JPH0638351B2 - 初期設定機構 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 初期設定機構であって、プリント基板またはケーブル上
のコネクタに着脱可能に嵌合するコネクタに、、初期設
定用の端子部を設け、初期設定の際にこの端子部の中で
接続をすべき端子のみにショートプラグを接続するよう
に構成し、低コスト及び高信頼性の初期設定を可能とす
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明はプリント基板またはケーブルの端部において初
期設定を行う機構に関するもので、さらに詳しく言え
ば、設定用プリント基板やその端子等を使用せずに初期
設定をなし得る機構に関するものである。

〔従来の技術〕

従来構造 プリント基板の初期設定機構としては従来は例えば第４
図及び第５図に示すようにプリント基板１の端部近傍に
設けてあるコネクタ５０にコネクタ６０を接続して初期
設定をする際に設定用プリント基板６１を使用してい
た。

なお、互いに接続されるコネクタ同士を区別するため
に、プリント基板１に設けてあるコネクタを第１のコネ
クタとし、これに接続すべきコネクタを第２のコネクタ
とする。

この設定用プリント基板６１には、第１のコネクタ５０
の初期設定すべき端子の対の数に相当する数の列が設け
てある。

各列は、５つのスルーホールＡ〜Ｅと、スルーホールＡ
とスルーホールＤを接続するパターン６２と、スルーホ
ールＢとスルーホールＥとを接続するパターン６３とか
らなっている。

上記スルーホールＡ〜Ｅのうち、スルーホールＡ及びス
ルーホールＢは、第２のコネクタ６０を搭載するための
ものであり、従って、各列のスルーホールＡ及びスルー
ホールＢは、第１のコネクタ５０と第２のコネクタ６０
とが接続されている時には、第１のコネクタ５０の各端
子５１に一対一対応している。

スルーホールＣ〜Ｅは、それぞれに端子６４を搭載する
ためのものであり、短絡用のショートプラグ６５を、ス
ルーホールＣの端子６４とスルーホールＤの端子６４と
に接続するか、または、スルーホールＤの端子６４とス
ルーホールＥの端子６４に接続可能となっている。

第４図において、５２は第１のコネクタ５０の両側部に
弾性的に設けた嵌合保持用の爪、６６は嵌合時に爪５２
が係合するように第２のコネクタ６０の両側部に設けた
凹陥部である。

従来の初期設定作業 この従来技術によりプリント基板１の初期設定を行うに
は、まず第２のコネクタ６０を、この設定用プリント基
板６１の各列のスルーホールＡ及びスルーホールＢに接
続するように、当該設定用プリント基板６１に搭載す
る。第４図はこのようにして第２のコネクタ６０を搭載
した状態を示している。

次ぎに、この設定用プリント基板６１の各列について、
対応する第１のコネクタ５０の各端子５１の初期設定す
べき接続状態に従って、ショートプラグ６５を、第４図
の矢印７７で示すように、スルーホールＤの端子６４と
スルーホールＥの端子６４とに接続し、またはスルーホ
ールＣの端子６４とスルーホールＤの端子６４とに接続
する。

次ぎに、このようにして設定用プリント基板６１に搭載
された状態の第２のコネクタ６０を、矢印７８に示すよ
うに、第１のコネクタ５０に接近移動させて嵌合する。

この嵌合状態では、第１のコネクタ５０の爪５２が第２
のコネクタ６０の凹陥部６６に係合するので、第１のコ
ネクタ５０と第２のコネクタ６０とは電気的接続及び機
械的接続が維持される。

以上の作業により、ショートプラグ６５をスルーホール
Ｄの端子６４とスルーホールＥの端子６４とに接続した
列については、この列に対応する第１のコネクタ５０の
端子間が接続され、またショートプラグ６５をスルーホ
ールＣの端子６４とスルーホールＤの端子６４とに接続
した列については、この列に対応する第１のコネクタ５
０の端子６４間が接続されない。この方法によって、第
１のコネクタ５０の端子５１間を接続するか接続しない
かにより、初期設定が行われる。

