JPH0636322A - ピックアップ検査装置 - Google Patents

ピックアップ検査装置

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JPH0636322A
JPH0636322A JP21462892A JP21462892A JPH0636322A JP H0636322 A JPH0636322 A JP H0636322A JP 21462892 A JP21462892 A JP 21462892A JP 21462892 A JP21462892 A JP 21462892A JP H0636322 A JPH0636322 A JP H0636322A
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JP
Japan
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intensity
peak
spot
point
primary ring
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JP21462892A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sakuyama
宏幸 作山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光ピックアップの組み立て工程における対物
レンズアクチュエータの傾き調整において、スポット検
査工程が自動的に行えるようにして、作業者の負担を軽
減すると共に、品質のバラつきを防止する。 【構成】 点P(xp,yp)を通り、かつ撮像素子上
の複数の直線Lnの上における強度分布I(x,y)を
求め、各強度分布Iの1次リングのピークを検出し、直
線Lnの内、1次リングのピークが1個しか検出されな
かった直線の本数をmとし、値mまたは値(m/n)が
所定値Hを超えたとき、異常スポットと判断する。 【効果】 簡単な計算で、異常なスポットを正確に検知
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光ピックアップの組
み立て工程における対物レンズアクチュエータの傾き調
整で使用する光ピックアップのスポット検査装置に係
り、特に、スポット検査工程が自動的に行えるようにし
て、作業者の負担を軽減すると共に、品質のバラつきを
防止した光ピックアップのスポット検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップの組み立て工程では、対
物レンズアクチュエータの傾き調整が必要である。従来
から、対物レンズアクチュエータの傾きの調整方法とし
ては、顕微鏡とカメラ、モニターを使用し、光ディスク
の代りに、同じ厚さを有するカバーガラスを基準面と平
行に設置して、対物レンズのスポットを顕微鏡で拡大し
て観察する光学ヘッド調整方法が用いられている(特開
昭63−253538号公報)。
【0003】図15は、従来の光学ヘッド調整工程を行
う調整装置について、その要部構成の一例を示す図であ
る。図において、1は光ピックアップのハウジング、2
は偏向プリズム、3はアクチュエータ、4はネジ、5は
対物レンズ、6はカバーガラス、7は顕微鏡、8はカメ
ラコントローラ、9はTVモニター、LBはレーザ光を
示す。
【0004】この図15に示すように、光ピックアップ
のハウジング1には、偏向プリズム2が設けられてい
る。また、ハウジング1の上部に、アクチュエータ3が
あり、その中に、対物レンズ5が設けられている。
【0005】アクチュエータ3は、ネジ4によってハウ
ジング1に固定されているが、ネジ4の締め方を調整す
ることにより、アクチュエータ3の傾きを調整すること
ができる。また、光ディスクと同じ厚みを有するカバー
ガラス6が、アクチュエータ3の上部に、光ピックアッ
プのハウジング1と平行に設置されている。
【0006】従来の対物レンズアクチュエータの傾きの
調整工程は、次のように行う。偏向プリズム2に、レー
ザ光LBを入射し、対物レンズ5によって形成されるス
ポットを顕微鏡7で観察する。顕微鏡7には、図示され
ないカメラが接続されており、カメラコントローラ8を
通して、TVモニター9の画面上にスポットが表示され
る。
【0007】作業者は、このスポットの表示を見なが
ら、1次のサイドローブが対称となるように、アクチュ
エータ3の傾きを調整する。以上のような工程によっ
