JPH0636887B2 - ノズル装置および同ノズル装置を利用する消雪ノズルの補修工法 - Google Patents
ノズル装置および同ノズル装置を利用する消雪ノズルの補修工法Info
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- JPH0636887B2 JPH0636887B2 JP1318393A JP31839389A JPH0636887B2 JP H0636887 B2 JPH0636887 B2 JP H0636887B2 JP 1318393 A JP1318393 A JP 1318393A JP 31839389 A JP31839389 A JP 31839389A JP H0636887 B2 JPH0636887 B2 JP H0636887B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は舗装道路等の舗装面に埋設されている既設の消
雪ノズルの補修に用いるノズル装置(本文中、新設用ノ
ズル装置という。)および同ノズル装置を利用する消雪
ノズルの補修工法に関する。
雪ノズルの補修に用いるノズル装置(本文中、新設用ノ
ズル装置という。)および同ノズル装置を利用する消雪
ノズルの補修工法に関する。
従来、既設の消雪ノズル装置の補修は、消雪ノズル埋設
用コンクリート、アスフアルト等舗装材料を削つて旧消
雪ノズル全体を取り除き、代りに新しい消雪ノズルを取
付け、周囲を再びコンクリート、アスフアルト等舗装材
料で固定するという全体入れ替え方式で行つていた。
用コンクリート、アスフアルト等舗装材料を削つて旧消
雪ノズル全体を取り除き、代りに新しい消雪ノズルを取
付け、周囲を再びコンクリート、アスフアルト等舗装材
料で固定するという全体入れ替え方式で行つていた。
前記従来の技術において述べた全体入れ変え方式で行な
う補修の場合には、コンクリートを毀す時の騒音および
振動が大きく、また給水パイプ側を誤つて破損させてし
まう等の欠陥があつた。
う補修の場合には、コンクリートを毀す時の騒音および
振動が大きく、また給水パイプ側を誤つて破損させてし
まう等の欠陥があつた。
そこで、新しい補修工法、すなわち既設のノズル装置に
新設用ノズル装置を連結し、この連結によつて高くなつ
た分だけ旧路面の上に新しくコンクリート、アスフアル
ト等路面舗装材料を重ねて新路面を形成する工法(以
下、笠上工法という。)の採用が望ましいことが判つ
た。
新設用ノズル装置を連結し、この連結によつて高くなつ
た分だけ旧路面の上に新しくコンクリート、アスフアル
ト等路面舗装材料を重ねて新路面を形成する工法(以
下、笠上工法という。)の採用が望ましいことが判つ
た。
本発明は前記新設用ノズル装置および同ノズル装置を利
用する消雪ノズルの補修工法(笠上工法)を提供するこ
とを目的とするものである。
用する消雪ノズルの補修工法(笠上工法)を提供するこ
とを目的とするものである。
前記目的を達成するために本発明新設用ノズル装置は、 下面に受水口を、上面に散水口を有し且つ受水口と散水
口を結ぶ水路の途中に散水量調節用弁を設けられた新設
用ノズル本体と、前記受水口の外に連結された管軸と、
管軸の下端部外周に刻設された既設ノズル本体への連結
用雄ネジと、新設用ノズル本体の外周に設けられた既設
ノズル本体への溶接部とをもつものであり、 また、既設の消雪ノズルに於けるノズル本体の天壁の中
央個所をエンドミルにより円形に切断する工程と、円形
切断により囲繞された部分および旧バブル等内蔵物を取
去する工程と、当該取去により形成された空間内に施す
新設用ノズル装置に適合するボーリング工程およびタツ
プ穴切り工程と、上記空間内に新設用ノズル装置を上記
タツプ穴利用および溶接手段で適合状態に装填する工程
と、既存路面の上に新しいコンクリート、アスフアルト
等路面舗装材料を重ねて新路面を形成する工程とをもつ
