JPH0636908B2 - 溶接ワイヤ用コンジツトケ−ブルの洗浄装置 - Google Patents

溶接ワイヤ用コンジツトケ−ブルの洗浄装置

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JPH0636908B2
JPH0636908B2 JP60294554A JP29455485A JPH0636908B2 JP H0636908 B2 JPH0636908 B2 JP H0636908B2 JP 60294554 A JP60294554 A JP 60294554A JP 29455485 A JP29455485 A JP 29455485A JP H0636908 B2 JPH0636908 B2 JP H0636908B2
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、消耗性電極式アーク溶接装置に用いられる螺
旋状略密着状に巻回された長尺の溶接ワイヤ用コンジツ
トケーブルの溶接ワイヤ用通路内を洗浄化するための洗
浄装置に関する。
従来の技術 一般に、消耗性電極式アーク溶接装置に用いられる溶接
ワイヤ用コンジツトケーブル(以下、コンジツトケーブ
ルと称す。)は高々数mmの直径をした溶接ワイヤを円滑
に案内すること、および長尺のものを安価に製作し得る
ことにより、断面が円形又は楕円形の線材が螺旋状略密
着状に巻回された長尺の円筒状に形成されている。この
コンジツトケーブルにより溶接ワイヤを案内しつつアー
ク溶接を行なう場合には、アーク溶接作業を繰返して行
なうに伴なつてコンジツトケーブルの通路内に異物が徐
々に付着して、溶接ワイヤの送給状態が阻害されること
になる。
これに対処するために、本願出願人は特願昭59−25
9617号(特公平5−29514号)によりコンジツ
トケーブルの洗浄装置を提起した。
発明が解決しようとする問題点 ところが、先に提出(=特願昭59−259617号)
の装置では、コンジツトケーブルの溶接ワイヤ用通路内
の洗浄化が促進されるが、洗浄時には洗浄液体を連続的
に流していたため、回収槽を用いる場合には、回収槽内
の洗浄液体が所定液面高さを越えることのないように監
視しなければならないため、洗浄作業の能率がよくなか
つた。なお、回収槽の容量を大きくすれば、回収液面高
さに留意しなくともよいが、この場合、装置が大型化す
るため、コストが高くなると共に据付面積が増大してい
た。さらに、上記装置では、洗浄作業を完了するまでに
作業者による適宜の操作を必要としたため、自動洗浄化
という点において問題がある。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点に着目してなされたもので、コン
ジツトケーブルの一端側を、上部空間が大気に連通され
た貯液槽の内部に収容される洗浄用液体中に連通し、コ
ンジツトケーブルの他端側を回収槽内に連通すると共に
コンジツトケーブルの溶接ワイヤ用通路に連通する液体
供給機構を配設し、かつ液体供給機構を制御して、洗浄
用液体の流通および停止を所定の周期で行なかせると共
に所望の洗浄後に自動的に洗浄を完了させる液体供給制
御機構を配設することにより上記問題点を解決してい
る。
作用 液体供給制御機構により、所定の周期で洗浄用液体の流
通および停止が行なわれるため、第4図において、コン
ジツトケーブル6の内部に洗浄用液体を流通したとき
に、コンジツトケーブル6の内面付近に螺旋状の溝602
を長軸方向に横切る際に発生する渦流と、螺旋状の溝60
2の各部で生起する渦流に伴なう螺旋状の溝602に近似し
た螺旋流とによる乱流洗浄効果に加えて、洗浄用液体の
流通および停止に伴なう螺旋状の溝部の異物20に対す
る剥離洗浄効果により、溶接ワイヤ用通路601の洗浄が
有効に行われる。しかも、洗浄用液体の流通および停止
が所定の周期で行なわれるため、洗浄用液体の供給量
は、液体を連続して供給する場合に比べて少なくて済
