JPH0635188B2 - 放電記録用ヘッド装置 - Google Patents

放電記録用ヘッド装置

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JPH0635188B2
JPH0635188B2 JP1126866A JP12686689A JPH0635188B2 JP H0635188 B2 JPH0635188 B2 JP H0635188B2 JP 1126866 A JP1126866 A JP 1126866A JP 12686689 A JP12686689 A JP 12686689A JP H0635188 B2 JPH0635188 B2 JP H0635188B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、放電破壊方式のプリンタ、より具体的には
カードプリンタに最適な放電記録用ヘッド装置に関す
る。
(従来の技術) テレホンカード,オレンジカード,ハイウェイカード等
のようなプリペイドカードの残りの度数や金額をパンチ
穴ではなく数字や文字で表示することが試みられてい
る。プリペイドカードに印字するカードプリンタとして
は、間接転写方式,直接転写方式,放電破壊方式を挙げ
ることができるが、印字スピードと、転写テープ等の消
耗品の点で放電破壊方式が有望視されている。この放電
破壊方式プリンタは、磁気記録層,発色層,金属蒸着層
及び保護層を形成されたフイルムベースからなる放電破
壊記録媒体に対して、記録内容に応じた信号に基づいて
針電極を放電させることにより、上記金属層を破壊して
発色層を露呈させ、記録情報を表示するものである。
走査型の放電記録用針電極は、一文字を構成するドット
数(例えば7本)だけ副走査方向に列設されていて、所
定の記録位置に定置されたカードを主走査方向に走査し
ながら放電記録を行なうようになっている。この場合、
ヘッドブロックに保持された記録用針電極は、カードの
波打ちによるドット抜けや、針電極群の偏摩消耗による
ドット抜けを防止するために、カードに対して適宜の圧
力で押圧されるようになっている。針電極は、放電と摺
接によって消耗するので、この消耗分を補償する意味か
らもヘッドブロックはカードに押圧される。
(発明が解決しようとする課題) ヘッドブロックに保持された個々の針電極は、印字頻度
のばらつきによって、消耗の度合いが偏っている。その
ために、大きく偏って摩耗している針電極とカードとの
相対間隔が変動してしまい、ドット抜けが発生する、と
いう問題がある。これを解消するには、ヘッドブロック
をカードに対して比較的大きな力で押圧し、針電極の放
電用先端部を積極的に摩耗させることにより、偏摩耗し
ないようにすることが考えられるが、余り大きな圧力を
加えると、針電極が折れ曲がったり、カード表面が傷付
くという問題と、記録用ヘッドのライフが短くなるとい
う問題が発生する。
また、記録用ヘッドを主走査方向の全長にわたって移動
させる走査方式は、ヘッド駆動機構が大嵩化すると共に
印字の高速化ができないという問題がある。これを解消
する方式として、主走査方向の長さ方向全長にわたって
放電記録用ヘッドを配設する所謂ラインタイプがある。
しかし、この方式においても、針電極群の偏摩耗に起因
するドット抜けの現象は回避できない。
そこで、本発明は、針電極に偏摩耗消耗が発生してもこ
れを補償でき、また、装置を小嵩にまとめることができ
る放電記録用ヘッド装置の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の放電記録用ヘッド装置は、記録媒体の主走査方
向と平行に延設されていて、針電極収納部を隔置して形
成されたヘッドブロックと、上記ヘッドブロックの各針
電極収納部に摺動自在にそれぞれ収納されていて、記録
媒体に当接する針電極先端部を記録媒体に対し直角方向
にヘッドブロック外部へ突出させた複数の針電極本体
と、その基端部を上記ヘッドブロックに固定され、その
自由端部に上記針電極本体を一体に形成されていて、一
平面上にジグザグばね状で形成された中間部を圧縮して
蓄勢された上記針電極収納部に収納された突出付勢ばね
とからなっている。
また、本発明の放電記録用ヘッド装置は、上気した装置