ものである。
口を結ぶ水路の途中に散水量調節用弁を設けられた新設
用ノズル本体と、前記受水口の外に連結された管軸と、
管軸の下端部外周に刻設された既設ノズル本体への連結
用雄ネジと、新設用ノズル本体の外周に設けられた既設
ノズル本体への溶接部とをもつものであり、 また、既設の消雪ノズルに於けるノズル本体の天壁の中
央個所をエンドミルにより円形に切断する工程と、円形
切断により囲繞された部分および旧バブル等内蔵物を取
去する工程と、当該取去により形成された空間内に施す
新設用ノズル装置に適合するボーリング工程およびタツ
プ穴切り工程と、上記空間内に新設用ノズル装置を上記
タツプ穴利用および溶接手段で適合状態に装填する工程
と、既存路面の上に新しいコンクリート、アスフアルト
等路面舗装材料を重ねて新路面を形成する工程とをもつ
ものである。
第1図および第2図は新設用ノズル装置の第1実施例を
示すものであつてこれは、ドーナツ形状とされ且つ外周
面にoリング(1)を嵌着され更に適宜個所に上下両端開
放の傾斜状散水孔(2)を開設された蓋体(3)を構成し、こ
の蓋体(3)の内周面に第1雌ネジ(4)を刻設して当該第1
雌ネジ(4)に、上下両端部の外周に第1雄ネジ(5)および
第2雄ネジ(6)をまた上端部の内周に第2雌ネジ(7)を夫
々有する管体(8)を第1雌ネジ(4)と第1雄ネジ(5)との
螺着によつて連結すると共に管体(8)の中間高さ個所に
内外に連通する導水用固定孔(9)を開設し、またこれと
は別個に上面が閉塞され下面が開放された円筒状を呈し
且つ上半分の外周面に第3雄ネジ(10)が刻設され上面に
ドライバー溝(11)を有する制水コマ(12)を構成し、この
制水コマ(12)を上記管体(8)の中に上方より挿入して第
2雌ネジ(7)と第3雄ネジ(10)を螺合させ、当該制水コ
マ(12)の周壁部に両端が内外に開口する導水用可動孔(1
3)を開設し、更にこれ等とは別個に上半分を太径管とし
て下半分細径管とされたケース(15)を構成し、このケー
ス(15)の細径管部(16)の下半分を受水口(17)とし同じく
上半分の内周面に第3雌ネジ(18)を刻設すると共に当該
ケース(15)の太径部(19)の中に前記蓋体(3)を上方から
挿入して第2雄ネジ(6)を第3雌ネジ(18)を螺合させ且
つ当該螺合により蓋体(3)の外周面と太径部(19)の開口
内周面を対向させ且つこれ等対向両面間をOリング(1)
により気密にさせることによつて新設用ノズル本体(20)
を構成し、この新設用ノズル本体(20)における受水口(1
7)の外に所要の長さの直線管軸(21)をパツキン(22)によ
り気密にして連結すると共に当該直線管軸(21)の下端部
の外周に連結用雄ネジ(23)を刻設し、またケース(15)の
中間高さの外周を既設ノズル本体への溶接部(24)とした
ものであり、 第3図は新設用ノズル装置の第2実施例を示すものであ
つてこれは、直線管軸(21)を前記第1実施例のものより
長くしてケース(15)の下端部の外周を既設ノズル本体へ
の溶接面(24)としたものであり、 第4図は新設用ノズル装置の第3実施例を示すものであ
つてこれは直線管軸(21)としてニツプル(25)を使用した
ものである。
示すものであつてこれは、ドーナツ形状とされ且つ外周
面にoリング(1)を嵌着され更に適宜個所に上下両端開
放の傾斜状散水孔(2)を開設された蓋体(3)を構成し、こ
の蓋体(3)の内周面に第1雌ネジ(4)を刻設して当該第1
雌ネジ(4)に、上下両端部の外周に第1雄ネジ(5)および
第2雄ネジ(6)をまた上端部の内周に第2雌ネジ(7)を夫
々有する管体(8)を第1雌ネジ(4)と第1雄ネジ(5)との
螺着によつて連結すると共に管体(8)の中間高さ個所に
内外に連通する導水用固定孔(9)を開設し、またこれと
は別個に上面が閉塞され下面が開放された円筒状を呈し
且つ上半分の外周面に第3雄ネジ(10)が刻設され上面に
ドライバー溝(11)を有する制水コマ(12)を構成し、この
