JPH0639401B2 - 液体炭化水素供給原料から硫化カルボニルを除去する方法 - Google Patents

液体炭化水素供給原料から硫化カルボニルを除去する方法

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JPH0639401B2 JP60165614A JP16561485A JPH0639401B2 JP H0639401 B2 JPH0639401 B2 JP H0639401B2 JP 60165614 A JP60165614 A JP 60165614A JP 16561485 A JP16561485 A JP 16561485A JP H0639401 B2 JPH0639401 B2 JP H0639401B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C7/00Purification; Separation; Use of additives
    • C07C7/148Purification; Separation; Use of additives by treatment giving rise to a chemical modification of at least one compound

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカーボンオキシスルフイド(carbon oxysulfid
e)又は硫化カルボニルの形態で存在している硫黄を液
体炭化水素から除去する方法に関する。更に特定的に
は、本発明はプロピレンを含有する炭化水素供給原料
(hydrocarbon feed-stocks)から硫化カルボニルを除
去する方法に関する。
液体炭化水素、特に液化オレフイン系炭化水素の工業的
用途は益々専門的に分化してきた。現在開発されている
技術はこれらの液化した炭化水素供給原料を重合体の如
き最終製品に転化するのに高度に有効な触媒を使用す
る。しかしながら、これらの高度に有効な触媒はこれら
の炭化水素供給原料中に見出される汚染物、特に硫黄汚
染物に対して非常に鋭敏である。
硫化水素及びメルカプタン類の如き周知の硫黄化合物の
他に、炭化水素供給原料は普通は少量の硫化カルボニル
(COS)を含有する。普通はCOSは数百ppm重量の
程度しか存在しない。しかしながら、この少量ですら、
普通は受け入れることができる製品の許容し得る限界を
越えている。硫化カルボニルは炭素、酸素及び硫黄又は
それらの化合物たとえば一酸化炭素、二硫化炭素等が高
温が一緒にされる場合には殆んど常に形成されるので、
この化合物は或る場合には始めの石油留分(virgin pet
rollum fraction)中に見出されているけれども、熱及
び/又は接触分解操作から生じる炭化水素供給原料にお
いてもつともしばしば見出される。
或る程度まで、硫化カルボニルは、炭化水素中のその仲
間である硫化水素程反応性でない。カークオスマーのエ
ンサイクロペデイアオブケミカルテクノロジー、第13
巻384−386頁、1954編(Kirk-Othmer′s Enc
yclopedia of Chemical Technology,Vol.13,pages
384−386,1954 edition)に従えば、硫
化カルボニルは水性アルカリ金属水酸化物とゆつくりと
反応しそして二酸化炭素と硫化水素とにゆつくりとしか
加水分解されない。硫化カルボニルのこの相対的に非反
応性特性は慣用の脱硫技術により石油流からそれを除去
することを非常に困難ならしめる。
非常に低い濃度ですら、COSの存在は、多くの目的に
対してオレフインをしばしば無価値にする。たとえば、
多くの重合体製品、特にエチレン、プロピレン等の重合
体を包含するプラスチツクとして有用な重合体製品の満
足すべき製造に対しては高純度のオレフインが必要であ
る。結果として、炭化水素、特に重合体製造に使用され
る炭化水素からCOSを除去するための方法を改良する
現実的必要がある。
炭化水素流からカーボンオキシスルフイド(COS)を
