JPH0638002Y2 - コンパクタの内蓋脱落防止装置 - Google Patents

コンパクタの内蓋脱落防止装置

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JPH0638002Y2
JPH0638002Y2 JP14324688U JP14324688U JPH0638002Y2 JP H0638002 Y2 JPH0638002 Y2 JP H0638002Y2 JP 14324688 U JP14324688 U JP 14324688U JP 14324688 U JP14324688 U JP 14324688U JP H0638002 Y2 JPH0638002 Y2 JP H0638002Y2
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JP
Japan
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inner lid
container
ram
compactor
lock device
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JP14324688U
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JPH0264503U (ja
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直人 荒井
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Subaru Corp
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Fuji Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンテナ内にごみ等を詰め込むためのコンパク
タの内蓋脱落防止装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ゴミ収容搬送用のコンテナにごみ等を詰め込む
コンパクタは知られている。第8〜9図はこの種の従来
のコンパクタを示している。第8図において、符号1は
コンパクタを示し、このコンパクタ1の内部にはシリン
ダ2で動かされるラム3が設けられている。このラム3
を後退させてホッパー4内にごみを投入し、しかるのち
該ラム3を前進させると、そのごみが前方に連接された
コンテナ5内に詰め込まれるようになっている。これら
コンパクタ1とコンテナ5とは離脱自在になっており、
両者を離脱させるに際しては、ラム3の前面の内蓋6を
外し、その後、内蓋ピン7を挿入して内蓋6とコンテナ
5のリヤゲート8とを連結し、しかるのちコンテナ引寄
せ装置9を解除して離脱するようになっている。すなわ
ち上述の内蓋6はコンテナ5の輸送中に該コンテナ5の
リヤゲート8に接続され、ごみの詰め込み中にはラム3
の前面に連結されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、この種の従来の装置では、第9図に示すよう
に、内蓋ピン7の抜出し防止用に、コイルスプリング10
が該内蓋ピン7回りに介装されている(例えば、実開昭
59−43286号公報、特公昭58−15237号公報および特公昭
58−32122号公報)。しかしながら、コイルスプリング1
0は汚水がかかったり経年変化したりするとスプリング
力が低下するので、これにより内蓋ピン7が脱落すると
いう問題がある。また、コンテナの輸送中に車両が大き
く振動すると、このスプリング力に抗して内蓋ピン7が
脱落するという問題がある。これら内蓋ピン7がコンテ
ナの輸送中あるいはごみの詰め込み中に脱落すると、内
蓋6がコンテナ5のリヤゲート8あるいはラム3の前面
から脱落するので、安全面等で好ましくないという問題
がある。
そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術が有する
問題点を解消し、内蓋ピンないし内蓋が簡単に脱落する
ことのないコンパクタの内蓋脱落防止装置を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、ごみ詰込み用の
コンパクタとごみ収容用のコンテナとを有し、このコン
テナの輸送中には該コンテナのリヤゲートの詰込口に閉
塞用の内蓋を連結する一方、コンパクタからコンテナに
ごみを詰込むに際しては該内蓋をコンパクタのラムの前
面に移し替えて連結するようにしたものにおいて、上記
コンテナのリヤゲートと上記内蓋とを連結する内蓋ピン
と、上記内蓋に固着されて上記内蓋ピンの脱落を阻止す
るロック装置と、上記ラムの前面に固着されて上記ロッ
ク装置に係合したとき該ロック装置をロックするロック
部材と、上記ラムの前面に固着されて上記ロック装置に
係合したとき該ロック装置を解除する解除部材とを備え
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、ごみを詰込むに際し、コンテナとコン
パクタとを連結する。このときコンテナのリヤゲートに
連結されている内蓋は、予め、そこから脱落しないよう
内蓋ピンとロック装置とによりロックされている。両者
を連結したのちコンパクタのラムを前進させると、ラム
の前面の解除部材がロック装置に係合してロック装置に
よるロックが解除される。ロックが解除されたら内蓋ピ
ンを取外し、今度は内蓋をラムの前面に取付ける。一
方、ごみの詰込みが完了したら、内蓋とラムとの連結を
解除したのち、内蓋ピンにより内蓋とコンテナのリヤゲ
ートとを連結する。ここからラムを後退させると、今度
はロック部材がロック装置に係合して、このロック装置
は強制的にロック作動して、内蓋ピンの脱落を確実に阻
止する。
〔実施例〕
以下、本考案によるコンパクタの内蓋脱落防止装置の一
実施例を、第8図と同一部分に同一符号を付して示した
第1図乃至第7図を参照して説明する。なお、従来例と
して既に説明した構成については説明を省略する。
第1図はコンテナ5のリヤゲート8(第9図参照)を示
し、このリヤゲート8のほぼ中程には塵芥の詰込口11が
開口されている。この詰込口11には矩形の内蓋6がはめ
込まれ、これにより該詰込口11は完全に閉塞されてい