制水コマ(12)を上記管体(8)の中に上方より挿入して第
2雌ネジ(7)と第3雄ネジ(10)を螺合させ、当該制水コ
マ(12)の周壁部に両端が内外に開口する導水用可動孔(1
3)を開設し、更にこれ等とは別個に上半分を太径管とし
て下半分細径管とされたケース(15)を構成し、このケー
ス(15)の細径管部(16)の下半分を受水口(17)とし同じく
上半分の内周面に第3雌ネジ(18)を刻設すると共に当該
ケース(15)の太径部(19)の中に前記蓋体(3)を上方から
挿入して第2雄ネジ(6)を第3雌ネジ(18)を螺合させ且
つ当該螺合により蓋体(3)の外周面と太径部(19)の開口
内周面を対向させ且つこれ等対向両面間をOリング(1)
により気密にさせることによつて新設用ノズル本体(20)
を構成し、この新設用ノズル本体(20)における受水口(1
7)の外に所要の長さの直線管軸(21)をパツキン(22)によ
り気密にして連結すると共に当該直線管軸(21)の下端部
の外周に連結用雄ネジ(23)を刻設し、またケース(15)の
中間高さの外周を既設ノズル本体への溶接部(24)とした
ものであり、 第3図は新設用ノズル装置の第2実施例を示すものであ
つてこれは、直線管軸(21)を前記第1実施例のものより
長くしてケース(15)の下端部の外周を既設ノズル本体へ
の溶接面(24)としたものであり、 第4図は新設用ノズル装置の第3実施例を示すものであ
つてこれは直線管軸(21)としてニツプル(25)を使用した
ものである。
本発明新設用ノズル装置を用いて前記笠上工法を行う場
合には、 先ず、手押ハンドル(31)付き磁性金属板製台盤(32)の前
側の両隅個所および後側の中央個所に上下に貨通するネ
ジ孔(図示せず)を設け、これ等前側両ネジ孔、後側ネ
ジ孔に着地脚用ネジ棒(33)(33)′(34)を其の上下両端が
台盤(32)の上下両方に貫出した状態として螺入し、これ
等着地用ネジ棒(33)(33)′(34)の上端にハンドル(35)を
着脱自在とすると共に台盤(32)の後縁の両側に搬送用浮
輪(36)(36)′を取付けることにより架台(37)を構成し、
台盤(32)の上に横けた(38)を介して前後方向に移動自在
として移動止めネジ(39)付きサドル(40)を装備し、この
サドル(40)の上に回転止めネジ(41)付き回転台(42)を、
この回転台(42)の上に機台(43)を、この機台(43)の前面
にハンドル(44)およびラツク機構(図示せず)により上
下に摺動するスライドヘツド(45)を、このスライドヘツ
ド(45)に取付金具(46)および取付ネジ(47)(47)′を介し
て下向きに電気ドリル本体(48)を、この電気ドリル本体
(48)の主軸(49)の至端にシヤンクホルダ(50)を夫々設
け、当該シヤンクホルダ(50)には円筒の外周および底面
に刃(51)(51)′をもつ天壁切断用エンドミル(52)、下穴
明け用ドリル(53)、タツプ(54)およびボーリング用エン
ドミル(55)を任意に交換して取付けるようにすると共に
上記機台(43)に於てスライドヘツド(45)の横に同スライ
ドヘツド(45)の上下動量計測用スライドゲージ(56)を上
下移動可能として設け、 またこれとは別個に取手(57)付きオモリ体(58)の一対を
構成し、 仍つて、台盤(32)の上にオモリ体(58)を載置して使用す
る工事用機械(59)を構成する。
合には、 先ず、手押ハンドル(31)付き磁性金属板製台盤(32)の前
側の両隅個所および後側の中央個所に上下に貨通するネ
ジ孔(図示せず)を設け、これ等前側両ネジ孔、後側ネ
ジ孔に着地脚用ネジ棒(33)(33)′(34)を其の上下両端が
台盤(32)の上下両方に貫出した状態として螺入し、これ
等着地用ネジ棒(33)(33)′(34)の上端にハンドル(35)を
着脱自在とすると共に台盤(32)の後縁の両側に搬送用浮
輪(36)(36)′を取付けることにより架台(37)を構成し、
