JPH0636453Y2 - スタ−リングサイクル冷凍機 - Google Patents

スタ−リングサイクル冷凍機

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Publication number
JPH0636453Y2
JPH0636453Y2 JP3946687U JP3946687U JPH0636453Y2 JP H0636453 Y2 JPH0636453 Y2 JP H0636453Y2 JP 3946687 U JP3946687 U JP 3946687U JP 3946687 U JP3946687 U JP 3946687U JP H0636453 Y2 JPH0636453 Y2 JP H0636453Y2
Authority
JP
Japan
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compression
pipe
expansion
chamber
cylinder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP3946687U
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JPS63147667U (ja
Inventor
哲哉 後藤
龍夫 井上
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、スターリングサイクル冷凍機に関するもので
あり、更に詳しくは、圧縮部と膨張部とが分離された形
式のスターリングサイクル冷凍機に関するものである。
(従来の技術) 従来の此の種のスターリングサイクル冷凍機、例えば、
米国特許第4、090、858号明細書に開示されたものにお
いては、圧縮部と膨張部とが所定の長さの管にて連結さ
れており、圧縮室と膨張室との間を往来する作動媒体
は、この導管を介して大気に対して放熱するようになつ
ている。この自然放熱により、圧縮過程で作動媒体内に
生じた熱が除去されて、冷凍効率が高められるようにな
つている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、冷凍機の冷凍能力の増大に伴い圧縮熱が高く
なつて来ると、この圧縮熱は自然放熱だけでは除去しき
れず、膨張ピストン内に収容された蓄冷器内に入る作動
媒体の温度が上昇し、冷凍能力が低下するおそれがあつ
た。
それ故に、本考案は、圧縮室で圧縮された作動媒体が膨
張ピストン内に収容された蓄冷器内に入る前に充分放熱
されるようにすることを、その技術的課題とするもので
ある。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 上記した技術的課題を解決するために本考案において講
じた技術的手段は、圧縮シリンダ、該圧縮シリンダ内に
往復動可能に装架され前記圧縮シリンダの一方の端部と
の間に圧縮室を画成する圧縮ピストン、該圧縮ピストン
を駆動するモータ、前記圧縮シリンダとは別体に形成さ
れた膨張シリンダ、前記圧縮ピストンと所定の位相差で
往復動すべく前記膨張シリンダ内に装架され前記膨張シ
リンダの一方および他方の端部との間に夫々膨張室およ
び作動室を画成する膨張ピストン、該膨張ピストン内に
収容され前記膨張室と前記作動室との間に配設された蓄
冷器、前記作動室と前記圧縮室とを連結し該両室間の作
動媒体の連通を許容する第1管ならびに該第1管の外周
に装架され前記第1管との間に前記作動媒体を冷却する
冷媒が流れる通路を画成する第2管を備えるスターリン
グサイクル冷凍機を構成したことである。
(作用) この構成においては、圧縮室で圧縮された作動媒体が、
第1管、作動室、蓄冷器および膨張室へ送られるが、第
1管の外側に形成された通路には、作動媒体を冷却する
冷媒体が流れるので、高温となつた作動媒体が蓄冷器に
流れ込み、冷凍能力を低下させることがない。かくし
て、従来の不具合は、解消される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとずいて説明す
る。第1図において、スターリングサイクル冷凍機10
は、圧縮シリンダ11を備える。この圧縮シリンダ11内に
は圧縮ピストン12が往復動可能に装架されており、圧縮
ピストン12と圧縮シリンダ11の上方の端部との間には、
圧縮室13が画成されている。圧縮ピストン12から下方に
延在するロツド14は、圧縮シリンダ11に固定された一対
のベアリング15・15に支承されたクランクロツド16に連
結されている。クランクロツド16は、モーター17により
駆動されるようになつており、モーター17の駆動に伴
い、圧縮ピストン12が上下方向に往復動するようになつ
ている。
スターリングサイクル冷凍機10は、また、膨張シリンダ
20を備える。この膨張シリンダ20内には膨張ピストン21
が往復動可能に装架されされており、膨張シリンダ20内
においては、膨張ピストン21の右側および左側には、夫
々、膨張室22および作動室23が画成される。膨張ピスト