除去するための公知の方法のいくつかは、下記のものを
包含する。1969年2月5日公告された英国特許明細
書第1,142,339号において、発明者は、プロピン及びプ
ロパンジエンの如き不飽和化合物が存在しているガス混
合物からCOSを除去する方法であつて、担体上に支持
されたカドミウム、亜鉛、ニツケル又はコバルトの酸化
物の1種又はそれより多くのものを含有する物質の上を
大気圧又は過圧で液相において該混合物を通過せしめる
ことを含む方法を教示している。この方法はCOS濃度
を1ppmより少ない濃度に減じると述べている。
ウツダル(Woodall)等への米国特許第4,290,879号はプ
ロパン及び他の類似した液化石油ガス製品からの未処理
の液化ガスと液体メタノールを混合し、次いで液体混合
物を固体水酸化ナトリウムと接触させることによる硫化
カルボニルの除去を教示している。COS濃度は1ppm
容量より低い濃度に減じられる。
ケールゲイシアン(Khelghatian)への米国特許第3,31
5,003号は普通はガス状の炭化水素から該炭化水素を先
ず液化し、次いでそれをソーダ石灰と接触させることに
より硫化カルボニルが効果的に除去され得ることを教示
している。流出ガスはそれから水分を除去するためにそ
の後乾燥させられなければならない。
シヤウ(Shaw)等への米国特許第3,284,531号は流体炭
化水素を無水の弱塩基性アニオン交換樹脂の床を通過さ
せることによりCOSを除去することができることを教
示している。
ハム(Hamm)への米国特許第3,282,831号は、ヒドロキ
シルサイクルにあり且つ完全には水和されていないアニ
オン交換樹脂を使用することによつて炭化水素流からC
OSを除去する方法を開示する。
プロピレン及び同様なオレフインを精製する際の問題
は、分留によるCOS除去を不適当ならしめるところの
プロピレンとCOSの殆んど同じ沸点によつて異常に複
雑になる。結果としてプロピレン原料中のCOS不純物
の水準はしばしば許容できない程高い。
更に他の欠点が、炭化水素、特にオレフイン重合に対し
て使用されるべき炭化水素からのCOSの除去に対する
従来公知の方法において生じる。たとえば、確立された
方法のいくらかは水又は他の汚染物を炭化水素流中に導
入し、そのすべては該炭化水素を使用に対して好適な状
態にするために追加の処理によつて除去されなければな
らない。かかる追加の処理及び高められた温度を使用す
る必要は実質的に且つ望ましくなく操作コストを増加さ
せる。
上記方法の何れも50ppb(parts per billion)重量よ
り低くなるようにCOS含有率を減少させることはでき
ない。従つて、炭化水素流中のCOS濃度を50ppbに
又はそれより低くなるように減少させる方法に対する要
求があることがわかる。
本発明は炭化水素供給原料、特にプロピレンを含有する
オレフイン系炭化水素供給原料から硫化カルボニルを除
去する方法に関する。本発明に従えば、酸化亜鉛と;ア
ルミナ、シリコ−アルミナ(silico-aluminas)及びそ
の組合わせから成る群より選ばれた促進剤とを含有して
成る吸収剤材料(absorbent material)の上を炭化水素
供給物を通すことによつてCOSが除去される。促進剤
は更に酸化カルシウムを含有して成ることができる。促
進剤の量は、吸収剤材料の重量に基いて3〜15重量%
であるべきである。本発明は炭化水素供給物中の硫化カ
ルボニル濃度を50ppb重量に又はそれより低くなるよ
うに減少させる。
本発明は液体炭化水素流からの時にはカーボンオキシス
ルフイドと呼ばれる硫化カルボニル(COS)の除去に
関する。その後に重合触媒を使用して重合に付されるべ
きオレフインを含有する液体炭化水素流の処理は特に興
味深い。前記した如く、プロピレンを含有する炭化水素
流はプロピレン及びCOSのほぼ同じ沸点の故に特定の
問題を提出する。以下の検討ではプロピレン供給物を処
理することに関して本発明を説明するが、本発明は一般
に液体炭化水素流、特にオレフイン系液体炭化水素流、
即ち、エチレン、プロピレン、ブテン類又はその組合わ