台盤(32)の上に横けた(38)を介して前後方向に移動自在
として移動止めネジ(39)付きサドル(40)を装備し、この
サドル(40)の上に回転止めネジ(41)付き回転台(42)を、
この回転台(42)の上に機台(43)を、この機台(43)の前面
にハンドル(44)およびラツク機構(図示せず)により上
下に摺動するスライドヘツド(45)を、このスライドヘツ
ド(45)に取付金具(46)および取付ネジ(47)(47)′を介し
て下向きに電気ドリル本体(48)を、この電気ドリル本体
(48)の主軸(49)の至端にシヤンクホルダ(50)を夫々設
け、当該シヤンクホルダ(50)には円筒の外周および底面
に刃(51)(51)′をもつ天壁切断用エンドミル(52)、下穴
明け用ドリル(53)、タツプ(54)およびボーリング用エン
ドミル(55)を任意に交換して取付けるようにすると共に
上記機台(43)に於てスライドヘツド(45)の横に同スライ
ドヘツド(45)の上下動量計測用スライドゲージ(56)を上
下移動可能として設け、 またこれとは別個に取手(57)付きオモリ体(58)の一対を
構成し、 仍つて、台盤(32)の上にオモリ体(58)を載置して使用す
る工事用機械(59)を構成する。
斯くして、前記工事用機械(59)および新設用ノズル装置
(イ)を現場に持つて行き、工事用機械(59)を既設の消雪
ノズル(ロ)の埋設された路面上に置いてオモリ体(58)を
載せ、次いでハンドル(35)を着け替え乍ら用いて着地脚
用ネジ棒(33)(33)′(34)を廻し、仍つて、台盤(32)の水
平向きを調節したのち移動止めネジ(39)を弛めてサドル
(40)を移動する操作、回転止めネジ(41)を弛めて回転台
(42)を廻す操作、回転止めネジ(41)を締め戻す操作、移
動止めネジ(39)を締め戻す操作、ハンドル(44)により電
気ドリル本体(48)の高さを調節する操作等をなしてシヤ
ンクホルダ(50)の中心と既設消雪ノズル(ロ)の中心を合
せ、このシヤンクホルダ(50)に天壁切断用エンドミル(5
2)を取付け、当該天壁切断用エンドミル(52)の底面刃(5
1)′が既設消雪ノズル(ロ)の所定の個所に当たるかどう
かをハンドル(44)にて電気ドリル本体(48)を下降させる
ことにより確かめ、もしこの時に天壁切断用エンドミル
(52)の底面刃(51)′が既設消雪ノズル(ロ)に正確に当つ
ていない場合にはサドル(40)の位置、回転台(42)の向
き、ひいては台盤(32)の位置を補正し、斯くして天壁切
断用エンドミル(52)が正確に位置づけされたのち移動止
めネジ(39)および回転止めネジ(41)の締付を確認する。
(イ)を現場に持つて行き、工事用機械(59)を既設の消雪
ノズル(ロ)の埋設された路面上に置いてオモリ体(58)を
載せ、次いでハンドル(35)を着け替え乍ら用いて着地脚
用ネジ棒(33)(33)′(34)を廻し、仍つて、台盤(32)の水
平向きを調節したのち移動止めネジ(39)を弛めてサドル
(40)を移動する操作、回転止めネジ(41)を弛めて回転台
(42)を廻す操作、回転止めネジ(41)を締め戻す操作、移
動止めネジ(39)を締め戻す操作、ハンドル(44)により電
気ドリル本体(48)の高さを調節する操作等をなしてシヤ
ンクホルダ(50)の中心と既設消雪ノズル(ロ)の中心を合
せ、このシヤンクホルダ(50)に天壁切断用エンドミル(5
2)を取付け、当該天壁切断用エンドミル(52)の底面刃(5
1)′が既設消雪ノズル(ロ)の所定の個所に当たるかどう
かをハンドル(44)にて電気ドリル本体(48)を下降させる
ことにより確かめ、もしこの時に天壁切断用エンドミル
(52)の底面刃(51)′が既設消雪ノズル(ロ)に正確に当つ
ていない場合にはサドル(40)の位置、回転台(42)の向
き、ひいては台盤(32)の位置を補正し、斯くして天壁切
断用エンドミル(52)が正確に位置づけされたのち移動止
