JPH0637403B2 - C▲下3▼及びc▲下4▼炭化水素を、より飽和度の少ない炭化水素生成物に転化させる方法 - Google Patents

C▲下3▼及びc▲下4▼炭化水素を、より飽和度の少ない炭化水素生成物に転化させる方法

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JPH0637403B2
JPH0637403B2 JP61173525A JP17352586A JPH0637403B2 JP H0637403 B2 JPH0637403 B2 JP H0637403B2 JP 61173525 A JP61173525 A JP 61173525A JP 17352586 A JP17352586 A JP 17352586A JP H0637403 B2 JPH0637403 B2 JP H0637403B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、C3及びC4炭化水素をより飽和度の少ない炭
化水素に転化させる事に関する。詳細には、本発明は、
3及びC4アルカン類を、より飽和度の少ない炭化水
素、特にエチレン及びプロピレンそして好ましくはエチ
レンに転化させるための方法に関する。
エチレン及びプロピレン等のオレフィン類は、有機化学
や石油化学産業の主要な原料になっている。エチレンの
需要がプロピレンの需要の約2倍であるので、オレフィ
ン類の中のエチレンは最重要化学原料である。したがっ
て、価値の低い炭化水素を、エチレン及びプロピレン、
そして特にエチレンに転化させるための改良方法が非常
に望まれている。
広範な方法によって、種々の供給原料からエチレン及び
プロピレン、特にエチレンを生成させるための多くの提
案がなされている。
現在、エチレンは、エタン及びプロパン、ナフサ、なら
びに特定の場合、軽油の脱水素化又は熱分解によってほ
とんど製造されている。天然ガスはメタン以外の炭化水
素(C2以上)を約5〜60容量%含むので、現在米国で
製造されているエチレンの約75%が天然ガスのエタン及
びそれよりも高級な通常気状の炭化水素成分のスチーム
分解によって製造されている。しかしほとんどの場合、
天然ガス中のエタン及びそれよりも高級な通常気状の炭
化水素類は約25%以下、普通約15%以下である。したが
って、エチレン及びプロピレン(殊にエチレン)の製造
のために利用できるこれらの限られた量の原料は、効率
的に使用されなければならない。残念ながら、これらの
従来法はオレフィンへの低い転化率をもたらし、そして
プロピレンではなく、エチレンへの選択率が悪い。さら
には、比較的厳しい条件、殊に約1000℃を越える温度が
必要とされるので、従来法は高度にエネルギー集約的で
ある。
条件の厳しさを低減させるために、更に重要には、エチ
レン及びプロピレンへの通常気状の原料の転化率及びエ
チレンへの選択率を改善するために、固体接触物質の使
用を含む多くの方法が提案されてきている。これらの提
案のうちのいくつかは、不活性固形接触物質を利用し、
供給炭化水素とスチーム間の接触を改良し、そして反応
域全体の温度を一層均一に維持もさせる。その他の場
合、固体接触物質は触媒である。固体接触物質、殊に触
媒としての前述のような使用は、エチレン及びプロピレ
ンへの転化の適度な改良をもたらすが、エチレンへの選
択性は非常にわずかしか改良しない。したがって、改良
された接触方法の開発、特に、プロピレンではなく、エ
チレンへの選択性を増加させる方法の開発が高く望まれ
ている。しかしながらそのような触媒の機能様式、ある
種の成分が有効であるのに類似の成分が有効でない理
由、或はある種の成分の組合せが有効であるのに別の組
合せが有効でない理由について、ほとんど理解されてい
ない。明らかに、多くの理論が研究者等によって提案さ
れているが、これは混乱を与えるのみである。何故な
ら、各理論は特定の触媒物質がどうしてよく作用するか
を説明しているが、類似の触媒物質がどうして作用しな
