JPH063763Y2 - 固形物混入液体の充填装置 - Google Patents

固形物混入液体の充填装置

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JPH063763Y2
JPH063763Y2 JP1988056340U JP5634088U JPH063763Y2 JP H063763 Y2 JPH063763 Y2 JP H063763Y2 JP 1988056340 U JP1988056340 U JP 1988056340U JP 5634088 U JP5634088 U JP 5634088U JP H063763 Y2 JPH063763 Y2 JP H063763Y2
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JP
Japan
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spool
valve
filling nozzle
body wall
wall
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JP1988056340U
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English (en)
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JPH01158401U (ja
Inventor
滋 若林
雅史 藤本
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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Shikoku Kakoki Co Ltd
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  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、流動性食品のような液体、とくに比較的大
きな具、例えばコーン、あさり、ベーコン、人参が混入
されたスープを容器に充填するために用いられる充填装
置に関する。
従来の技術 この種の充填装置としては、例えば、実開昭53−80
766号公報に開示されているように、垂直筒状充填ノ
ズルと、充填ノズルの下端開口を開閉するスプール弁と
を備えており、スプール弁が、充填ノズルの下端に設け
られかつ流出口が設けられた閉鎖壁および流出口の縁部
に立上り状に設けられかつ上端開口を流入口とする垂直
円筒状胴壁を有する弁本体と、胴壁に摺動自在にはめ入
れられるスプールと、流入口に対しスプールが出入りし
うるように所定ストロークでスプールを上下動させるア
クチュエータとよりなるものが知られている。
考案が解決しようとする課題 上記充填装置では、胴壁から抜け出たスプールが胴壁に
入り込む際、胴壁上縁とスプール下面の間に固形物を噛
み込まれることがある。胴壁とスプールの剪断作用によ
って噛み込まれた固形物がスムースに切断されると問題
が無いが、そうでないと、スプールに半径方向の力が加
わり、胴壁の軸心に対しスプールの軸心がずれてしま
い、胴壁上縁にスプール下面が干渉して胴壁にスプール
がスムースにはめ入れられなくなり、スプールのスムー
スな上下動が望めないため、円滑な充填動作に章を来
す。
この考案の目的は、上記問題点を解決した固形物混入液
体に適した充填装置を提供することにある。
課題を解決するための手段 この考案による固形物混入液体の充填装置は、垂直筒状
充填ノズルと、充填ノズルの下端開口を開閉するスプー
ル弁とを備えており、スプール弁が、充填ノズルの下端
に設けられかつ流出口が設けられた閉鎖壁および流出口
の縁部に立上り状に設けられかつ流入口が設けられた垂
直円筒状胴壁を有する弁本体と、胴壁に上下摺動自在に
はめ入れられているスプールと、スプールが流入口を開
閉するように所定ストロークでスプールを上下動させる
アクチュエータとよりなり、流入口の下縁部が、下向き
湾曲凸状に形成されており、スプールが胴壁から抜け出
さないないようにスプールのストローク上限が定められ
ているものである。
作用 この考案による固形物混入液体の充填装置では、胴壁に
流入口が設けられ、流入口の下縁部が、下向き湾曲凸状
に形成されているから、流入口に固形物が詰まっても、
流入口の下縁部とスプールの剪断作用でその固形物がス
ムースに切断除去される。
さらに、スプールが胴壁から抜け出さないないようにス
