JPH0637535A - 面形状調整システム - Google Patents

面形状調整システム

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JPH0637535A
JPH0637535A JP18557092A JP18557092A JPH0637535A JP H0637535 A JPH0637535 A JP H0637535A JP 18557092 A JP18557092 A JP 18557092A JP 18557092 A JP18557092 A JP 18557092A JP H0637535 A JPH0637535 A JP H0637535A
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gripper
antenna
adjusting
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Kenichi Takahara
憲一 高原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 面形状の調整が効率的に行うことができる面
形状調整システムを提供する。 【構成】 パラボラアンテナ2を支持する複数の支柱体
8の間を順次把持しながら移動すると共に支柱体8のパ
ラボラアンテナ2に取着した誤差調整部9を進退させる
移動調整体10を備えており、パラボラアンテナ2のア
ンテナ面3が所定の面形状となっていない部分の支柱体
8にまで、隣接する支柱体8を順次把持しながら移動調
節体10が移動し、そこで当該支柱体8の誤差調整部9
を進退させることによって、パラボラアンテナ2のアン
テナ面3が所定の面形状となるようにする。これにより
簡単で軽量な構成によって面形状の調整を効率的に行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパラボラアンテ
ナの電波を送受信するアンテナ面や光学的な反射鏡面等
の表面形状を、所定形状に維持するのに好適な面形状調
整システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、通信分野では、交換する情
報量の膨大化にともなって通信回線は大容量化し、無線
通信で使用される電波の周波数は高くなり、数GHz以
上となって波長も非常に短いものとなる。そして電波の
送受信に使用されるパラボラアンテナのアンテナ面の面
精度も数mm以下を必要とする。
【0003】このため、大型のソリッド面でなるアンテ
ナでは、アンテナ面の裏面側に人が入り、多数配置され
た調整箇所のそれぞれに設けられた調整機構の調整ねじ
等を適宜調整するように構成されている。しかし、例え
ば外径が5m程度のアンテナでもアンテナ面の面精度を
1mm以下とする場合には、調整点数は全体で1000
点以上に達し、大型になるしたがって調整機構も増加し
重量が増大すると共に、調整に要する時間や労力等は膨
大なものとなる。
【0004】また、軽量化するためにアンテナ面をメッ
シュ化したアンテナにおいても、メッシュ面を支持して
いるワイヤロープの長さを調整したり、メッシュ面の支
持点を左右に移動する等して面精度の維持が行われる。
しかし維持するための調整箇所はソリッド面のものと同
じように多く、調整に要する時間や労力等は膨大なもの
となる。
【0005】一方、宇宙ステーション等に設置されるア
ンテナは、宇宙空間での展開が簡単に行えると共に、打
ち上げ重量の制限から小型で構造が簡単であることを要
し、また過酷な温度条件等に晒されるので面精度の維持
のために頻繁に調整する必要があり、調整が効率的に行
えることが望まれている。さらに打ち上げ前の地上での
展開テスト、面精度の調整等も容易に実施できることが
望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように所定の面
形状となるように面精度を維持するに際し、従来は調整
箇所が多いために、多くの調整機構を要すると共に広い
調整空間を要し、また調整には多くの時間と労力を必要
とするものであった。本発明はこのような状況に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは簡単な構成に
よって面形状の調整が効率的に行えると共に、調整のた
めに要する重量も増大することのない面形状調整システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の面形状調整シス
