JPH06348918A - 携帯型電子装置 - Google Patents
携帯型電子装置Info
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- JPH06348918A JPH06348918A JP5135695A JP13569593A JPH06348918A JP H06348918 A JPH06348918 A JP H06348918A JP 5135695 A JP5135695 A JP 5135695A JP 13569593 A JP13569593 A JP 13569593A JP H06348918 A JPH06348918 A JP H06348918A
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Abstract
情報に変換して表示手段に表示する制御手段とを備える
ことにより、表示された情報を迅速、且つ確実に入力
し、表示された情報を保持できるようにする。 【構成】 ICカード10の表面にはICカードの読取
書込装置に接続される接触部11、キーボード部12、
文字やバイナリを表示可能な液晶表示素子で構成された
表示部13が設けられている。ICカード10をクレジ
ットカードとして使用する場合は、表示部13に表示さ
れているバイナリをバイナリ読取り装置によって読取る
ことにより、取引確認番号を迅速、且つ確実に読取り入
力することができる。ICカード10を電子通帳として
使用する場合は、口座番号をバイナリによって表示部1
3に表示している。
Description
モリの制御を行う制御手段としてのCPUが内蔵され
た、いわゆるICカードと称される携帯型電子装置に関
する。
キーや機能キーからなるキーボード部が設けられるとと
もに、各種の情報を表示することが可能な表示部を有し
たICカードが開発されている。
使用する場合、ICカードのキーボード部から取引金額
(買物金額)を入力すると、この取引金額,取引した日
付,および口座番号が暗号化された取引確認番号がIC
カードの表示部に数字によって表示されるようになって
いる。
では、販売者は、この表示された取引確認番号を目視に
よって読取り、キャッシュ・レジスタ等の端末装置のキ
ーボードからこの数字を入力していた。したがって、取
引確認番号の入力操作が煩雑であるとともに、表示され
た数字を目視によって読取り、手作業によってキー入力
するため、入力ミスが発生し易いものであった。
る場合は、ICカードの表示部に口座番号等の重要な情
報を表示することがあるが、これらの情報が表示部に数
字によって表示されているため、第三者に容易に理解さ
れてしまうという問題を有している。
視によって読取り、この情報をキー操作によって入力す
ることによる問題を解決するものであり、その目的とす
るところは、表示された情報を迅速、且つ確実に入力す
ることが可能であるとともに、表示された情報の秘密を
保持することが可能な携帯型電子装置を提供しようとす
るものである。
する表示手段と、前記情報をバイナリ情報に変換して前
記表示手段に表示する制御手段とから構成されている。
をバイナリ情報に変換し、このバイナリ情報を表示手段
に表示することにより、表示された情報を迅速、且つ確
実に入力することが可能であるとともに、表示された情
報の秘密を保持可能としている。
照して説明する。
の一例を示すものである。このICカード10の表面に
は、図示せぬICカードの読取書込装置に接続される接
触部11、キーボード部12、文字やバイナリを表示可
能な液晶表示素子で構成された表示部13が設けられて
いる。
る機能キー(F1,F2,F3,F4)12a,テンキ
ー12b,4則演算キーつまり加算(+)キー12c,
減算(−)キー12d,除算(÷)キー12e,乗算
(×)キー12f,小数点(.)12g,およびイコー
ル(=)キー12hによって構成されている。
ICカード10のみで処理を行う時、電卓モード(F
1),時刻表示モード(F2),電子通帳モード(F
3),あるいは買い物モード(F4)に対する処理を選
択するようになっている。また、買い物モードにおい
て、F4キーとテンキー12bの組み合わせに応じて、
カードの種類つまり種々のクレジットカード,キャッシ
ュカードなどに対応する処理を選択するようになってい
る。加算キー12cはNEXTキー、つまり表示部13
の表示状態を次へ進めるキーとして用いられ、減算キー
12dはBACKキー、つまり表示部13の表示状態を
前に戻すキーとして用いられる。
れ、小数点キー12gはNoキー,終了キーとして用い
られ、イコールキー12hはYESキー,電源キーとし
て用いられるようになっている。
ように構成されている。
ク信号用、端子11bはリセット信号用、端子11cは
データ入出力用、端子11dは動作用の電源電圧供給
用、端子11eは接地用、11fは開放となっている。
ントラル・プロセッシング・ユニット)21の相互間に
は、クロック制御回路22、リセット制御回路23が設
けられ、クロック制御回路22には、たとえば1MHz
の信号を出力する水晶振動子24が接続されている。ま
た、端子11cとCPU21のバスラインとの間には、
1ビットのI/Oポート(P)25が設けられている。
さらに、端子11d,11eには、電源制御回路26が
接続されている。この電源制御回路26には、内蔵電池
27が接続されている。
プログラムが記録されているプログラム・メモリ28、
ワーキング・メモリ29、たとえば4桁の暗証番号およ
び日付情報などが記録されたデータ・メモリ30、表示
インターフェイス回路31、キーボード・インターフェ
イス回路32、時計回路33が接続されている。
駆動回路34を介して表示部13が接続されている。ま
た、キーボード・インターフェイス回路32には、キー
ボード部12が接続されている。また、時計回路33に
は、クロック発振回路35が接続され、このクロック発
振回路35には、たとえば、32.768kHzの信号
を出力する水晶振動子36が接続されている。
よってカード動作を行うオフラインモードにおいて、ス
タンバイ時、つまりキー入力待機時(一定時間キー入力
が行われない場合)、CPU21へのクロックの供給を
停止して、完全なる停止状態を設定し、この停止状態に
おいて、電源キー(イコールキー)12hが操作される
と、クロック信号をCPU21に供給するようになって
いる。
いは内部からリセット信号が供給された際に、リセット
信号を発生し、CPU21に対する起動信号を出力する
ようになっている。
された場合、所定時間経過後に、内蔵電池27から外部
電源に切換え、外部電源の電圧が低下した場合や電源断
となった場合、外部電源から内蔵電池27に切換えるも
のである。
用の処理プログラム,オフライン用の処理プログラム,