いのかそして他の非類似の物質がどうして有効であるか
を説明していないことが明らかであるからである。した
がって、依然として炭化水素のオレフィンへの接触転化
の技術は、非常に予測性がない。
したがって、本発明の目的は、C3及びC4供給炭化水素
をより飽和度の少ない炭化水素に転化させるための改良
された方法を提供し、前述の問題点及び従来技術のその
他の不利点を克服することである。更に本発明の別の目
的は、C3及びC4炭化水素をより飽和度の少ない炭化水
素、特にエチレン及びプロピレンに接触転化させるため
の改良された方法を提供することである。本発明の更に
別の目的は、エチレンへの選択性が有意に改良されてい
る、C3及びC4炭化水素をエチレン及びプロピレンに転
化するための改良方法を提供することである。本発明の
これら及びその他の目的は次の説明から明らかになるで
あろう。
本発明によれば、供給炭化水素と、マグネシウムの酸化
物の主要量部分及びマンガンの酸化物の少量部とからな
る接触物質とを、供給炭化水素をより飽和度の少ない炭
化水素生成物に転化させるのに適切な条件下で、接触さ
せることによって、C3及びC4炭化水素、特にプロパン
及びブタンを、より飽和度の少ない炭化水素、特にエチ
レンへの高選択性を伴ってエチレン及びプロピレンに転
化する。カルシウム、バリウム、ストロンチウム、スズ
及びアンチモンよりなる群から選択される少なくとも1
種の金属の少なくとも1種の酸化物の少量は、触媒の有
効寿命を延長させることがわかった。触媒の有効性は、
触媒中の硫黄含量を制限することによっても改良され
る。
本発明に従う供給炭化水素には、十分量のC3及びC4
化水素、特にプロパン及びn−ブタン、好ましくはn−
ブタンを含有する通常気状の炭化水素流がある。その他
の通常気状の成分もしくは操作条件で蒸発する通常液体
の成分の存在は、本方法に有害性がない。例えば、本発
明に従ってイソブタンを利用する場合、本発明の触媒
は、生成流を、イソブテンからプロピレンへシフトさ
せ、したがって、本発明の所望生成物の1種を生成する
ことが見出されている。他方、本発明の接触方法は、エ
タンをエチレンへ転化するのを改良することにおいて厳
密な熱方法と比較して、一般に効果のないことが見出さ
れている。しかし、供給炭化水素中にエタンが存在する
ことは、明らかに有害性がない。炭化水素以外の成分も
有害性がない。全ての場合の第1の要件は、所望のエチ
レン及びプロピレンから、不活性物質又はC3及びC4
化水素以外の成分の生成物を分離することの経費又は困
難性ならびにそのような分離は、本発明方法の実施の前
又は後でどれだけ低経費であるか否か及び/又は困難性
が少ないか否かである。本発明の方法のための適当な供
給原料は、天然ガス、製油所排ガス等の供給源から得ら
れる。しかし、最適で且つ豊富な供給源は、天然ガスを
処理して加熱目的のためのパイプラインガス(都市ガ
ス)を生成する間に回収されるC3及びC4炭化水素流で
ある。従来から、圧縮/膨張法、深冷法又は両者の組合
せ法によって、C2及びそれよりも高級な炭化水素をメ
タン(C1)から分離して、加熱用のメタンを主成分と
するパイプラインガスを得ている。普通、天然ガスは、
産出時の高圧で、或は高圧に圧縮された状態で、連続的
に順次低くなる温度に冷却することにより、最初に通常
液体の炭化水素類(C6+炭化水素又は天然ガソリ
ン)、次いで順次にC5炭化水素、C4炭化水素、C3
化水素そして最後にC2炭化水素を連続的に凝縮させる
ように処理され、その際にはそれぞれの冷却段階の間で
凝縮された液体が未凝縮蒸気から分離または分別され
る。このようにして、C4,C3及びC2等の個々の炭化
水素を主成分とする個々の流れを得ることができるか、
又は個々の炭化水素の組合せを主成分とする流れを回収
することができる。したがって、こうして分離されたプ
ロパン流もしくはブタン流を本発明のための供給炭化水
素として利用できるか、又はプロパン及びブタンの混合
物を主成分とする流れを利用できる。明らかに後者の流
れは、天然ガス処理系の中での1段階の冷却及び分離の
