JPH06350490A - リモートミキシング装置 - Google Patents

リモートミキシング装置

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JPH06350490A
JPH06350490A JP13473293A JP13473293A JPH06350490A JP H06350490 A JPH06350490 A JP H06350490A JP 13473293 A JP13473293 A JP 13473293A JP 13473293 A JP13473293 A JP 13473293A JP H06350490 A JPH06350490 A JP H06350490A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
converter
transmission path
audio
serial
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP13473293A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Okawa
智 大河
Sukeaki Asanuma
祐昭 浅沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Hoso Kyokai NHK, Japan Broadcasting Corp filed Critical Nippon Hoso Kyokai NHK
Priority to JP13473293A priority Critical patent/JPH06350490A/ja
Publication of JPH06350490A publication Critical patent/JPH06350490A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 音声信号9S,音声レベル制御信号3S,ア
ンプ駆動電源電圧を多重した1本のケーブル5で、ミキ
サー9をリモートコントロールする。 【効果】 敷設ケーブルはケーブル1本で済み、レベル
管理を1ケ所で一元的に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御側に置かれたリモ
ートフェーダ等を操作して、被制御側に置かれたミキシ
ングアンプ等をリモート制御すると同時に、被制御側へ
の電源の供給も同時に行うリモートミキシング装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリモートミキシング装置
では、リモートフェーダが置かれている制御側と、マイ
クロフォンおよびミキシングアンプが置かれている被制
御側とを結ぶために、音声信号と音声レベル制御信号と
電源をそれぞれ供給するための伝送線を個別に敷設する
ことが必要であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、制御側
から離れた所にあるリソース(マイク)のミキシングを
行う時には、中継車などのミキシングルームに、そのリ
ソースに相当する本数のケーブルを引き込まなければな
らないという煩雑さがあった。
【0004】また、リモートミキシング装置自体におい
ても、音声信号および音声レベル制御信号の信号線のほ
か、電源供給のため、合計3本のケーブルが必要であっ
た。
【0005】よって本発明の目的は、多量の敷設ケーブ
ルを必要とした従来のミキシング技術に鑑み、1本のケ
ーブルで音声レベル管理のみならず電源供給をも可能と
したリモートミキシング装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、複数のマイクロフォンから得られた音声
信号を1本の伝送路を介してミキシング制御するリモー
トミキシング装置であって、制御側で指定された複数チ
ャンネルの音声レベル制御情報をシリアルデジタルデー
タに変換すると共に、該データを特定周波数帯域内に含
まれる信号に変換して前記伝送路に送出する第1の手段
と、前記伝送路を介して被制御側で受信された信号の中
から、前記特定周波数帯域内の信号に含まれる音声レベ
ル制御情報を抽出する第2の手段と、前記第2の手段に
より抽出された音声レベル情報に基づいてミキシングさ
れた音声信号を入力し、前記特定周波数帯域内の信号成
分を除去して被制御側の前記伝送路に送出する第3の手
段と、前記伝送路を介して制御側で受信された信号の中
から、前記特定周波数帯域内の信号成分を除去して音声
信号を抽出する第4の手段と、前記伝送路の制御側から
被制御側へ電源供給を行う第5の手段とを備え、音声レ
ベル制御情報および音声信号の授受に併せて電源の供給
を1本の伝送路を介して行うものである。
【0007】
【作用】本発明の上記構成によれば、遠隔地にあるミキ
シングアンプをリモートコントロールする際に、音声信
号,音声レベル制御信号およびアンプ駆動用電源電圧を
1本の伝送路上に多重することにより、離れた場所にあ
る多数の音声リソースのミキシングを1本ケーブルを介
して行うことができるようになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例によるリモート
ミキシング装置を示すブロック図である。
【0010】図1において、制御側と被制御側は伝送路
を介して接続されている。ここで、制御側にはリモート
フェーダ1,A/D変換器2,パラレル/シリアル変換
器3,変換・多重部4が含まれる。伝送路は1本のケー
ブルから成っている。被制御側には、変換・多重部6,
シリアル/パラレル変換器7,D/A変換器8,ミキサ
ーのVCA(ボリュウム・コントロール・アンプ)9,
複数のマイクロフォンMICが含まれる。
【0011】上述した伝送路(1本のケーブル)5およ
びその両端に接続されている変換・多重部4,6は、図
2に示す構成となっている。
【0012】次に、図1および図2を参照して、本実施
例における各部の動作を説明する。
【0013】制御側において、まず各チャンネルのリモ
ートフェーダ1の位置に応じた直流電圧(音声レベル制
御情報)を得、これをA/D変換器2に送出する。A/
D変換器2では、各チャンネルのアナログ電圧をデジタ
ルデータに変換する。
【0014】A/D変換器2から得られた各チャンネル
のデジタルデータをパラレル/シリアル変換器3に入力
し、シリアルデータ(音声レベル制御情報)に変換す
る。次に、このようにして得られたシリアルデータを変
換部40(図2参照)に入力し、ここでシリアルデータ
(音声レベル制御情報)の各ビットが「H」レベルであ
れば15kHzの信号「有り」として、また「L」レベ
ルであれば15kHzの信号「無し」として上記シリア
ルデータを単一周波数信号の断続波40Sに変換する。
このようにして得られた15kHzの断続波を、制御信
