JPH0637908U - 負荷時タップ切換器の制御装置 - Google Patents
負荷時タップ切換器の制御装置Info
- Publication number
- JPH0637908U JPH0637908U JP7310292U JP7310292U JPH0637908U JP H0637908 U JPH0637908 U JP H0637908U JP 7310292 U JP7310292 U JP 7310292U JP 7310292 U JP7310292 U JP 7310292U JP H0637908 U JPH0637908 U JP H0637908U
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- JP
- Japan
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- circuit
- switching
- tap
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- taps
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
Landscapes
- Protection Of Transformers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の負荷時タップ切換器間のタップのずれ
を小さくし、また接続台数の変更が自由である信頼性の
高い負荷時タップ切換器の制御装置を提供することであ
る。 【構成】 切換指令回路1、タップ変更用のモーター駆
動回路2、各負荷時タップ切換器間のタップずれ検出回
路3、待ち合せ回路4、歩進回路5から構成される。待
ち合せ回路4は、切換操作で励磁され、主器及び他器の
切り換えが終了までこれを保持する88Yが設けられて
いる。歩進回路5は、88Yにより66Xを励磁し、8
8Yが消勢するとタイマー66XTが作動して一定時間
66Xを消勢状態にする。このため、他器の切り換えが
全て終了するまで切換指令を行わせない。また、連続的
な切り換えを阻止する。更に、他器との関連部を主器に
対して並列接続とする。
を小さくし、また接続台数の変更が自由である信頼性の
高い負荷時タップ切換器の制御装置を提供することであ
る。 【構成】 切換指令回路1、タップ変更用のモーター駆
動回路2、各負荷時タップ切換器間のタップずれ検出回
路3、待ち合せ回路4、歩進回路5から構成される。待
ち合せ回路4は、切換操作で励磁され、主器及び他器の
切り換えが終了までこれを保持する88Yが設けられて
いる。歩進回路5は、88Yにより66Xを励磁し、8
8Yが消勢するとタイマー66XTが作動して一定時間
66Xを消勢状態にする。このため、他器の切り換えが
全て終了するまで切換指令を行わせない。また、連続的
な切り換えを阻止する。更に、他器との関連部を主器に
対して並列接続とする。
Description
【0001】
本考案は負荷時タップ切換器の制御装置に関し、特に複数の負荷時タップ切換 器のタップ切り換えを同時に制御するための制御装置に関するものである。
【0002】
この種の負荷時タップ切換器の制御装置の従来例を図2に示した。この従来例 は三台の負荷時タップ切換変圧器(以下バンク)のものであり、図示したように 切換指令回路1、モーター駆動回路2及びタップずれ検出回路3から構成される 。尚、図中機器の符号はJEMの自動制御器具番号に準拠するものを使用した( 以下同様)。
【0003】 切換指令回路1においては、43SPが投入されると、禁止回路の一方(この 例では90R側が閉じるものとする)が通電して切換指令動作が行われる。モー ター駆動回路2においては、43SP及び90RXが閉じることにより、88R が閉じ、88Xにて駆動スイッチ(図示省略)が切り替わって位置検出スイッチ (図示省略)が投入され、所定のモーター(図示省略)を作動させる。タップず れ検出回路3においては、モーター駆動により33Sの接点が移動してこれにつ ながる各バンクの同タップが切り替わる一方、33STの作動により切換指令回 路1の33SYを開いて、各負荷時タップ切換器間の動作時間の相違を調整する 。
【0004】
ところで上記従来の制御装置においては、並列運転している各バンク間で、タ イマーのセット時間(通常10秒程度)によっては、2〜3タップのずれを生ず るおそれがある。また、並列運転をするために、各バンク間との調整を図るため の接続が直列になる箇所、即ち図2において切換指令回路1の(2),(3)が あるが、例えば二台を並列運転する場合に一方の33SYを短絡する必要があっ てその接続変更が煩わしい。更に、主器、従器ともタップずれが生じたときは、 双方でタップズレの検出表示を行うことや、また信頼性の向上のために他器との 調整が要求されている。
【0005】 本考案は、複数の負荷時タップ切換器間のタップずれを小さくすると共に、接 続台数の変更が自由である信頼性の高い負荷時タップ切換器の制御装置を提供す ることを課題としている。
【0006】
上記課題を解決するため、本考案においては、複数の負荷時タップ切換器のタ ップの切り換えを始動する切換指令回路と、切換指令に従って接触子を所定のタ ップに移動させるためのモーターを駆動するモーター駆動回路と、複数の負荷時 タップ切換器間のタップのずれを検出するタップずれ検出回路とから成る負荷時 タップ切換器の制御装置において、他器の切り換えが全て終了するまで切換指令 を行わせない待ち合せ回路と、切り換え後所定の時間をおいて切り換えを行い、 連続的な切り換えを阻止する歩進回路とを設け、他器との関連部を主器に対して 並列接続して負荷時タップ切換器の制御装置を構成した。
【0007】
本考案の制御装置は、 主器において切り換えが終了しても、他器の切り換え が終了するまでは待ち合わせ回路により切換指令回路が次の指令を受け付けない 。従って、常に一指令一動作が確保される。歩進回路においては、切換指令回路 の動作を間欠的に行わせて連続的な切り換えを阻止する。タップずれ検出回路を はじめ他器との関連回路は全て主器に対して並列接続されているので、制御装置 の適用機器の変更が自由である。