て、対物レンズアクチュエータの傾きの調整が行われ
る。
【0008】この調整工程は、アクチュエータに組み込
まれている対物レンズの傾きを光ディスクと並行に調整
することにより、スポット形状を良好にする目的で行わ
れるものである。そのために、図15に関連して説明し
たように、スポット像をTVモニターで観察しながら行
うが、この工程は、スポット形状を良好にすると同時
に、異常な形状のスポットを除去する工程(換言すれ
ば、スポットの形状を検査する工程)も兼ねている場合
が多い。
【0009】このスポット検査工程は、通常、経験的な
許容限度見本を用いて、作業者の目視によって行われ
る。そのため、作業者の負担が大きいばかりでなく、そ
の主観が入りやすいので、品質にバラつきが生じる要因
にもなる、という不都合があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
光学的情報記録再生装置のスポット検査時に生じるこの
ような不都合を解決し、スポット検査工程が自動的に行
えるようにして、作業者の負担を軽減すると共に、品質
のバラつきを防止したピックアップ検査装置を提供する
ことを目的とする。具体的にいえば、同時に出願した他
のピックアップ検査装置をさらに改良し、一層簡易にス
ポット検査が行えるようにしたピックアップ検査装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
レンズからの出射光を撮像素子上に結像させ、該素子上
の点(x,y)における強度I(x,y)を用いて演算
処理を行うピックアップ検査装置において、処理手段と
して、前記強度I(x,y)がピークとなる点P(x
p,yp)を求める手段と、前記点P(xp,yp)を
通り、かつ、前記撮像素子上の複数の直線Ln(L1,
L2,……,Ln)の上における強度分布I(x,y)
を求める手段と、前記各強度分布I(x,y)における
1次リングのピークを検出する手段と、前記直線Lnの
内、1次リングのピークが1個しか検出されなかったも
のの本数をmとしたとき、値mまたは値(m/n)と、
所定の値Hとの大小を比較する手段、とを備えた備えた
構成である。
【0012】第2に、レンズからの出射光を撮像素子上
に結像させ、該素子上の点(x,y)における強度I
(x,y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装
置において、処理手段として、前記強度I(x,y)が
ピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記
点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複
数の直線Ln(L1,L2,……,Ln)の上における
強度分布I(x,y)を求める手段と、前記各強度分布
I(x,y)における1次リングのピークを検出する手
段と、前記直線Lnの内、1次リングのピークが1個し
か検出されなかったものについて、検出された1次リン
グのピークの強度をIrとし、点P(xp,yp)にお
ける強度をIpとしたとき、値Irまたは値(Ir/I
p)と、所定の値Jとの大小を比較する手段、とを備え
た構成である。
【0013】第3に、上記第1または第2の検査装置に
おいて、点P(xp,yp)および強度Ipの代りに、
強度I(x,y)がしきい値Ith以上である点の強度分
布の重心G(xg,yg)および点Gにおける強度Ig
を用いて演算処理を行う手段を備えた構成である。
【0014】
【作用】この発明では、カメラコントローラからのスポ
ット画像を一旦フレームメモリに取り込み、この画像に
演算処理を行うことによって、スポットの良否が自動的
に判定できるようにしている。具体的にいえば、撮像素
子上のスポット画像がフレームメモリ上に投影されるた
め、撮像素子上の想定したx,y座標を、フレームメモ
リのx,y座標として取り扱うことが可能となり、スポ
ットの各部分の強度Iは、フレームメモリの座標(x,
y)の関数I(x,y)として処理することができる。
【0015】スポットの正常異常の判断に際して、正常
なスポットの場合、リング端部を通過する直線上以外で
は、1次リングのピークは必ずペアで現われるか、全く
現われないか、のいずれかであり、1次リングのピーク
が1つだけあるような直線が存在するスポットは異常で
ある確率が高い、という点に注目し、このような直線の
本数m、あるいは(m/n)が、ある所定値Hを超えた
ときは、スポットを異常と判断する(請求項1の発
明)。また、1次リングのピークが1つだけあるような
