾板(2)bとの間の固
形分のき裂などの剥離が生じ、次位あるいはそれ以下の
濾板(2)bが移動させる濾板(2)aに追従出来なくなり、こ
のようにして移動させる移動させる濾板(2)aがついには
次位の濾板(2)bから切離される。
〔発明の効果〕
したがって本発明においては濾板のロック装置を設ける
ことなく、濾板を一枚ずつ確実に開離させることができ
る。
〔実施例〕
本発明を第1図〜第5図に示す一実施例によって説明す
る。本実施例においては第6図〜第9図に示す従来のフ
ィルタープレスの両側には濾板(2)の自動開閉装置が組
込まれる。該自動開閉装置は両端がスプロケット(17),
(18)に懸架されるチェーン(19)と該チェーン(19)に取付
けられている濾板開閉装置(20)とからなり、該スプロケ
ット(17)はチェーン(21)によりモーター(22)に連絡す
る。濾板開閉装置(20)は第3図に示すようにケーシング
(20)Aと、該ケーシング(20)A内に収納せられる一対のソ
レノイド(20)B,(20)Cと、該ソレノイド(20)B,(20)Cによ
り出没せられる一対の当接片(20)D,(20)Eからなり、一
方の濾板開閉装置(20)には前後に近接スイッチであるセ
ンサー(20)F,(20)G、他方の濾板開閉装置(20)には前側
に近接スイッチであるセンサー(20)Hが取付けられてい
る。
上記構成において濾板(2)を第2図実線に示すような閉
じた状態(濾過作業状態)から点線に示すような開いた
状態(ケーキ取出し状態)にするには次の手順で行う。
(1)電動機(9)を運転し、駆動歯車(7)の回転により押圧
杆(6)が後退して押盤(5)が点線の位置に停止する。
(2)モーター(22)正転→濾板開閉装置(20)前進(二重矢
印) (3)タイマーにより最後位の濾板(2)aと押盤(5)の押盤
(5)寄りの位置で停止 (4)両方のソレノイド(20)Cに通電→当接片(20)E突出 (5)センサー(20)F,(20)Gにて最後位に位置する濾板(2)a
およびその前段の濾板(2)bを感知 (6)さらにセンサー(20)Hにて濾板(2)a,(2)bが側枠(1)D,
(1)Eに直角であることを確認 (7)モーター(22)停止→濾板開閉装置(20)停止 (8)ソレノイド(20)Bに通電→当接片(20)D突出して濾板
(2)aの支持腕(3)H,(3)Iを把握する。
(9)モーター(22)逆転→濾板開閉装置(20)後退 (10)タイマー作動 (11)モーター(22)停止→濾板開閉装置(20)および濾板
(2)aが押盤(5)と濾板(2)bとの中間点(2点鎖線位置)
で停止 (12)タイマー作動 (13)モーター(22)正転→濾板開閉装置(20)前進 (14)センサー(20)F,(20)Gおよび(20)Hにより、濾板(2)a
に粘着している濾板(2)bを確認し、濾板開閉装置(20)停
止 (15)タイマー作動 (16)モーター(22)逆転→濾板開閉装置(20)後退 (17)センサー(20)Gにて後方の押盤(5)を感知 (18)モーター(22)停止→濾板開閉装置(20)停止 (19)タイマー作動 (20)ソレノイド(20)B,(20)Cに通電→当接片(20)D,(20)E
引込む 以下(2)から(20)まで繰返すが(17)においてセンサー(2
0)Gが感知するのは先回に搬送された濾板(2)aになる。
また上記手順の(9)で濾板開閉装置(20)を後退させるこ
とにより濾板(2)aを後方へ搬送するのであるが、手順
(9)〜(16)において第2図に示すように該濾板開閉装置
(20)を前進・後退して濾板(2)aを実線に示すスタート位
置から移動距離の中間点(2点鎖線位置)まで往復(矢
印参考)させることにより、該濾板(2)aに粘着した次位
の濾板(2)bが切離される。上記手順出は該濾板開閉装置
が一往復だけするようにされているが、開離の困難な濾
板に対しては(16)〜(17)の手順を2回以上繰返してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は平
面図、第2図は側面図、第3図は濾板開閉装置の平断面
図、第4図は濾板搬送一部切欠平面図、第5図は濾板搬
送一部切欠正面図、第6図〜第9図は従来例を示すもの
であり、第6図は側面図、第7図は濾板斜視図、第8図
は濾板側断面図、第9図は濾過ブロック説明図である。 図中、(1)……機枠、(2)……濾板、 (10)……濾布、(20)……濾板開閉装置、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機枠内に複数個の濾板を前後摺動可能に取
    付け該濾板重合状態において濾板間に濾布を挾着させて
    濾過を行うフィルタープレスの両側に駆動源によって前
    後に摺動せしめられる濾板開閉装置を組込み、該濾板開
    閉装置は解離可能に濾板の両側に接続し、濾過後上記濾
    板開閉装置を濾板の両側に接続して濾板を一端から逐次
    後方へ移動させて開離する際夫々の濾板を移動開始後に
    移動距離の中間において上記濾板開閉装置によって前進
    ・後退を所定回繰返し行わしめることによって該濾板に
    粘着した次位の濾板を切離すことを特徴とするフィルタ
    ープレスにおける濾板開離方法
JP63131157A 1988-05-27 1988-05-27 フィルタープレスにおける濾板開離方法 Expired - Lifetime JPH0640930B2 (ja)

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