JPH0638795B2 - X線ctスキャナ装置 - Google Patents
X線ctスキャナ装置Info
- Publication number
- JPH0638795B2 JPH0638795B2 JP63139561A JP13956188A JPH0638795B2 JP H0638795 B2 JPH0638795 B2 JP H0638795B2 JP 63139561 A JP63139561 A JP 63139561A JP 13956188 A JP13956188 A JP 13956188A JP H0638795 B2 JPH0638795 B2 JP H0638795B2
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- Japan
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- ray
- ray tube
- rotating body
- detector
- scanner device
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Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
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- X-Ray Techniques (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、X線管を取付けた回転体を回転することによ
り前記X線管から曝射した多方向からの透過X線を検出
器群で検出し、該検出器データ群を再構成処理して前記
X線管と前記検出器群との間に置かれた被検体の断層像
を生成するようにしたX線CTスキャナ装置に関し、特
に、X線管の冷却を良好にせしめ連続スキャン等の高負
荷運転に好適としたX線CTスキャナ装置に関する。
り前記X線管から曝射した多方向からの透過X線を検出
器群で検出し、該検出器データ群を再構成処理して前記
X線管と前記検出器群との間に置かれた被検体の断層像
を生成するようにしたX線CTスキャナ装置に関し、特
に、X線管の冷却を良好にせしめ連続スキャン等の高負
荷運転に好適としたX線CTスキャナ装置に関する。
(従来の技術) X線CTスキャナ装置は、例えば、第3世代のものであ
れば、第3図に示すように、略中央部に被検体導入穴1
aが形成された回転体1を有している。この回転体1
は、その一方の外周部位にX線管2が取付けられてお
り、また、被検体導入穴1aを介し且つX線管2と対向
する他方の外周部位には多チャンネル型X線検出器3が
取付けられている。そして、X線管2は高圧発生器4か
ら高電圧電源の供給を受けて、駆動されるようになって
いる。また、回転体1には、その外周部に図示しないベ
ルトが掛け渡され、該ベルトは図示しない駆動モータに
より駆動され、回転体1を高速回転できるようになって
いる。ここで、上述した駆動モータは、ガントリ制御部
5の一つの要素をなし、このガントリ制御部5は、回転
体1を主体とするガントリの機械的な動作及び図示しな
い傾動機構,センサ等の補助要素の動作を司っている。
また、回転体1のX線管2の近傍にはコリメータ6が設
けられている。
れば、第3図に示すように、略中央部に被検体導入穴1
aが形成された回転体1を有している。この回転体1
は、その一方の外周部位にX線管2が取付けられてお
り、また、被検体導入穴1aを介し且つX線管2と対向
する他方の外周部位には多チャンネル型X線検出器3が
取付けられている。そして、X線管2は高圧発生器4か
ら高電圧電源の供給を受けて、駆動されるようになって
いる。また、回転体1には、その外周部に図示しないベ
ルトが掛け渡され、該ベルトは図示しない駆動モータに
より駆動され、回転体1を高速回転できるようになって
いる。ここで、上述した駆動モータは、ガントリ制御部
5の一つの要素をなし、このガントリ制御部5は、回転
体1を主体とするガントリの機械的な動作及び図示しな
い傾動機構,センサ等の補助要素の動作を司っている。
また、回転体1のX線管2の近傍にはコリメータ6が設
けられている。
上述のガントリ構成にあって、X線管2と多チャンネル
型X線検出器3との組は、これらを対向させた状態で、
被検体導入穴1aに置かれた被検体Pの回りを回転しつ
つX線管2からX線を曝射し、被検体Pを透過したX線
を多チャンネル型X線検出器3の各チャンネルにて受
け、電気信号として取出し、A/D変換器を含むDAS