直線が存在するとき、1次リングのピークの値の関係
は、正常なスポットより異常スポットの方が大きいこと
に着目し、その検出された1次リングのピークの強度I
rと、点P(x,y)における強度Ipとから、値Ir
または値(Ir/Ip)が、ある所定値Hを超えたとき
は、スポットを異常と判断する(請求項2の発明)。
【0016】さらに、スポットの強度が全体的に強く
て、ピーク付近で飽和している場合には、強度I(x,
y)および強度Ipの代りに、強度I(x,y)がしき
い値Ith以上である点の強度分布の重心G(xg,y
g)および点Gにおける強度Igによって、スポットの
正常/異常を判断する(請求項3の発明)。
【0017】
【実施例1】次に、この発明のピックアップ検査装置に
ついて、図面を参照しながら、その実施例を詳細に説明
する。この実施例は、主として、請求項1の発明に関連
しているが、ハード構成やスポットの正常異常の判断の
基本原理は、請求項2と請求項3の発明とも関連してい
る。
【0018】図1は、この発明のピックアップ検査装置
について、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック
図である。図における符号は図15と同様であり、ま
た、11はフレームメモリ、12は9と同様なTVモニ
ター、13はコンピュータ、14はディスプレイを示
す。
【0019】この図1で、光ピックアップのハウジング
1からカメラコントローラ8までの構成と動作は、先の
図15と同様である。この図1に示すこの発明では、ス
ポットの像を、コンピュータ13からのコマンドによっ
て、顕微鏡7,カメラコントローラ8を通して、フレー
ムメモリ11に取り込み、その生画像をTVモニター1
2の画面上に表示する。
【0020】一方、コンピュータ13は、コマンドを出
力した後、フレームメモリ11に蓄積された画像に、請
求項1から請求項3の処理を加え、その結果をディスプ
レイ14に表示する。次に、アクチュエータに組み込ま
れている対物レンズの傾きが良好に調整された場合のス
ポットの強度分布について説明する。
【0021】図2は、対物レンズの傾きが良好に調整さ
れ、かつ、歪みがない場合のスポットの強度分布の一例
を示す図である。図で、x,yはそれぞれx軸とy軸、
Iはスポットの強度、Pは強度がピークとなる点、21
はスポットの強度分布曲線、22は直線を示す。
【0022】この図2に示すように、対物レンズの傾き
が良好に調整され、かつ、歪みがない場合、スポットの
強度分布は釣鐘状の形状21になる。ここで、このスポ
ットの像が結ばれる撮像素子の面(一般に撮像素子は平
面状である)を想定して、この面上に、x軸およびy軸
を取る。
【0023】そして、撮像素子上の点(x,y)におけ
るスポットの強度をI(x,y),強度がピークとなる
点をP(xp,yp)とする。なお、この図2では、理
解を容易にするために、点Pと座標原点とを一致させて
図示している。次に、点Pを通り、x軸と角度θ1をな
す直線22上でのスポットの強度分布を考察すると、次
の図3に示すようになる。
【0024】図3は、図2で、点Pを通り、x軸と角度
θ1をなす直線22上でのスポットの強度分布の一例を
示す図である。図で、23はスポットの強度分布曲線、
24はその1次リング、25と26は1次リングのピー
ク、27はメインローブを示す。
【0025】先の図2のスポットの強度分布曲線21
で、点Pを通り、x軸と角度θ1をなす直線22上での
スポットの強度分布は、この図3に23で示すような曲
線になる。すなわち、メインローブ27の両側に、それ
ぞれ、そのピーク25,26をもつ1次リング24が生
じる。また、TVモニター12の画面上には、図2のス
ポットの生画像が次の図4のように表示される。
【0026】図4は、TVモニター12の画面上に表示
されるスポットの生画像の一例を示す図である。図にお
ける符号は図3と同様であり、また、28〜30はそれ
ぞれある直線を示す。
【0027】この図4に示すTVモニター12の画面上
のスポットの生画像は、図2をI軸の正方向から眺めた
場合の画像例である。対物レンズの傾きが良好に調整さ
れ、かつ、歪みがない場合のスポット(正常なスポッ
ト)は、この図4に示すように、1次リング24が、あ
る軸(この図4ではx軸)に対してほぼ対称な形状をな
している。
【0028】したがって、2点鎖線で示す直線28上で
の強度分布は、先の図3と同様になり、1次リング24
のピークは、必ずペアで現われる。他方、別の2点鎖線
で示す直線29上での強度分布は、次の図5に示すよう