る。リヤゲート8をなす縦板12には両側2個づつ差込孔
13(片側のみ図示する)が穿設され、この差込孔13に位
置を合せて上記内蓋6の縦枠14には両側2個づつ貫通孔
15が穿設されている。この貫通孔15には該孔中を摺動す
る内蓋ピン7が互いに平行に嵌入され、これら内蓋ピン
7の内端は連結バー17により連結されている。すなわ
ち、これら内蓋ピン7と連結バー17とはコ字状に連結さ
れている。
この連結バー17の内方には内蓋ピン7のロック装置20が
設けられ、このロック装置20は、第2〜3図に示すよう
に、作動片21と制御片22とを備え、これら作動片21と制
御片22とはボス23に固着され、このボス23はピン25の回
りを回動自在に支持されている。この作動片21は通常時
その自重により第3図に実線で示す位置まで、すなわち
ストッパ26に当接する位置まで回動しており、この位置
では、第2図に示すように、内蓋6の横枠27と上記連結
バー17との間に該作動片21が位置し、これにより内蓋ピ
ン7の内方への抜出しが機械的に阻止されるようになっ
ている。なお、第4図に示すように、ピン25の回りにば
ね28を設けて作動片21の自重にばね力を付加し、これに
よって作動片21を第3図に実線で示す位置まで付勢する
よう構成しても良い。
一方、第5〜6図に示すように、コンパクタ1(第8図
参照)の内部に設けられたラム3の前面には蓋板30が固
着され、この蓋板30には前方に突出する支持体31が穿設
されている。この支持体31の側部近傍にはL字状のロッ
ク部材32が固着され、このロック部材32より凹んだ位置
には解除部材33が固着されている。これらロック部材3
2、解除部材33および上述のロック装置20は内蓋脱落防
止装置を構成している。
次に、本実施例の作用を第7図を参照して説明する。
コンテナ5のリヤゲート8には、輸送中、内蓋6が連結
されている。この輸送されるコンテナ5をコンパクタ1
に連結するに際し、両者を接近させると、第7図に示す
ように、制御片22が解除部材33に当接する。これにより
制御片22はピン25の回りを図中で時計方向に回動し、そ
の結果、作動片21が横枠27と連結バー17との間(第1
図)から脱出する。すなわちロック装置20が解除され
る。続いて、ラム3の前面に内蓋6を連結し、その後、
内蓋ピン7を内方に抜き出して除去する。
次に、コンテナ5へのごみの詰め込みを開始し、ごみが
満杯になったのち、リヤゲート8の差込孔13と内蓋6の
貫通孔15とが一致する位置(第1図)で、ラム3を停止
させる。その後、内蓋ピン7を内方から差込み、内蓋6
をリヤゲート8に固定させる。続いて、ラム3の前面か
ら内蓋6を取外し、引寄せ装置9(例えば、第8図)で
コンテナ5を押出すと、解除部材33と制御片22との接触
が断たれ、今度は、この制御片22とロック部材32とが接
触する。すると、作動片21が強制的かつ自重により図中
で反時計方向に回動し、この作動片21はストッパ26に当
接するまで回動し、この回動位置では作動片21が横枠27
と連結バー17との間(第1図)に入り込み、その後、内
蓋ピン7の内方への脱落が確実に阻止される。
しかして、本実施例によれば、内蓋ピン7の抜け出し防
止用にコイルスプリングを使用しないので、ばね力の経
年変化や汚水等の影響を受けることが少なく、しかも輸
送中の車両の振動等により内蓋ピン7が簡単に抜け出る
ことがなく、確実な安全装置を提供することができる。
また、ロック装置20はコンパクタ1とコンテナ5との接
近により自動的に解除されるようになっているので、そ
の解除作業がきわめて簡単になる。さらに、このロック
装置20は内蓋6に取付けられているので、保守点検は容
易であり、安全確認を容易に行うことができる等の種々
の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、コン
テナのリヤゲートと内蓋とを連結する内蓋ピンと、内蓋
に固着されて内蓋ピンの脱落を阻止するロック装置と、
ラムの前面に固着されてロック装置に係合したときロッ
ク装置をロックするロック部材と、ラムの前面に固着さ
れてロック装置に係合したときロック装置を解除する解
除部材とを備えているので、簡単に内蓋ピンをロックで
き、その脱落を確実に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による内蓋脱落防止装置の一実施例を示
す半分正面図、第2図は同じく内蓋の半分正面図、第3
図は第2図のIII-III断面図、第4図は他の実施例を示
す平面図、第5図はラムを示す側面図、第6図は第5図
の平面図、第7図はラムと内蓋とを結合させた側面図、
第8図は従来のコンテナとコンパクタとを結合させた側
面図、第9図は同じくコンテナのリヤゲートの斜視図で
ある。 1…コンパクタ、3…ラム、5…コンテナ、6…内蓋、
7…内蓋ピン、17…連結バー、20…ロック装置、21…作
動片、22…制御片、32…ロック部材、33…解除部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ごみ詰込み用のコンパクタとごみ収容用の
    コンテナとを有し、このコンテナの輸送中には該コンテ
    ナのリヤゲートの詰込口に閉塞用の内蓋を連結する一
    方、コンパクタからコンテナにごみを詰込むに際しては
    該内蓋をコンパクタのラムの前面に移し替えて連結する
    ようにしたものにおいて、上記コンテナのリヤゲートと
    上記内蓋とを連結する内蓋ピンと、上記内蓋に固着され
    て上記内蓋ピンの脱落を阻止するロック装置と、上記ラ
    ムの前面に固着されて上記ロック装置に係合したとき該
    ロック装置をロックするロック部材と、上記ラムの前面
    に固着されて上記ロック装置に係合したとき該ロック装
    置を解除する解除部材とを備えたことを特徴とするコン
    パクタの内蓋脱落防止装置。
JP14324688U 1988-11-01 1988-11-01 コンパクタの内蓋脱落防止装置 Expired - Lifetime JPH0638002Y2 (ja)

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JPH0264503U JPH0264503U (ja) 1990-05-15
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