JPH0637663A - Cs受信装置 - Google Patents

Cs受信装置

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Publication number
JPH0637663A
JPH0637663A JP19367692A JP19367692A JPH0637663A JP H0637663 A JPH0637663 A JP H0637663A JP 19367692 A JP19367692 A JP 19367692A JP 19367692 A JP19367692 A JP 19367692A JP H0637663 A JPH0637663 A JP H0637663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
polarization
channel
level
antenna
Prior art date
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Pending
Application number
JP19367692A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Odaka
賢一 小高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP19367692A priority Critical patent/JPH0637663A/ja
Publication of JPH0637663A publication Critical patent/JPH0637663A/ja
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 CSアンテナの偏波切換器の微調整を正確、
容易にする。 【構成】 偏波切換器3等を有するCSアンテナ1と、
同アンテナよりのCS−IFから希望チャンネルを選局
し映像・音声等の信号を出力するチューナ5からなるC
S受信装置において、受信チャンネルの信号レベルをB
PF7を介して検出し、交差偏波成分の干渉信号をくし
形フィルタ9を介して検出し、検出した信号のレベル差
が最大になるよう制御部13にて偏波切換器3を制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCS受信装置に係わり、
CSアンテナの偏波切換器または偏波分波器の調整に関
する。
【0002】
【従来の技術】CS(通信衛星)における電波は直線偏
波にて送信されており、そのチャンネル配列は図2に示
すように各チャンネルごとに90°偏波面を異にした水
平偏波と垂直偏波の2種類の電波が交互に割り当てられ
ている。図2において、21は垂直偏波のチャンネル、22
は水平偏波のチャンネル、23は1チャンネル当たりの帯
域幅、24はチャンネル間ガードバンド、25は同一偏波内
のチャンネル間隔であり、垂直偏波のチャンネル(また
は水平偏波のチャンネル)の帯域と、隣接する水平偏波
のチャンネル(または垂直偏波のチャンネル)の帯域と
は互いに重なりあっている。従って、CSによる電波を
受信するCSアンテナにおいては、各チャンネルの偏波
面に合わせて希望チャンネルの電波を取り出すため、偏
波切換器または偏波分波器が用いられている。このため
CSよりの電波を受信するには、アンテナを当該衛星の
方向に正確に向けると共に、受信チャンネルの電波の偏
波角度に偏波切換器または偏波分波器の偏波角度を正確
に合わせて隣接するチャンネルからの干渉を除去するこ
とが必要となる。偏波切換器は、制御用直流電源にて偏
波面を回転させて希望の電波をとりだすフェライト式の
もの、またはモーター等にて導波管内のプローブを回転
させて希望の電波をとりだす機械式のものが使用され、
通常アンテナの設置に際して微調整を行っている。従
来、偏波角度の微調整は次のよう方法がとられてきた。 (1)画質の最良点に調整する。 (2)受信信号レベルの最大点に調整する。 (3)測定器(スペクトラムアナライザ等)を用いて交
差偏波成分が最小になるよう調整する。 ところが、偏波角度のずれ±10°に対して希望信号の
レベルの低下は 0.1dB程度で変化が緩慢であり、一方、
交差偏波成分のレベルは希望信号のレベルに対して、例
えば−25dBのものが−15dBに変化する。従って、従来の
(1)、(2)の方法は偏波角度の最良点を正確に見つ
けて調整するのが困難であった。また、(3)の方法は
正確な調整は可能であるが、調整のたびに測定器を準備
する必要があり一般に用いることはできなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような点
に鑑みなされたもので、受信チャンネルの偏波角度に交