必要性をなくすことになる。
本発明の触媒物質は、マグネシウムの少なくとも1種の
酸化物の主要量部分及びマンガンの少なくとも1種の酸
化物の少量部分からなる。酸化マグネシウムを、時々、
明細書中でベース物質として、そして酸化マンガンをプ
ロモーターもしくは活性物質として、便利の為に明細書
中で呼ぶが、これは成分を分類するためではなくて、単
に酸化マグネシウムが主要量成分であり、酸化マンガン
が少量成分であるからである。後記で明らかにするよう
に、両成分が必要であり、両成分が本方法で触媒的に活
性である。いずれにしても、酸化マンガンは、触媒混合
物の総重量を基準にして金属マンガンに換算して表示
し、混合物中に、約0.1重量%〜約30重量%の量で存在
する。より好ましいマンガン含量は、混合物の総重量を
基準にして、約0.5重量%〜約10重量%の金属マグネシ
ウムである。
触媒の製造方法は、成分の金属酸化物の目的の最終組成
を得る限り、重要でないようである。適当な製造方法に
は、スラリ混合法、溶液混合法、乾式混合法、含浸法及
び共沈法があり、これらの全ては、当業者に公知であ
る。好適な方法は、MgOもしくはMg(OH)2等の金属固
形分を、マンガン金属塩(例えばMn(NO32)の水溶
液と共に混合装置に加え、数分間、例えば2〜15分間混
合し、濃厚なスラリを形成することである。経済的のた
めに、過剰の水を避けるべきである。更に後述する触媒
成分もしくはプロモーターを、所望に応じて、混合前又
は混合中に固形もしくは溶液として添加してもよい。次
いで得られたスラリを従来の方法によって約100℃〜150
℃で風乾し、約4時間、約750℃〜800℃でか焼し、次い
で粉砕し、篩分けし、場合により、公知の手段によって
ペレットにするか他のサイズ化する。付加的なプロモー
ターを、予備形成Mn/Mg上に含浸させて添加することも
できる。
本発明の方法を、固定床、移動床、流動床、懸濁気泡塔
又は噴流床反応器中で実施できる。実験目的のため、そ
して明らかに正確な測定をするため及び方法の変動因子
の正確な制御のため、後述の例中で記載した試験を、固
定床反応器中で実施した。
本発明方法の実施中に少量の原料が炭素になり、この炭
素が触媒上に沈着して触媒活性、殊にエチレン選択性を
低減させる原因となることが判明した、従って、例え
ば、空気等の酸素含有ガスで処理する等従来の炭素除去
技術によって、定期的に触媒を再生することが望まし
い。このような再生の間、当業者に公知でもあるよう
に、焼失温度を制御するために、不活性ガスもしくはス
チームの希釈を使用するのが望ましいことがある。本発
明によれば、後記の例で示すように、供給炭化水素にス
チームを付加すると再生と再生の間の触媒の有効寿命を
有意に延長することも発見された。
触媒組成物の調製に続いて、触媒を、窒素等の不活性ガ
スでパージすることによって使用のために準備しうる。
通常、触媒を反応器中に配置し、空気で予熱することに
よって反応温度まで上昇させ、次いで加熱窒素でパージ
し、最後に供給炭化水素を導入する。本発明の方法の実
施において、供給炭化水素のスチームを加えるのが好ま
しいので、パージガスとして窒素よりもむしろスチーム
を使用することが好ましいことがある。触媒は、場合に
より使用前に水素で予備処理してもよい。この処理を、
好ましくは、おおよそ本方法の操作温度で、約600psia
迄の圧力で実施する。この水素前処理は、マンガンの高
酸化状態を還元させることが明らかであり、したがって
最初の酸化炭素形成を減少させる。
本発明による方法の操作(運転)条件は、操作温度の条
件を除き、余り厳格でないようである。従って次の操作
条件が有効であることが見出され、そして好ましい。
スチーム/炭化水素モル比は0〜約10/1でよく、好まし
くは約0.5/1〜約5/1である。
炭化水素ガス毎時空間速度(GHSV)は、約100h-1
約3000h-1の範囲でよく、好ましくは、約500h-1〜約100
0h-1である。
操作圧力は約0.1psia〜約100psiaでよく、好ましくは約