めネジ(39)および回転止めネジ(41)の締付を確認する。
次いで、ハンドル(44)を操作して天壁切断用エンドミル
(52)の底面刃(51)′を既設消雪ノズル(ロ)の天壁(61)の
上面に軽く当て、この当つている状態に於てスライドゲ
ージ(56)に上下動操作を加えてそのゼロ点を基準点(図
示せず)に合せ、然るのちハンドル(44)を戻してエンド
ミル(52)の底面刃(51)′を既設消雪ノズル(ロ)の天壁(6
1)より離し、この離れ状態に於て電気ドリル本体(48)を
回転状態とすると共にハンドル(44)を操作してエンドミ
ル(52)を下降させ、仍つて既設消雪ノズル(ロ)の天壁(6
1)の中央個所を旧散水孔(62)を残した状態で円形に切断
する。この切断が充分になされたかどうかは前記ゼロ合
せをなしたスライドゲージ(56)の目盛でスライドヘツド
(45)の下降量を見乍ら切断の深さが所定寸法に達したこ
とを知る手段により確認する。
(52)の底面刃(51)′を既設消雪ノズル(ロ)の天壁(61)の
上面に軽く当て、この当つている状態に於てスライドゲ
ージ(56)に上下動操作を加えてそのゼロ点を基準点(図
示せず)に合せ、然るのちハンドル(44)を戻してエンド
ミル(52)の底面刃(51)′を既設消雪ノズル(ロ)の天壁(6
1)より離し、この離れ状態に於て電気ドリル本体(48)を
回転状態とすると共にハンドル(44)を操作してエンドミ
ル(52)を下降させ、仍つて既設消雪ノズル(ロ)の天壁(6
1)の中央個所を旧散水孔(62)を残した状態で円形に切断
する。この切断が充分になされたかどうかは前記ゼロ合
せをなしたスライドゲージ(56)の目盛でスライドヘツド
(45)の下降量を見乍ら切断の深さが所定寸法に達したこ
とを知る手段により確認する。
然るのち、電気ドリル本体(17)を停止させて上方位置に
戻し、天壁切断用エンドミル(52)をシヤンクホルダ(50)
より外し、前記円形切断により囲繞された部分(64)およ
び旧バルブ等内蔵物(65)を特殊プライヤーにより取去す
る。
戻し、天壁切断用エンドミル(52)をシヤンクホルダ(50)
より外し、前記円形切断により囲繞された部分(64)およ
び旧バルブ等内蔵物(65)を特殊プライヤーにより取去す
る。
更に、シヤンクホルダ(50)に下孔明け用ドリル(53)を取
付け、この下孔明け用ドリル(53)を回転および下降させ
て既設消雪ノズル(ロ)のケース(66)に於ける底面の下孔
(67)を穿設する。
付け、この下孔明け用ドリル(53)を回転および下降させ
て既設消雪ノズル(ロ)のケース(66)に於ける底面の下孔
(67)を穿設する。
次いで、下孔(67)にタツプ(54)を用いて連結用雌ネジ(6
8)を刻設する。この刻設作業はタツプ(54)を片手回しの
逆転止メ用爪車(図示せず)内蔵型レンチ(69)を利用し
て回し且つレンチ(69)に予め設けられた短い丸棒ピン(7
0)をシヤンクホルダ(50)に回転自在に嵌着して頭ブレを
防止してなす。
8)を刻設する。この刻設作業はタツプ(54)を片手回しの
逆転止メ用爪車(図示せず)内蔵型レンチ(69)を利用し
て回し且つレンチ(69)に予め設けられた短い丸棒ピン(7
0)をシヤンクホルダ(50)に回転自在に嵌着して頭ブレを
防止してなす。
然るのち、シヤンクホルダ(50)よりタツプ(54)およびレ
ンチ(69)を外し、当該シヤンクホルダ(50)にボーリング
用エンドミル(55)を取付けこのボーリング用エンドミル
(55)を利用して既設消雪ノズル(ロ)に於ける旧散水孔(6
2)を含む天壁等部分を切除する。
ンチ(69)を外し、当該シヤンクホルダ(50)にボーリング
用エンドミル(55)を取付けこのボーリング用エンドミル
(55)を利用して既設消雪ノズル(ロ)に於ける旧散水孔(6
2)を含む天壁等部分を切除する。
このようにして既設消雪ノズル(ロ)の方への加工を完了
する。
する。
次いで、旧バルブ等内蔵物(65)の取去によつて形成され