テムは、所定の表面形状を形成する面形成体と、この面
形成体を取着して該面形成体を支持構造体に支持する複
数の支柱体と、これらの支柱体を把持しながら移動する
と共に該支柱体の面形成体の取着部分を進退させること
によって面形成体の表面形状を調整する移動調整体とを
備えたことを特徴とするものである。
【0008】また、移動調整体が、支柱体を把持可能に
構成したグリッパ部を腕部の両端に回動駆動部を介して
設け、且つ該グリッパ部に支柱体の先端部を進退させる
調整駆動部を取着して構成されていることを特徴するも
のである。
【0009】
【作用】上記のように構成された面形状調整システム
は、面形成体を支持する複数の支柱体の間を順次把持し
ながら移動して支柱体の面形成体の取着部分を進退させ
る移動調整体を備えており、面形成体が所定の面形状と
なっていない部分の支柱体にまで、隣接する支柱体を順
次把持しながら移動調節体が移動し、そこで当該支柱体
の面形成体の取着部分を進退させることによって、面形
成体が所定の面形状となるようにする。このようにして
簡単で軽量な構成によって面形状の調整を効率的に行う
ことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】先ず、第1の実施例を図1乃至図11によ
り説明する。図1はシステムの構成図であり、図2はア
ンテナの平面図であり、図3は移動調整体の斜視図であ
り、図4は移動調整体のグリッパ部による支柱体の把持
状態を示す要部断面図であり、図5乃至図11は移動調
整体の移動の状況を説明するための図である。
【0012】図1乃至図4において、1はパラボラアン
テナ2のアンテナ面3の面形状調整システムである。ま
たパラボラアンテナ2は、アンテナ面3が面形成体とし
て6個の三角形の面構成材4を連設したものによって形
成され、開口形状が六角形をなすように構成されてい
て、その周縁部を支持構造体5の側部6に固着すること
によって支持されている。
【0013】支持構造体5は、底部7に多数の支柱体8
が立設されており、これらの支柱体8は隣接するもの同
志が等距離の位置に設けられるよう配置されている。ま
た支柱体8の先端部分には、底部7からの同じ高さの部
位に誤差調整部9が設けられていて、誤差調整部9の先
端部はパラボラアンテナ2に取着されている。そして誤
差調整部9が駆動されることによって先端部が支柱体8
の軸方向に進退し、この進退にともないパラボラアンテ
ナ2のアンテナ面3が上下に移動する。
【0014】なお、支持構造体5は折りたたみ可能な展
開構造物であってもよい。
【0015】10はパラボラアンテナ2に対し複数設け
られた移動調整体で、これらは腕部11の両端に支柱体
8を把持するグリッパ部12a,12bを設けて構成さ
れている。そして腕部11とグリッパ部12a,12b
とは回動駆動部13a,13bを介して連結されてい
て、回動駆動部13a,13bの駆動により、それぞれ
同一の水平面内で回動可能となっている。
【0016】グリッパ部12a,12bは、それぞれ第
1のグリッパ14a,14bと第2のグリッパ15a,
15bがヒンジ16a,16bによって連結されて構成
され、対応する第1のグリッパ14a,14bと第2の
グリッパ15a,15bとを、図示しない駆動源によっ
て駆動させることで開閉することができ、これによって
支柱体8の把持動作が可能となっている。そして第1の
グリッパ14a,14bには、回転軸が支柱体8の軸方
向に平行となるように調整用モータ17a,17bが取
り付けられており、その回転軸には駆動歯車18a,1
8bが取着されている。
【0017】また、第1のグリッパ14a,14bと第
2のグリッパ15a,15bの内面には、グリッパ部1
2a,12bの回動方向に平行な方向に溝19が削設さ
れ、この溝19を挟むように調整用モータ17a,17
bや、回動駆動部13a,13b等に電気的に接続され
た集電電極20,21が設けられている。さらに内面に
は、移動調整体10の動作を制御する制御信号の授受を
行う信号電極22,23が設けられている。
【0018】なお、移動調整体10はグリッパ部12
a,12bで支柱体8を把持することによって、集電電
極20,21からの回動駆動部13a,13b等の駆動
用電力を受け、信号電極22,23との間で制御信号の
授受を行い、隣接する支柱体8を順次渡り歩くように移
動できるようになっている。
【0019】一方、支柱体8は、底部7に底端が固着さ
れた筒状の支柱24の先端部分に誤差調整部9が構成さ