1psia〜約60psiaである。
操作温度は、オレフィンへの供給炭化水素の転化率、殊
にエチレン選択率の改善に意義があるようである。適切
な温度は約625℃〜約850℃の範囲であり、好ましくは約
650℃〜約775℃の範囲である。
本発明の特徴及び利点を次の例によって例示する。
実施例の試験では、5ccの触媒を含有する6mmの石英反
応器又は25ccの触媒を含有する18mmの石英反応器のいず
れかを使用して触媒を評価した。反応器の流出流の少量
試料をガスクロマトグラフィーで分析した。典型的に、
触媒床を、10分間空気酸化、2分間窒素パージ、10分間
水素処理そして最後に窒素パージによって前処理した。
供給炭化水素を流し始める前に、反応温度まで触媒床の
温度を上昇させた。供給炭化水素を、27℃(81゜F)の水
飽和器に通過させ、おおよそ1/1のスチーム/炭化水素
モル比にした。流量は、触媒床を1秒の滞留時間で通過
するように調節された。
実施例1 第1番目の一連の試験を、1/1のスチーム/炭化水素比
で、n−ブタン供給の転化のために、酸化マンガン/酸
化マグネシウム触媒を使用して実施した。比較のため
に、全試験を、50%の一定供給転化率(転化済n−ブタ
ンのモル%)で実施した。従って、報告されている温度
は、50%の一定供給転化率に達するのに必要な温度であ
る。選択率も特定の生成物に転化されたn−ブタンのモ
ル%を基準にした。一連の試験で記載した酸化マンガン
の種々の量は、酸化マンガン及び酸化マグネシウムの混
合物の総重量を基準にしてマンガン元素の重量%として
表示したマンガン含量を使用した。触媒的な酸化物混合
物に対して、石英チップで比較を行ない、したがって熱
分解すなわち非触媒的スチーム分解操作との比較を表わ
した。付随的な少量生成物に、メタンならびにもっと少
ない量のブタン、ブタジエン、プロパン及び酸化炭素が
あったが、報告されていない。
表1のデータの観察により、石英チップでの非触媒試験
と比較した場合、酸化マンガン/酸化マグネシウム触媒
は、エチレンへの選択性及びプロピレンを超えて総C2
への選択性を増加させたことが明確となる。又、非触媒
の試験では、n−ブタンの同等の転化率を得るために、
より高い温度が必要であったことに気付くべきである。
なすことのできるそれ以上の観察で、酸化マンガンの含
量が増加するに従い、50%n−ブタンの転化率に対する
反応温度が低くなることがわかる。
前で指摘したように、酸化マンガン/酸化マグネシウム
触媒の両成分が必要である。これを次の例によって示
す。
実施例2 この一連の試験では、酸化マンガン/酸化マグネシウム
触媒を、n−ブタンの転化率に対して、酸化マンガン単
独及び石油チップ(熱転化)と比較した。触媒の総重量
を基準にしてマンガン元素に換算して表示し、3.5重量
%のマンガンを含有する、25ccすなわち30.9グラムの酸
化マンガン/酸化マグネシウム触媒を、反応器に配置し
た。n−ブタンを100cc/分の流量で触媒床に通過さ
せ、スチームを100cc/分の流量で通過させた。約10分
間隔で触媒床に100cc/分の流量の空気を通過させるこ
とによって触媒を再生させた。供給炭化水素及びスチー
ムを開始2分後に試料を採取した。触媒床上の圧力を、
約4〜5psigに維持させた。その他の操作条件を、例1
で使用したと同様にした。酸化マグネシウム及び石英の
試験を、同様の方法で実施した。
上記の表2より、本発明の酸化マンガン/酸化マグネシ
ウム触媒を使用した場合、酸化マグネシウム単独又は石
英チップに対してC2、特にエチレンへの、実質的に増
加した選択性が得られることを観察すべきである。事実
上、石英チップでの熱転化及び酸化マグネシウム単独を
使用して得られる転化との間に観察できる差を見出すこ
とができなかった。
ある従来の文献で、C6+炭化水素を、酸化マンガン及
び/又は酸化レニウム及び第IIA族金属又はその混合物
で処理して、分解及び/又は脱水素化できることが示唆
されている。しかし、本発明によれば、酸化レニウム
は、本発明の方法の酸化マンガンの同等物でなく、酸化
