JPH0638127A - テレビジョン受像機におけるカーソル制御装置 - Google Patents

テレビジョン受像機におけるカーソル制御装置

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JPH0638127A
JPH0638127A JP4190711A JP19071192A JPH0638127A JP H0638127 A JPH0638127 A JP H0638127A JP 4190711 A JP4190711 A JP 4190711A JP 19071192 A JP19071192 A JP 19071192A JP H0638127 A JPH0638127 A JP H0638127A
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JP
Japan
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cursor
coordinate
screen
remote controller
operation means
Prior art date
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Pending
Application number
JP4190711A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Tsukaune
勲 塚畝
Masanobu Koike
正展 小池
Minoru Shimizu
穰 清水
Akihiro Yamada
晃弘 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は画面上のカーソルを動かすための操
作手段の手ぶれを検出し、手ぶれ時のカーソルの微動を
抑えることのできる装置を提供することを目的とするも
のである。 【構成】 本発明は、テレビジョン受像機の画面上に表
示されるカーソルを該画面より離れた場所から移動させ
るための操作手段と、該操作手段の位置を検出する検出
手段と、該検出手段より得られる前記操作手段の位置座
標を前記画面上のカーソル座標に変換する座標変換手段
と、前記操作手段の位置検出時点に対して直前のカーソ
ル座標を記憶する記憶手段と、前記操作手段が移動状態
にあるかあるいは静止状態にあるかを判別する判別手段
と、該判別手段による判別の結果前記操作手段が移動状
態にあれば前記座標変換手段から得られる座標値をカー
ソル座標とし静止状態であれば前記記憶手段に記憶され
ている座標値をカーソル座標とする選択手段とよりな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機にお
けるカーソル制御装置にかかり、特に離れた場所で該受
像機の画面上のカーソルを移動させる操作手段の手ぶれ
補正に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明者等は特願平3−271541号
において画面上の操作アイコンを表示させたりあるいは
分割された複数の画面を選択するためのアイコンの選択
や、ウィンドウ操作(例えばウィンドウの大きさを変え
たり、移動させたりする)のためのカーソル制御方法と
して、リモコンに設けられたカーソルキーによるカーソ
ル制御方法以外に、複数個のディテクタを使って赤外線
を送信する手段の位置を検出することによりカーソルを
制御する方法を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの技術の場
合、ユーザーがリモコンを動かすことによって行われ
る。また、ユーザーがリモコンを動かさなければ画面上
のカーソルも動かない。しかしながら、一般にリモコン
等のように空中にユーザの手によって固定する場合には
ユーザーの手ぶれによってリモコンも動いてしまう。
【0004】このようにリモコンが動いた場合、ユーザ
ーはリモコンを動かしているつもりがなくても画面上の
カーソルが動いてしまい、かかるリモコンの細かな振動
は画面上のカーソルのちらつきの原因となって非常にわ
ずらわしという問題点があった。
【0005】本発明はこのような従来技術の問題点に鑑
みなされたものであり、画面上のカーソルを動かすため
の操作手段の手ぶれを検出し、手ぶれ時のカーソルの微
動を抑えることのできる装置を提供することを目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
受像機の画面上に表示されるカーソルを該画面より離れ
た場所から移動させるための操作手段と、該操作手段の
位置を検出する検出手段と、該検出手段より得られる前
記操作手段の位置座標を前記画面上のカーソル座標に変
換する座標変換手段と、前記操作手段の位置検出時点に
対して直前のカーソル座標を記憶する記憶手段と、前記
操作手段が移動状態にあるかあるいは静止状態にあるか
を判別する判別手段と、該判別手段による判別の結果前
記操作手段が移動状態にあれば前記座標変換手段から得
られる座標値をカーソル座標とし静止状態であれば前記
記憶手段に記憶されている座標値をカーソル座標とする
選択手段とよりなる。
【0007】
【作用】上記の構成によれば手ぶれが生じているときに
は、その直前のカーソル座標が保持されるので、操作手
段による微動はカーソル座標に直接影響を与えることな
く画面上のカーソルは静止する。
【0008】