れており、この誤差調整部9は支柱24の先端部にねじ
25が形成され、このねじ25に先端がテーパー状に形
成された袋ナットの調整ナット26が螺合している。ま
た調整ナット26外周面には歯車27が形成されてお
り、この歯車27が回転駆動されることによって調整ナ
ット26が回転し、それと同時に調整ナット26が進退
し、調整ナット26の先端部に取着されたパラボラアン
テナ2のアンテナ面3が前後に移動する。
【0020】また、支柱24の上部外面には、先端部が
漸次薄肉となるように形成された鍔状突部28が設けら
れ、この鍔状突部28を挟むように駆動用電極29,3
0が設けられており、さらに外面には、信号電極31,
32が設けられている。そして駆動用電極29,30に
は図示しない駆動電源から駆動用の電力が供給され、信
号電極31,32は駆動制御部33に接続されている。
【0021】さらにまた、34は中央演算装置で、例え
ばパラボラアンテナ2の裏面に支柱体8に隣接して配置
され、アンテナ面3の面形状の変位を検出する図示しな
い変位センサを備えたアンテナ面精度測定装置35から
の信号が入力され、この入力信号と予め設定されたアン
テナ面3の面形状との差を算出する。そしてアンテナ面
3の各部位の調整量を決定し、同時に移動調整体10の
移動経路を決定して駆動制御部33に対応する信号を出
力する。
【0022】駆動制御部33では、中央演算装置34か
らの信号を得て各支柱体8の信号電極31,32に制御
信号が伝達され、また駆動用電極29,30には駆動制
御部33によって制御された駆動電源から駆動用の電力
が供給される。なお移動調整体10の移動状況等は、逆
に信号電極31,32及び駆動制御部33を介して中央
演算装置34にフィードバックされて管理されるように
なっている。
【0023】このように構成されているため、移動調整
体10のグリッパ部12aが、溝19が鍔状突部28に
係合するように支柱体8を把持することによって、グリ
ッパ部12aの信号電極22,23と支柱体8の信号電
極31,32とが接続され、また集電電極20,21と
駆動用電極29,30が接続される。さらに調整用モー
タ17aの駆動歯車18aと、誤差調整部9の調整ナッ
ト26の歯車27が係合する。
【0024】そして、移動調整体10と中央演算装置3
4との間で、駆動制御部33及び信号電極22,23、
信号電極31,32を介して信号の授受が行われなが
ら、駆動用の電力が駆動用電極29,30から集電電極
20,21を経由して調整用モータ17a及び回動駆動
部13a等に供給される。これにより調整用モータ17
aが所定量だけ正逆に回転し、駆動歯車18aが回転し
て誤差調整部9の歯車27を回転させる。
【0025】この回転によって支柱24の先端部のねじ
25に螺合する調整ナット26が所定量だけ進退し、調
整ナット26の先端部に取着されたパラボラアンテナ2
のアンテナ面3が上下に移動し、予め設定された面形状
となるよう把持した支柱体8部分でのアンテナ面3の誤
差調整が行われる。
【0026】所定の誤差調整が終わると、グリッパ部1
2aを駆動させて第1のグリッパ14aと第2のグリッ
パ15aとを開き、把持状態を解除する。続いて腕部1
1の両端の回動駆動部13a,13bを協調させながら
駆動し、グリッパ部12aを支柱体8から離脱させ、次
の隣接した支柱体8に移動してグリッパ部12aで隣接
した支柱体8を把持する。
【0027】さらに移動を継続する場合は、グリッパ部
12bの把持状態を解除し、回動駆動部13a,13b
を協調させながら駆動してグリッパ部12bで別の支柱
体8を把持する。この動作を繰り返すことで移動調整体
10は複数の支柱体8の間を移動し、各支柱体8で所定
の誤差調整作業を行う。また複数の移動調整体10はそ
れぞれ中央演算装置34からの指令に基づき、並列に駆
動され互いに協調した作業が行えるようになっている。
【0028】次に、移動調整体10の移動の詳細につい
て図5乃至図11により説明する。以下の説明は、移動
調整体10が支柱体8aと支柱体8bとを把持している
状態から、支柱体8cと支柱体8bを把持する状態に移
動する過程を説明するものである。
【0029】先ず、図5は当初の把持状態を示す図で、
移動調整体10はグリッパ部12aで支柱体8aを把持
し、グリッパ部12bで支柱体8bを把持している。
【0030】図6に示す第1の過程で、グリッパ部12
bで支柱体8bを把持し腕部11を静止させた状態で、
グリッパ部12aを駆動させて第1のグリッパ14aと
第2のグリッパ15aとを開き、支柱体8aを把持した