マグネシウム以外の第IIA族金属酸化物は、本発明の組
合せ触媒のための有効なベースではないことが見出され
た。
実施例3 この一連の試験で、代表的な条件は25ccの16〜40メッシ
ュ接触物質、480h-1の供給炭化水素及び1/1のスチーム
/炭化水素比であった。その他の操作条件及び操作形態
は、前の実施例と同様であった。これらの比較の結果を
次の表3に示す。
酸化レニウム及び酸化マグネシウムの組合せは、エチレ
ン及びプロピレンの両方の極端に貧弱なオレフィン生成
をもたらしたことを観察すべきである。原料のほとんど
を酸化炭素及び水素に転化させた。酸化カルシウムベー
ス上の酸化マンガンは、石英チップ(熱転化)よりも低
いオレフィンへの選択性をもたらし、エタンの生成を増
加させた。
酸化バリウムベース上の酸化マンガンを使用する試みも
なされた。しかし、反応中、二酸化炭素の形成が、バリ
ウムを、完全に無効な固型塊に融解する炭酸バリウムに
転化させることが明らかであった。
前の例のように本方法にスチームを共供給し、それによ
り触媒の有効寿命を延長させている場合でも、エチレン
生成への選択性を維持させるために、約10分毎に再生が
必要であることが見出された。実際上及び比較のため、
触媒は、エチレンへの選択性が、プロピレンへの選択性
に対して事実上等しい値まで下った時、無効すなわち不
活性であり再生が必要であると考えるべきである。
本発明の別の実施態様によれば、カルシウム、バリウ
ム、ストロンチウム、スズ及びアンチモンからなる群か
ら選択される少なくとも1種の金属の少なくとも1種の
酸化物の少量すなわち補助量の酸化マンガン/酸化マグ
ネシウム触媒に添加した場合、酸化マンガン/酸化マグ
ネシウム触媒の寿命すなわち有効性を非常に延長させる
ばかりでなく、C2、特にエチレンへの選択性をも改善
することが見出された。
実施例4 酸化マンガン/酸化マグネシウム触媒上のIA族金属の
酸化物状態の少量の対象プロモーター(総触媒重量を基
準にして金属元素として表示)を含有する酸化マンガン
/酸化マグネシウム触媒、石英チップ、及びプロモータ
ーを含有しない酸化マンガン/酸化マグネシウムの比較
を実施した。これの一連の試験を、温度を実質的に一定
に維持し、したがって転化率が変動する以外は前の実施
例と同様な方法で且つ同様な条件下で実施した。
表4より、プロモーターとしてIA族金属の使用は、C
2又はエチレンのいずれへの選択性についても、熱転化
(石英チップ)を越えてわずかしか又は全く改善をもた
らさなかったことを観察すべきである。上記の特定プロ
モーターの中で、カルシウム、バリウム及びストロンチ
ウムよりなる群から選択される少なくとも1種の金属の
少なくとも1種の酸化物が好ましい。しかし、最も有効
で最も望ましいプロモーターは、次の例より示されてい
るようにカルシウムである。
次に実施例で、酸化カルシウム、酸化マンガン及び酸化
マグネシウムの組合せからなる触媒を、混合器中で、カ
ルシウム及び硝酸マグネシウムと水酸化マンガンの共沈
法、含浸法又は混合法によって調製した。触媒を、約12
0℃で約5時間乾燥し、300℃で空気中で(約3時間)、
ついで約775℃〜800℃で(約4時間)か焼した。別記し
ない限り、全ての試験は、25ccの触媒、100cc/分のn
−ブタン及び100cc/分のスチームの供給、ならびに100
cc/分の空気での再生を用いた。試料採取時間を供給開
始時から測定した。
実施例5 酸化マンガン/マグネシウム触媒上のプロモーターとし
て、酸化カルシウムを添加することによって得ることの
できる非常に改善された有効寿命を、4分及び90分の供
給時間後、酸化マンガン/酸化マグネシウム単独と共
に、酸化マンガン/酸化マグネシウム上の変化量の酸化
カルシウムを含有する触媒を比較する次表によって示
す。表のデーターをとる前に、触媒を空気再生及び供給
を数回サイクルさせ、650℃に反応器を維持させた。
上表より明らかなように、カルシウムで補助した触媒
は、長時間C2及びエチレンへのその選択性を維持さ