従来の欠点 この従来技術によれば、初期設定のために第１のコネク
タ５０と第２のコネクタ６０との他に、設定用プリント
基板６１を要するとともに、第１のコネクタ５０の各端
子５１の対毎に、設定用プリント基板６１の列のスルー
ホールＡ〜Ｅのそれぞれに実装される計５本ずつの端子
６４を必要とする。

このように部品点数が多いために、従来の初期設定機構
の製造コストが高くなり、且つ組付けの工数が多くなる
という欠点がある。

また初期設定において第１のコネクタ５０の各対の端子
５１を接続すべき場合に、この接続を行うには、この対
のうち一方の端子５１から、第２のコネクタ６０を介し
て、更にスルーホールＡの端子６４、スルーホールＡ、
スルーホールＡとスルーホールＤを接続するパターン６
２、スルーホールＤ、スルーホールＤの端子６４、スル
ーホールＤの端子６４とスルーホールＥの端子６４とに
接続してあるショートプラグ６５、スルーホールＥの端
子６４、スルーホールＥ、スルーホールＥとスルーホー
ルＢとを接続するパターン６３、スルーホールＢ、スル
ーホールＢの端子６４、第２のコネクタ６０を経て、第
１のコネクタ５０の他方の端子５１に接続されるもので
ある。このように多くの接続を介さなければならないの
で、初期設定の信頼性が低くなるという欠点がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この従来方式では設定用プリント基板及びその他の多数
の部品を使用するから、コスト高で組立て工数がかか
り、且つ信頼性が乏しいという問題点がある。

本発明は、このような点に鑑みて創作されたもので、部
品点数を削減して、低コストで高信頼性の初期設定を非
常に簡略化した作業にて行うことができる初期設定機構
を提供することを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明によれば上記目的は、初期設定用にプリント基板
１上またはケーブル２上に設置された第１のコネクタ１
０、３０と、予め所定の端子部２４をショートプラグ２
５、４５を介して接続し、該ショートプラグの装着部位
をカバー２６で覆った第２のコネクタ２０、４０とを有
し、第２のコネクタ２０、４０を、第１のコネクタ１
０、３０に嵌合させてプリント基板１の初期設定を行う
初期設定機構を提供することにより達成される。

〔作用〕

本発明の初期設定機構により初期設定を行うには、第２
のコネクタの有する初期設定用の端子部に、初期設定の
内容に応じてショートプラグによる電気的接続を行い、
次ぎにこの第２のコネクタを嵌合により第１のコネクタ
に接続する。

従って、第１のコネクタの各端子は、これに対応する第
２のコネクタの端子部におけるショートプラグの初期設
定状態に応じて、接続されまたは接続されず、これによ
り所定の初期設定が完了する。

この初期設定機構によれば、設定用プリント基板を使用
せずに第２のコネクタに対して直接初期設定の作業を行
うので、部品点数が削減され、ひいてはコストの低減と
高信頼性を図ることができる。

〔実施例〕

第１実施例の構造 第１図及び第２図は本発明の第１の実施例としてプリン
ト基板の初期設定のための機構を示すそれぞれ斜視図で
ある。

この実施例の初期設定機構は、第１のコネクタ１０と、
該第１のコネクタ１０に嵌合により接続される第２のコ
ネクタ２０と、初期設定用のショートプラグ２５と、こ
れらのショートプラグ２５の脱落防止用のカバー２６と
からなっている。

第１のコネクタ１０は、プリント基板１の端部近傍に設
置されており、初期設定により接続の対象となる多数の
対の雄の端子１１と、該第１のコネクタ１０の両側部に
弾性的に設けてカバー２６等の脱落を防止するための爪
１２と、第１のコネクタ１０の上面に設けた位置合わせ
用の切り欠き１３とを有する（第２図）。

第２のコネクタ２０は、第１のコネクタ１０に嵌合した
場合に第１のコネクタ１０の各端子１１に接続する多数
の端子を有する他に、第２のコネクタ２０の第１のコネ
クタ１０に接続されない側に初期設定用の端子部２１
と、第２のコネクタ２０の両側面に上記カバー２６を取
り付けるための段部２２と、第２のコネクタ２０の上面
で第１のコネクタ１０の上記切り欠き１３に係合するた
めの突部２３とを有する。