【実施例】以下本発明のテレビジョン受像機におけるカ
ーソル制御装置の一実施例について図面を参照しつつ詳
細に説明する。
【0009】まず図1はかかる装置の基本的なハード構
成を示す平面図であり、1はテレビジョン受像機の画面
上のカーソルの操作手段としての先端に発行部2を有す
るリモコン、3はテレビジョン受像機、4は該テレビジ
ョン受像機3の前面下段に設けられた操作手段の位置検
出手段としてのディテクタである。
【0010】同図においてリモコン1から送信された赤
外線信号は前記ディテクタ4で受信され、該ディテクタ
4では前記リモコン1の位置に従って2次元の位置情報
として赤外線のスポット位置に応じた値がリモコン座標
として出力される。
【0011】図2はリモコン1の移動状態あるいは静止
状態を判別する回路の機能ブロック図である。同図にお
いて11のカーソル位置座標変換演算回路は前記リモコ
ン座標をカーソル表示座標に変換するものであり、例え
ば次の数1に示すような変換をなす回路から構成され
る。
【0012】
【数1】
【0013】この数1によってディテクタ4の検出によ
るリモコン座標データが画面上のカーソルの位置を指示
するカーソル表示座標に変換される。
【0014】12は動き/静止判別回路であり、入力さ
れてくるリモコン座標データより現在のリモコン1の状
態が「動き」状態か「静止」状態かを判別し、その結果
をマルチプレクサ13への選択信号として出力する。
【0015】前記マルチプレクサ13は前記動き/静止
判別回路12の出力が「動き」であれば前記カーソル表
示座標演算回路11からの座標データを出力し、「静
止」であればカーソル表示座標記憶回路14からの座標
データを出力する。このカーソル表示座標記憶回路14
はその直前のカーソル表示座標データ、すなわちマルチ
プレクサ13の出力を記憶しておく回路である。
【0016】次に前記動き/静止判別回路12の動作例
を図3のフローチャートに基づいて説明する。まずステ
ップS1において前回(直前)のリモコン座標に対する
現在のリモコン座標の変動量の絶対値(差分)Δx、Δ
yを計算により求める。
【0017】「動き」か「静止」の判別は前記絶対値Δ
x、Δyと後述する方法によって設定する閾値α、βと
の比較によって行う。すなわちステップS2において前
回の判別結果が「動き」であった場合にはステップS3
へ進み、Δx<αx 且つ、Δy<αy であればステップ
S4に進んで静止状態と判定し、これ以外の値であれば
ステップS5へ進んで動き状態と判定する。この後マル
チプレクサ13に対してそれぞれの場合で静止状態を示
す信号(ステップS6)、動き状態を示す信号(ステッ
プS7)を出力する。
【0018】また前記ステップS2において前回の判別
結果が「静止」であった場合にはステップS8へ進み、
Δx>βx あるいは、Δy>βy であればステップS9
へ進んで動き状態と判定し、これ以外の値であればステ
ップS10へ進んで静止状態と判定する。この後マルチ
プレクサ13に対してそれぞれの場合で動き状態を示す
信号(ステップS11)、静止状態を示す信号(ステッ
プS7)を出力する。
【0019】前記マルチプレクサ13は前記ステップS
6、S7、S11、S12から送られてくる動きあるい
は静止状態を示す信号により前記カーソル表示座標記憶
回路14あるいはカーソル表示座標演算回路11内のデ
ータを選択的にカーソル表示座標として出力する。
【0020】ところで前記閾値α、βは入力されるリモ
コン座標値によって決定される値である。例えばリモコ
ン1を含む領域を領域をCCDカメラ等の撮像手段によ
って撮像し、その画像から検出されたリモコン1の位置
をリモコン座標とするシステムを例にとって閾値α、β
を求めるひとつの方法を以下に示す。
【0021】図4がかかるシステムの構成図であり、2
1はCCDカメラ、22はリモコン位置検出回路であ
る。前記CCDカメラ21は前記リモコン1を含む一定
の領域を撮像し、得た画像のデータをリモコン位置検出
回路22に送るものとする。
【0022】前記リモコン位置検出回路22では得られ
た画像データの中からリモコン1の位置の検出を行い、
その位置をリモコン座標X、Yとして出力する。この時
のリモコン1の位置変動量とリモコン座標の変動量とは
次の数2の関係を有する。
【0023】
【数2】
【0024】ここでΔHはリモコン1の水平方向の変動
量、ΔVは同じく垂直方向の変動量、Lはこのリモコン
1と前記CCDカメラ21との距離、mx 、my はCC
Dカメラ21の撮像領域を決定するパラメータである。
なお前記距離Lと撮像領域の大きさとは比例関係にあ
り、mx ×L及びmy ×LがCCDカメラの撮像領域の
大きさとなる。またPx 、Py は前記CCDカメラ22
の持つ撮像領域分解能である。
【0025】閾値α、βは実験的に測定したユーザーの
手ぶれによるリモコン1の変動量を前記数2に与えるこ
とによって求めることができる。例えばユーザーの手ぶ
れによるリモコン1の変動量が±2mmであった場合
に、m=1、P=500のCCDカメラ21を用いて距
離1000mmでリモコンを操作すれば数2のΔxが
1、Δyが1と求まり、前記図3のステップS3、S8
の条件より閾値αは2、βは1とすれば良いことがわか
る。また同様にして距離500mmのときにはαは3、
βは2となる。ただしα、βは自然数であることを条件
とする。
【0026】このようにあらかじめ実験的に算出した閾
値α、βを用いることにより手ぶれを判別することがで
きるが、ユーザーの手ぶれ量はユーザーが異なれば当然