せ、転化率は補助化触媒で急速には減少しない。
上表及びその他の実験的証拠を基礎にして、有効なプロ
モーター、特にカルシウムの量は、約1重量%〜15重量
%(総触媒重量を基準にしてカルシウム元素の重量%)
であり、好ましい範囲は約2重量%〜約6重量%であ
る。
実施例6 酸化物の状態のカルシウム3重量%(触媒の総重量を基
準にしてカルシウム元素に換算して表示)、変化量の酸
化マンガン及び残部の酸化マグネシウムを含有する触媒
を使用して、別の一連の実験を実施した。700℃の床温
度に維持させた以外は、全ての試験を事実上前の実験と
同様な条件で実施した。1/1のスチーム/炭化水素(n
−ブタン)比を使用した。熱分解対照のため石英チップ
を用いた。
上表を基礎にして、プロモーター/酸化マンガン/酸化
マグネシウムの組合せで、酸化マンガンの好ましい範囲
は、約0.2重量%〜約10重量%(触媒の総重量を基準に
してマグネシウム元素として)である。
実施例7 3%酸化カルシウム(カルシウム元素として表示)/4
%酸化マンガン(マンガン元素に換算して表示)/酸化
マグネシウムの組合せを、種々の供給原料でも試験し
た。
対象の触媒は、エタン供給で熱転化(石英チップ)以上
に、転化率又は選択性において改善させなかったことが
見出された。
1/1のスチーム/炭化水素比でプロパン供給を使用した
場合、熱転化との比較を次に得た。
表7より、対象触媒での結果はエチレンに対する改善さ
れた転化率及び選択率を示していることがわかる。
実施例8 酸化マンガン/酸化マグネシウム触媒を使用し、石英チ
ップ(熱転化)を比較として、1/1のスチーム/炭化水
素比で、イソブタンを転化させる比較試験を実施した。
上表より、対象触媒は、熱転化(石英チップ)と比較し
た場合、イソブテンからプロピレン及びエチレンへ、有
意に生成物をシフトさせることが観察されるべきであ
る。
ガス毎時空間速度(GHSV)の影響も研究したとこ
ろ、空間速度が上ると、供給炭化水素の転化率が下ると
いう点に限って見出された。
更に、本発明によれば、触媒を調製するために使用され
る成分に「結合」もしくは「固着」硫黄の存在が、C2
の生成のための触媒の選択性を抑制する傾向にあるとい
う点で、有害の可能性があることが発見された。このよ
うな硫黄は、H2Sに転化されるか、さもなくば、炭化
水素転化プロセスもしくは再生段階の間に失われるか明
らかではなく、多分硫酸塩の形態で存在するので、「結
合」又は「固着」硫黄として呼ばれる。
実施例9 触媒中の結合又は固着硫黄の影響を次の一連の試験によ
って示す。ここで、1/1のスチーム/炭化水素比で且つ5
0%の転化率で、n−ブタンの分解のために、3%カル
シウム/5%マンガン/酸化マグネシウムからなる触媒
を使用して実施した。その他の条件及び操作の形態は、
実施例中で前に使用したそれと同様である。特定の触媒
を、種々の供給源から得られ、且つ異なった量の結合又
は固着硫黄を含有する酸化マグネシウムから調製した。
表9より、例えば触媒3及び5等の結合又は固着硫黄の
レベルの低い触媒は、目的のC2生成物へ、最高の総選
択率をもたらしたことが明らかである。したがって、低
含量の結合又は固着硫黄を有する触媒成分を選択する
か、又は、触媒の使用及び調製前に、当業者の公知の方
法によって、触媒成分から硫黄化合物を除去することが
非常に望ましい。通常、触媒中の総硫黄含量は、触媒の
総重量を基準にして硫黄元素に換算して表示し、約0.2
重量%未満、好ましくは約0.1重量%未満にすべきであ
る。普通、これらの硫黄の低濃度を、ベース成分等の適
切な主要量成分を選択するか、主要量成分もしくはベー
ス成分から硫黄を除去することによって達成することが
できる。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】C3及びC4炭化水素の少なくとも1種から
    なる供給炭化水素を、より飽和度の少ない炭化水素生成
    物に転化させる方法であって: C3及びC4炭化水素の少なくとも1種からなる供給炭化