において、ヘッドブロックを相隣る針電極間の長さで主
走査方向に移動させるヘッド送り手段を設けたことを特
徴とする。
(作用) 放電記録用ヘッドは、ヘッド送り手段によって、相隣る
針電極の配設長さだけ移動し、記録信号に応じた針電極
が放電させられて記録動作を実行する。
記録動作時における針電極は、個々の針電極と一体に形
成された突出付勢用ばねの弾力により記録媒体に対し直
角方向にヘッドブロック外部へ突出させられて、この弾
力によって各針電極は個々に独立して記録媒体に当接さ
せられる。
(実施例) 以下、図示の実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
はじめに、第6図および第7図において、放電破壊方式
のプリンタの一例を説明する。支持板1の両側板1a,
1bには、カード送り込みローラ対2,カード送りロー
ラ対3,カード送り出しローラ対4がそれぞれ回転自在
に支持されている。各ローラ対の駆動ローラ2a,3
a,4aには、駆動用ベルト5を巻き掛けられたプーリ
2b,3b,4bがそれぞれ設けられている。この駆動
用ベルト5は、図示されない磁気処理装置のカード搬送
系のDCサーボモータによって緩急の速度で回転駆動さ
れる。上記各ローラ対2,3,4は、放電破壊記録媒体
としてのカードCの搬送通路を構成していて、該カード
を矢印aで示す副走査方向に搬送する。搬送通路におい
て、カード送りロール対3の下流位置には、少なくとも
その上面が絶縁性を有するプラテン6が、側板1a,1
bに固定して配設されている。カード送りローラ3は、
駆動ローラ3aと、これに接離自在のピンチローラ3c
とからなっている。
ピンチローラ3cは、側板1a,1bに支架された枢軸
7で回動自在のブラケット8に回転自在に支持されてい
る。ブラケット8には、側板1bとの間に掛けられたヘ
ッド挙上用ばね9の弾力によって、ピンチローラ3cを
駆動ローラ3aから離間させる向きの回動習性が与えら
れている。記録動作を行なっているときには、ピン10で
連結されているソレノイド11が作動して第6図に示すよ
うに、ピンチローラ3cを駆動ローラ3aに当接させる
ようになっている。
ブラケット8には、円筒カム12の軸12aが回転自在に支
持されている。円筒カム12には、その周面に螺旋溝から
なるカム溝12bが形成されている。ブラケット8には、
エンコーダ13aを備えたDCモータからなるヘッド駆
動モータ13が固設されている。モータの出力軸とカム軸
12aとは、歯車14a,14b,14c からなる減速歯車列14で
連結されている。ブラケット8には、放電記録用ヘッド
15を移動自在に支持する一対のヘッド案内軸24,24が支
架されている。放電記録用ヘッド15は、ヘッドブロック
の挿嵌部15a,15aをヘッド案内軸24,24に摺動自在に挿
嵌させ、一方の面に固着されカムフォロワ15bをカム溝
12bに係合させることにより、矢印bで示す主走査方向
に移動自在である。詳細は後述するが、放電記録用ヘッ
ド15には、プラテン6に対して直交方向に針電極先端部
16aを突出させた針電極16が収納されている。図示の例
の場合、10本の針電極16が設けられている。各針電極16
は、フレキシブルプリント基板17を介して側板1a,1
bに固定されプリント基板18に接続されている。プリン
ト基板18は、図示されない制御回路に接続されている。
第7図にのみ示すように、円筒カム12の近傍には、該カ
ムの位置を検出することにより、放電記録用ヘッド15の
ホームポジシヨンを検出する位置検出センサ18が配設さ
れている。また、副走査方向aにおいて、送り込みロー
ラ対2の上流位置には、カードCを検出するカード検出
センサ19(第6図参照)が配設されている。
以上のように構成されたプリンタの作用を簡単に説明す
る。図示されない磁気処理装置において、その磁気記録
層に対する磁気記録を施されたカードCが、比較的高速
度で副走査方向aに送られて来て、これをカード検出セ
ンサ19が検出すると、この検出タイミングから所定時間
経過後にローラ対2,3への送り作用が停止され、カー
ドはプラテン6上で停止される。カードが停止される
と、このときまでばね9で挙上されていたブラケット8