製造時のテストプログラム(自己診断プログラム)など
が記憶されている。
21から供給される表示データを内部のROMで構成さ
れるキャラクタジェネレータ、あるいはバイナリジェネ
レータ(図示しない)を用いて文字パターン、あるいは
バイナリに変換し、表示駆動回路34を用いて表示部1
3で表示させるものである。
は、キーボード部12で操作されたキーに対応するキー
入力信号をCPU21に出力するものである。
回路35の出力信号をカウントすることにより、時,
分,秒の時刻情報を生成するものである。
通帳とした場合の動作について、図4を用いて説明す
る。この場合、ICカードが装着される図示せぬ取引装
置には、バイナリ読取り装置が設けられている。
を操作して、ICカード10を電子通帳モードに設定す
る。この状態において、所定の暗証符号を入力し(ステ
ップST1)、暗証符号を照合する(ステップST
2)。この結果、暗証符号が正しい場合は、データ・メ
モリ30に記憶されている口座番号が読出されて表示イ
ンターフェイス回路31に供給され、バイナリに変換さ
れる。このバイナリは表示駆動回路34を介して表示部
13に供給され、図2にBC(バイナリコード)で示す
ごとく表示される(ステップST3)。この状態におい
て、ICカード10を取引装置に挿入すると、バイナリ
BCで表示されている口座番号がバイナリ読取り装置に
よって読取られ(ステップST4)、口座番号の照合が
行われる(ステップST5)。この結果、口座番号の存
在が確認された場合取引が可能とされ、口座番号の照合
が取れなかった場合、例えばカードの異常処理が行われ
る。
として使用する場合について説明する。
行われる端末装置を示すものである。この端末装置41
は、例えばキャッシュ・レジスタであり、この端末装置
には、磁気ディスク装置42が設けられるとともに、バ
イナリ読取り装置43が設けられている。
明する。
を操作して、ICカード10を買物モードに設定する。
この状態において、キーボード部12を操作して、所定
の暗証符号を入力し(ステップST11)、暗証符号を
照合する(ステップST12)。この結果、暗証符号が
正しい場合は、キーボード部12から買い物の金額を入
力する(ステップST13)。CPU21は、金額が入
力されると、取引の日付,口座番号,金額等を暗号化し
て取引確認番号を生成し、この生成された取引確認番号
は、表示インターフェイス回路31に供給され、バイナ
リに変換される。このバイナリは、表示駆動回路34を
介して表示部13に供給され、図1にBC(バイナリコ
ード)で示すごとく表示される(ステップST14)。
この状態において、販売者はバイナリ読取り装置43に
よってICカード10の表示部13に表示されているバ
イナリコードを読取る(ステップST15)。この読取
られたバイナリは端末装置41の磁気ディスク装置42
に記憶され(ステップST16)、例えば後に集計され
る。
レジットカードとして使用する場合は、取引確認番号を
バイナリによって表示部13に表示している。したがっ
て、この表示されているバイナリをバイナリ読取り装置
によって読取ることにより、従来のように目視によって
表示されている数字を読取り、これをキーボードによっ
て入力する場合に比べて、取引確認番号を迅速、且つ確
実に読取り入力することができるものである。
用する場合は、口座番号をバイナリによって表示部13
に表示している。したがって、口座番号が表示部13に
表示されている状態においても、第三者にその表示内容
が容易に理解することができないため、秘密の保持機能
が良好なものである。
ドに適用した場合について説明したば、これに限定され
るものではなく、他の電子機器に適用することも可能で
ある。
おいて、種々の変形例を実施可能なことはもちろんであ
る。
ば、制御手段によって情報をバイナリ情報に変換し、こ
のバイナリ情報を表示手段に表示することにより、表示
された情報を迅速、且つ確実に入力することが可能であ
るとともに、表示された情報の秘密を保持可能な携帯型
電子装置を提供できる。
めの図である。
る。
た動作を説明するための図である。
Claims (3)
- 【請求項1】情報の表示手段を有する携帯型電子装置に
おいて、 前記情報のうち特定の情報については、バイナリ情報に
変換して前記表示手段に表示する制御手段を具備するこ
とを特徴とする携帯型電子装置。 - 【請求項2】前記情報は、口座番号,取引金額等を暗号
化した取引確認番号からなることを特徴とする請求項1
記載の携帯型電子装置。 - 【請求項3】前記情報は、口座番号からなることを特徴
とする請求項1記載の携帯型電子装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5135695A JPH06348918A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 携帯型電子装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5135695A JPH06348918A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 携帯型電子装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06348918A true JPH06348918A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15157751
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5135695A Pending JPH06348918A (ja) | 1993-06-07 | 1993-06-07 | 携帯型電子装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06348918A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01231194A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-14 | Toshiba Corp | Icカード |
-
1993
- 1993-06-07 JP JP5135695A patent/JPH06348918A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01231194A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-14 | Toshiba Corp | Icカード |
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