    水素と、 (a)マグネシウムの少なくとも1種の酸化物の主要量
    部; (b)マンガンの少なくとも1種の酸化物の少量部;及
    び、場合により (c)カルシウム、バリウム、ストロンチウム、スズ及び
    アンチモンの中の少なくとも1種の元素の少なくとも1
    種の酸化物の補助量から本質的に構成される接触物質と
    を、該供給炭化水素をより飽和度の少ない炭化水素生成
    物に転化させるのに適切な条件下で接触させることを特
    徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】該接触物質が、(c)カルシウム、バリウ
    ム、ストロンチウム、スズ及びアンチモンの中の少なく
    とも1種の元素の少なくとも1種の酸化物の補助量を含
    む特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. 【請求項3】カルシウム、バリウム、及びストロンチウ
    ムの中の少なくとも1種の元素の少なくとも1種の酸化
    物の補助量が存在する特許請求の範囲第2項記載の方
    法。
  4. 【請求項4】カルシウムの少なくとも1種の酸化物の補
    助量が存在する特許請求の範囲第3項記載の方法。
  5. 【請求項5】カルシウム、バリウム、ストロンチウム、
    スズ及びアンチモンの中の少なくとも1種の元素の少な
    くとも1種の酸化物の補助量が、触媒の総重量を基準に
    して、金属元素に換算して表示し、約1〜約15重量%
    である特許請求の範囲第2〜4項のいずれかに記載の方
    法。
  6. 【請求項6】供給炭化水素がプロパンからなる特許請求
    の範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】供給炭化水素がブタンからなる特許請求の
    範囲第1〜5項のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】供給炭化水素がプロパン及びブタンの混合
    物からなる特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記載
    の方法。
  9. 【請求項9】触媒が、該触媒の総重量を基準にして硫黄
    元素に換算して表示し、約0.2重量%未満の硫黄を含
    む特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】条件が、供給炭化水素をC2炭化水素に
    選択的に転化させるのに適切である特許請求の範囲第1
    〜9項のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】条件が、供給炭化水素をエチレンに選択
    的に転化させるのに適切である特許請求の範囲第1〜1
    0項のいずれかに記載の方法。
  12. 【請求項12】温度が、約625℃〜約850℃である
    特許請求の範囲第1〜11項のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】方法が、スチームの存在下に実施される
    特許請求の範囲第1〜12項のいずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】スチーム/供給炭化水素のモル比が約10
    /1未満である特許請求の範囲第13項記載の方法。
  15. 【請求項15】スチーム/供給炭化水素のモル比が約0.
    5/1〜約5/1である特許請求の範囲第14項記載の方法。
JP61173525A 1985-07-25 1986-07-23 C▲下3▼及びc▲下4▼炭化水素を、より飽和度の少ない炭化水素生成物に転化させる方法 Expired - Lifetime JPH0637403B2 (ja)

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