た空間(71)内に新設用ノズル装置(イ)における直線管軸
(21)を挿入して連結用雄ネジ(23)を連結用雌ネジ(68)に
螺合させ且つ既設消雪ノズル(ロ)における空間(71)の開
口全周縁と新設用ノズル本体(20)のケース(15)の外周全
周溶接面(24)とを気密に溶接することによつて既設消雪
ノズル(ロ)の上に新設用ノズル装置(イ)を連結したのち既
存路面(旧路面)(73)の上に新しくコンクリート、アス
フアルト等路面舗装材料を重ねて新路面(74)を形成して
工事を完了する等の用法で供するものである。
た空間(71)内に新設用ノズル装置(イ)における直線管軸
(21)を挿入して連結用雄ネジ(23)を連結用雌ネジ(68)に
螺合させ且つ既設消雪ノズル(ロ)における空間(71)の開
口全周縁と新設用ノズル本体(20)のケース(15)の外周全
周溶接面(24)とを気密に溶接することによつて既設消雪
ノズル(ロ)の上に新設用ノズル装置(イ)を連結したのち既
存路面(旧路面)(73)の上に新しくコンクリート、アス
フアルト等路面舗装材料を重ねて新路面(74)を形成して
工事を完了する等の用法で供するものである。
第5図に示すフローシートは前記第1実施例の新設用ノ
ズル装置を用いて示しているが、第2実施例および第3
実施例の新設用ノズル装置でもほぼ同じ工事法である。
このことは第3図および第4図において仮想線で示すこ
とでも明らかである。
ズル装置を用いて示しているが、第2実施例および第3
実施例の新設用ノズル装置でもほぼ同じ工事法である。
このことは第3図および第4図において仮想線で示すこ
とでも明らかである。
本発明新設用ノズル装置は、下面に受水口を、上面に散
水口を有し且つ受水口と散水口を結ぶ水路の途中に散水
量調節用弁を設けられた新設用ノズル本体と、前記受水
口の外に連結された管軸と、管軸の下端部外周に刻設さ
れた既設ノズル本体への連結用雄ネジと、新設用ノズル
本体の外周に設けられた既設ノズル本体への溶接部とを
もつことを特徴とするので、前記作用において述べたよ
うな工事手段で使用すれば笠上工法が可能となるもので
あり、また本発明新設用ノズル装置を利用する消雪ノズ
ルの補修工法は、既設の消雪ノズルに於けるノズル本体
の天壁の中央個所をエンドミルにより円形に切断する工
程と、円形切断により囲繞された部分および旧バブル等
内蔵物を取去する工程と、当該取去により形成された空
間内に施す新設用ノズル装置に適合するボーリング工程
およびタツプ穴切り工程と、上記空間内に新設用ノズル
装置を上記タツプ穴利用および溶接手段で適合状態に装
填する工程と、既存路面の上に新しいコンクリート、ア
スフアルト等路面舗装材料を重ねて新路を形成する工程
とをもつことを特徴とするので、既存のコンクリートを
毀す時の騒音および振動が出ないものであり、また給水
パイプ側を誤つて破損させてしまうこともないものであ
つて、所期の目的を充分に達成することができる優れた
効果を奏するものである。
水口を有し且つ受水口と散水口を結ぶ水路の途中に散水
量調節用弁を設けられた新設用ノズル本体と、前記受水
口の外に連結された管軸と、管軸の下端部外周に刻設さ
れた既設ノズル本体への連結用雄ネジと、新設用ノズル
本体の外周に設けられた既設ノズル本体への溶接部とを
もつことを特徴とするので、前記作用において述べたよ
うな工事手段で使用すれば笠上工法が可能となるもので
あり、また本発明新設用ノズル装置を利用する消雪ノズ
ルの補修工法は、既設の消雪ノズルに於けるノズル本体
の天壁の中央個所をエンドミルにより円形に切断する工
程と、円形切断により囲繞された部分および旧バブル等
内蔵物を取去する工程と、当該取去により形成された空
間内に施す新設用ノズル装置に適合するボーリング工程
およびタツプ穴切り工程と、上記空間内に新設用ノズル
装置を上記タツプ穴利用および溶接手段で適合状態に装
填する工程と、既存路面の上に新しいコンクリート、ア