む。また、洗浄中に作業者が他の作業を行なつていたと
しても、液体供給制御機構により所望の洗浄後に自動的
に洗浄が完了するため、自動化が促進される。
実施例 第1図および第2図は、本発明の第一の実施例を示す図
であつて、1は洗浄用液体を収納するための貯液槽で、
この貯液槽1には上部に開口部101が配設され、かつこ
の開口部101の開閉が自在な蓋102が配設されている。2
は洗浄用液体の回収槽、3は回収槽2の上部空間に連通
する連通管、4は回収槽2の底部と開閉弁51とを接続
する連通管、6は溶接ワイヤ用コンジツトケーブル(以
下、コンジツトケーブルと称す。)で、例えば円形断面
の線材が螺旋状略密着状に巻回された中空状の案内管7
と、案内管7を覆う気密性と可撓性とを有する、例えば
テフロン(商品名)よりなる被覆部材8とにより構成さ
れている。このコンジツトケーブル6は、一端部が連通
管3と連通する状態で、他端部が貯液槽1の開口部11
を挿通して洗浄用液体中に浸漬される。例えば、第3図
に示されるごとく、コンジツトケーブル6の一端部に液
密部材9をかぶせ、連通管3に連通して回収槽2に支持
された接続部301と、連結具12、例えば袋ナツトとの
連結により、コンジツトケーブル6を支持して、コンジ
ツトケーブル6の溶接ワイヤ用通路601と連通管3の内
部とを連通状態に維持する。13はコンジツトケーブル
6の溶接ワイヤ用通路601に連通する液体供給機構で、
例えば、回収槽2の上部空間を減圧する減圧機構により
構成されている。この液体供給機構13、即ち減圧機構
は、送風機あるいは真空ポンプなど適宜のものを使用す
ることができるが、ノズルとデイフユーザとよりなるエ
ゼクタに圧縮空気を流通させるものとすれば安価となる
利点がある。14は電磁弁、15乃至17は電磁弁14
を適宜にON−OFF制御するためのカウンタあるいは
タイマなどの制御機器で、例えば、タイマ15は洗浄用
液体の流通用として、タイマ16は洗浄用液体の停止用
とし、かつタイマ17は洗浄作業の完了用として用いら
れる。18は回収槽2内の許容液面高さを検知するため
の液面検出器で、上記14乃至18により液体供給制御
機構19が構成されている。40は可搬式の台車で、上
記のうち、コンジツトケーブル以外の各部が搭載されて
いる。
上記構成において、貯液槽1に洗浄用液体を収納し、第
1図および第2図に示されるごとく、所望の位置まで可
搬式の台車40を移動させた後、コンジツトケーブル6
の一端部を連通管3に連通させ、他端部を貯液槽1の洗
浄用液体中に浸漬させる。この状態で、蓋102を閉じ、
開閉弁51を閉じると共に、開閉弁52を開の状態とな
るよう操作する。この後、液体供給制御機構19によ
り、洗浄用液体の流通および停止が所定の周期で繰返さ
れた後、所望の洗浄後に自動的に洗浄が完了される。例
えば、圧縮空気が流通するように電磁弁14が作動され
ると、液体供給機構13、即ち減圧機構により、回収槽
2の上部空間が徐々に真空の状態に吸引される。この真
空状態の生起により、貯液槽1に収納された洗浄用液体
が、コンジツトケーブル6の溶接ワイヤ用通路601およ
び連通管3の内部を経て回収槽2に流動、即ち供給され
る。洗浄用液体がコンジツトケーブル6の溶接ワイヤ用
通路601内を流動する際に生起する、コンジツトケーブ
ルの内面付近における洗浄用液体の渦流および螺旋流に
よる乱流効果により、溶接ワイヤ用通路601の異物20
の除去、即ち洗浄が有効に行なわれる。勿論、除去され
た異物は洗浄用液体の流動と共にコンジツトケーブル6
外に流出されて回収槽2に回収される。
上記の場合、電磁弁14は制御機器15乃至17によ
り、所定の周期でON−OFF制御される。即ち、第1
図および第6図において、端子a,b間に交流電源(A
C100V)を接続し、起動スイツチS1を閉じるとタイ
マ15およびタイマ17が時限を開始する。タイマ15
の時限開始によりその瞬時接点15maが閉じ電磁弁1
4が励磁されて圧縮空気が液体供給機構13に供給され
て回収槽2の中が減圧されて洗浄用液体は貯液槽1から