になる。
【0029】図5は、図4に2点鎖線で示した直線29
上での強度分布について、その一例を示す図である。図
の横軸は図4の直線29であり、縦軸はスポットの強度
を示す。
【0030】この図5に示すように、図4に2点鎖線で
示した直線29上では、1次リングのピークは、1つも
現われない。なお、2点鎖線の選択の仕方によっては、
この図5と異なる場合があり、例えば、図4の直線30
の場合には、ピークは1つしか現われない。
【0031】この図4の直線30においては、その強度
分布は、次の図6のようになる。図6は、図4に2点鎖
線で示した直線30上での強度分布について、その一例
を示す図である。図の横軸は図4の直線30であり、縦
軸はスポットの強度I1を示す。
【0032】この発明では、図4に示したような点Pを
通る直線を複数本(L1,L2,……,Ln)想定し、
各直線上での強度分布に現われる1次リングのピークを
考察する。この考察の結果によれば、正常なスポットの
場合、図4の直線30のようなリング端部を通過する直
線上以外の直線では、1次リングのピークは必ずペアで
現われるか、全く現われないか、のいずれかであること
が分る。
【0033】他方、傾き調整が不十分だったり、歪みが
生じていたりするスポット(異常なスポット)において
は、非対称あるいは不規則な形状の1次リングが生じ
る。図7は、異常なスポットの一例であり、1次リング
が非対称の場合を示す図である。図における符号は図4
と同様であり、また、31と32は1次リング、33と
34はそれぞれある直線を示す。
【0034】図8は、同じく異常なスポットの一例であ
り、1次リングが不規則の場合を示す図である。図にお
ける符号は図7と同様であり、35〜37は1次リン
グ、38〜39はそれぞれある直線を示す。
【0035】図7の場合には、34で示すような直線の
上での強度分布を考えると、次の図9に示すようにな
る。図9は、図7に2点鎖線で示した直線34上での強
度分布について、その一例を示す図である。図の横軸は
図7の直線34であり、縦軸はスポットの強度I2を示
す。
【0036】この図9に示すように、図7の直線34上
での強度分布では、1次リングのピークは1つだけ存在
することになる。すなわち、図7の直線33のような場
合を除外すれば、1次リングのピークが1つだけ存在す
るような直線(強度分布の断面)が存在するスポット
は、異常である確率が高い、ということができる。
【0037】この点は、図8の直線38,39について
も、同様である。そこで、強度I(x,y)がピークと
なる点P(xp,yp)を通り、かつ、撮像素子上の複
数の直線Ln(L1,L2,……,Ln)において、1
次リングのピークが1つだけ存在するような直線(強度
分布の断面)の本数をmとしたとき、値mまたは値(m
/n)が、所定の値Hを超えた場合に、異常なスポット
である、と判断する。なお、nはピークを検出する直線
Lnの総本数を示す。
【0038】このような判断は、次の〜の手順で行
う。 図1のフレームメモリ11上にスポット画像を取り
込む。 強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
p)を求める。
【0039】 点P(xp,yp)を通る複数の直線
Lnを設定し、各直線Ln上での強度分布In(x,
y)を求める。ここで、直線Lnは、y=(tan θn)
×(x−xp)+ypで表わすことができ、θnは直線
Lnとx軸とのなす角である。
【0040】 先ので求めた強度分布In(x,
y)における1次リングのピークを検出する。 m>H1、または(m/n)>H2のとき、スポッ
トを異常と判断する。
【0041】 先の以外のスポットは、正常と判断
する。 以上の手順〜の内、〜は、請求項1から請求項
3の発明と基本的に共通する手順であり、手順とが
異なる。
【0042】図10は、この発明のピックアップ検査装
置において、スポット検査時の基本的な処理の流れを示
すフローチャートである。図において、#1〜#4はス
テップを示す。
【0043】ステップ#1で、図1のフレームメモリ1
1上にスポット画像を取り込む。次のステップ#2で、
強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,yp)を
求める。
【0044】ステップ#3で、点P(xp,yp)を通
る複数の直線Lnを設定し、各直線Ln上での強度分布
In(x,y)を求める。ステップ#4へ進み、先のス
テップ#3で求めた強度分布In(x,y)における1
次リングのピークを検出する。