ン21の左側からは、ロツド24が突出しており、このロツ
ド24は、シール部材25により作動室23とは流体的に隔離
された空間26内に延在している。空間26内においては、
ロツド24は、クランクロツド27を介してモーター(図示
略)と連結されており、モーターの駆動に伴い、膨張ピ
ストン22が、圧縮ピストン12と略90度の位相差でもつ
て、往復動されるようになつている。
膨張ピストン21内には蓄冷器30が収容されている。蓄冷
器30は、膨張ピストン21の先端部(外周部左側)に形成
された穴32(33)を介して、膨張室22(作動室23)と連
通している。
圧縮室13と作動室23との間には第1管34が介装されてい
る。第1管34の外周には第2管35が装架されており、第
1管34と第2管35との間に画成される環状の通路36に
は、水、フロンその他の冷媒が流れる。具体的には、冷
媒は、図示されない循環ポンプの作用で、作動室23近傍
に形成された入口37から通路36内に圧送され、圧縮空間
13の近傍に形成された出口38からポンプに回収されるよ
うになつている。水、フロンその他の冷媒は、圧縮室13
で圧縮されて高温となつて作動室23に送られる作動媒体
を冷却する。また、作動室23における作動媒体の圧縮に
伴なつて生じる熱も、併せて冷却される。
尚、第2図に示すように、第1管34および第2管35を可
撓性ベローズで形成して、圧縮シリンダ11と膨張シリン
ダ21とを自由に配置するようにしても良い。また、第3
図に示すように、第1管34の外周に螺線上のフイン39を
一体形成して、伝熱面積を増加して、冷却性能を高めて
もよい。
〔考案の効果〕
従来技術の不具合を解消するためには、圧縮室近傍を冷
却するようにしても良いが、この方策だと、圧縮シリン
ダの外側にフインを形成しなければならず構造の複雑化
を招来する。しかし、本考案においては、圧縮シリンダ
と膨張シリンダとを連結する管の周囲に管の中を流れる
作動媒体を冷却する冷媒が流れる通路を設けるだけであ
るので、装置の複雑化は生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるスターリング冷凍機の断面図、
第2図および第3図は第1管と第2管の詳細を示す断面
図である。 11:圧縮シリンダ、12:圧縮ピストン、13:圧縮室、17:モ
ーター、20:膨張シリンダ、21:膨張ピストン、22:膨張
室、23:作動室、30:蓄冷器、34:第一管、35:第2管、3
9:フイン。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮シリンダ、該圧縮シリンダ内に往復動
    可能に装架され前記圧縮シリンダの一方の端部との間に
    圧縮室を画成する圧縮ピストン、該圧縮ピストンを駆動
    するモータ、前記圧縮シリンダとは別体に形成された膨
    張シリンダ、前記圧縮ピストンと所定の位相差で往復動
    すべく前記膨張シリンダ内に装架され前記膨張シリンダ
    の一方および他方の端部との間に夫々膨張室および作動
    室を画成する膨張ピストン、該膨張ピストン内に収容さ
    れ前記膨張室と前記作動室との間に配設された蓄冷器、
    前記作動室と前記圧縮室とを連結し該両室間の作動媒体
    の連通を許容する第1管ならびに該第1管の外周に装架
    され前記第1管との間に前記作動媒体を冷却する冷媒が
    流れる通路を画成する第2管を備えるスターリングサイ
    クル冷凍機。
  2. 【請求項2】前記第1管および前記第2管は、可撓性ベ
    ローズで形成した実用新案登録請求の範囲第1項のスタ
    ーリングサイクル冷凍機。
  3. 【請求項3】前記第1管の外周には螺線上のフインが一
    体形成された実用新案登録請求の範囲第1項のスターリ
    ングサイクル冷凍機。
JP3946687U 1987-03-18 1987-03-18 スタ−リングサイクル冷凍機 Expired - Lifetime JPH0636453Y2 (ja)

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JP3946687U JPH0636453Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18 スタ−リングサイクル冷凍機

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JPS63147667U JPS63147667U (ja) 1988-09-29
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JP6000214B2 (ja) * 2013-09-19 2016-09-28 宏志 関田 スターリング熱機関

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JPS63147667U (ja) 1988-09-29

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