コンジツトケーブル6を経て回収槽2に至る経路を流れ
て、コンジツトケーブル6の洗浄が開始される。タイマ
15の設定時限が終了すると限時接点15taが閉じ、
これによつてタイマ16が時限を開始する。タイマ16
の時限開始によつてその瞬時接点16mbが開きタイマ
15は非励磁となつてそのすべての接点が復帰する結
果、電磁弁14も復帰し洗浄液の流通も停止する。一方
タイマ16の瞬時接点16maの閉路によりタイマ16
の励磁はタイマ15の復帰にかかわらず自己保持されて
限時動作を継続する。タイマ16の時限終了により限時
接点16tbが開くとタイマ16は非励磁となり、その
接点がすべて復帰する。この結果、回路はすべて起動ス
イツチS1を投入したときと同じ状態に戻り、再びタイ
マ15の時限開始から上記の動作をくりかえす。一方タ
イマ17は起動スイツチS1の投入開始時点から時限を
開始し設定された時限の後に限時接点17tbを開き、
タイマ15およびタイマ16のくりかえし動作を停止
し、電磁弁14も復帰させる。また限時接点17taに
よつて表示灯PL1を点灯し、洗浄作業の終了を作業者に
通報する。したがつてタイマ17の設定時限t17はタイ
マ15およびタイマ16の各設定時限t15,t16に対し
てくりかえし回数をnとすればt17≒n(t15+t16
としておけばよい。
またこのような洗浄をくりかえし行うと回収槽2内に次
第に使用済の洗浄液が増加してくるので、回収槽2内に
設けられた液面検出器18の常閉接点18bによつてタ
イマ15ないしタイマ17の動作を禁止するとともに常
開接点18aによつて満タン警告灯PL2を点灯させる。
したがつて作業者は起動後表示灯PL1の点灯によつて洗
浄作業の終了を知り、コンジツトケーブル6の交換を行
ない、一旦スイツチSを開放した後に再度閉路するこ
とによつて起動すればよい。また表示灯PL2の点灯によ
つて開閉弁51を開放し、回収槽内の使用済液を放出す
べき時間を知ることができる。
このように液体供給制御機構19により洗浄用液体の流
通および停止の状態が所定の周期で行なわれるため、コ
ンジツトケーブル6の内面に付着した異物に対する剥離
洗浄効果が向上する。
洗浄が自動的に完了した後、適宜にコンジツトケーブル
6を取外して洗浄作業を終了する。この後、その場所
で、あるいは次の洗浄位置に可搬式の台車40を移動さ
せて次の洗浄作業を行なう。
第5図は第2図の変形図であつて、例えば、コンジツト
ケーブル6が螺旋状略密着に巻回された案内管7のみで
形成されている場合、案内管7の略全長に亘つて筒状の
気密部材81で覆うことによりコンジツトケーブル6
(7)の洗浄を行なうことができる。この場合、液密部材
9を押圧する接続部301と連結具12とをナツト121を用
いたダブルナツト方式で強固に連結した方が好ましい。
第7図および第8図は、本発明の他の実施例を示す図で
あつて、302,303および304からなる連結管の下端が貯
液槽1の下端近傍まで延びている。13は液体供給機構
で、例えば洗浄用液体を圧送する圧縮機構としたり、あ
るいは洗浄用液体と圧縮空気とを混合して圧送する機構
とすることができる。51,52,53,54および5
5は、適宜に配設された第1乃至第5の開閉弁である。
この場合、第1および第5の開閉弁51,55を閉じ、
他の開閉弁52,53,54を開の状態となるよう操作
した後、液体供給機構13を作動させると、貯液槽1に
収納された洗浄用液体が、連通管302,303,304と、コ
ンジツトケーブル6と、連通管3との内部を経て回収槽
2へと圧送される。このように洗浄用液体の流動によ
り、コンジツトケーブル6の溶接ワイヤ用通路601内の
清浄化が行なわれる。勿論、この場合も、制御機器1
5,16により洗浄用液体の流通および停止が所定の周
期で繰返される。例えば、液体供給機構13を洗浄中常
時稼動させ、制御機器15,16の信号により電磁弁1
4を適宜に切換えて、洗浄用液体の停止時には、連通管
305より洗浄用液体を貯液槽1に戻す。このように洗浄