【0045】以上のステップ#1〜#4の処理は、先に
述べた手順〜の処理であり、この発明のピックアッ
プ検査装置に共通の処理であるが、ステップ#4におけ
る1次リングのピークの検出の処理は、請求項1の発明
と、請求項2から請求項3の発明とで、多少異なる。以
下の説明では、ステップ#1〜#4の処理を、基本的な
処理と呼ぶ。
【0046】この実施例(請求項1の発明)では、その
後、先に述べた手順との処理を行う。図11は、こ
の発明のピックアップ検査装置において、スポット検査
時の主要な処理の流れを示すフローチャートである。図
において、#11〜#14はステップを示す。
【0047】ステップ#11で、先の図8のフローの処
理を行い、強度分布In(x,y)における1次リング
のピークを検出する。ステップ#12で、m>H1、ま
たは(m/n)>H2であるかどうかチェックする。
【0048】もし、m>H1、または(m/n)>H2
であれば、次のステップ#13で、スポットを異常と判
断して、この図11のフローを終了する。また、m>H
1、または(m/n)>H2でなければ、ステップ#1
4で、スポットは正常と判断して、この図11のフロー
を終了する。
【0049】なお、先の図10のフローのステップ#4
で行う処理、すなわち、強度分布In(x,y)におけ
る1次リングのピークを検出する処理は、従来から公知
であるが、ここで、そのフローを示す。図12は、1次
リングのピーク検出時の主要な処理の流れを示すフロー
チャートである。図において、#21〜#23はステッ
プを示す。
【0050】ステップ#21で、直線L上での強度分布
In(x,y)を平滑化する。ステップ#22で、点P
(xp,yp)からx座標の正の方向の極値を求め、最
大極値を与える点を1次リングのピークとする。
【0051】ステップ#23で、点P(xp,yp)か
らx座標の負の方向の極値を求め、最大極値を与える点
を1次リングのピークとする。以上のステップ#21〜
#23の処理によって、強度分布In(x,y)におけ
る1次リングのピークが検出される。
【0052】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例は、請求項2の発明に対応している。先の第1の実施
例では、強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,
yp)を通り、かつ、撮像素子上の複数の直線Ln(L
1,L2,……,Ln)において、1次リングのピーク
が1つだけ存在するような直線(強度分布の断面)の本
数mに注目し、m>H1、または(m/n)>H2であ
れば、スポットを異常と判断した。
【0053】しかし、この判断では、直線Lnの選択に
よって異なる場合がある。例えば、図4の直線30のよ
うに、リング端部を通過する直線上では、リングの形状
が完全に対称でない限りは、ピークが1つとなることが
ある。
【0054】しかし、先の図6と図9を比較すれば明ら
かなように、リング端部を通過する直線上では、リング
のピークは低い値I1をとる。これに対して、異常なス
ポット(異常なリング)の場合、リングのピークは通常
もしくはそれ以上の値I2をとり、かつ、ピークは1つ
しか現われない。
【0055】この第2の実施例では、このような点に着
目して、リングのピークが1つしかない断面に関して、
それが、リング端部を通過しているためであるか、ある
いはリングが異常であることによるのか、ピークの値に
よって判断する。このように、1次リングのピークが1
つしか検出されなかったものについて、検出された1次
リングのピークの強度をIrとし、点P(xp,yp)
における強度をIpとしたとき、値Irまたは値(Ir
/Ip)が、所定の値Jを超えたときは、その断面は異
常であると、判断することによって、先のような誤った
判断を行う恐れが少なくなる(請求項2の発明)。
【0056】この場合に、先の請求項1の発明と同様
に、異常な断面が所定数以上存在するスポットは、異常
と判断すればよい。このように、この第2の実施例で
は、1次リングのピークの強度Ir、さらに点P(x
p,yp)における強度Ipとを用いて、スポットの異
常/正常の判断を行うので、より正確な判断結果が得ら
れる。
【0057】図13は、この発明の第2の実施例につい
て、スポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチ
ャートである。図において、#31〜#35はステップ
を示す。
【0058】ステップ#31で、先の図10のフローの