せを含有する炭化水素流の処理に適用され得ることは理
解されるべきである。
本発明の方法は処理された炭化水素供給原料中のCOS
濃度を50ppb又はそれより低い濃度に減少させる始め
のCOS濃度は炭化水素供給原料の製造方法及び起源に
依存して1000ppmという高いものであるか又はそれ
より高い濃度であることができる。本発明の費用及び特
定化のため、コストがより少なく且つ複雑でない他の方
法を使用して本発明による処理に先立ちCOS濃度を7
0ppm又はそれより低くなるように減少させることが好
ましい。
本発明の吸収剤材料は酸化亜鉛と;アルミナ、シリコ−
アルミナ及びその組合わせから成る群より選ばれた促進
剤とを含有して成る。促進剤は更に酸化カルシウムを含
有して成ることができる。好ましくは、吸収剤材料は本
質的に、約85重量%乃至95重量%の酸化亜鉛、約3
重量%乃至約10重量%のアルミナ、又はシリコ−アル
ミナ又はその組合せ、及び約0重量%乃至約5重量%の
酸化カルシウムから成る。
吸収剤材料の比表面積は好ましくは約20m2/g乃至約
100m2/g、最も好ましくは約30m2/g乃至約80
m2/gである。明らかに、それより高い比表面積を有す
る吸収剤材料を使用することができるが、しかしなが
ら、このようなことは有意な利益をもたらさない。他
方、20m2/gより小さい比表面積を有する吸収剤材料
は十分な吸収能力を持たず、それらの触媒活性は好まし
いものよりは低い。吸収剤材料を微細に分割した形態で
使用するのも又有利である。一般に、粒径は2mmを越え
ないことが好ましいが、約0.5mm乃至約1.5mmの粒
径が最も好ましい。
ポリプロピレンの製造におけるチーグラー型触媒の最も
最近の種類のものを使用する際には、プロピレン供給原
料はCOSを50ppbより少なく、好ましくは30ppbよ
り少なく含有することが必須である。予期しなかつたこ
とに、本質的に85〜95重量%の酸化亜鉛、3〜10
重量%のアルミナ(Al2O3)及び0−5重量%の酸化カ
ルシウムから成る吸収剤材料の上をプロピレン供給原料
を通すことによつて、得られる供給原料は30ppbを越
えないCOS含有率を有することが見出された。この結
果は、酸化亜鉛をベースとする触媒で得られた純度及び
この方法が水の存在下でも不存在下でも行なうことがで
きるということにより予期されなかつたことである。
ポリプロピレン製造においては、液体炭化水素供給原料
は一般に、75重量%より多くのプロピレン、更に特定
的には85重量%乃至99重量%のプロピレン及び約1
ppm乃至約10ppmCOSを含有して成る。本発明の1つ
の態様においては、液体プロピレン供給原料は約0℃乃
至約90℃の温度で且つ該媒体を液体相に保持するのに
十分な圧力下に吸収剤材料の上を通過させられる。使用
された時間当りの液体空間速度(liquid hourly space
velocity(LHSV)は約0.1乃至約20、好ましく
は0.2乃至約15である。
促進剤の量は極めて重要であることに留意すべきであ
る。実際、30ppb又はそれより少ない残留COS含有
率にするためには、吸収剤材料の重量に基いて3〜15
重量%の量の促進剤を酸化亜鉛に加えることが必要であ
る。
好ましい態様においては、少なくとも3〜10重量%の
アルミナが促進剤として使用される。しかしながら、3
〜10重量%のアルミナ及び0.5−5.9重量%の酸
化カルシウムを促進剤として使用するのが好ましい。促
進剤が吸収剤材料又は触媒の15重量%より多くを構成
するならば、COS除去能力は劣化して許容できない水
準のCOSを含有する液体炭化水素供給原料をもたら
す。
本発明の方法を、それによりその範囲を制限することな
くより良く説明するために下記実施例を例示する。
実施例1 99%のプロピレンを含有しそして2.7ppmの残留C
OS含有率を有する液体炭化水素供給原料を、本質的
に、約1mmの平均粒径を与えるように微細に分割された
酸化亜鉛92%、Al2O35%及びCaO3%から成る吸
収剤材料の上を通した。
この材料の比表面積は44m2/gであつた。