変わるからユーザーが変わる度に閾値の変更を行わなけ
ればならずやっかいである。
【0027】そこでリモコン1の操作中のリモコン座標
の変動量の標準偏差等を閾値α、βとして使用すること
によりタイムリーに閾値α、βを変化させてやれば、ユ
ーザーや操作状態に依存しない制度の良い「動き」「静
止」の判別が可能となる。
【0028】また上記実施例ではリモコン1の位置座標
によりリモコン1の動き/静止判別を行っているが、リ
モコン1自身に振動センサ等を取り付けこのセンサによ
る検出出力から判別する等の手法も可能であることは言
うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上のごとく本発明によれば、画面から
離れた位置で画面上のカーソルを動かす操作手段の手ぶ
れを制度良く検出でき、画面上のカーソルの手ぶれによ
るちらつき等を防止できる効果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明テレビジョン受像機のカーソル制御装置
のシステム構成図である。
【図2】リモコンの手ぶれを検出する回路のブロック図
である。
【図3】図2の動き/静止判別回路の動作を説明するフ
ローチャートである。
【図4】図3の動き/静止判別のための閾値α、βを求
める方法について説明する図である。
【符号の説明】
1 リモコン(操作手段) 11 カーソル表示座標演算回路(座標変換手
段) 12 動き/静止判別回路 13 マルチプレクサ 14 カーソル表示座標記憶回路(記憶手段)
フロントページの続き (72)発明者 山田 晃弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機の画面上に表示され
    るカーソルを該画面より離れた場所から移動させるため
    の操作手段と、該操作手段の位置を検出する検出手段
    と、該検出手段より得られる前記操作手段の位置座標を
    前記画面上のカーソル座標に変換する座標変換手段と、
    前記操作手段の位置検出時点に対して直前のカーソル座
    標を記憶する記憶手段と、前記操作手段が移動状態にあ
    るかあるいは静止状態にあるかを判別する判別手段と、
    該判別手段による判別の結果前記操作手段が移動状態に
    あれば前記座標変換手段から得られる座標値をカーソル
    座標とし静止状態であれば前記記憶手段に記憶されてい
    る座標値をカーソル座標とする選択手段とよりなるテレ
    ビジョン受像機におけるカーソル制御装置。
JP4190711A 1992-06-12 1992-07-17 テレビジョン受像機におけるカーソル制御装置 Pending JPH0638127A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4190711A JPH0638127A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 テレビジョン受像機におけるカーソル制御装置
US08/074,419 US5448261A (en) 1992-06-12 1993-06-10 Cursor control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4190711A JPH0638127A (ja) 1992-07-17 1992-07-17 テレビジョン受像機におけるカーソル制御装置

Publications (1)

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JPH0638127A true JPH0638127A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16262564

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4190711A Pending JPH0638127A (ja) 1992-06-12 1992-07-17 テレビジョン受像機におけるカーソル制御装置

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JP (1) JPH0638127A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015135572A (ja) * 2014-01-16 2015-07-27 キヤノン株式会社 情報処理装置とその制御方法
US9423935B2 (en) 2010-07-07 2016-08-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Terminal apparatus and GUI screen generation method

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9423935B2 (en) 2010-07-07 2016-08-23 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Terminal apparatus and GUI screen generation method
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