プールのストローク上限が定められているから、スプー
ルに半径方向の無理な力が加わらなく、スプールの変位
により胴壁とスプールが干渉する恐れがない。
実施例 この考案の実施例を図面を参照してつぎに説明する。
充填装置は、図示しない充填液タンクに上端部において
接続されかつ逆止弁11を内蔵している略逆L字状接続管
12と、接続管12の下端部に接続されている上向き流入ポ
ート13および右向き流出ポート14を有しかつピストン15
を内蔵している垂直状定量シリンダ16と、定量シリンダ
16と並列に配されかつ上端部に定量シリンダ16の流出ポ
ート14に接続されている左向き流入ポート17を有する垂
直充填ノズル18と、充填ノズル18の下端に装備されてい
るスプール弁19とを備えている。
接続管12の上端部には小径部21が設けられるとともに、
小径部21の内面下端にはフランジ22が設けられ、このフ
ランジ22でベロー押さえ23が受けられ、さらにその上に
はガイド部材24がのせられている。小径部21の上端には
ヨーク25を介して逆止弁作動用流体圧シリンダ26が垂直
下向きに取り付けられている。流体圧シリンダ26のピス
トンロッド27には垂直ロッド28の上端が連結されてい
る。垂直ロッド28はガイド部材24およびベロー押さえ23
を上下動自在貫通してその下端は接続管12内に入り込ん
でいる。
逆止弁11は、接続管12と定量シリンダ16の間に挾み止め
られかつ中心孔を液体流通路31とするシールリング32
と、液体流通路31を通って上下動する茸弁33とよりな
る。茸弁33は、液体流通路31内周面に摺接する外周面を
有する傘部33aおよびその中央部より立上った弁棒33bを
有する。弁棒33bの上端は垂直ロッド28の下端に連結さ
れている。また、弁棒33bには放射羽根状のガイド部材3
4が一体的に設けられ、このガイド部材34とベロー押さ
え23の間に垂直ロッド28を取り囲んでベロー35が介在さ
れている。
逆止弁作動用流体圧シリンダ26のピストンロッド27が、
図中実線で示すように、退入させられた状態では茸弁33
の傘部33aは液体流通路31に入り込んで液体流通路31が
閉鎖され、同ピストンロッド27が、図中鎖線で示すよう
に、突出させられた状態では茸弁33の傘部33aは液体流
通路31の下方に位置して液体流通路31が開放される。
充填ノズル18内面の上端より若干下方の位置にはフラン
ジ42が設けられ、このフランジ42でベロー押さえ43が受
けられ、さらにその上にはガイド部材44がのせられてい
る。充填ノズル18上端にはヨーク45を介してスプール弁
作動用流体圧シリンダ46が垂直下向きに取り付けられて
いる。液体圧シリンダ46のピストンロッド47には上垂直
ロッド48の上端が連結されている。上垂直ロッド48はガ
イド部材44およびベロー押さえ43を貫通してその下端は
充填ノズル18内に入り込んでいる。上垂直ロッド48の下
端とベロー押さえ43の間には上垂直ロッド48を取り囲ん
でベロー49が介在されている。
スプール弁19は、弁本体51およびスプール52よりなる。
弁本体51は、充填ノズル18の下端に設けられかつ流出口
54aが設けられた閉鎖壁54および流出口54aの縁部に立
上り状に設けられかつ流入口53aが設けられた垂直円筒
状胴壁53を有する弁本体51とよりなる。充填ノズル18周
壁と胴壁53の間には間隙が生じているが、閉鎖壁54の外
周縁部が充填ノズル18の下端部とこれにねじ止められた
筒状部材55のフランジ56ではさみ止められることによっ
て同間隙が閉鎖されかつ弁本体51が充填ノズル18に固定
されている。
流入口53aは、第2図および第3図に詳しく示すよう
に、下縁部を下方に膨らませて丸みを帯びた正対視略変
形方形状をなすものであって、2つあり、その2つの流
入口53aは、互いに向かい合っている。
スプール52は胴壁53に上下摺動自在にはめ入れられた円
柱状のものであり、その上端は中間垂直ロッド57および
下垂直ロッド58を介して上垂直ロッド48に連結されてい
る。
スプール弁作動用流体圧シリンダ46のピストンロッド47
が、図中実線で示すように、突出させられた状態ではス
プール52が流入口53aを閉鎖しており、同ピストンロッ
ド47が、図中鎖線で示すように、退入させられた状態で
はスプール52が流入口53aを開放している。
逆止弁11の液体流通路31を開放しかつスプール弁19の流
入口53aを閉鎖した状態で定量シリンダ16のピストン15
をの昇降ストロークの上限から下降させると、充填液タ
ンクから液体流通路31を通じて定量シリンダ16内に液体
が流入し、同ピストン15がその昇降ストロークの下限に