上記した供給原料を、かくして、吸収剤材料の上を、周
囲の温度で、且つ該供給原料を液体相に保持するように
調節された圧力で、且つ5のLHSVで通した。
精製された供給原料は約25ppbのCOS含有率を有し
ていた。
実施例2 99%のプロピレンを含有し、1.5ppmの残留COS
含有率を有する液体炭化水素供給原料を実施例1に使用
された吸収剤材料の上を通した。
この材料の比表面積は44m2/gであつた。
かくして供給原料を吸収剤材料の上を、5℃の温度で、
且つ該供給原料をこの温度で液体相に保持するように調
節された圧力で且つLHSV5で通した。
精製された供給原料は約18ppbのCOS含有率を有し
ていた。
比較として、同じ供給原料を本質的に100重量%の酸
化亜鉛から鳴る吸収剤材料の上を通した。この材料は1
0m2/gの比表面積を有していた。
操作は5℃の温度で且つ該供給原料を液体相に保持する
のに十分な圧力で行なつた。
この供給原料をLHSV5で吸収剤の上を通した。
精製された供給原料は約1.2ppmのCOS含有率を有
していた。
この比較実施例は触媒における促進剤の存在の重要性を
示す。
実施例3 プロピレン99%を含有しそして1.5ppmの残留CO
S含有率を有する液体炭化水素供給原料を、1mm乃至
1.5mm間のものが高い割合を有する2mmより小さい平
均粒径を与えるように微細に分割された本質的にZnO
89%、Al7%及びCaO%から成る吸収剤
材料の上を通した。
この材料の比表面積は30m2/gであつた。かくして、
上記した供給原料を、5℃の温度で、供給原料を液体相
に保持するように調節された圧力で、LHSV5で吸収
剤材料の上を通した。
精製した供給原料は約12ppbのCOS含有率を有して
いた。
同じ供給原料を同じ温度及び圧力で、LHSV17で同
じ吸収剤材料の上を通した。これらの条件下で、精製さ
れた供給原料の残留COS含有率は45ppbであつた。
比較として、45.6gの市販のアルミナを採取した;
これは約5mm直径のシリンダ形状にあり、そして250
m2/gの比表面積を有していた。それを500℃でか焼
し、そしてZn(NO3)24H2Oの溶液で含浸し、そして再び
か焼した。
最終触媒は50.4重量%のZnOを含有しており、そ
してこの材料の最終比表面積は153m2/gであつた。
前記した供給原料と同じ供給原料を5℃の温度で、供給
原料を液体相に保持するのに十分な圧力で、LHSV5
でこの触媒上で処理した。
これらの条件下では、精製された供給原料の残留COS
含有率は345ppbであつた。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−291685(JP,A) 特公 昭50−17202(JP,B2)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体オレフイン系炭化水素供給原料から硫
    化カルボニルを除去する方法において、 a)アルミナ、シリコ−アルミナ及びその組合せから成
    る群より選ばれた促進剤と酸化亜鉛とを含有して成る吸
    収剤材料であって、該促進剤が該吸収剤材料の重量に基
    いて3〜15重量%の量において存在している吸収剤材
    料の上を該炭化水素供給原料を通すことと、 b)実質的に減少した硫化カルボニル含有率を有する液
    体オレフイン系炭化水素流を回収することを含む方法。
  2. 【請求項2】該促進剤は更に酸化カルシウムを含有して
    成る特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】該吸収剤材料は2mmより小さい、好ましく
    は0.5mm乃至1.5mmの粒径を有する特許請求の範囲
    第1項記載の方法。
  4. 【請求項4】該吸収剤材料は20m2/g乃至100m2
    g、好ましくは30m2/g乃至80m2/gの比表面積を
    有する特許請求の範囲第1項記載の方法。
  5. 【請求項5】該炭化水素供給原料は少なくとも75重量
    %のプロピレンを含有して成る特許請求の範囲第1項記