号40Sと呼ぶ。
【0015】さらに、変換部40から出力された制御信
号40Sを、15kHzを中心とする帯域ろ波フィルタ
(BPF)42および直流阻止用コンデンサCを介して
伝送路(ケーブル)5に送出する。
【0016】被制御側では、帯域ろ波フィルタ(BP
F:BPF 42と同じ特性)60を介して15kHz
の断続信号(制御信号)60Sを抽出し、これを次段の
変換部62に入力することにより、H,Lレベルのシリ
アルデータ(制御データ)62Sに変換する。
【0017】上述したシリアルデータ(制御データ)6
2Sはシリアル/パラレル変換器7に入力され、各チャ
ンネル毎のデジタルデータに変換され、さらに、このデ
ジタルデータはD/A変換器8によりアナログ電圧に変
換される。そして、ミキサーのVCA9に対しアナログ
電圧で音声レベルの制御を行う。
【0018】最後に、VCA9により各マイクMICの
音量を制御し、ミキシング音声信号9Sとして取り出
す。
【0019】このようにして得られたミキシング音声信
号9Sは、15kHzを中心とした周波数成分を除去す
る帯域消去フィルタ(BEF)64および直流阻止用コ
ンデンサCを介して伝送路(ケーブル)5へ送出され
る。なお、伝送されてきた制御信号の変換部62は、帯
域ろ波フィルタ(BPF)60が前段に設置されている
ので何ら影響を受けない。
【0020】すなわち、ミキシング音声信号9Sと制御
信号40Sの多重時において、ミキシング音声信号9S
はベースバンドのまま帯域消去フィルタ(BEF)64
を通して音声帯域の一部を図3に示すように減衰させ
る。
【0021】伝送路5を通過したミキシング音声信号9
Sについては、制御側で帯域消去フィルタ(BEF)4
4を通すことにより、15kHzの制御信号40Sが除
かれた音声信号のみを取り出すことができる。
【0022】また、被制御側に電源を供給するため、直
流電源を伝送路5に直接接続する。制御信号40Sおよ
びミキシング音声信号9Sについては、制御側と被制御
側の出入口にコンデンサCを挿入することにより、直流
電源をカットし、伝送信号に影響を与えないようにして
いる。
【0023】上述した本実施例により、以下に列挙する
特有の利点が得られる。
【0024】1)制御線と本線が1本のマイクケーブル
で済むため、ケーブルセッティングの作業が軽減され
る。
【0025】2)制御装置,被制御装置が1対1だけで
なく1対複数にできるので、規模の拡大が容易である。
【0026】3)データ伝送がシリアルなので、伝送速
度を上げたりフェーダの分解能力を抑えることにより、
制御チャンネルをかなりの数まで増やすことができる。
【0027】4)フェーダのリモート制御だけでなくイ
コライジングやヘッドアンプのゲイン調整など、より本
格的な装置への発展性がある。
【0028】5)出先に人が付かなくてもメインミキサ
ーにて一括管理できるので、レベルのバランスがとりや
すい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、1
本のケーブルを引くだけで従来同様のミキシング制御が
可能となるので、ケーブル敷設作業が大幅に軽減され
る。また、広範囲にあるリソースの音声レベルを、1ケ
所で一元的に管理できる。
【0030】すなわち、本発明によれば、 従来、中継ではリソース(マイク)の数だけミキシ
ングルーム(中継車など)にケーブルを引き込まなけれ
ばならなかった。
【0031】 ミキシングアンプをリモートコントロ
ールするためには、音声信号線,コントロール線,電源
線の3本が必要であった。
【0032】など、従来の不便さを、一挙に解消するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシステム図である。
【図2】図1の主要部を詳述したブロック図である。
【図3】音声信号と制御信号との関係を示すスペクトル
図である。
【符号の説明】
1 リモートフェーダ 2 D/A変換器 3 パラレル/シリアル変換器 4 変換・多重部 5 伝送路(ケーブル) 6 変換・多重部 7 シリアル/パラレル変換器 8 D/A変換器 9 VCA(ミキサー)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマイクロフォンから得られた音声
    信号を1本の伝送路を介してミキシング制御するリモー
    トミキシング装置であって、 制御側で指定された複数チャンネルの音声レベル制御情
    報をシリアルデジタルデータに変換すると共に、該デー
    タを特定周波数帯域内に含まれる信号に変換して前記伝
    送路に送出する第1の手段と、 前記伝送路を介して被制御側で受信された信号の中か
    ら、前記特定周波数帯域内の信号に含まれる音声レベル
    制御情報を抽出する第2の手段と、 前記第2の手段により抽出された音声レベル情報に基づ
    いてミキシングされた音声信号を入力し、前記特定周波
    数帯域内の信号成分を除去して被制御側の前記伝送路に
    送出する第3の手段と、 前記伝送路を介して制御側で受信された信号の中から、
    前記特定周波数帯域内の信号成分を除去して音声信号を
    抽出する第4の手段と、 前記伝送路の制御側から被制御側へ電源供給を行う第5
    の手段とを備え、音声レベル制御情報および音声信号の
    授受に併せて電源の供給を1本の伝送路を介して行うこ
    とを特徴とするリモートミキシング装置。
JP13473293A 1993-06-04 1993-06-04 リモートミキシング装置 Pending JPH06350490A (ja)

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JP13473293A JPH06350490A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 リモートミキシング装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008511197A (ja) * 2004-08-20 2008-04-10 フラックス リサーチ ピーティーワイ.エルティーディー. サウンドレコーディングコンソール
JP2013192244A (ja) * 2013-05-01 2013-09-26 Yamaha Corp ミキシング中継装置及びミキシングシステム
US11985489B2 (en) 2021-07-12 2024-05-14 Yamaha Corporation Sound processing method, terminal, and sound system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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