この初期設定用の端子部２１は、第１のコネクタ１０の
端子の対の数に相当する数の列に、各列２本ずつの端子
２４を上下に配置してなり、各端子２４は第１のコネク
タ１０の端子１１に一対一対応している。

上記ショートプラグ２５は、これら任意の列に配置して
ある上下２本の端子２４に、矢印７１に示すように、選
択的に接続可能である 上記カバー２６は、カバー２６の両側面に弾性的に設け
た側片２７と、各側片２７の先端部近傍で第２のコネク
タ２０の上記段部２２に係合するための係止穴２８と、
各側片２７の基部近傍で第１のコネクタ１０の上記爪１
２に係合するための凹陥部２９とを有する。

第１実施例の初期設定作業 この実施例によりプリント基板１の初期設定を行うに
は、まず、第１図において初期設定に応じて第１のコネ
クタ１０の接続を行うべき各対の端子１１に対応する第
２のコネクタ２０の端子部２１の各列の端子２４に、シ
ョートプラグ２５を矢印７１で示すように嵌め込んで接
続する。

この場合において、初期設定に応じて接続しないでおく
第１のコネクタ１０の端子１１に対応する第２のコネク
タ２０の列の端子２４については、ショートプラグ２５
による接続をしないままでおく。

次ぎに、第２のコネクタ２０に、カバー２６を第２図の
矢印７２で示すように被せて押し込むことにより、第２
のコネクタ２０の両側の段部２２に、カバー２６の各側
片２７の係止穴２８をそれぞれ係合させる。

この状態で、カバー２６は、第２のコネクタ２０の端子
部２１の総ての端子２４及びショートプラグ２５を覆っ
てこれらを保護しており、且つ上記段部２２と係止穴２
８との係合によりカバー２６の上記保護状態を維持する
とともに、ショートプラグ２５の脱落ないし緩みを防止
することにより、このショートプラグ２５により接続す
べき端子２４間の接続を確実ならしめる。

次ぎに、上記のようにカバー２６を被せた組立て状態の
第２のコネクタ２０を、第２図の矢印７３で示すよう
に、第１のコネクタ１０に接近移動させて、第１のコネ
クタ１０の切り欠き１３に対する第２のコネクタ２０の
突部２３の位置合わせを行いながら、第２のコネクタ２
０を第１のコネクタ１０に押し込んで嵌合させることに
より、両コネクタ１０、２０間の接続を行う。

この状態において、第１のコネクタ１０の両爪１２が第
２のコネクタ２０の凹陥部２９に係合しているから、第
１のコネクタ１０と第２のコネクタ２０の上記嵌合状態
は確実に保持され、従って、第１のコネクタ１０と第２
のコネクタ２０との接続も確実である。

以上の作業により、ショートプラグ２５を接続した第２
のコネクタ２０の端子部２１の列については、この列に
対応する第１のコネクタ１０の端子１１間が接続され、
またショートプラグ２５を接続しない第２のコネクタ２
０の端子部２１の列については、この列に対応する第１
のコネクタ１０の端子１１間は接続されない。この方法
によって、第１のコネクタ１０の端子１１間を接続する
か接続しないかにより、プリント基板１の初期設定が行
われる。

第１実施例の作用・効果 この実施例では、初期設定のために設定用プリント基板
を使用する必要がなく、それに加えて第２のコネクタ２
０に設けるべき端子２４の数は、初期設定の対象である
第１のコネクタ１０の端子１１の数に等しい数であれば
足り、従って、初期設定機構の部品点数は小数である。
従って、製造コストが低廉であり、且つ組付けの工数が
少なくて済む。