がソレノイド11によって降下回動されて、ピンチローラ
3cでカードCを駆動ローラ3aに押圧する。このと
き、カードCは、針電極16による記録開始ラインの手前
(例えば2ドット手前)で停止させられている。
ブラケット8の降下によって、針電極16の針電極先端部
16aがカードCの破壊層に対して直交方向に当接させら
れる。記録動作が開始されると、ローラ対2,3が中速
度でカードを副走査方向aに送り始める。一方、ヘッド
駆動モータ13が同期して回転し、円筒カム12,カムフォ
ロワ15bを介して放電記録用ヘッド15を主走査方向bに
移動させる。ヘッド15の移動長さは、第8図に示すよう
に、相隣る針電極16の針電極先端部16a相互間の長さl
に等しくなるように設定されている。従って、長さlだ
け主走査方向bに往動した放電記録用ヘッド15は、カム
溝12bによって長さlだけ復動するようになっている。
ヘッドが往復動するとき、各針電極16には、記録内容に
応じた信号に基づいて直流電流が印加され、カードとの
間で放電して放電破壊層を破壊し、記録内容例えば「残
りの金額」を表示させる。主走査方向bの所定回数の走
査が終了して印字が完了すると、ヘッド送りモータ13を
停止させると共に副走査方向aのカード送り動作を停止
しておいて、ソレノイド11をオフにしてブラケット8を
ばね9の弾力で挙上回動させてヘッドをカードから離間
させる。こののち、カード送り込みローラ対2とカード
送り出しローラ対4が高速度で駆動されて記録済みのカ
ードCを装置外へ送り出す。
なお、放電記録用ヘッド15を長さlだけ移動させる手段
として、モータ13,減速歯車列14,円筒カム12及びカム
フォロワ15bからなるヘッド送り手段を挙げたが、かか
る手段としては、ラックとピニオンを用いた送り手段
や、モータ13を正逆回転させる送り手段が用いられても
良い。
そして、放電記録用ヘッド15が主走査方向bに長さlだ
け移動するとき、カードCには、主走査方向bに一ドッ
トの幅で印字がなされる。従って、放電記録ヘッド15
は、長さlの範囲で往復移動すれば良いので、該ヘッド
の送り手段がコンパクトで済むことになる。
次ぎに、放電記録用ヘッド15の構成と、その製造工程を
詳細に説明する。
第1図ないし第3図において、放電記録用ヘッド15は、
ヘッドブロック本体15Aと、カバー15Bと、針電極16
と、フレキシブルプリント基板17とからなっている。針
電極16は、その針電極先端部16aをヘッドブロック本体
15Aの外部へ突出させられる針電極本体16bと、この針
電極先端部16aをその自由端部16cに形成されたジグザ
グばね状の中間部16bと基端部16eとからなる突出付勢
用ばね(以下、単に「付勢用ばね」と称す)16fとから
なっている。ヘッドブロック本体15Aには、一つの針電
極16をそれぞれ収納する10個の針電極収納部20と、ヘッ
ド案内軸24に挿嵌される挿嵌部15aが形成されている。
針電極収納部20は、主走査方向bに沿って隔置して設け
られている。針電極収納部20は、ばね性を与えられた針
電極16の振動を阻害しないように該電極を収納する浅い
形状の凹部と、この凹部を覆うカバー15Bとで形成され
ている。ヘッドブロック本体15Aの下端面15cには、針
電極本体16bを摺動自在に案内する針案内溝15dが開口
させられている。収納部20の周囲には、電極装着時に針
電極本体16bを案内溝15dに導く一対の案内片15eと、
付勢ばね16fの基端部16eを係合させて位置決めする位
置決め部15fが形成されている。案内片15eの一つの面
は、後述する付勢用ばねの自由端部16cを衝合させて針
電極先端部16aの突出を規制する突出規制縁部15iと同
一面となるように形成されている。カバー15Bには、付
勢用ばね16fの基端部16eから折曲(第2図および第3
図参照)された接続部16hを引き出す溝部15hが形成さ
れている。フレキシブルプリント基板17には、各針電極
に対応した接続パターン17aが形成されていて、このパ
ターンのランド部には、接続部16hを挿通する孔17bが
形成されている。
針電極16の形成方法を第4図および第5図において説明
する。針電極16は、ドツトサイズに応じた厚さを有する
一枚の板材16Aから形成される。この板材16Aの材質と
しては、導電性を有し且つ適宜のばね性を有することが
肝心であって、これらの性質を備えた材料として例えば
ニッケル系合金が選ばれる。そして、第4図に一点鎖線
で示すパターンに沿ってこの板材16Aを切り抜くことに
よって第5図に示す針電極素材16Bを形成する。板材16
Aは、プレス加工,エッチング加工,レーザー加工,ワ
イヤカット放電加工等の適宜の加工方法によって加工さ
れる。この場合、付勢用ばね16fの自由長すなわち基端
部16eから自由端部16cに至る長さL1は、針電極収納部
20の内法寸法L2よりも大きく形成されている。針電極素
材16Bは、針電極としての全ての構造を備えた10個の針
電極16がランナー16Baで互いに連結されている。すな
わち、個々の針電極16は、基端部16eを有するジグザク
ばね状の突出付勢用ばね16fと、これの自由端部16cに
連続して形成された針電極本体16bとからなっている。
ランナー16Baで各針電極16を連結しておくのは、次に
説明する組立て工程の利便性を考慮してのことである。
第3図においてヘッド装置の組立て工程の手順を説明す
る。第5図に示すように、ランナー15Baで連結された
針電極素材15Bのランナー(接続部16h)を折り曲げ線
16iの部分で第3図(a)に示すように直角に折り曲げ
る。なお、第1図においては、図示の都合上折り曲げる
前の状態の針電極素材を示してある。
まず、第3図(a)に示すように、定置したヘッドブロ
ック15Aに対して、針電極本体16bを案内片15e,15e
に係合させて該本体を針案内溝15dに進入させる。第3
図(a)に示すように自由端部16cを案内片15eに係合し
た状態において、針電極素材16Bを矢印c方向に押圧し
てその中間部16dを圧縮したのち、これを同図(b)に示
すように、接続部16hを位置決め部15fに係合させて針
電極収納部20に押し込む。このとき、付勢用ばね16f
は、第2図に示すように、基端部支持縁15kと突出規制
縁15iとの間で、その中間部16dを押し縮められてい
て、針状電極本体16bを突出させる向きに蓄勢されてい
る。次ぎに、第3図(c)に示すように、カバー15Bをヘ
ッドブロック15Aに重合させて固定したのち、接続部16
hをカバーから突出させた状態でランナー16Baを切断
する。カバー15Bを重合させたことをよって針電極収納
部20が完全に構成され、この収納部の中で付勢ばね16f
は自由に伸縮することができる。カバー15Bがヘッドブ
ロック15Aに固定されると、接続部16hが溝部15hに係
合することにより付勢ばね16fの基端部16eがヘッドブ
ロックに固定されたことになる。ランナー16Baで連結
しない針電極16を個々にヘッドブロック本体15Aに装着
しても良いのであるが、ランナーで連結した素材16Bを
用いて電極の装着を実施すると、作業性が大きく向上す
る。最後に、第3図(d)に示すように、カバー15Bにフ
レキシブルプリント基板17を重合させて孔17b(第1図
参照)に接続部16bの突出端を係合させ、これを半田付
け17cとする。
第3図(d)に示すように構成された放電記録用ヘッド15
を第6図に示すプリンタに装着して記録動作を行なわせ
ると、カードCの大きなうねりは、ヘッドブロック本体
15Aの下端面15cで修正される。うねりが修正されない
場合には、針電極先端部16aとカード表面との当接が不
安定になると考えられるが、個々の針電極本体16bがそ
れぞれ独立して突出する習性を与えられているので、各
針電極は確実にカード表面の破壊層に当接する。カード
Cに当接した針電極本体16bは、付勢用ばね16fの中間
部16dが押し縮められることによりヘッドブロック本体
15内部へ押し込まれる。かかる現象は、個々の針電極本
体毎に独立して発生するものである。従って、記録動作
時におけるカードCの部分的なうねりや、針電極群の偏
摩消耗によって生じがちなカードと針状先端部16aの当
接不良に起因するドット抜けは、これを未然に防止する
ことができる。
(発明の効果) 以上のように、本発明によれば、針電極本体を一平面上
にジグザグ状の突出付勢ばねと一体に形成して、各針電
極本体にそれぞれ独立した突出習性を持たせたので、針
電極の中間部に十分なバネ性を与えられ、放電記録用ヘ
ッドを立体的スペースを必要とせず、かつ簡単な構造で
構成できる。
更に、ヘッドブロックを相隣る針電極本体の設置間隔の
長さで移動させるもので、ヘッド送り手段が小嵩となり
高速印字が可能であって、プリンタ全体をコンパクトに
構成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す放電記録用ヘッド装置
の分解斜視図、第2図はヘッドブロックに収納された針
電極本体と蓄勢された突出付勢用ばねを示す正面図、第
3図はヘッド装置の組立工程を示す側断面図、第4図は
針電極と突出付勢用ばねの加工線を示す板材の平面図、
第5図は板材から切り離された針電極素材を示す平面
図、第6図は本発明の放電記録用ヘッド装置を装着した
プリンタの一例を示す側面図、第7図は同上の部分断面
平面図、第8図はヘッドブロックの移動長さを示すヘッ
ドとカードの拡大正面図である。 a……副走査方向、b……主走査方向、C……記録媒
体、12,13,14……ヘッド送り手段、15A,15B……ヘッ
ドブロック、16a……針電極先端部、16b……針電極本
体、16d……中間部、16e……基端部、16f……突出付
勢用ばね、16A……板材、20……針電極収納部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】副走査方向に搬送される記録媒体に当接し
    て放電することにより記録媒体に記録処理を施す放電記
    録用ヘッド装置において、 記録媒体の主走査方向と平行に延設されていて、針電極
    収納部を隔置して形成されたヘッドブロックと、 上記ヘッドブロックの各針電極収納部に摺動自在にそれ
    ぞれ収納されていて、記録媒体に当接する針電極先端部
    を上記媒体に対し直角方向にヘッドブロック外部へ突出
    させた複数の針電極本体と、その基端部を上記ヘッドブ
    ロックに固定され、その自由端部に上記針電極本体を一
    体に形成されていて、一平面上にジグザグばね状で形成
    された中間部を圧縮して蓄勢されて上記針電極収納部に
    収納された突出付勢ばねとからなっていて、 上記各針電極本体が、上記各突出付勢用ばねの弾力によ
    って上記ヘッドブロック本体から突出する習性を与えら
    れていることを特徴とする放電記録用ヘッド装置。
  2. 【請求項2】互いに一体の上記針電極本体と突出付勢用
    ばねが、一枚の導電性板材を加工して形成されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の放電記録用
    ヘッド装置。
  3. 【請求項3】副走査方向に搬送される記録媒体に当接し
    て放電することにより記録媒体に記録処理を施す放電記
    録用ヘッド装置において、 記録媒体の主走査方向と平行に延設されていて、針電極
    収納部を隔置して形成されたヘッドブロックと、 上記ヘッドブロックの各針電極収納部に摺動自在にそれ
    ぞれ収納されていて、記録媒体に当接する針電極先端部
    を上記媒体に対し直角方向にヘッドブロック外部へ突出
    させて複数の針電極本体と、その基端部を上記ヘッドブ
    ロックに固定され、その自由端部に上記針電極本体を一
    体に形成されていて、一平面上にジグザグばね状で形成
    された中間部を圧縮して蓄勢されて上記針電極収納部に
    収納された突出付勢用ばねと、 相隣る針電極本体間の長さで上記ヘッドブロックを主走
    査方向に移動させるヘッド送り手段とを具備したことを
    特徴とする放電記録用ヘッド装置。
JP1126866A 1989-05-19 1989-05-19 放電記録用ヘッド装置 Expired - Lifetime JPH0635188B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE2437196A1 (de) * 1974-08-02 1976-02-12 Philips Patentverwaltung Vorrichtung fuer graphische aufzeichnungen

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