状態を解除する。
【0031】図7に示す第2の過程で、グリッパ部12
bで支柱体8bを把持した状態のまま回動駆動部13b
を駆動させ、腕部11を矢印A方向に回動させる。そし
て回動駆動部13aによるグリッパ部12aの回動半径
外に支柱体8aが位置するようにする。
【0032】図8に示す第3の過程で、グリッパ部12
aの第1のグリッパ14aと第2のグリッパ15aを閉
じ、グリッパ部12bで支柱体8bを把持し腕部11を
静止させた状態で、回動駆動部13aを駆動させてグリ
ッパ部12aを矢印B方向に回動させる。そして回動駆
動部13bによる腕部11の回動半径内にグリッパ部1
2aが位置するように折り畳んだ状態にする。
【0033】図9に示す第4の過程で、グリッパ部12
bで支柱体8bを把持した状態のまま回動駆動部13b
を駆動させ、腕部11を矢印C方向に回動させる。そし
てグリッパ部12aを支柱体8cに、回動駆動部13a
によって回動させてもグリッパ部12aが支柱体8cに
接触しない範囲にまで近付ける。
【0034】図10に示す第5の過程で、グリッパ部1
2bで支柱体8bを把持し腕部11を静止させた状態
で、グリッパ部12aの第1のグリッパ14aと第2の
グリッパ15aを開く。
【0035】図11に示す第6の過程で、グリッパ部1
2bで支柱体8bを把持した状態のまま回動駆動部13
bを駆動させて腕部11を矢印D方向に回動させ、同時
に回動駆動部13aを駆動させてグリッパ部12aを矢
印E方向に回動させ、開いた第1のグリッパ14aと第
2のグリッパ15aの中間の所定位置に支柱体8cが位
置するようにする。
【0036】そしてグリッパ部12aの第1のグリッパ
14aと第2のグリッパ15aを閉じ、グリッパ部12
aで支柱体8cを把持する。このようにして移動調整体
10の支柱体8aと支柱体8bとを把持している状態か
ら、支柱体8cと支柱体8bを把持する状態への移動を
完了する。
【0037】以上のように構成された本実施例によれ
ば、移動調整体10が複数の支柱体8間を移動し、簡単
な構成の誤差調整部9で誤差調整作業を行うので、アン
テナ面3の面形状の調整が多くの時間と労力を必要とす
ることなく、簡単に効率的に実施でき、面精度の維持が
容易に行える。
【0038】また、移動調整体10はパラボラアンテナ
2と支持構造体5の間が狭い状態でも容易に移動するこ
とができ、全体の構成を小型にすることができ、面形状
の調整箇所に独立した駆動源を有する調整機構を持たな
くてもよいため、面形状調整システム1を軽量化するこ
とができる。
【0039】さらに、複数の移動調整体10を備えてい
るために、これらを分散配置したり集中配置し協調作業
を実施させることで、誤差調整作業が効率的に実行でき
る。また1つの移動調整体10が故障しても作業が行え
なくなる等の虞がない。
【0040】次に、第2の実施例を図12により説明す
る。図12は移動調整体の平面図である。
【0041】図12において、移動調整体36の腕部3
7は、第1の腕38と第2の腕39、さらに第1の腕3
8と第2の腕39を連結する回動駆動部を持った関節4
0とで構成されており、この関節40は腕部37の両端
に設けられた回動駆動部13a,13bと同じ回動面を
有している。
【0042】このように構成された移動調整体36を用
いたものでは、関節40を設けたことによって腕部37
の回動の自由度が増し、第1の実施例と同様の効果が得
られると共に、支柱体8間を移動調整体36が移動する
移動時間が短くなる。
【0043】次に、第3の実施例を図13により説明す
る。図13は移動調整体の一部を断面で示す側面図であ
る。
【0044】図13において、移動調整体41の腕部4
2は、第1の腕43と円筒状の第2の腕44とで構成さ
れている。そして第1の腕43には、その第2の腕44
側に軸方向に雌螺旋孔45が穿設されており、第2の腕
44内には、軸方向に延びる雄螺旋棒46が設けられ、
雄螺旋棒46は根元側が電動機47の回転軸に固着さ
れ、先端側が第1の腕43の雌螺旋孔45に螺合してい
る。
【0045】このように構成された移動調整体41を用
いたものでは、電動機47を正逆回転させることによっ
て雄螺旋棒46が雌螺旋孔45を出入りし、腕部42の
長さが伸縮する。このため第1の実施例と同様の効果が
得られると共に、支柱体8間を移動調整体41が移動す
る移動時間が短くなる。
【0046】尚、本発明は上記の各実施例に記載したも
のに限定されるものではなく、パラボラアンテナ2のア
ンテナ面3の面形状の調整に限らず、指向方向の変更に