差する干渉波の偏波成分を検出して偏波切換器または偏
波分波器を最適に微調整できるようにしたCS受信装置
を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、入力電波の偏波面選択手段を有するCSア
ンテナと、同CSアンテナ出力のIF信号より希望チャ
ンネルを選択復調して映像・音声等所要の信号を出力す
るチューナとからなるCS受信装置において、受信チャ
ンネルの信号レベルを検出する信号検出部と、受信チャ
ンネルの偏波角度に交差する偏波成分を検出する交差偏
波成分検出部と、前記信号検出部よりの信号レベルと前
記交差偏波成分検出部よりの信号レベルとのレベル差を
検出するレベル差検出部とを具備し、同レベル差検出部
よりの信号を用いてレベル差が最大になるように前記偏
波面選択手段を調整するようにしたCS受信装置を提供
するものである。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、本発明によるCS
受信装置においては、希望チャンネルの信号レベルと交
差偏波の信号レベルとを検出し、それぞれの信号レベル
のレベル差を検出し、同レベル差が最大になるようにC
Sアンテナの偏波切換器または偏波分波器の偏波角度を
調整する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明によるCS受信
装置の実施例を詳細に説明する。図1は本発明によるC
S受信装置の一実施例を示す要部ブロック図である。図
1において、1はCSアンテナで、CSよりの電波を受
信してCS−IF信号に変換出力する。CSアンテナ1
において、2は反射鏡、3は水平偏波または垂直偏波の
いずれかの電波を選択して電気信号として出力する偏波
切換器、4はCS−IF信号に変換するLNB(Low No
ise Block Converter)である。5はチューナで、CSア
ンテナ1よりのCS−IF信号より視聴者選択のチャン
ネルを取り出し映像・音声等所要の信号に変換し出力す
る。チューナ5において、6は前置増幅回路、第2混合
回路、可変局部発振回路等で構成されCS−IF信号を
第2IF信号に変換する第2混合部、7は選択チャンネ
ルの信号を抽出するBPF(帯域通過フィルタ)、8は
IF増幅、リミッタ、FM検波器等から構成され入力の
信号を復調して映像・音声処理回路に信号を出力する復
調部、9は前記第2混合部6の出力信号に含まれる交差
偏波成分(干渉信号)を抽出するくし形フィルタ、10は
くし形フィルタ9よりの信号を増幅し包絡線検波して干
渉信号のレベルを検出する干渉信号検出部、11はBPF
7の出力する信号を増幅・包絡線検波して希望信号のレ
ベルを検出する信号検出部、12は前記干渉信号のレベル
と希望信号のレベルとのレベル差を検出するレベル差検
出部、13は同レベル差検出部の出力するレベル差相応の
信号に基づき、制御信号を偏波切換器3に出力する制御
部である。
【0007】次に、本発明によるCS受信装置の動作を
説明する。CSより到来した電波より、例えば、フェラ
イト式の偏波切換器3にて予めチャンネルに対応して設
定記憶したデータに基づき制御用直流電源を切り換え、
選局チャンネルの水平偏波または垂直偏波を選択する。
そして、LNB4により低雑音増幅および周波数変換し
CS−IF信号としてチューナ5に出力する。このCS
−IF信号には受信チャンネル対応の偏波面の信号の他
に交差した偏波面の信号、すなわち干渉信号を含んでい
る。CS−IF信号は、第2混合部6にて選局チャンネ
ルの中心周波数fIF(例えば402.78MHz)なる第2IFの
信号sに変換される。ここで、信号sには、選局チャン
ネルの中心周波数fIFの信号と共に次式に示す中心周波
数の信号成分が含まれている。 fIF±n・Δf (イ) fIF±(n+1/2)・Δf (ロ) ここで、n:0、1、2・・・、Δf:同一偏波内のチ
ャンネル間隔 式(イ)は選局チャンネルおよび同一偏波面の信号の中
心周波数であり、式(ロ)は選局チャンネルに交差する
偏波面の信号、すなわち干渉信号の中心周波数である。
この信号sは2つに分岐され、一方はBPF7、他方は
くし形フィルタ9に導かれる。図3はBPF7とくし形
フィルタ9の周波数関係を示す図である。BPF7は、
中心周波数fIF、1チャンネル当たりの帯域幅に相応の
通過帯域幅 B0 なる特性を有し、信号sより選局チャン
ネルの信号成分のみを抽出して復調部8に出力する。さ
て、くし形フィルタ9は、図3に示すごとく中心周波数
fIF±(n+1/2)・Δf、チャンネル間ガードバンドに相
応の通過帯域幅 B1 なる特性を有し、信号sより式
(ロ)に中心周波数を示す全ての干渉信号を抽出し、干
渉信号検出部10にて干渉信号のレベルに相応した信号に
変換される。一方、BPF7出力の選局チャンネルの信