スフアルト等路面舗装材料を重ねて新路を形成する工程
とをもつことを特徴とするので、既存のコンクリートを
毀す時の騒音および振動が出ないものであり、また給水
パイプ側を誤つて破損させてしまうこともないものであ
つて、所期の目的を充分に達成することができる優れた
効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は第1実施例を示す全体の斜視図、第2図は同じ
く断面図、第3図は第2実施例を示す全体の断面図、第
4図は第3実施例を示す全体の断面図、第5図は工事手
段のフローチヤート、第6図は工事手段に用いる工事用
機械を示す正面図、第7図は同じく平面図、第8図は同
じく側面図である。 (1)……Oリング、(2)……散水孔、(3)……蓋体、(4)…
…第1雌ネジ、(5)……第1雄ネジ、(6)……第2雄ネ
ジ、(7)……第2雌ネジ、(8)……管体、(9)……導水用
固定孔、(10)……第3雄ネジ、(11)……ドライバー溝、
(12)……制水コマ、(13)……導水用可動孔、(15)……ケ
ース、(16)……細径管部、(17)……受水口、(18)……第
3雌ネジ、(19)……太径部、(20)……新設用ノズル本
体、(21)……直線管軸、(22)……パツキン、(23)……連
結用雄ネジ、(24)……溶接面、(25)……ニツプル、(31)
……手押ハンドル、(32)……台盤、(33)(33)′(34)……
着地脚用ネジ棒、(35)……ハンドル、(36)(36)′……浮
輪、(37)……架台、(38)……横けた、(39)……移動止め
ネジ、(40)……サドル、(41)……回転止めネジ、(42)…
…回転台、(43)……機台、(44)……ハンドル、(45)……
スライドヘツド、(46)……取付金具、(47)(47)′……取
付ネジ、(48)……電気ドリル本体、(49)……主軸、(50)
……シヤンクホルダ、(51)(51)′……刃、(52)……エン
ドミル、(53)……ドリル、(54)……タツプ、(55)……エ
ンドミル、(56)……スライドゲージ、(57)……取手、(5
8)……オモリ体、(59)……工事用機掛、(61)……天壁、
(62)……旧散水路、(64)……切断部分、(65)……旧バル
ブ等内蔵物、(66)……ケース、(67)……下孔、(68)……
連結用雌ネジ、(69)……レンチ、(70)……丸棒ピン、(7
1)……空間、(73)……旧路面、(74)……新路面、(イ)…
…新設用ノズル装置、(ロ)……既設消雪ノズル。
く断面図、第3図は第2実施例を示す全体の断面図、第
4図は第3実施例を示す全体の断面図、第5図は工事手
段のフローチヤート、第6図は工事手段に用いる工事用
機械を示す正面図、第7図は同じく平面図、第8図は同
じく側面図である。 (1)……Oリング、(2)……散水孔、(3)……蓋体、(4)…
…第1雌ネジ、(5)……第1雄ネジ、(6)……第2雄ネ
ジ、(7)……第2雌ネジ、(8)……管体、(9)……導水用
固定孔、(10)……第3雄ネジ、(11)……ドライバー溝、
(12)……制水コマ、(13)……導水用可動孔、(15)……ケ
ース、(16)……細径管部、(17)……受水口、(18)……第
3雌ネジ、(19)……太径部、(20)……新設用ノズル本
体、(21)……直線管軸、(22)……パツキン、(23)……連
結用雄ネジ、(24)……溶接面、(25)……ニツプル、(31)
……手押ハンドル、(32)……台盤、(33)(33)′(34)……
着地脚用ネジ棒、(35)……ハンドル、(36)(36)′……浮
輪、(37)……架台、(38)……横けた、(39)……移動止め
ネジ、(40)……サドル、(41)……回転止めネジ、(42)…
…回転台、(43)……機台、(44)……ハンドル、(45)……
スライドヘツド、(46)……取付金具、(47)(47)′……取
付ネジ、(48)……電気ドリル本体、(49)……主軸、(50)