また、初期設定において第１のコネクタ１０の各対の端
子１１を接続すべき場合に、この接続を行うには、この
対のうち一方の端子１１から、第２のコネクタ２０を介
して、更に端子部２１の列の一方の端子２４、ショート
プラグ２５、端子部２１の当該列の他方の端子２４、第
１のコネクタ２０を経て、第１のコネクタ１０の当該対
の他方の端子１１に接続されるものである。このように
経由すべき接続の数を従来技術に比較して大幅に減少す
ることが可能であり、且つ上記のように設定用プリント
基板及び端子が存在しないから、半田付けの省略と接触
箇所の減少が可能であり、その結果半田付けや接触等に
よる接続の不良を生じる確率が大幅に減少し、従って、
初期設定の信頼性が向上した。

また、この実施例では、初期設定のための作業は、第２
のコネクタ２０の端子部２１にショートプラグ２５を接
続する作業と、第２のコネクタ２０にカバー２６を取り
付ける作業と、その後に第２のコネクタ２０を第１のコ
ネクタ１０に接続する作業とを行えばよく、これらのい
ずれの作業も部品同士の嵌合だけの簡単な動作で足りる
ので、初期設定の作業全体も大幅に簡略化される。

ショートプラグによる接続作業としては、第２のコネク
タ２０の端子２４間で接続が必要な箇所のみショートプ
ラグ２５を接続させ、接続が不要な第２のコネクタ２０
の端子２４間については何等の作業を要しないから、シ
ョートプラグ２５の接続作業は第１のコネクタ１０の端
子１１の対の数に比べて通例小数で足り、この点におい
ても実施例による初期設定の作業は簡単である。

この実施例では、第２のコネクタ２０にショートプラグ
２５を接続した状態でカバー２６を取り付けるから、初
期設定の際の第２のコネクタ２０の各端子２４及びショ
ートプラグ２５を保護し得るとともに、ショートプラグ
２５の緩みまたは脱落を防止することができ、従って、
当該ショートプラグ２５による接続が確実であって、こ
の点においても初期設定の信頼性が高い。

第２実施例の構造 第３図は本発明の第２の実施例を示す斜視図である。こ
の実施例の初期設定機構は、第１のコネクタ３０と、該
第１のコネクタ３０に嵌合により接続される第２のコネ
クタ４０と、初期設定用のショートプラグ４５と、これ
らのショートプラグ４５の脱落防止用のカバー４６と、
カバー取り付け用のねじ４９とからなっている。

第３図において、第１のコネクタ３０は、初期設定の対
象であるケーブル２の先端部に接続され、雌の端子３１
と、該第１のコネクタ１０の両側部に設けてカバー４６
等の脱落を防止するための凹陥部３２と、第１のコネク
タ１０の上面に設けた位置合わせ用の突部３３とを有す
る。

第２のコネクタ４０は、第１のコネクタ３０に嵌合した
場合に第１のコネクタ３０の各端子３１に接続する端子
を有する他に、第２のコネクタ４０の第１のコネクタ３
０に接続されない側に初期設定用の端子部４１と、第１
のコネクタ３０の上面及び下面の各両側端近傍に上記カ
バー４６を上記ねじ４９にて取り付けるためのカバー取
り付け用穴４２と、第２のコネクタ４０の上面で第１の
コネクタ３０の上記突部３３に係合するための切り欠き
４３とを有する。

この初期設定用の端子部４１は、第１図及び第２図の実
施例の端子部２１と同様に、第１のコネクタ３０の端子
３１の対の数に相当する数の列に、各列２本ずつの端子
４４を上下に配置してなり、各端子４４は第１のコネク
タ３０の端子３１に一対一対応している。

ショートプラグ４５は、第１図及び第２図の実施例と同
様に、任意の列に配置してある上下２本の端子４４に、
矢印７４で示すように、選択的に接続可能である。

カバー４６は、カバー４６の上面で第２のコネクタ４０
の上記カバー取り付け用穴４２に対応する位置に設けた
取り付け用穴４７と、カバー４６の下面で上記取り付け
用穴４７に対応する位置に設けたタップ穴４８とを有す
る。

第２実施例の初期設定作業 この実施例によりケーブル２の初期設定を行うには、ま
ず、初期設定に応じて第１のコネクタ３０の接続を行う
べき各対の端子３１に対応する第２のコネクタ４０の端
子部４１の各列の端子４４に、ショートプラグ４５を矢
印７４で示すように接続する。