中は液体供給機構13を常時稼動させ、電磁弁14を適
宜に切換えた方が洗浄用液体の流通および停止の制御が
容易であるが、これにも拘わらず、液体供給機構13の
稼動および停止により、洗浄用液体の供給状態を制御す
ることもできる。第7図および第8図に示される可搬式
の台車40は一方側にのみ車輪を設けている。このよう
にすれば洗浄時に可搬式の台車40が逸走することはな
い。可搬式の台車40を移動させるときには、車輪側に
台車40を傾けた状態で移動させる。
なお、第7図において、第1の開閉弁51が開となる状
態でコンジツトケーブル6の清浄化を行なえば回収槽2
に回収される洗浄用液体がフイルター22を経て自動的
に貯液槽1に還元される。
上記において、コンジツトケーブル6が螺旋状略密着状
に巻回された案内管7と、案内管7を覆う被覆部材8と
より構成される場合、通常溶接用としてのコンジツトケ
ーブル6としては、被覆部材8がテフロン(商品名)で
形成されることが多いから、このときには洗浄用液体と
して、トリクロールエチレンで代表される塩素化炭化水
素系溶剤や、ベンゼン又はキシレンなどの炭化水素系溶
剤や、ケトン系溶剤など適宜のものを用いれば、コンジ
ツトケーブル6の通路内の清浄化を迅速かつ確実に行な
うことができる。また被覆部材8がポリエチレンにより
形成されている場合には、テフロンのときと同様に種々
の溶剤、即ち有機溶剤を適用することができる。さらに
被覆部材8が塩化ビニールにより形成されている場合、
塩化ビニールは、特定の有機溶剤以外のものに対しては
不溶又は難溶であつて、しかも本発明における清浄化に
要する時間は高々数十分間であるから、殆んどの有機溶
剤を用いることができる。さらに又、被覆部材8がナイ
ロンにより形成されている場合には、石油エーテル、エ
チレングリコール或いは酢酸メチルなどのごとくナイロ
ンを溶かすことのない溶剤を選択すればよい。勿論、可
撓性と気密性とを有する被覆部材8としては、上記の他
に種々の材質のもので形成することが考えられるが、被
覆部材8を溶かさない有機溶剤の選定に留意して適宜に
用いることができる。
また、溶接ワイヤ用コンジツトケーブルとしては、溶接
ワイヤ用案内管の他に、シールドガス供給管、溶接用給
電ケーブルおよび制御線を適宜に選定して一本化したコ
ンジツトケーブルが使用されているが、これらに用いれ
る電気絶縁部材や気密部材などの材質に留意することに
より、上記した有機溶剤を適宜に選定することができ
る。
なお、コンジツトケーブルの洗浄用液体としては洗油や
水溶性洗剤などを用いることができる。しかしこの場
合、一般にコンジツトケーブル内の異物は、鉱物性油脂
類を介して螺旋状の溝部に付着しているため、有機溶剤
を用いた清浄作業時に比較して、異仏の清浄化効果が幾
分悪い。
また、溶接ワイヤ用コンジツトケーブルが、螺旋状略密
着状に巻回された中空状の案内管7のみで形成されてい
る場合、該コンジツトケーブルに気密部材81をかぶせ
ないで洗浄するものとすれば、洗浄時にコンジツトケー
ブルの半径方向から幾分洗浄用液体が漏れることが考え
られるため、コンジツトケーブルの下部に、例えば第7
図において2点鎖線で示されるごとく受皿21を配設し
た方が好ましい。これにより、現実的には問題が生じな
いが、受皿21上のコンジツトケーブル6に気密シート
を覆せればより万全である。
なお、適宜に配設される開閉弁を遠隔操作して自動化を
計つたり、洗浄用液体を追加供給する供給口を貯液槽に
設けたりすることができる。勿論、洗浄用液体取出口は
貯液槽の下部を傾斜させた最下部とした方が好ましい。
さらに、液体供給機構の駆動源として圧縮空気を利用す
る場合、圧縮空気の配管中に、調整自在な絞り弁と切換
弁とを備えた、いわゆるエアータイマ回路を3組設ける
ことにより洗浄用液体の流通および停止の繰返し制御な
らびに洗浄作業の完了を行なわせる液体供給制御機構と
することができる。勿論、第1図および第7図に示され
る各部を適宜に置換することができる。さらにまた、洗