処理を行って、強度分布In(x,y)における1次リ
ングのピークを検出する。次のステップ#32で、Ir
≦Hとなる直線Lの本数mを計算する。
【0059】ステップ#33で、m>H1、または(m
/n)>H2であるかどうかチェックする。もし、m>
H1、または(m/n)>H2でなければ、ステップ#
34で、スポットは正常と判断して、この図13のフロ
ーを終了する。
【0060】また、m>H1、または(m/n)>H2
であれば、ステップ#35で、スポットを異常と判断し
て、この図13のフローを終了する。以上のステップ#
31〜#35の処理によって、スポットの異常/正常が
判断される。
【0061】この図13のフローで、ステップ#32で
は、1次リングのピークが1つしかない断面の数mを求
める際に、Ir≦J1、または(Ir/Ip)≦J2、
を加味して計数している。したがって、先の第1の実施
例に比べて、判断の精度が向上される。
【0062】
【実施例3】次に、第3の実施例を説明する。この実施
例は、請求項3の発明に対応しているが、請求項1と請
求項2の発明にも関連する。以上に説明した第1と第2
の実施例は、常に、スポットの強度がピークとなる点P
を中心にして検査する場合である。
【0063】しかし、スポットの強度が全体的に強く、
カメラからの出力がピーク付近で飽和している場合に
は、強度がピークとなる点Pを検知することができな
い。図14は、カメラからの出力がピーク付近で飽和し
ている場合のスポットの強度分布の一例を示す図であ
る。図の40は飽和部分を示す。
【0064】この図14に示すように、スポットの強度
が全体的に強く、カメラからの出力がピーク付近で飽和
している場合には、点Pにおける強度I(x,y)は、
しきい値Ith以上である点の強度分布の重心G(xg,
yg)で代用する。この場合の強度分布I(x,y)の
重心G(xg,yg)は、次に示す式(1)と(2) で定義
される。
【0065】
【数1】
【0066】ここで、総和は、I(i,j)≧Ith以上
である全ての(i,j)について演算する。このような
演算によって得られるの重心G(xg,yg)を用いれ
ば、ピーク付近の飽和を気にする必要なしに、スポット
の強度を上げて、その正常/異常の判断を行うことがで
きる。
【0067】また、このように、全体の強度を上げた場
合には、リング部分の強度も上がるので、1次リングの
ピークが検出し易くなる、という利点も生じる。この第
3の実施例では、先の説明した各実施例で、点P(x,
y)を、先の式(1) と(2) に示した点G(xg,yg)
に置き換えればよい。したがって、請求項1と請求項2
の各発明に適用することができる。
【0068】
【発明の効果】請求項1の発明では、強度I(x,y)
がピークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前
記点P(xp,yp)を通り、かつ、撮像素子上の複数
の直線Ln(L1,L2,……,Ln)の上における強
度分布I(x,y)を求める手段と、前記各強度分布I
(x,y)における1次リングのピークを検出する手段
と、前記直線Lnの内、1次リングのピークが1個しか
検出されなかったものの本数をmとしたとき、値mまた
は値(m/n)と、所定の値Hとの大小を比較する手
段、とを有している。したがって、簡単な計算で、異常
なスポットを検知することができる。
【0069】請求項2の発明は、強度I(x,y)がピ
ークとなる点P(xp,yp)を求める手段と、前記点
P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上の複数
の直線Ln(L1,L2,……,Ln)の上における強
度分布I(x,y)を求める手段と、前記各強度分布I
(x,y)における1次リングのピークを検出する手段
と、前記直線Lnの内、1次リングのピークが1個しか
検出されなかったものについて、検出された1次リング
のピークの強度をIrとし、点P(xp,yp)におけ
る強度をIpとしたとき、値Irまたは値(Ir/I
p)と、所定の値Jとの大小を比較する手段、とを有し
ている。したがって、簡単な計算で、より正確に異常な
スポットを検知することができる。
【0070】請求項3の発明では、点P(xp,yp)
および強度Ipの代りに、強度I(x,y)がしきい値
Ith以上である点の強度分布の重心G(xg,yg)お
よび点Gにおける強度Igを用いて演算処理を行う手
段、を有している。したがって、ピーク付近の飽和を気
にする必要なしに、スポットの強度を上げて、その正常