号は、信号検出部11にて同信号のレベルに相応した信号
に変換される。レベル差検出部12は、干渉信号検出部10
および信号検出部11の出力信号のレベル差を検出し、レ
ベル差に相応した信号を制御部13に出力する。制御部13
は入力の信号に基づき、レベル差を最大にするような制
御信号を偏波切換器3に出力する。すなわち、偏波切換
器3に供給の直流電源の電圧を制御して偏波面を正確に
微調整する。
【0008】上記実施例において、フェライト式偏波切
換器として説明したが、モーター等で切換える機械式偏
波切換器、水平・垂直偏波それぞれを検出し出力する偏
波分波器または円偏波−直線偏波変換後に偏波切換器を
介して電気信号を取り出すようにしたものであっても、
本発明を実施することができる。また本実施例において
は、レベル差検出部12の出力により制御部13を介して偏
波切換器3を自動的に制御するようにしたが、レベル差
検出部12の出力を用いて手動操作により偏波面の微調整
を行い、調整のデータをメモリーに登録するようにした
方式であってもよい。
【0009】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によるC
S受信装置においては、希望チャンネルの信号レベルと
交差偏波の信号レベルとを検出し、それぞれの信号レベ
ルのレベル差を検出し、同レベル差が最大になるように
CSアンテナの偏波切換器または偏波分波器を偏波角度
を微調整するようにした。従って、偏波角度の最良点を
正確且つ容易に見つけて調整することが可能となる。さ
らに、前記レベル差に相応の信号を用いて自動的に調整
するようにもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるCS受信装置の一実施例を示す要
部ブロック図である。
【図2】CSよりの電波のチャンネル配列を示す図であ
る。
【図3】BPF7とくし形フィルタ9の周波数関係を示
す図である。
【符号の説明】
1 CSアンテナ 2 反射鏡 3 偏波切換器 4 LNB 5 チューナ 6 第2混合部 7 帯域通過フィルタ 8 復調部 9 くし形フィルタ 10 干渉信号検出部 11 信号検出部 12 レベル差検出部 13 制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電波の偏波面選択手段を有するCS
    アンテナと、同CSアンテナ出力のIF信号より希望チ
    ャンネルを選択復調して映像・音声等所要の信号を出力
    するチューナとからなるCS受信装置において、受信チ
    ャンネルの信号レベルを検出する信号検出部と、受信チ
    ャンネルの偏波角度に交差する偏波成分を検出する交差
    偏波成分検出部と、前記信号検出部よりの信号レベルと
    前記交差偏波成分検出部よりの信号レベルとのレベル差
    を検出するレベル差検出部とを具備してなることを特徴
    とするCS受信装置。
  2. 【請求項2】 CS受信装置に偏波面選択手段を調整す
    る調整部を設け、前記レベル差検出部よりの出力に基づ
    き前記偏波面選択手段を自動的に調整するようにした請
    求項1記載のCS受信装置。
  3. 【請求項3】 前記交差成分検出部はくし形フィルタを
    用いてなる請求項1または2記載のCS受信装置。
JP19367692A 1992-07-21 1992-07-21 Cs受信装置 Pending JPH0637663A (ja)

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JP19367692A JPH0637663A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 Cs受信装置

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JP19367692A JPH0637663A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 Cs受信装置

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JPH0637663A true JPH0637663A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16311936

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JP19367692A Pending JPH0637663A (ja) 1992-07-21 1992-07-21 Cs受信装置

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