【0008】
以下に本考案の実施例を図1を参照して説明する。尚、図1において上記従来 例と同一の構成部分には同一の符号を付した。また従来例と同じ部分は便宜上説 明を省略する。
【0009】 図1において、切換指令回路1は、66Xの閉成により励磁される66が設け られており、これにより禁止回路を開いて指令をロックするようになっている。
【0010】 待ち合わせ回路4は、切換操作で励磁され、主器及び他器の切り換えが終了ま でこれを保持する88Yが設けられている。
【0011】 歩進回路5は、88Yにより66Xを励磁し、88Yが消勢するとタイマー6 6XTが作動して一定時間66Xを消勢状態にする。 タップずれ検出回路3は、他器側の33SXにてタイマー33STが作動し一 定時間経過後に切換指令回路1の33SYを開いて、各負荷時タップ切換器間の 動作時間の相違を調整する。
【0012】 以上の構成である実施例の制御回路においては、主器の88Xで切り換えが終 了しても、他器の切り換えが終了するまでは待ち合わせ回路4の88Yが励磁さ れているために、66Xを介して66も励磁されているので、切換指令回路1が 開かれていて次の指令を受け付けない。
【0013】 また、何らかの原因で90LX又は90RXが連続励磁になった場合も、88 Xおよび66が連続励磁となるから、先と同様にして切換指令回路1が次の指令 を受け付けない。従って、常に一指令一動作が確保される。歩進回路5において は、88Yの消勢によりタイマー66XTが作動して一定時間66Xを消勢状態 にするので、切換指令回路1の66の動作を間欠的に行わせて連続的な切り換え を阻止する。タップずれ検出回路3をはじめ他器との関連回路は全て並列接続さ れているので、使用機器の選択が自由である。
【0014】
以上のように、本考案の負荷時タップ切換器の制御装置によれば、並列運転し ている各バンク間で、タップずれは最大でも1タップに止めることができるし、 各バンクとの接続は全て並列接続になるので、制御対象のバンクを接続変えなし に自由に選択することができ、しかもタップ位置検出用接点以外で他バンクに渡 すための接点を全て電気的接点とすることができるので信頼性が高いという効果 を有する。
【図1】本考案の実施例の負荷時タップ切換器の制御装
置のシーケンス図である。
置のシーケンス図である。
【図2】負荷時タップ切換器の制御装置の従来例のシー
ケンス図である。
ケンス図である。
1…切換指令回路 2…モーター駆動回路 3…タップずれ検出回路 4…待ち合わせ回路 5…歩進回路
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の負荷時タップ切換器のタップの切
り換えを始動する切換指令回路と、切換指令に従って接
触子を所定のタップに移動させるためのモーターを駆動
するモーター駆動回路と、複数の負荷時タップ切換器間
のタップのずれを検出するタップずれ検出回路とから成
る負荷時タップ切換器の制御装置において、 他器の切り換えが全て終了するまで切換指令を行わせな
い待ち合せ回路と、 切り換え後所定の時間をおいて切り換えを行い、連続的
な切り換えを阻止する歩進回路とを設け、他器との関連
部を主器に対して並列接続したことを特徴とする負荷時
タップ切換器の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073102U JP2597022Y2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 負荷時タップ切換器の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992073102U JP2597022Y2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 負荷時タップ切換器の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0637908U true JPH0637908U (ja) | 1994-05-20 |
JP2597022Y2 JP2597022Y2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=13508623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992073102U Expired - Lifetime JP2597022Y2 (ja) | 1992-10-20 | 1992-10-20 | 負荷時タップ切換器の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2597022Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7642736B2 (en) | 2006-09-27 | 2010-01-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Device and method for controlling changing operation of on-load tap changer |
-
1992
- 1992-10-20 JP JP1992073102U patent/JP2597022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7642736B2 (en) | 2006-09-27 | 2010-01-05 | Mitsubishi Electric Corporation | Device and method for controlling changing operation of on-load tap changer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2597022Y2 (ja) | 1999-06-28 |
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