/異常の判断を行うことができる。また、全体の強度を
上げた場合には、リング部分の強度も上がるので、1次
リングのピークが検出し易くなる、という利点も有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のピックアップ検査装置について、そ
の要部構成の一実施例を示す機能ブロック図である。
【図2】対物レンズの傾きが良好に調整され、かつ、歪
みがない場合のスポットの強度分布の一例を示す図であ
る。
【図3】図2で、点Pを通り、x軸と角度θ1をなす直
線22上でのスポットの強度分布の一例を示す図であ
る。
【図4】TVモニター12の画面上に表示されるスポッ
トの生画像の一例を示す図である。
【図5】図4に2点鎖線で示した直線29上での強度分
布について、その一例を示す図である。
【図6】図4に2点鎖線で示した直線30上での強度分
布について、その一例を示す図である。
【図7】異常なスポットの一例であり、1次リングが非
対称の場合を示す図である。
【図8】同じく異常なスポットの一例であり、1次リン
グが不規則の場合を示す図である。
【図9】図7に2点鎖線で示した直線34上での強度分
布について、その一例を示す図である。
【図10】この発明のピックアップ検査装置において、
スポット検査時の基本的な処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図11】この発明のピックアップ検査装置において、
スポット検査時の主要な処理の流れを示すフローチャー
トである。
【図12】1次リングのピーク検出時の主要な処理の流
れを示すフローチャートである。
【図13】この発明の第2の実施例について、スポット
検査時の主要な処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図14】カメラからの出力がピーク付近で飽和してい
る場合のスポットの強度分布の一例を示す図である。
【図15】従来の光学ヘッド調整工程を行う調整装置に
ついて、その要部構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ピックアップのハウジング 2 偏向プリズム 3 アクチュエータ 4 ネジ 5 対物レンズ 6 カバーガラス 7 顕微鏡 11 フレームメモリ 12 TVモニター 13 コンピュータ 14 ディスプレイ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線Ln(L1,L2,……,Ln)の上にお
    ける強度分布I(x,y)を求める手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記直線Lnの内、1次リングのピークが1個しか検出
    されなかったものの本数をmとしたとき、 値mまたは値(m/n)と、所定の値Hとの大小を比較
    する手段、とを備えたことを特徴とする光ピックアップ
    のスポット検査装置。
  2. 【請求項2】 レンズからの出射光を撮像素子上に結像
    させ、該素子上の点(x,y)における強度I(x,
    y)を用いて演算処理を行うピックアップ検査装置にお
    いて、 処理手段として、 前記強度I(x,y)がピークとなる点P(xp,y
    p)を求める手段と、 前記点P(xp,yp)を通り、かつ、前記撮像素子上
    の複数の直線Ln(L1,L2,……,Ln)の上にお
    ける強度分布I(x,y)を求める手段と、 前記各強度分布I(x,y)における1次リングのピー
    クを検出する手段と、 前記直線Lnの内、1次リングのピークが1個しか検出
    されなかったものについて、検出された1次リングのピ
    ークの強度をIrとし、 点P(xp,yp)における強度をIpとしたとき、 値Irまたは値(Ir/Ip)と、所定の値Jとの大小
    を比較する手段、とを備えたことを特徴とする光ピック
    アップのスポット検査装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2の検査装置にお
    いて、 点P(xp,yp)および強度Ipの代りに、強度I
    (x,y)がしきい値Ith以上である点の強度分布の重
    心G(xg,yg)および点Gにおける強度Igを用い
    て演算処理を行う手段を備えたことを特徴とする光ピッ
    クアップのスポット検査装置。
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