(Data Acquisition System)7を通して再構成部8に
与え、ここで、再構成処理を施すことにより、X線パス
方向にスライスされた画像が生成され、表示部9に表示
がなされる。
型X線検出器3との組は、これらを対向させた状態で、
被検体導入穴1aに置かれた被検体Pの回りを回転しつ
つX線管2からX線を曝射し、被検体Pを透過したX線
を多チャンネル型X線検出器3の各チャンネルにて受
け、電気信号として取出し、A/D変換器を含むDAS
(Data Acquisition System)7を通して再構成部8に
与え、ここで、再構成処理を施すことにより、X線パス
方向にスライスされた画像が生成され、表示部9に表示
がなされる。
ここで、X線発生方式について言及すると、X線の発生
の発生には、パルスX線と連続X線との2種類があり、
被検体走査方式により適宜選択される。すなわち、T−
R方式では連続X線が用いられ、管球としては、固定陽
極X線管が用いられる。また、R−R方式ではパルスX
線が用いられ、管球としては、回転陽極X線管が用いら
れる。
の発生には、パルスX線と連続X線との2種類があり、
被検体走査方式により適宜選択される。すなわち、T−
R方式では連続X線が用いられ、管球としては、固定陽
極X線管が用いられる。また、R−R方式ではパルスX
線が用いられ、管球としては、回転陽極X線管が用いら
れる。
(発明が解決しようとする課題) 上述のいずれの方式にあっても、短時間曝射でX線出力
が大きくとれることが画質の向上に繋がる。これを実現
するには、X線管を大出力にて駆動することにより実現
されるものであるが、X線管を大出力にて駆動すること
によって生じる管球の発熱の問題を、解決せねばならな
い。
が大きくとれることが画質の向上に繋がる。これを実現
するには、X線管を大出力にて駆動することにより実現
されるものであるが、X線管を大出力にて駆動すること
によって生じる管球の発熱の問題を、解決せねばならな
い。
一般には、管球に近接して電動ファンを設けて強制空冷
をしたり、管球を容器内に入れ、該容器内外で冷却用流
体を別置きの熱交換器との間で循環させる液体冷却方式
を採用としたりするが、いずれにあっても、管球の他に
電動ファンや容器,熱交換器等を必要とし、回転体の構
造を複雑にするばかりか、回転のバランス特性を複雑に
する等の問題点があった。
をしたり、管球を容器内に入れ、該容器内外で冷却用流
体を別置きの熱交換器との間で循環させる液体冷却方式
を採用としたりするが、いずれにあっても、管球の他に
電動ファンや容器,熱交換器等を必要とし、回転体の構
造を複雑にするばかりか、回転のバランス特性を複雑に
する等の問題点があった。
そこで本発明の目的は、構成を複雑にすることなくして
X線管の冷却を良好にせしめ連続スキャン等の高負荷運
転に好適としたX線CTスキャナ装置を提供することに
ある。
X線管の冷却を良好にせしめ連続スキャン等の高負荷運
転に好適としたX線CTスキャナ装置を提供することに
ある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決し且つ目的を達成するために次
のような手段を講じた構成としている。すなわち、本発
明は、X線管を取付けた回転体を回転することにより前
記X線管から曝射した多方向からの透過X線を検出器群
で検出し、該検出器データ群を再構成処理して前記X線
管と前記検出器群との間に置かれた被検体の断層像を生
成するようにしたX線CTスキャナ装置において、前記
X線管の容器外周面に、前記回転体の回転方向に沿って
凸条が伸長する如くして冷却フィンを設けたことを特徴
とする。
のような手段を講じた構成としている。すなわち、本発
明は、X線管を取付けた回転体を回転することにより前
記X線管から曝射した多方向からの透過X線を検出器群
で検出し、該検出器データ群を再構成処理して前記X線
管と前記検出器群との間に置かれた被検体の断層像を生
成するようにしたX線CTスキャナ装置において、前記
X線管の容器外周面に、前記回転体の回転方向に沿って
凸条が伸長する如くして冷却フィンを設けたことを特徴
とする。
(作用) このような構成によれば、回転体の回転に伴って生じる
空気の流れは、冷却フィンの凸条の伸長方向に沿って入
り込んで、冷却フィン及びこれが設けられているX線管
を、電動ファンを設けている如く強制的に冷却すること
ができる。この場合、冷却フィンはX線管に一体的に設
けているので、構成を複雑にしていない。
空気の流れは、冷却フィンの凸条の伸長方向に沿って入
り込んで、冷却フィン及びこれが設けられているX線管
を、電動ファンを設けている如く強制的に冷却すること