浄用液体の流通および停止の夫々の時間は洗浄用液体の
選定に伴なつて適宜に選定することができる。
発明の効果 (A) 液体供給制御機構により、所定の周期で洗浄用液
体の流通および停止が行なわれるため、コンジツトケー
ブルの内部に洗浄用液体を流通したときに、コンジツト
ケーブルの内面付近に螺旋状の溝を長軸方向に横切る際
に発生する渦流と、螺旋状の溝の各部で生起する溝流に
伴なう螺旋状の溝に近似した螺旋流とによる乱流洗浄効
果に加えて、洗浄用液体の流通および停止に伴なう螺旋
状の溝部の異物に対する剥離洗浄効果により、洗浄が有
効に行なわれる。
(B) 洗浄用液体の流通および停止が所定の周期で行な
われるため、洗浄用液体の供給量は、液体を連続して供
給する場合に比べて少なくて済む。従つて回収槽が小形
軽量となり、装置を低価格で製作することができる。
(C) 洗浄中に作業が他の作業を行なつていたとして
も、液体供給制御機構により所望の洗浄後に自動的に洗
浄が完了するため、自動化が促進される。
(D) 更に、本第二の発明によれば、上記(A)乃至(C)の
効果に加えて、洗浄装置をコンジツトケーブルのある場
所まで可搬であるため、作業能率が極めて向上する。特
に長尺コンジツトケーブルを洗浄する場合には、コンジ
ツトケーブルを持運びすることなく洗浄をすることがで
きるため、洗浄の前後においてコンジツトケーブルの表
面部を損傷させる虞れはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す1部断面正面図、第2図
は第1図の側面図、第3図は第1図の“A”部詳細断面
図、第4図は本発明に係る洗浄装置の要部概略説明図、
第5図は第3図に相当する変形例を示す図、第6図は第
1図に示される装置の動作を説明するための電気回路
図、第7図は本発明の他の実施例を示す図であつて、第
1図に相当する図、第8図は第7図の側面図である。 1……貯液槽、2……回収槽、3……連通管、6……溶
接ワイヤ用コンジツトケーブル、13……液体供給機
構、19……液体供給制御機構、40……可搬式の台車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】消耗性電極式アーク溶接装置に用いられる
    長尺の溶接ワイヤ用コンジツトケーブルの溶接ワイヤ用
    通路内を洗浄するための洗浄装置において、洗浄用液体
    を収納して上部空間が大気に連通された貯液槽と洗浄用
    液体の回収槽とを設け、螺旋状略密着状に巻回された溶
    接ワイヤ用コンジツトケーブルの一端側を前記貯液槽内
    の洗浄用液体中に連通すると共に該コンジツトケーブル
    の他端側を前記回収槽内の上部空間に連通し、前記コン
    ジツトケーブルの溶接ワイヤ用通路に連通する液体供給
    機構を配設し、かつ前記液体供給機構を制御して、洗浄
    用液体の流通および停止を所定の周期で行なわせると共
    に所望の洗浄後に自動的に洗浄を完了させる液体供給制
    御機構を配設してなる溶接ワイヤ用コンジツトケーブル
    の洗浄装置。
  2. 【請求項2】消耗性電極式アーク溶接装置に用いられる
    長尺の溶接ワイヤ用コンジツトケーブルの溶接ワイヤ用
    通路内を洗浄するための洗浄装置において、 (イ) 洗浄用液体を収納して上部空間が大気に連通され
    た貯液槽と、 (ロ) 洗浄用液体の回収槽と、 (ハ) 溶接ワイヤ用コンジツトケーブルを介して貯液槽
    内の洗浄用液体と回収槽の上部空間とを連通させた状態
    で回収槽内に洗浄用液体を供給する液体供給機構と、 (ニ) 液体供給機構を制御して、洗浄用液体の流通およ
    び停止を所定の周期で行なわせると共に所望の洗浄後に
    自動的に洗浄を完了させる液体供給制御機構と を可搬式の台車に搭載してなる溶接ワイヤ用コンジツト
    ケーブルの洗浄装置。
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