達すると、今度は液体流通路31を閉鎖しかつ流入口33a
を開放してピストン15を上昇させると、充填ノズル18内
の液体が流入口33aを通じて充填ノズル18の下端から流
出する。このように、定量シリンダ16の作動に同期して
逆止弁11とスプール弁19を交互に開閉することにより、
充填ノズル18によって液体が図示しない容器に一定量ず
つ充填されていく。
こうした充填操作にともなう両流体圧シリンダ26,46の
制御は、同流体圧シリンダ26,46への図示しない流体供
給管を電磁弁で開閉するこ 上記実施例では、流入口53aの数が2つであったが、流
入口53aの数が2つであると、胴壁53内に両流入口33aか
ら流入した液体がぶつかり合い、胴壁53内の液体の流れ
が断面偏平となり、胴壁53から流出する液体が拡がるこ
とになるが、これを防止するためには、第4図および第
5図に示すように、流入口53bの数を増やせばよい。第
4図および第5図には、4つの円形の流入口53bが設け
られおり、このようにすると、胴壁53内の液体の流れが
断面円形に近くなり、胴壁53から流出する液体が拡がら
なくなるが、流入口53b1つ当たりの面積は小さくな
り、流入口53bに固形物が詰まり易くなる。そうする
と、胴壁53から流出する液体が拡がらないで、流入口に
固形物が詰まり難くするには、第6図および第7図に示
すように、流入口53cの数を3つ程度とし、その形を横
長の長円形とすればよいことが分かる。以上のように、
流入口の数と形は固形物の種類、大きさなどによって適
宜選択される。
考案の効果 この考案によれば、流入口に固形物が詰まっても、流入
口の下縁部とスプールの剪断作用でその固形物がスムー
スに切断除去されるし、しかも、スプールに半径方向の
無理な力が加わらなく、スプールの変位により胴壁とス
プールが干渉する恐れがないから、安定した充填動作を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は縦断面図、第
2図および第3図は流入口の詳細を示し、第2図は第1
図の一部を拡大して示す断面図、第3図は第2図のIII
−III線にそう断面図、第4図および第5図は流入口の
変形例を示し、第4図は第2図相当の断面図、第5図は
第4図のV−V線にそう断面図、第6図および第7図は流
入口の他の変形例を示し、第6図は第2図相当の断面
図、第7図は第6図のVI−VI線にそう断面図である。 18…充填ノズル、19…スプール弁、46…アクチュエータ
(流体圧シリンダ)、51…弁本体、52…スプール、53…
胴壁、53a…流入口、54…閉鎖壁、54a…流出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】垂直筒状充填ノズル18と、充填ノズル18の
    下端開口を開閉するスプール弁19とを備えており、 スプール弁19が、 充填ノズル18の下端に設けられかつ流出口54aが設けら
    れた閉鎖壁54および流出口54aの縁部に立上り状に設け
    られかつ流入口53aが設けられた垂直円筒状胴壁53を有
    する弁本体51と、 胴壁53に上下摺動自在にはめ入れられているスプール52
    と、 スプール52が流入口53aを開閉するように所定ストロー
    クでスプール52を上下動させるアクチュエータ46と、よ
    りなり、 流入口53aの下縁部が、下向き湾曲凸状に形成されてお
    り、 スプール52が胴壁53から抜け出さないないようにスプー
    ル52のストローク上限が定められている、 固形物混入液体の充填装置。
JP1988056340U 1988-04-26 1988-04-26 固形物混入液体の充填装置 Expired - Lifetime JPH063763Y2 (ja)

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2883800B1 (en) * 2013-12-13 2017-08-16 Discma AG Piston device comprising a valve controlling the inlet of the piston device
EP4011790A4 (en) 2019-08-09 2023-10-18 Shikoku Kakoki Co., Ltd. FILLING NECK OF A LIQUID FILLING DEVICE

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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