ができる。この場合、冷却フィンはX線管に一体的に設
けているので、構成を複雑にしていない。
(実施例) 以下本発明にかかるX線CTスキャナ装置の一実施例を
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
第1図(a)(b)は、本実施例装置のガントリの所要
部をなす回転体を示しており、第1図(a)は正面図、
第1図(b)は背面図である。第1図(a)に示すよう
に、回転体1の略中央部には被検体導入穴1aが形成さ
れており、この回転体1は、その一方の外周部位にX線
管10が取付けられており、また、被検体導入穴1aを
介し且つX線管10と対向する他方の外周部位には多チ
ャンネル型X線検出器3が取付けられている。
部をなす回転体を示しており、第1図(a)は正面図、
第1図(b)は背面図である。第1図(a)に示すよう
に、回転体1の略中央部には被検体導入穴1aが形成さ
れており、この回転体1は、その一方の外周部位にX線
管10が取付けられており、また、被検体導入穴1aを
介し且つX線管10と対向する他方の外周部位には多チ
ャンネル型X線検出器3が取付けられている。
また、この回転体1は、その背面側にあって固定フレー
ム11に回転可能に支持されている。この固定フレーム
11には駆動モータ12及びプーリ13を設けている。
そして、回転体1の外周及び駆動モータ12のプーリ及
びプーリ13にはベルト14が掛け渡されている。これ
により、駆動モータ12が回転することにより、回転体
1は回転し、ここで、X線管10が図示しない高圧発生
器により駆動されることにより、被検体導入穴1aに置
かれる被検体の多方向からのX線透過データを多チャン
ネル型X線検出器3により収集することができるように
なる。
ム11に回転可能に支持されている。この固定フレーム
11には駆動モータ12及びプーリ13を設けている。
そして、回転体1の外周及び駆動モータ12のプーリ及
びプーリ13にはベルト14が掛け渡されている。これ
により、駆動モータ12が回転することにより、回転体
1は回転し、ここで、X線管10が図示しない高圧発生
器により駆動されることにより、被検体導入穴1aに置
かれる被検体の多方向からのX線透過データを多チャン
ネル型X線検出器3により収集することができるように
なる。
ここで、X線管10は、第2図に示すように、その外周
面に回転方向に沿って凸条が伸長する如くして多数の冷
却フィン10aを設けた構成としている。
面に回転方向に沿って凸条が伸長する如くして多数の冷
却フィン10aを設けた構成としている。
このような構成によれば、回転体1の回転に伴って生じ
る空気の流れは、冷却フィン10aの凸条の伸長方向に
沿って入り込んで、冷却フィン10a及びこれが設けら
れているX線管10を、電動ファンを設けている如く強
制的に冷却することができる。従って、連続スキャン等
の高負荷運転にも耐えるものとなる。
る空気の流れは、冷却フィン10aの凸条の伸長方向に
沿って入り込んで、冷却フィン10a及びこれが設けら
れているX線管10を、電動ファンを設けている如く強
制的に冷却することができる。従って、連続スキャン等
の高負荷運転にも耐えるものとなる。
この場合、冷却フィン10aはX線管10に一体的に設
けているので、構成を複雑にしていなく、回転体1のバ
ランス特性を複雑にすることもない。
けているので、構成を複雑にしていなく、回転体1のバ
ランス特性を複雑にすることもない。
なお、上述した冷却フィン付X線管10に近接して電動
ファンを設けたり、通常の液冷機構を付設したりするこ
とにより、一層の冷却特性を得ることができ、有利とな
る。
ファンを設けたり、通常の液冷機構を付設したりするこ
とにより、一層の冷却特性を得ることができ、有利とな
る。
なお、上記の例では、第3世代の装置への適用例につい
て説明しているが、固体検出器を用いる第4世代の装置
等であっても、もちろん適用可能である。
て説明しているが、固体検出器を用いる第4世代の装置
等であっても、もちろん適用可能である。
[発明の効果] 以上のように本発明では、X線管の容器外周面に、回転
方向に沿って凸条が伸長する如くして冷却フィンを設け
たことにより、回転体の回転に伴って生じる空気の流れ
は、冷却フィンの凸条の伸長方向に沿って円滑に入り込
んで、冷却フィン及びこれが設けられているX線管を、
電動ファンを設けている如く強制的に冷却することがで
き、この場合、冷却フィンはX線管に一体的に設けてい
るので、構成を複雑にしていないものとなる。
方向に沿って凸条が伸長する如くして冷却フィンを設け
たことにより、回転体の回転に伴って生じる空気の流れ
は、冷却フィンの凸条の伸長方向に沿って円滑に入り込