用いてもよく、面形状も曲面でも平面でもよく、また光
学的な光の集光反射面や表面の凹凸を表示する特殊なス
クリーン、見え方が変化するアミューズメントミラーな
どに用いることができる。さらに連続した大きな面形成
体を複数の支柱体8で支持して所定の面形状にする場合
でも、また複数に分割された面形成体をそれぞれ支柱体
8で支持し、全体として所定の面形状にする場合にも適
用できる。
【0047】さらに、例えば移動調整体10,36,4
1の回動の自由度の数を増し、誤差調整部9を設ける位
置を変え、平面内の移動だけでなく高低差のある移動軌
跡を持つようにしてもよく、またグリッパ部12a,1
2bの第1のグリッパ14a,14bと第2のグリッパ
15a,15bの把持動作は、その駆動源として電動機
を用いてもよく、また電磁石の吸引力を用いてもよい
等、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る
ものである。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、面形成体を支持する複数の支柱体の間を順次把持し
ながら移動して支柱体の面形成体の取着部分を進退させ
る移動調整体を備える構成としたことにより、簡単で軽
量な構成によって面形状の調整が効率的に行うことがで
きる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】同上におけるパラボラアンテナの平面図であ
る。
【図3】同上における移動調整体の斜視図である。
【図4】同上における移動調整体のグリッパ部による支
柱体の把持状態を示す要部断面図である。
【図5】同上における移動調整体の移動当初の把持状態
を示す図である。
【図6】同上における移動調整体の移動の第1の過程で
の把持状態を示す図である。
【図7】同上における移動調整体の移動の第2の過程で
の把持状態を示す図である。
【図8】同上における移動調整体の移動の第3の過程で
の把持状態を示す図である。
【図9】同上における移動調整体の移動の第4の過程で
の把持状態を示す図である。
【図10】同上における移動調整体の移動の第5の過程
での把持状態を示す図である。
【図11】同上における移動調整体の移動の第6の過程
での把持状態を示す図である。
【図12】第2の実施例の移動調整体の平面図である。
【図13】第3の実施例の移動調整体の一部を断面で示
す側面図である。
【符号の説明】
2…パラボラアンテナ 3…アンテナ面 5…支持構造体 8…支柱体 9…誤差調整部 10…移動調整体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の表面形状を形成する面形成体と、
    この面形成体を取着して該面形成体を支持構造体に支持
    する複数の支柱体と、これらの支柱体を把持しながら移
    動すると共に該支柱体の前記面形成体の取着部分を進退
    させることによって前記面形成体の表面形状を調整する
    移動調整体とを備えたことを特徴とする面形状調整シス
    テム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012205306A (ja) * 2011-03-24 2012-10-22 Thales 変形可能な反射面を有するアンテナ反射器の起動システム
JP2013219768A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Centre National D'etudes Spatiales Cnes 動作中に再構成可能なアンテナ反射器
EP3714510B1 (en) 2018-07-12 2021-04-21 Airbus Defence and Space Limited Array-fed reflector antenna

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US11831075B2 (en) 2018-07-12 2023-11-28 Airbus Defence And Space Limited Array-fed reflector antenna

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JP3311028B2 (ja) 2002-08-05

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