この場合において、初期設定に応じて接続しないでおく
第１のコネクタ３０の端子３１に対応する第２のコネク
タ４０の列の端子４４については、第１図及び第２図の
実施例と同様に、ショートプラグ４５による接続をしな
いままでおく。

次ぎに、第２のコネクタ４０に、カバー４６を第３図の
矢印７５で示すように被せて、ねじ４９をカバー４６の
上面の取り付け用穴４７と第２のコネクタ４０の上下の
各カバー取り付け用穴４２に挿通し且つカバー４６の下
面のタップ穴４８に螺合させることにより、第２のコネ
クタ４０とカバー４６とを固定する。

この状態で、カバー４６は、第２のコネクタ４０の端子
部４１の総ての端子４４及びショートプラグ４５を覆っ
てこれらを保護するとともに、ショートプラグ４５の脱
落ないし緩みを防止することにより、このショートプラ
グ４５により接続すべき端子４４間の接続を確実ならし
める。

次ぎに、このようにカバー４６を固定した状態の第２の
コネクタ４０を、第３図の矢印７６で示すように、第１
のコネクタ３０に接近移動させて、第１のコネクタ３０
の突部３３に対する第２のコネクタ４０の切り欠き３３
の位置合わせを行いながら、第２のコネクタ４０を第１
のコネクタ３０に押し込んで嵌合させることにより、両
コネクタ３０、４０間の接続を行う。

この状態において、第１のコネクタ４０の両爪４２が第
１のコネクタ３０の凹陥部３２に係合しているから、第
１のコネクタ３０と第２のコネクタ４０との上記嵌合状
態は確実に保持され、従って、第１のコネクタ３０と第
２のコネクタ４０との接続も確実である。

以上の作業により、ショートプラグ４５を接続した第２
のコネクタ４０の端子部４１の列については、この列に
対応する第１のコネクタ３０の端子３１間が接続され、
またショートプラグ４５を接続しない第２のコネクタ４
０の端子部４１の列については、この列に対応する第１
のコネクタ３０の端子３１間は接続されない。この方法
によって、第１のコネクタ３０の端子３１間を接続する
かしないかにより、ケーブル２の初期設定が行われる。

第２実施例の作用・効果 この実施例では設定用プリント基板を使用せず且つ部品
点数を削減することに加えて、カバー４６を使用するこ
とにより、第１図及び第２図の実施例と同様に、簡単に
しかも低コスト、高信頼性で初期設定を行うことができ
る。

この実施例における初期設定は、引き出されたケーブル
２の先端部で行うことができ、従って、初期設定の作業
スペースの確保が一層容易である。

〔発明の効果〕 以上述べてきたように、本発明によれば、簡易な構成
で、コネクタを接続するだけでプリント基板の初期化を
行い、かつ、設定後の信頼性を向上させることができ、
実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す斜視図、 第２図は第１図の機構を接続する作業の途中を示す斜視
図、 第３図は第２の実施例を示す斜視図、 第４図は従来機構の斜視図、 第５図は第４図の設定用プリント基板の平面図である。 第１図から第３図までにおいて、 １はプリント基板、 ２はケーブル、 １０、３０はそれぞれ第１のコネクタ、 ２０、４０はそれぞれ第２のコネクタ、 ２１、４１はそれぞれ第２のコネクタの初期設定用の端
子部、 ２５、４５はそれぞれ端子部を接続するためのショート
プラグである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】初期設定用にプリント基板（１）上または
   ケーブル（２）上に設置された第１のコネクタ（１０、
   ３０）と、 予め所定の端子部（２４）をショートプラグ（２５、４
   ５）を介して接続し、該ショートプラグの装着部位をカ
   バー（２６）で覆った第２のコネクタ（２０、４０）と
   を有し、 前記第２のコネクタ（２０、４０）を、第１のコネクタ
   （１０、３０）に嵌合させてプリント基板（１）の初期
   設定を行う初期設定機構。