    載の方法。
  6. 【請求項6】該吸収剤材料は酸化亜鉛85重量%乃至9
    5重量%、アルミナ3%乃至10%、及び酸化カルシウ
    ム0%乃至5%を含有して成る特許請求の範囲第5項記
    載の方法。
  7. 【請求項7】0℃乃至90℃の温度で、且つ該供給原料
    を液体相に保持するのに十分な圧力で、且つ0.1乃至
    20のLHSVで行う特許請求の範囲第5項記載の方
    法。
  8. 【請求項8】回収された炭化水素流が50ppb重量を越
    えない硫化カルボニル濃度を有する特許請求の範囲第1
    項記載の方法。
  9. 【請求項9】プロピレンを含有する液体炭化水素供給原
    料から硫化カルボニルを除去する方法において、 a)本質的に、酸化亜鉛と;アルミナ、シリコ−アルミ
    ナ及びその組合わせから成る群より選ばれた、吸収剤材
    料の重量に基いて3〜15重量%の、促進剤とから成る
    吸収剤材料の上を、該供給原料中の硫化カルボニル濃度
    を50ppb重量を越えない濃度に減少させるのに十分な
    時間該炭化水素供給原料を通す工程と、 b)硫化カルボニル含有率が減少した液体炭化水素流を
    回収する工程を含む方法。
  10. 【請求項10】該促進剤は更に酸化カルシウムを含有し
    て成る特許請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】該吸収剤材料は2mmより小さい、好まし
    くは0.5mm乃至1.5mmの粒径を有する特許請求の範
    囲第9項記載の方法。
  12. 【請求項12】該吸収剤材料は20m2/g乃至100m2
    /g、好ましくは30m2/g乃至80m2/gの比表面積
    を有する特許請求の範囲第9項記載の方法。
  13. 【請求項13】該炭化水素供給原料は少なくとも75重
    量%のプロピレンを含有して成る特許請求の範囲第9項
    記載の方法。
  14. 【請求項14】該吸収剤材料は酸化亜鉛85重量%乃至
    95重量%、アルミナ3%乃至10%、及び酸化カルシ
    ウム0%乃至5%を含有して成る特許請求の範囲第9項
    記載の方法。
  15. 【請求項15】0℃乃至90℃の温度で、且つ該供給原
    料を液体相に保持するのに十分な圧力で、且つ0.1乃
    至20のLHSVで行う特許請求の範囲第9項記載の方
    法。
  16. 【請求項16】該炭化水素供給原料が少なくとも95重
    量%のプロピレンを含有して成る特許請求の範囲第9項
    記載の方法。
  17. 【請求項17】液体プロピレン供給原料から硫化カルボ
    ニルを除去する方法において、 a)酸化亜鉛85重量%乃至95重量%、並びにアルミ
    ナ、シリコ−アルミナ及びその組合わせから成る群より
    選ばれた一員3重量%乃至10重量%を含有して成る吸
    収剤材料の上を、0℃乃至90℃の温度で、該プロピレ
    ン供給原料を液体相に保持するのに十分な圧力下に、5
    0ppb重量を越えない水準に硫化カルボニル濃度を減少
    させるのに十分な時間当り液体空間速度で該プロピレン
    供給原料を通すことと、 b)処理されたプロピレン供給原料を回収することを含
    む方法。
  18. 【請求項18】該プロピレン供給物中の初めの硫化カル
    ボニル濃度が1ppm重量乃至70ppm重量である特許請求
    の範囲第17項記載の方法。
  19. 【請求項19】該吸収剤材料は2mmより小さい、好まし
    くは0.5mm乃至1.5mmの粒径を有し、そして20m2
    /g乃至100m2/g、好ましくは30m2/g乃至80
    m2/gの比表面積を有する特許請求の範囲第17項記載
    の方法。
  20. 【請求項20】時間当りの液体空間速度が0.1乃至2
    0である特許請求の範囲第17項記載の方法。
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