んで、冷却フィン及びこれが設けられているX線管を、
電動ファンを設けている如く強制的に冷却することがで
き、この場合、冷却フィンはX線管に一体的に設けてい
るので、構成を複雑にしていないものとなる。
よって本発明によれば、構成を複雑にすることなくして
X線管の冷却を良好にせしめ連続スキャン等の高負荷運
転に好適としたX線CTスキャナ装置を提供できる。
X線管の冷却を良好にせしめ連続スキャン等の高負荷運
転に好適としたX線CTスキャナ装置を提供できる。
第1図は本発明にかかるX線CTスキャナ装置の一実施
例の構成を示す図、第2図は同実施例におけるX線管の
回転体への取付けを示す図、第3図は第3世代のX線C
Tスキャナ装置を示す図である。 1…回転体、1a…被検体導入穴、3…多チャンネル型
X線検出器、10…X線管、10a…冷却フィン。
例の構成を示す図、第2図は同実施例におけるX線管の
回転体への取付けを示す図、第3図は第3世代のX線C
Tスキャナ装置を示す図である。 1…回転体、1a…被検体導入穴、3…多チャンネル型
X線検出器、10…X線管、10a…冷却フィン。
Claims (1)
- 【請求項1】X線管を取付けた回転体を回転することに
より前記X線管から曝射した多方向からの透過X線を検
出器群で検出し、該検出器データ群を再構成処理して前
記X線管と前記検出器群との間に置かれた被検体の断層
像を生成するようにしたX線CTスキャナ装置におい
て、前記X線管の容器外周面に、前記回転体の回転方向
に沿って凸条が伸長する如くして冷却フィンを設けたこ
とを特徴とするX線CTスキャナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139561A JPH0638795B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | X線ctスキャナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63139561A JPH0638795B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | X線ctスキャナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01310643A JPH01310643A (ja) | 1989-12-14 |
JPH0638795B2 true JPH0638795B2 (ja) | 1994-05-25 |
Family
ID=15248133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63139561A Expired - Fee Related JPH0638795B2 (ja) | 1988-06-08 | 1988-06-08 | X線ctスキャナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0638795B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002345804A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-12-03 | Ge Medical Systems Global Technology Co Llc | X線管ユニット及び装置並びにその冷却方法及びプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6123297U (ja) * | 1984-07-16 | 1986-02-12 | 株式会社島津製作所 | X線管装置 |
US4651338A (en) * | 1984-10-08 | 1987-03-17 | Siemens Aktiengesellschaft | Cooling system for a tomograph apparatus |
JPS61104547A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-22 | Hitachi Ltd | X線管装置 |
-
1988
- 1988-06-08 JP JP63139561A patent/JPH0638795B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01310643A (ja) | 1989-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |