JPH0635171Y2 - 熱分析装置 - Google Patents
熱分析装置Info
- Publication number
- JPH0635171Y2 JPH0635171Y2 JP7911088U JP7911088U JPH0635171Y2 JP H0635171 Y2 JPH0635171 Y2 JP H0635171Y2 JP 7911088 U JP7911088 U JP 7911088U JP 7911088 U JP7911088 U JP 7911088U JP H0635171 Y2 JPH0635171 Y2 JP H0635171Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric furnace
- protective tube
- support base
- protection tube
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は熱分析装置に関するものである。
本考案は保護管の脱着を簡便化するとともに密封性を維
持するために保護管と保護管案内部材を一体として、前
記保護管と電気炉は移動支持部材にてスムースに移動で
きるようにし、かつ、前記保護管と電気炉は連動して設
置し、前記保護管案内部材にOリングを装着しておき本
体支持ベースと前記保護管案内部材との間に伸縮自在で
バネ性もありしかも密封性のある部材を設置しておくこ
とにより、前記保護管と電気炉の設置時に密封性も維持
され設置位置精度もラフにすることができ、操作性、つ
まり保護管を所定位置に短時間に設置できる熱分析装置
である。
持するために保護管と保護管案内部材を一体として、前
記保護管と電気炉は移動支持部材にてスムースに移動で
きるようにし、かつ、前記保護管と電気炉は連動して設
置し、前記保護管案内部材にOリングを装着しておき本
体支持ベースと前記保護管案内部材との間に伸縮自在で
バネ性もありしかも密封性のある部材を設置しておくこ
とにより、前記保護管と電気炉の設置時に密封性も維持
され設置位置精度もラフにすることができ、操作性、つ
まり保護管を所定位置に短時間に設置できる熱分析装置
である。
〔従来の技術〕 従来用いられたこの種の熱分析装置は、第2図に示され
るような構成であった。
るような構成であった。
第2図の従来例は熱機械的分析装置に関して示した。
試料20は試料保持部材21の底部に載置され、この試料保
持部材21は上部支持ベース36に固定されている。
持部材21は上部支持ベース36に固定されている。
前記試料20の上端にプローブ22が案内されこのプローブ
22の上部に差動トランスコア24が接続されプローブ保持
材26にて保持されている。
22の上部に差動トランスコア24が接続されプローブ保持
材26にて保持されている。
前記試料20の膨張または収縮を前記プローブ22の動きを
介して前記差動トランスコア24と差動トランス23との位
置関係を検出する。
介して前記差動トランスコア24と差動トランス23との位
置関係を検出する。
前記差動トランスコア23は差動トランス支持材25を介し
て前記上部支持ベースに固定されている。
て前記上部支持ベースに固定されている。
前記試料保持部材の外側に保護管27が設置され、前記保
護管27は上部の保護管案内部材28に支持され前記保護管
案内部材28にOリング30が装着されており、前記上部支
持ベース36に固定された保護管支持部材31にリングナッ
ト29により固定されるとともに密封性も維持させる。
護管27は上部の保護管案内部材28に支持され前記保護管
案内部材28にOリング30が装着されており、前記上部支
持ベース36に固定された保護管支持部材31にリングナッ
ト29により固定されるとともに密封性も維持させる。
前記上部支持ベース36に密封用カバー37をのせて固定す
る。
る。
前記保護管27の外側の電気炉32を設置させ、前記電気炉
32は温度制御部38によりコントロールされる。前記電気
炉32は移動支持部材33に固定され、前記上部支持ベース
36と下部支持ベース35との間に案内棒34a、34bが支持さ
れており前記移動支持部33に固定された前記電気炉32は
矢印C方向に移動する構成である。
32は温度制御部38によりコントロールされる。前記電気
炉32は移動支持部材33に固定され、前記上部支持ベース
36と下部支持ベース35との間に案内棒34a、34bが支持さ
れており前記移動支持部33に固定された前記電気炉32は
矢印C方向に移動する構成である。
上記従来技術においては、試料20を設置する時は、保護
管27をささえながらリングナット29を回転させネジ部か
らはずし移動支持部材33に載置し前記移動支持部材33に
固定された電気炉32を下側に下げてから前記試料20を設
置する。前記リングナット29をはずすわずらわしさと前
記保護管27と前記電気炉32とが連動しないため自動化
(電動化)にするのが困難であった。
管27をささえながらリングナット29を回転させネジ部か
らはずし移動支持部材33に載置し前記移動支持部材33に
固定された電気炉32を下側に下げてから前記試料20を設
置する。前記リングナット29をはずすわずらわしさと前
記保護管27と前記電気炉32とが連動しないため自動化
(電動化)にするのが困難であった。
本考案は、このような従来装置の欠点を解決し、操作性
と測定効率のよい、しかも、電気炉と保護管の移動を電
動化できる熱分解装置を提供することを目的とする。
と測定効率のよい、しかも、電気炉と保護管の移動を電
動化できる熱分解装置を提供することを目的とする。
本考案は上記の目的を達成するために、本考案の熱分析
装置では、試料挿入口に保護管案内部材が一体に設けら
れた保護管と、前記保護管とこれを包囲する電気炉とは
移動支持部材にて連動して移動可能に設置された熱分解
装置であって、該装置の本体支持ベースの前記保護案内
部材に対向する面には伸縮自在で密封性のある部材を設
置し、測定時には、これに前記移動支持部材の移動によ
り前記保護管案内部材を圧接させ密封性を維持さしめる
ことを特徴とするものである。
装置では、試料挿入口に保護管案内部材が一体に設けら
れた保護管と、前記保護管とこれを包囲する電気炉とは
移動支持部材にて連動して移動可能に設置された熱分解
装置であって、該装置の本体支持ベースの前記保護案内
部材に対向する面には伸縮自在で密封性のある部材を設
置し、測定時には、これに前記移動支持部材の移動によ
り前記保護管案内部材を圧接させ密封性を維持さしめる
ことを特徴とするものである。
上記構成の作用は、電気炉と保護管が連動し、移動支持
部材の移動だけで保護管内の密封性が維持できる。
部材の移動だけで保護管内の密封性が維持できる。
伸縮自在な保護管支持部材によりOリングを装着した保
護管案内部材との設置位置精度をラフにすることがで
き、電気炉と保護管の移動を電動化することも容易にす
ることができ操作性、つまり保護管を所定位置に短時間
に設置できる。
護管案内部材との設置位置精度をラフにすることがで
き、電気炉と保護管の移動を電動化することも容易にす
ることができ操作性、つまり保護管を所定位置に短時間
に設置できる。
以下本考案を実施例に示した図面に基づき詳細に説明す
る。第1図は熱機械的分析装置についての実施例を示
す。
る。第1図は熱機械的分析装置についての実施例を示
す。
試料1は、試料保持部材2の底部に載置され、この試料
保持部材2は上部支持ベース17に固定されている。
保持部材2は上部支持ベース17に固定されている。
前記試料1の上端にプローブ3が案内されこのプローブ
3の上部に差動トランスコア5が接続されプローブ保持
材7にて保持されている。
3の上部に差動トランスコア5が接続されプローブ保持
材7にて保持されている。
前記試料1の膨張または収縮を前記プローブ3の動きを
介して前記差動トランスコア5と差動トランス4との位
置関係を検出する。
介して前記差動トランスコア5と差動トランス4との位
置関係を検出する。
前記差動トランス4は差動トランス支持材6を介して前
記上部支持ベース17に固定されている。
記上部支持ベース17に固定されている。
前記試料保持部材2の外側に後で述べる電気炉9内部の
雰囲気と試料1および試料保持部材2側の雰囲気を遮断
するための保護管8が設置され前記保護管8の外側に電
気炉9が移動支持部材14に固定されている。
雰囲気と試料1および試料保持部材2側の雰囲気を遮断
するための保護管8が設置され前記保護管8の外側に電
気炉9が移動支持部材14に固定されている。
前記電気炉9は温度制御部19によりコントロールされ
る。
る。
前記上部支持ベース17と下部支持ベース16との間に案内
棒15a、15bが支持されており、前記移動支持部材14に固
定された前記電気炉9と前記保護管8の突起により前記
移動支持部材14と連動して矢印A方向に移動できる。
棒15a、15bが支持されており、前記移動支持部材14に固
定された前記電気炉9と前記保護管8の突起により前記
移動支持部材14と連動して矢印A方向に移動できる。
移動方法は手動でも電動でも可能となる。
前記保護管8の上部に保護管案内部材10が固定されて、
この保護管案内部材10にOリング13が装着されている。
この保護管案内部材10にOリング13が装着されている。
前記上部支持ベース17の下側にベローズ12を介してベロ
ーズ案内部材11が固定されている。
ーズ案内部材11が固定されている。
前記上部支持ベース17に密封用カバーをのせて固定す
る。
る。
測定時、前記移動支持部材14を移動させ、前記ベローズ
案内部材11に前記Oリング13を介して前記保護管案内部
材10を押し当てて、密封性を維持させる時、前記ベロー
ズ12が矢印B方向に動くことができるため、前記移動支
持部材14の送り位置精度をラフに設定することができ
る。
案内部材11に前記Oリング13を介して前記保護管案内部
材10を押し当てて、密封性を維持させる時、前記ベロー
ズ12が矢印B方向に動くことができるため、前記移動支
持部材14の送り位置精度をラフに設定することができ
る。
前記移動支持部材14の移動だけで前記電気炉9と前記保
護管8が連動すると同時に密封性も維持できる。
護管8が連動すると同時に密封性も維持できる。
移動方法も電動化が容易に行なうこともできて、操作
性、つまり保護管を所定位置に短時間に設置できる。
性、つまり保護管を所定位置に短時間に設置できる。
電気炉と保護管が連動し移動支持部材の移動だけで保護
管内の密封性も維持できる。また、伸縮自在な保護管支
持部材に保護管案内部材を圧接するので、両者の設置位
置精度をラフにすることができ、電気炉と保護管の移動
を電動化することが容易にすることができ操作性、つま
り保護管を所定位置に短時間に設置できる。
管内の密封性も維持できる。また、伸縮自在な保護管支
持部材に保護管案内部材を圧接するので、両者の設置位
置精度をラフにすることができ、電気炉と保護管の移動
を電動化することが容易にすることができ操作性、つま
り保護管を所定位置に短時間に設置できる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。 第2図は従来例の断面図である。 1、20……試料 2、21……試料保持部材 3、22……プローブ 8、27……保護管 9、32……電気炉 10、28……保護管案内部材 12……伸縮性部材(ベローズ) 14、33……移動支持部材 15a、15b、34a、34b……案内棒 16、35……下部支持ベース 17、36……上部支持ベース
Claims (1)
- 【請求項1】一端が閉じられた筒状の形状を有し、前記
一端部の内部に試料を配置する試料保持部材と、 前記試料保持部材をその他端部にて固定する上部支持ベ
ースと、 一端が閉じられた筒状の形状で前記試料保持部材を収納
するように外側に配置された保護管と、 前記保護管を包囲する位置に配置された電気炉と、 前記保護管を穴の内径により支持し、前記電気炉を低部
にて支持し、且つ前記保護管と前記電気炉を前記上部支
持ベース方向に移動させる移動支持部材と、 前記上部支持ベースと前記保護管の他端部との間に、前
記保護管の内部を気密に保つための伸縮自在ベローズを
設けたことを特徴とする熱分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7911088U JPH0635171Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 熱分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7911088U JPH0635171Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 熱分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02659U JPH02659U (ja) | 1990-01-05 |
JPH0635171Y2 true JPH0635171Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=31303997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7911088U Expired - Lifetime JPH0635171Y2 (ja) | 1988-06-15 | 1988-06-15 | 熱分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635171Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198959A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Sii Nanotechnology Inc | 示差走査熱量計 |
-
1988
- 1988-06-15 JP JP7911088U patent/JPH0635171Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007198959A (ja) * | 2006-01-27 | 2007-08-09 | Sii Nanotechnology Inc | 示差走査熱量計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02659U (ja) | 1990-01-05 |
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