……シヤンクホルダ、(51)(51)′……刃、(52)……エン
ドミル、(53)……ドリル、(54)……タツプ、(55)……エ
ンドミル、(56)……スライドゲージ、(57)……取手、(5
8)……オモリ体、(59)……工事用機掛、(61)……天壁、
(62)……旧散水路、(64)……切断部分、(65)……旧バル
ブ等内蔵物、(66)……ケース、(67)……下孔、(68)……
連結用雌ネジ、(69)……レンチ、(70)……丸棒ピン、(7
1)……空間、(73)……旧路面、(74)……新路面、(イ)…
…新設用ノズル装置、(ロ)……既設消雪ノズル。
Claims (2)
- 【請求項1】下面に受水口を、上面に散水口を有し且つ
受水口と散水口を結ぶ水路の途中に散水量調節用弁を設
けられた新設用ノズル本体と、前記受水口の外に連結さ
れた管軸と、管軸の下端部外周に刻設された既設ノズル
本体への連結用雄ネジと、新設用ノズル本体の外周に設
けられた既設ノズル本体への溶接部とをもつことを特徴
とするノズル装置。 - 【請求項2】既設の消雪ノズルに於けるノズル本体の天
壁の中央個所をエンドミルにより円形に切断する工程
と、円形切断により囲繞された部分および旧バブル等内
蔵物を取去する工程と、当該取去により形成された空間
内に施す新設用ノズル装置に適合するボーリング工程お
よびタツプ穴切り工程と、上記空間内に新設用ノズル装
置を上記タツプ穴利用および溶接手段で適合状態に装填
する工程と、既存路面の上に新しいコンクリート、アス
フアルト等路面舗装材料を重ねて新路面を形成する工程
とをもつことを特徴とする新設用ノズル装置を利用する
消雪ノズルの補修工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1318393A JPH0636887B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | ノズル装置および同ノズル装置を利用する消雪ノズルの補修工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1318393A JPH0636887B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | ノズル装置および同ノズル装置を利用する消雪ノズルの補修工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03145A JPH03145A (ja) | 1991-01-07 |
JPH0636887B2 true JPH0636887B2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=18098653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1318393A Expired - Fee Related JPH0636887B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | ノズル装置および同ノズル装置を利用する消雪ノズルの補修工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0636887B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1318393A patent/JPH0636887B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03145A (ja) | 1991-01-07 |
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Legal Events
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